インテリア特集の雑誌や記事を読んだり、色んな人のSNSでよく目にする「北欧風」というワード。
よく見るだけに、ちょっとわかっていなくても今更「北欧風ってどんなの?」って聞けないですよね。
北欧風インテリア=ナチュラルであたたかみがある。っていう感じでとらえている人も多いと思います。
今日は北欧風についてご紹介しますね。
北欧ってなに?
『北欧』とは漢字語で『北の欧州(ヨーロッパ)』という意味です。
国語辞書である小学館『デジタル大辞泉』の北欧の項目には、以下のように記載されています。
「ヨーロッパの北部地方。デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、アイスランドの5カ国をさすことが多い。」
「位置的な北欧」「政治的な北欧」を示す地域はまた違ったりするのですが、今日は「インテリアの北欧」のお話をします。
北欧は、冬の日照時間が少なく、部屋でゆっくりくつろぐことを重要視しています。ですので、できる限り快適に過ごせるインテリアデザインが発展しているのです。
・自然豊かな森の多い北欧で培われた木材等のナチュラル素材感を活かした家具。
・究極的にシンプルで実用的な工業デザイン。
・ポップで色鮮やかなかわいいデザイン。
こういったものも北欧風といわれます。
「北欧風家具」や「北欧風インテリア」といった場合は、北欧5カ国で生産されたものでなくても、その理念を敬称していれば「北欧風」と言っても大丈夫ですし、使う人にとって「北欧風」であると感じられればOKなのです。
北欧風になる家具の色や素材は?
北欧家具といえば、アアルトやフリッツハンセンが有名ですが、かなり高価で簡単には購入できる値段ではありませんよね。
ですので、入手しやすい価格の家具で北欧風に近づけるために素材や色をこだわりましょう。
北欧は自然環境がよく、家具作りに適した木材が豊富なんです。
まず、抑えておきたいのは「木のぬくもりを感じさせる素材のものを選ぶ」ということです。
なるべく木の素材をいかしたままのものを選ぶといいですよ!
フローリングや壁紙なども変えれるのであれば、白や木製にすることで、よりナチュラルに北欧テイストを出すことができます。
北欧は寒い地域ですので、少しでも温かさを演出するため「木材のぬくもりを感じられる」色を選びましょう!
日照時間が短く、夜が長いのが北欧です。その中で少しでも部屋を明るく見せるために明るい色合いの家具を使うことが多いです。
全体的に白っぽい色が多くなってしまうので、アクセントとして色味の強いものを取り入れると全体にまとまりがうまれ、落ち着いた感じになりますよ。
北欧風になる家具のおススメ!
北欧のインテリアは、シンプルでナチュラルなテイストを中心にそろえています。
それだけでは少しさみしいので、先ほど書いたようにアクセントを加えおしゃれな北欧空間を目指しましょう!
脚やフレーム部に木材をもちいて、ファブリック部分は色鮮やかなものや北欧デザインのものを選ぶ。
脚やフレームに木材があることで、ナチュラルさが出て、北欧感を演出できます。
また、床とソファーの区切りを意識できるのですっきりした空間に見えます!
ダイニングテーブルは木材の天板が必須です。
ガラスの天板のものだとすっきりするかも!と思うかも知れませんが、ガラスにするとモダンで無機質になりすぎるので、北欧風にしたいのであれば木材のものを選ぶのがおすすめです。
全て同系色はちょっと…と思う場合は、テーブルやチェアの脚が違う色のものを選ぶといいですよ。
ビビットなカラーを取り入れることで、空間が引き締まります!
照明も北欧風にしてみよう。
北欧の照明はデザイン性が高く、とてもおしゃれです。
ルイスポールセンや、ヤコブソンなど、ブランドに詳しくなくても聞いたことのある名前はあるんじゃないでしょうか。
ただ、有名なブランドの照明はやはり高額です。
IKEAやニトリではお手ごろな北欧照明も売っていますので、欲しいデザインが決まったら色んなお店で探してみてください。
天井からつり下げられるペンダントライトは視界に入りやすいため、インテリアの一部としての機能もあります。
ダイニングは本を読んだり書き物をしたりする場ではないため、それほど照明に明るさを求める必要はありません。
食事が美味しくみえるような雰囲気のある照明であることが望ましいので、ペンダントタイプの照明が最適です!
デザイン性の高い照明を選べばテーブルと照明だけでも、こんなにも洗練された雰囲気に。
白のモダンなシェードはまさに北欧照明のイメージそのままで素敵ですね。
シンプルでモダンなシェードランプ。点灯させるととてもあたたかみのある光の出方をします。
北欧雑貨をプラスしてより北欧風を出そう
北欧風の部屋にしたいと思っても、すぐに家具を買い揃えるのは難しい。っていう人も多いですよね。
そんな時は雑貨を取り入れて北欧感をアップさせましょう!
ファブリックパネルを飾ってみる
北欧のブランドと言えば「マリメッコ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
マリメッコのテキスタイルは本当にかわいいですよね。人気のウニッコのファブリックパネル。お子様にも喜ばれるデザインです。
こちらもマリメッコ。カラフルなものだけでなく、白黒のモノトーン柄も多いので、落ち着いた雰囲気を演出したい方にもおススメです。
ファブリックパネルは既製品として販売されているものも多いですが、自分の好きな柄で作りたい!という方は、DIYもできます。
ファブリックパネルを作成するキットも販売されていますし、慣れてきたら、キットを買わずに額とタッカーとマスキングテープさえあれば簡単に作れるようになります。
小物を飾ってみる
ねこの置物は、こちらも有名な「リサ・ラーソン」の置物。
リサ・ラーソンの置物は本当にたくさんの種類があります。それぞれ表情も違うので自分のお気に入りを見つけるのも楽しいですね。
フィンランド生まれのムーミン。こちらも北欧を代表する作品です。
老若男女から根強い人気のムーミンは、ムーミンショップもありたくさん商品が販売されています。
フィンランドのブランド「イッタラ」のキャンドルホルダー「Kivi」。
色んな色があり、そっと置くだけでも北欧感がアップします。色んな色が販売されているのでひとつずつ色を増やしていくのも楽しいですね!
まとめ
「北欧風」についてわかっていただけましたか?
「木のぬくもりを感じさせる素材」「あたたかさを感じられる色」「アクセントに色味の強いものを入れて引き締める」。
長い冬、長い夜が続く北欧にとって、部屋は明るくくつろげる場所です。みなさんのおうちも、くつろげる場所になりますように!
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