おしゃれなお部屋に置いてある、デザインが素敵なチェア。
どこのだろう?と思うことも多いのではないでしょうか。気になりながら、詳しいことは知らなかったりしますよね。
今回は、お部屋のポイントになるデザイナーズチェアをご紹介します。お迎えしたいチェアが見つかるかもしれませんよ。
あの素敵なチェアはどこの?デザイナーズチェアを知ろう♪
スワンチェア
白鳥が優雅に羽を広げたようなデザインが印象的な、アルネ・ヤコブセンデザインの「スワンチェア」。
フリッツ・ハンセン社の北欧家具です。
白い模様がリピートするミナペルホネンの生地が、羽模様にも見えてスワンチェアにぴったりですね。
Yチェア
上質の木材が滑らかにカーブしたデザインと、かけ心地抜群のペーパーコードが編まれた座面が人気の「Yチェア」。ハンス・J・ウェグナーのデザインです。
ダイニングチェアとして憧れている方も多いチェアです。
Yチェアは、実はグリーンやパープル、オレンジなど多色展開されています。
ナチュラルカラーやブラック、ブラウンが人気ですが、カラフルなチェアでポイントにしてもかわいいですね。
イームズチェア
チャールズ&レイ・イームズがデザインした「イームズチェア」はバリエーションが豊富。
ハーマンミラー社の、丈夫で安価な椅子として大人気になった椅子です。
写真のタイプは、ひじ掛けのないワイヤーベースのチェア。シンプルながら存在感があります。
こちらもひじ掛けのないタイプで、ウッドベースのタイプです。
ウッドベースはフローリングや木製の家具とも合わせやすく、ナチュラルなインテリアにも取り入れやすいデザインです。
こちらはひじ掛けのあるアームチェアで、ロッカーベースというロッキングチェアタイプです。一脚で存在感抜群ですね。
座れば、ゆっくりと揺らしながらくつろぐこともできますね♪
セブンチェア
アントチェアをデザインしたアルネ・ヤコブセンが、後継モデルとしてデザインした「セブンチェア」。
アントチェア同様に一体成型の合板で作られており、かけ心地もシンプルなデザインも人気があります。
「セブンチェア」の特徴は、公共施設にも使われる耐久性と多くのカラーがそろうことです。
どんなダイニングテーブルにも合わせやすく、北欧デザインチェアの定番といえるのではないでしょうか。
ドロップチェア
「スワンチェア」などとともに、アルネ・ヤコブセンがデザインした「ドロップチェア」。
正面から見ると、水滴のようでかわいいですね。
シートはプラスチックタイプと、ファブリックタイプがあります。
パントンチェア
プラスチック一体成型のデザインが特徴的な、「パントンチェア」。
カラーも豊富で、お部屋をカラフルなイメージにしてくれたり、写真のようにモノトーンで揃えれば、シックなインテリアを演出してくれます。
著名建築家やデザイナーの商品を多く扱う、スイスのヴィトラ社の製品です。
チューリップチェア
かわいらしいチューリップのようなイメージの「チューリップチェア」は、エーロ・サーリネンのデザインです。
一本足がデザインのポイントになっている、ミッドセンチュリーを代表するチェア。
写真はひじ掛けのあるタイプで、ひじ掛けのないタイプもあります。
マリーンチェア
インダストリアルなインテリアに人気の「マリーンチェア」は、グザビエ・ポシャールがデザインしました。
スタッキングできて、屋外でも使えるという耐久性に特徴があります。
ウッドデッキやベランダでくつろぐときにも、活躍しそうですね。
フランスのカフェでもよく使用されていることから、工業的なインテリアからフレンチスタイルのインテリアまで、幅広く対応可能です。
金属でありながらナチュラルなイメージにも見える、使い込まれたアンティークの状態も素敵ですね。
CAB
イタリアのカッシーナ社から販売されている「CAB」は、スチールフレームを高級レザーでくるんだイタリアンモダンデザインのチェアーです。
革に適度な弾力がありかけ心地もよく、使い込むほどに革の味わいも楽しめる一生もの。
マリオ・ベリーニのデザインで、カラーも豊富に揃います。
バルセロナチェア
リビングで上質な時間を過ごせそうな「バルセロナチェア」。
ゆったり幅広ですが、シンプルでボリュームを抑えたクッションがすっきりしています。
スツールに足を乗せれば、至福のかけ心地。
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエが、1929年バルセロナ万博のドイツ館のために設計したチェアというのは有名なお話です。
アカプルコチェア
リゾート感たっぷりの「アカプルコチェア」は、PVCコードが適度な弾力で優しいかけ心地です。
海辺の別荘にももちろんあいますが、アジアンなインテリアにもぴったりですね。
コードのカラーバリエーションも豊富なので、カラフルな色を選べばまた違った雰囲気にすることが可能です。
バタフライスツール
柳宗理デザインの「バタフライスツール」は、シンプルながら完成度の高いスツールです。
現在も天童木工で作られていて人気があります。
人気の秘密は、和風インテリアにぴったりながら、それ以外にもキッチンで活用したり、玄関や廊下にオブジェのように置いたりもできるデザイン性でしょう。
マスターズ
イタリアのカルテル社は、高品質の一体成型のプラスチック家具を得意としています。
こちらの「マスターズ」は、フィリップ・スタルクのデザイン。
よく見てみると、今までご紹介してきた有名デザイナーズチェアが合体したようなデザインなのがおわかりいただけますか。それでいて、軽くて丈夫でスタッキングも可能。
プラスチック製なので、デザイナーズチェアでも手に入りやすい価格です。
カラーも豊富で、ポイントカラーとして取り入れることもできます。
まとめ
いかがでしたか?
往年のデザイナーズチェアの購入を検討すると、リプロダクトという存在に迷われるのではないでしょうか。
通常、デザインは意匠権によって保護されますが、20年を超えると意匠権が切れます。
意匠権が切れると、できるだけデザインに忠実に作るリプロダクトの商品が販売できるようになります。
リプロダクトは、もともと作ってきたメーカーの商品より低価格で買いやすい価格になることが多くなります。
特に、作るのに特別な技術が必要なものは、版権を持って作り続けたメーカーの商品とリプロダクト商品には差があることもあります。
リプロダクトは、デザインの良いものをできるだけ気軽にみんなが使えるようにと作られています。どちらを買うかは、買う人の考え方になるのではないでしょうか。
色々調べて、納得のできるチェアをお迎えくださいね♪
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