お気に入りに囲まれたワンルームのお部屋
賃貸でも、自分らしいインテリアを実現したい!
DIYの達人のお部屋には、壁や床、天井など、原状回復に備えてなるべく傷つけずにカスタマイズするヒントがいっぱい。
今回は、8畳のワンルームの中にお気に入りの雑貨やグリーンをセンスよく飾る、akiさんのDIYルームにおじゃましました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
どこを切り取っても絵になる。楽しさいっぱいのワンルーム
東京都にお住まいのakiさん。
お部屋は、ワンルームにキッチンのついた普通の間取りの賃貸マンションですが、その中には好きなものがいっぱいに詰まった、わくわくする空間が広がっていました。
どの壁を切り取っても絵になる!ずっと眺めていたくなるような、センス溢れる可愛らしいお部屋です。
ベランダ側から。床、壁、ドア、それにクローゼットの扉まで、すべてはがせる壁紙やクッションフロアでカスタマイズ。
テイストが揃っているから、ちぐはぐにはなりません。
「賃貸なので、原状回復できるようにしなくちゃいけないんですけど、それを考えるのも楽しいんです」とakiさん。
ベランダから始まったDIY
小さなベランダにも、グリーンとともにたくさんの雑貨が飾られていました。サッシに、結束バンドや専用の金具で、ラティスや板をくくりつけています。
植木鉢はペイントし、ラベルを貼り付けて。
黒板塗料を塗って、自分で模様を描いたり。ナイスアイディア。
窓際以外の日の当たりにくい場所は、フェイクグリーンも飾ります。よく利用するのは、いなざうるす屋さん。
今の部屋に引っ越してきてからは、丸5年。多肉植物を飾り始めたのをきっかけに、ベランダからDIYをスタートしたそう。
グリーンや、お気に入りの雑貨を飾るスペースも、原状回復を考えながらひとつずつ、DIYで増やしてきました。
もともとついていたというコートフックを利用したコーナー。すのこをかければ棚をうちつけてちょっとした小物を置くスペースに。
デスクも当然DIY。上にある棚は、ブリキのボックスだけネットで購入し、それに合うように木枠を作ってみたそう。
ドアやクローゼット扉は、「Hatte me(ハッテミー)」という貼ってはがせる下地用粘着シートの上から塗装をして。
よく見ると塗り直した跡が。雰囲気を変えたくなったら、塗り替えられるので便利ですね。
玄関やキッチンにも、それぞれ素敵な工夫がいっぱい。
キッチンには、「ラブリコ」という突っ張りキットを購入して、便利な作業台兼収納棚を作りました。
絶妙の組み合わせで魅せるブロカントな雑貨たち
「古道具が好き」というakiさん。よく行くお店は、平井にあるtowi(とうい)。東京蚤の市や、GO GREEN MARKETなどの蚤の市にもよく出かけて、細々したものを手に入れてくるそう。
ひとつひとつの小物の組み合わせが絶妙で、akiさんらしい、素敵な世界がつくられています。
いまは使われなくなったジャンクなものも、こうして並べると、お部屋に深みや味わいを与えてくれます。
錆びの感じが気に入ったというネットオークションで見つけたラダーに、足場板をのせて小物の棚に。
ガラス瓶など同じ種類のものを集めて飾るとごちゃつきません。
じつはakiさん、お部屋のDIYが好きになったのをきっかけに、現在、リノベーション会社の学校で勉強をスタートしたそうです。
コツコツと、好きなもの、好きなコトをきわめて自分らしい暮らし、自分らしい生き方を実現されていて、とても素敵だなと思いました。
将来akiさんが設計するリノベーションのお部屋、きっと工夫がたくさんつまったお部屋になりそうです。
akiさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/akiko_quatresaisons/
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