おしゃれで使いやすい、こだわりのキッチン
いつか住みたい、理想のキッチンを探して。暮らしの達人の楽しいキッチンのあるお部屋をたずねます。
今回は、吹き抜けの明るいリビングに大きなキッチンのある、オザワさんのお宅を訪問。
後編では、「絶対インパクトのあるものにしたい」と妥協せずつくった、キッチンについてお話を伺います。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
モルタル天板の黒のキッチン
壁一面をすべて作業スペースにしたオザワさんのキッチン。天板はモルタル、色は黒で、レストランの厨房みたいなちょっとインダストリアルな雰囲気に惹かれます。
「アイランドキッチンにしようかとも思ったんですけど、あんまり格好がつかなくて。
壁側につけて見せちゃったほうがいいかな、とこの形にしました。工業的な感じにしたくて、こだわって黒を選んでいます」
妥協せず選んだガスレンジは業務用のVIKING社のもの。
壁面はキッチンルールを見せて収納。
このアイアンのハンガーレールも、タイルの目地にぴったり合うサイズで、前編でご紹介した鉄屋さんが作ってくれています。
配膳のときにも便利な作業台も、鉄屋さん作。その鉄屋さん、ちょっと紹介してください、と思ってしまう素敵な出来。
キッチンツールは黒のものと木の素材のもの。水回りに木の素材があると、ほっとしますね。
ダイニングテーブルはアメリカンヴィンテージ
このキッチンに合わせるダイニングテーブルは、いろいろなところに行って探し歩きました。
最終的には、福生にあるFUJIYAMA FURNITURE(現在は港区白金に移転)で、大きなアメリカンヴィンテージのテーブルに決定。いろいろな形のチェアをミックスして合わせるのにぴったり。
お気に入りの器は、キッチン上の棚にみせて収納しているオザワさん。特に好きなものを紹介してもらいました。
お勤め先のインテリアショップで、デザイナーとコラボレーションして作られたもの。二度と手に入らないものなので大切にしています。
南アフリカにある陶窯、wonki ware の食器は、和でも洋でも使える雰囲気が好き。
沖縄のやちむんや、イタリアのSaturniaなど、いろんなテイストをあわせて、いつものテーブルセットができあがります。
素材や色、デザインまで、ひとつひとつこだわって作られたオザワさんのキッチン。妥協せず、自分の理想の暮らしをつくりあげていく。
いつか自分も家をゼロから作ることがあれば、こんなふうにできたらいいな、と夢が膨らみます。
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