コツコツDIYリノベで作るメンズライクな空間
賃貸でも、自分らしいインテリアを実現したい!
DIYの達人のお部屋には、壁や床、天井など、原状回復に備えてなるべく傷つけずにカスタマイズするヒントがいっぱい。
今回は、中古マンションのリノベ部屋みたいなコンクリート打ちっ放しの空間に憧れて、
賃貸マンションのリビングをメンズライクに大改造する、ehamiさんのお部屋をリサーチします。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
千葉県にお住いのehamiさんは、3歳の息子さん、旦那さんとの3人暮らし。妊娠中に賃貸カスタマイズという趣味に出会い、どんどん夢中になっていったそう。
このお部屋に引っ越してきてからはわずか半年で、リビングをここまで大変身させてしまいました。
journal standard furniture や、ACME、カリモクなど、革やアイアン、木の素材を使ったちょっとメンズライクなインテリアが好き。
中古マンションをリノベーションするリノベーション会社の実例写真を参考にしながら、様々な工夫を凝らして賃貸マンションでも可能な範囲で仕上げています。
壁面収納をDIY!
圧倒的なのは、上から下まで、壁一面を有効活用した収納!
DIY前提で探したという今のお部屋は、壁にネジを打ってもいい「付け鴨居」がありました。それを利用して、既存の壁の前に釘打ちのできる板壁をもう1枚立てています。
賃貸でも、工夫をすればここまでできるんだ、と驚きます。
棚やテレビ、机まで。壁面を利用してつくりつけることで、柱や脚がなくすっきりみせる効果もあります。
引き出しつきのデスクももちろんDIY。蓋が斜めになっていて、開くと倍のスペースがあらわれるギミックが!
コンクリート打ちっ放しのように見える壁は、実は壁紙。しっくい塗料で模様をつけています。
板壁の上部にはライティングレールを渡して、フックや電球が取り付けられるように。
すのこ風の収納や、有孔ボードを使った収納など、ehamiさんちの壁はまさにアイディアの宝庫。
ほとんどホームセンターやネットで手に入るもので自分で作ってしまいます。
DIYに使う工具も、押入れの中につくった収納に綺麗に整理されていました。
カウンターキッチンをDIY!
カフェみたいなおしゃれなカウンターキッチンも自作のもの。前の家で使っていた木材を解体し、そのまま有効活用しているそう。
木材のトーンも統一され、フックなどのかなり細かいパーツも茶黒のものを使っています。
DIYでも安っぽく見えない秘訣は、細部にもこだわることなのかも。
2本の角材を天井に突っ張って柱にし、そこに横向きに板を渡してライティングレールに。
カウンターは、カラーボックスなどの収納に天板を乗せたもの。内側の見えにくい部分も、黒で統一して雰囲気を壊しません。
こちらはキッチンのビフォアアフター。キッチン扉には、マスキングテープの上に強力な粘着テープを貼る技でベニヤ板を貼っています。
シートではなく本物の木だから雰囲気がとてもいいですね。
上部の吊棚にも、ベニヤ板で上下に開閉する扉をつけました。
キッチンの壁はマグネットがつけられる素材だったので、タイルのシートはマグネットシートで貼り付け。
冷蔵庫横の隙間の収納もDIY。引き出して、出てきても可愛いのってすごい。
賃貸だから……引っ越しが多いから……と、自分らしい部屋作りを諦めてしまうのではなく、制約があるからこそ工夫が生まれ、いろんなアイディアが浮かんでくる。
賃貸のカスタマイズを思いっきり楽しむehamiさんのお部屋、あちこち見せてもらうだけでワクワクしてくる素敵な空間でした。
ehamiさんのブログとinstagramアカウントはこちら!
具体的な作り方など、参考になるノウハウがいっぱいです。
http://ehami123.blog.jp/
@ehami123
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