整理整頓の行き届いた、6畳の和モダンな暮らし

整理収納アドバイザー、小林由未子さんのご自宅は、木造アパートの2階。 畳や砂壁の残る、昔ながらの和室ですが、必要なものは最低限に、隅々まで整理整頓の行き届いた部屋は、驚くほど居心地のよい空間でした。 6畳の空間で楽しむ和モダンな暮らしをご紹介します。

公開日:

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

整理整頓の行き届いた、6畳の和モダンな暮らし
アバター画像

goodroom journal

ライター

デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。 インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。

和モダンな暮らしを楽しむ

整理収納アドバイザー、小林由未子さんのご自宅は、木造アパートの2階。

畳や砂壁の残る、昔ながらの和室ですが、必要なものは最低限に、隅々まで整理整頓の行き届いた部屋は、驚くほど居心地のよい空間でした。

text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai


 

 

人気の中央線で見つけた、「絶妙」な和のアパート

中央線沿線でひとり暮らしをしている小林さん。

「都内で、最低限お風呂とトイレがあって、なるべく安いところ」を探して見つけたのは、畳に砂壁の昔ながらの和室。

女性のひとり暮らしだったら、中身を見る前に敬遠してしまいそうですが、実際にお部屋にお伺いしてみると、なんとも「絶妙」な間取りに唸りました。

 

整理収納アドバイザーとして、企業向けの研修なども行っている小林由未子さん。


 

お住まいは、6畳の和室に、キッチン、シャワールームとトイレのある築40年超のアパートです。


 


 

壁一面が大きな窓になっていてとっても明るい!和室は2面採光で、キッチン、お風呂側にも窓がある贅沢な間取り。

小林さんは「この間取りに心奪われて」引越しを決意。窓が大きいところがとっても気に入っているそうです。

スッキリしているお部屋、とてもそうは思えませんが、じつは「掃除が嫌い」という小林さん。

ソファは掃除の手間が面倒であまり好きではなく、「床で暮らせる部屋がいい」と思っていたそう。そこに畳のお部屋はぴったり。

座椅子に冬はコタツにもなる座卓があれば、食卓も、仕事のデスクも兼ねてくれます。


 

家具は、必要になってから買っていく

部屋にある家具はほかに、テレビボードと、キッチンにある棚ぐらい。

最初はテレビもなく、テレビボードも置いていなかったそうですが、友人に譲られたのをきっかけに購入。「家具は、困ってから買うようにしているんです」とのこと。

ちなみに、「ないとやっぱり困った」ものは、洗濯機、それにカーテン。風邪で昼間に寝込んだ時にまぶしすぎて困ったということで、そこまで陽当たりが良いのって逆に羨ましい。

 

家具は、「対応の良さに感動した」という、ネットストアのWOODPROでほとんど揃えました。


 

和の雰囲気に、木の家具ってよく似合いますね。


 

奥行きが狭い棚を探して、キッチンの棚はラダーシェルフにしました。


 

よく吟味して選ばれたキッチン道具

すっきり整っているキッチンも、ひとつひとつの道具がきちんと吟味して選ばれています。思わず、「これ、いいですね〜」とお聞きすると、それぞれ選んだ理由を教えてくださいました。

 

冷蔵庫の上に蒸篭(セイロ)を発見!そして気がついたんですが、お部屋に電子レンジがありません。なるほど、蒸篭があれば電子レンジって要らないのか。


 

 

気に入って使っている道具を並べてもらいました。

右上から、クリステルのステンレス鍋、ご飯炊きに使っているstaubのココット、鉄のフライパンはCOCOpan。

鍋とフライパンは両方取手が取り外せるもので、「収納しやすいというより、圧倒的に、洗うのが楽なんですよ」と。なるほど。


 


 

棚や引き出しの中も、ぴったりサイズのボックスをうまく活用して見やすく、手に取りやすく片付いていて、さすがです。


 

床におかず、ひっかける

「ホコリがたまりやすい雑貨とかは、なるべく我慢しておかないようにしているんです」という小林さん。

もうひとつのポイントは、家具以外のほとんどすべてのものが、全く床に置かれておらず、「空中に浮いている」こと。

どういうことかって、こちらをご覧ください。

 

つっぱり棒づかいが巧み!敷きっぱなしにしがちなバスマットも、使わないときは床におかない。


 

キッチンの小さな隙間も見逃さない!


 

和室特有の「長押(なげし)」には専用のフックを買ってきてハンガーをかける。「長押フックは100均で売ってますよ」


 


 

良く使う、小さなものは、ひとつひとつに専用のフックにかけて収納。見やすい!取り出しやすい!


 

携帯の充電も、絶対に、床におかない!

嫌いな掃除が、できるだけ手間にならないように、いろんな工夫がたくさんある小林さんのお部屋。

その結果、隅々まで美しく整った居心地のよいお部屋が完成するって、素敵な話だなぁと思いました。

同じく掃除が得意でない私は、すっかり勇気をもらって帰ってきました。まずは100均に行って、フックとつっぱり棒を買うところからスタートですね。

小林由未子さんのHP、ブログ、Instagramアカウントはこちら
http://chigayado.jp/
https://chigayado.exblog.jp/
https://www.instagram.com/chigayado_room/


 

「私らしく暮らす。賃貸インテリア」特集はこちら


 

人気の連載が、本になりました!

東京・神奈川・埼玉・千葉 ひとり暮らし8万円以下の賃貸を探す
大阪・京都・神戸 ひとり暮らし7万円以下の賃貸を探す
名古屋 ひとり暮らし6万円以下の賃貸を探す
福岡 ひとり暮らし5万円以下の賃貸を探す
札幌 ひとり暮らし5万円以下の賃貸を探す


 

こちらもおすすめ☆

x