観葉植物は、元々観賞用として作られた植物であるということをご存知でしょうか。最近では観葉植物を一から育てているという人も多くいます。
そんな観葉植物はリビングに緑をもたらしてくれるおしゃれなアイテムの一つとなっています。
今回は、リビングにおすすめの観葉植物や、観葉植物の飾り方についてご紹介したいと思います。
小さいサイズのものから大きなサイズのものまでいろいろと集めましたので、是非ご覧ください。
観葉植物とは?
観葉植物の特徴
観葉植物の特徴といえば、葉の色や形、幹の太さや全体的な大きさです。
同じ種類の観葉植物でも品種によっては、また違った特徴を持っているものさえあります。
それぞれの特徴を活かしながら、私たちを楽しませてくれる観葉植物。是非、育ててみませんか?
観葉植物の種類
観葉植物と一言で言ってもその種類は数えきれないほどたくさんあります。
寒さに強いものから弱いもの、日向を好むものから日陰を好むものなど、同じ種類によっても育て方が違ったりもします。
また、室内向きなのか、屋外向きなのかによって育て方も変わってきます。
観葉植物の育て方
おすすめの観葉植物をご紹介する前に、まずは観葉植物の育て方について学習しておきましょう。
観葉植物の育て方は、観葉植物それぞれに合った方法が一番ではありますが、基本はどれも同じです。
基本さえ学んでおくだけでも、観葉植物をより長く育てることができるでしょう。
正しい水やり方法
それでは、ここから観葉植物の育て方についてご説明していきます。まず初めは水やりの方法。
人が水分を必要とするように観葉植物も水なしでは大きく長く、育てることはできません。
観葉植物にはあまり水を多く与えない方が長く育つと思っている人も多いと思いますが、観葉植物には鉢の下からこぼれるほどのたっぷりの水を与えることが正しい水やり方法です。
水を与えるタイミング
観葉植物に水をたっぷり与えることは大切なことではありますが、それと一緒に気を付けてほしいことが一つあります。
それは、水を与えるタイミング。
この水をあげるタイミングを間違ってしまうと、観葉植物が大きく育たず枯らしてしまう原因となります。
観葉植物を毎日見ていると気付くのですが、水をたっぷりと与えた際、土の色は濃いと思います。
ですが、水が少なくなってくると土の表面もだんだん変色していることに気づくはずです。
この状態こそ、観葉植物に水を与えるタイミング。手で触れてみると土の乾きを知ることができます。
日当たり
観葉植物は水を与えるだけでは、大きく長く育ちません。水と同じように大切なのは日光に当てること。
この日当たりも人と同じように、観葉植物にとっては成長するためにとても大切なことなのです。
ですが、あまり長い時間日に当てたり、毎日日に当てる必要はありません。
あまり長い時間日差しを浴びさせてしまうと反って観葉植物が傷んでしまいます。
観葉植物に最適な日光時間は、5時間ほど。週に3~4回がもっともベストな時間です。
上手く育たない原因
原因①日当たり不足
観葉植物が枯れてしまう原因はいろいろとあります。まずは、日に当てる時間が極端に短すぎたり長すぎたりする場合です。
観葉植物は、時々日に当てないといけないものではありますが、季節によっては、日に当てる時間や場所を変える必要があるものもあります。
そのような観葉植物を暑い夏、長時間日に当ててしまうと葉が焼けてしまい、葉の表面が暑くなってしまうことも。
そのため、暑い季節には手で触れて葉の状態を確かめてあげる必要があります。
原因➁水の与えすぎ
続いて観葉植物が枯れてしまう原因として挙げられるのは、水の与えすぎ。
まだ土が乾ききっていないも関わらず水を与えてしまうと、根が腐ってしまう原因となったり、幹の部分にしわが起きてしまう可能性があります。
原因➂風通しの悪さ
続いて観葉植物が枯れてしまう原因として挙げられるのは、風通しの悪さです。
観葉植物はあくまで植物の一種。水を与えすぎた時と同じように、根の部分に溜まった水が無くなることなくずっと溜まった状態となってしまいます。
水の溜まった状態を防ぐには、鉢の下部分に鉢底石を敷いていればよいのですが敷いていないときは、日当たりをする際に少し風に当ててみることをおすすめします。
上手く育てるためのポイント
大切に育てているのに上手に育ってくれないといっ方も多くいます。
ここでは、そんな人に観葉植物を上手に育てるためのポイントをご紹介します。
ポイントを抑えることで、観葉植物も上手に育てることができるかもしれません。
ポイント①毎日観察する
観葉植物を上手に育てるためには、毎日、状態を観察することです。
目で見るだけでなく、手で触れることによって葉の状態や土の状態も分かるようになります。
そうすることで健康的な観葉植物の状態を確かめつつ、長く育てることができるのです。
ポイント➁害虫がついたときは素早く除去
観葉植物を大切い育てていても害虫がついてしまうことがあります。
そのようなときは、観葉植物が病気にかかっているかもしれません。害虫を増やさないためにも毎日のケアはとても大切なのです。
害虫が出た際は、受け皿に溜まってしまっている水を捨てるなどして、観葉植物を清潔に保つことが害虫を寄せ付けないポイント。
こまめに受け皿の水を処分するようにしましょう。
リビングで育てるのにおすすめの観葉植物
観葉植物の基本的な育て方について学んだところで、ここからはおすすめの観葉植物をご紹介していきたいと思います。
観葉植物の種類はとても多く、特徴もそれぞれ違ってきますが、どの観葉植物も大切に育てれば、長くそして大きく育ってくれますので、ここからご紹介するおすすめの観葉植物を参考とし、是非育ててみてはいかがでしょうか。
観葉植物はリラックス効果もあるため、疲れが疲れが溜まりがちの人やリビングでゆったりとした時間を過ごしたい方にはおすすめの植物でもあります。
大きめの観葉植物
それでは、ここからおすすめの観葉植物についてご紹介していきましょう。
今回は、大きなサイズの観葉植物と小さなサイズの観葉植物を分かりやすいように別々にご紹介していきます。まずは、大きな観葉植物からです。
大きな観葉植物の最大の特徴といえば、やはり存在感ではないでしょうか。
リビングに一つ置いておくだけでも、洗練されたスタイリッシュな空間を生み出してくれます。デメリットしてあげるとすれば、移動が大変ということだけ。
種類は多いですが育て方も基本と同じですので、初めて観葉植物を育てる人にとっても扱いやすいと思います。
パキラ
それではここからおすすめの観葉植物について一つ一つご紹介していきます。
まず最初にご紹介する観葉植物は、「パキラ」と呼ばれている観葉植物です。
このパキラには、快活や勝利といった花言葉があります。
また、お金をもたらす幸運の木として、人気を集めています。特徴は、太くねじれた幹。
比較的育てやすい観葉植物の一つで、リビングに置く際は、日光の当たる場所が最適とされています。白を基調としたリビングに置くと光の反射で観葉植物も美しく見えます。
ベンジャミン
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は、「ベンジャミン」です。
このベンジャミンは観葉植物の中でもポピュラーな部類に入る観葉植物して知られています。
小さな葉をこんもりと茂らせる特徴を持っており、インテリアグリーンとしても大人気。退陰性が強いため、リビングには最適です。
葉はとても細くシャープな印象を受けます。
リビングだけでなく和室にも合いますので、是非、迷ったときは「ベンジャミン」をセレクトしてみてはいかがでしょうか。
ドラセナ・ジェレ
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は、「ドラセナ・ジェレ」です。
観葉植物には「幸福の木」と呼ばれるものが多くあるのですが、このドラセナ・ジェレもその一つであるとともに珍しい品種でもあります。特徴は、葉の色と大きさです。
葉の特徴は、周辺の色は濃く中心は薄い緑色をしています。大きさは一枚一枚が大きくひらひらとした感じ。
幸福の木と呼ばれる観葉植物の中では、やや寒さに強いものとなっています。
あまり場所をとらずに設置することができるため、狭いリビングでも安心して置くことができます。
サンスベリア
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は、「サンスベリア」です。
サンスベリアは、初心者の方にとって最も育てやすい観葉植物の一つ。おすすめする最大の理由は枯れにくいというところにあります。
サンスベリアの葉は、剣の様に細長いのが特徴です。
また、ほとんどの観葉植物は横に広がって伸びるという性質を持っていますが、サンスベリアは、横ではなく縦に伸びていきます。
花言葉は、永久・不滅。花言葉らしく、かっこよくスタイリッシュな観葉植物なため、インテリアのアクセントとしても大活躍。
あまり物を置いていないシンプルな部屋にこそ抜群に合います。
アルテシマ
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は、「アルテシマ」です。このアルテシマは、インテリアとして利用しやすい観葉植物の一つです。
タイやインドなどの東南アジアが主な原産国となっており、ツヤ感のある淡い色合いが魅力でもあります。
またこのアルテシマは、生命力が強く日陰でも十分に育てることが可能な観葉植物。
一つ置いておくだけで、リビングにナチュラルな引き締め感を演出してくれます。
ストレリチア
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は、「ストレリチア」です。
このストレリチアは、品種によってガラリと特徴が変わる観葉植物です。
日光に当たらせておけば花を咲かせてくれます。咲く花は、飛ぶ鳥のようだと言われているほど美しいものです。
また、この観葉植物は、高級な切り花としても利用されているそうです。
ストレリチアには、気取った恋・輝かしい未来など、ロマンティックな要素を持ちつつ、子供のようなちょっとした無邪気さも感じられる花言葉がついています。
ちょっとリビングに高級感をもたらしたい時は、ストレリチアがおすすめです。
小さめの観葉植物
大きなサイズの観葉植物をご紹介しました。ここからは、小さなサイズの観葉植物についてご紹介していきたいと思います。
小さなサイズの観葉植物ももちろん種類は豊富です。
小さなサイズの観葉は、いくつも並べて飾ることで可愛らしさと愛らしさを演出してくれるのが特徴。移動も楽に行うことができます。
育てやすい植物も多いですが、中には少し育てるのが大変な観葉植物も。ですが、コツを掴めば観葉植物初心者の方でも育てることは可能です。
ハートカズラ
まず最初にご紹介するおすすめの観葉植物は、「ハートカズラ」です。名前からも分かるように、葉の形はハート。
小さなハートの葉がいくつも連なっていることからラブチェーンとも呼ばれているそうです。
このハートカズラは、乾燥に強く、日当たりの良い場所を好みます。
ですので、窓辺に置いたり、カーテンレールに吊り下げるなどして、リビングをよりおしゃれな空間へと導くにはもってこいの観葉植物といえます。
壁に何も飾っていないリビングに置くことで、緑豊かな空間になります。
ポトス
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は「ポトス」です。
ポトスには実に様々な品種があり、初心者でも育てやすいのが特徴の観葉植物です。
葉はライトグリーンにほど近い色合いをベースに、白が混ざり爽やかな印象を与えてくれます。
このポトスは寒さに非常に弱いといった性質があるため、温度管理はとても大切。
ですが、天井にぶら下げると緑が生えたような素敵な空間にしてくるのは間違いありません。
カフェのようなリビングにしたい時は、ポトスを選んでみましょう。
ガジュマル
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は、「ガジュマル」です。
ガジュマルは大きなサイズが印象的ではありますが、小さなサイズもあります。
このガジュマルには、幸福をもたらす小さな精霊が宿っていると言われています。
小さいながら幹は太くてしっかりしており、とてもユニークな佇まいが印象的で、葉もたくさんついています。
またこのガジュマルは、どんな環境にもなじみやすいとあって大人気となっている観葉植物の一つ。シンプルなリビングに置いておいても十分な存在感を誇ります。
様々な容器に入れて飾るのも、おしゃれで素敵な飾り方。清潔感あふれる雰囲気のリビングにもマッチします。
エアプランツ
続いてご紹介するおすすめの観葉植物は、「エアプランツ」です。
このエアプランツは、土がいらないことで有名な観葉植物。インテリア雑誌などにも登場する人気の観葉植物でもあります。
エアプランツの特徴は、どんな部屋にもなじみやすいかっこ良い見た目。
細く長く伸びる葉は、壁に飾ったり吊り下げたりと飾り方を変えることで、おしゃれでかっこ良い部屋へと生まれ変わらせてくれるため、お部屋のアクセントにも活躍します。
シンプルな部屋にこそおすすめの観葉植物です。
観葉植物の飾り方
いろいろな観葉植物をご紹介したところで、ここからは観葉植物の飾り方についてご紹介していきましょう。
観葉植物の飾り方によって、リビングの雰囲気はグッとおしゃれな空間となります。
小さいサイズの観葉植物から大きなサイズの観葉植物を使い分けることによって、観葉植物それぞれの魅力も感じることができること間違いなしです。
それでは早速、観葉植物の飾り方について見ていきましょう。
天井に吊り下げる
まず初めにご紹介する観葉植物の飾り方は、天井に吊り下げることです。
観葉植物などの植物は、普段、地面に生えているのを上から見下ろすという状態ですが、それを逆手にとって緑を下から見るという斬新な飾り方です。
天井に吊るすことにより、少ない数の観葉植物でも多くあるように見せることができるとともに、何より、掃除の邪魔にもなりません。
水やりは少し大変ではありますが、リビングがパッと明るくなった空間を作ることができるため、おしゃれなリビングを目指している方にはおすすめの飾り方といえます。
壁に掛ける
続いては、壁に掛けるという飾り方です。
壁は清潔感を保つために何もしないという人が多いと思いますが、何もない壁だからこそ緑を飾るだけで、非日常的な空間を生み出すことができるのです。
おすすめの観葉植物は、アイビーです。アイビーのツルをうまく使用することで、どんな形にも飾ることができます。
また、フレームなどのアイテムを使用すれば、一つの絵画の様になり、世界で一つだけの観葉植物絵画としても楽しむことができます。
窓際に置く
続いては、窓辺に飾る方法です。観葉植物は上記でも説明したように日光に当てなければなりません。
窓辺に置いておけば、日光時間を気にする必要や移動させる手間が省けるのも大きなメリット。
ですが、何より日差しを浴びている観葉植物の姿が素敵で洗練された雰囲気のリビングを演出してくれます。
小さなサイズの観葉植物であればいくつか並べて飾ったり、大きなサイズの観葉植物であれば、一つ置いておくだけでも存在感があります。
また観葉植物を入れる容器をガラスに変えることで光の反射と共に、観葉植物の美しさも一緒に楽しむことができます。
棚に置く
続いては、シンプルに棚に飾る方法です。種類や大きさの異なった観葉植物を並べて置くことで、見た目的にもおしゃれで可愛らしいリビングになります。
また、小物と一緒に並べることでおしゃれさもグッとアップすることでしょう。
また、この方法は、素敵なリビングを作るためのセンスに自信のない人でも簡単にできる観葉植物の飾り方です。
自分のお気に入りの小物と一緒に、是非、観葉植物を並べてみてはいかがでしょうか。
緑豊かな観葉植物をリビングに飾ろう!
リビングにおすすめの観葉植物についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
観葉植物はただの観賞用としてでなく、気持ちもリラックスさせてくれる植物です。是非、リビングに飾って美しい緑を楽しみましょう。
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