100均の造花とプラスチック容器を、ペイントだけでヴィンテージ感漂うフラワーアレンジメントに大変身させてみましょう!
ペイントだけでヴィンテージアレンジ!
落ち着いた大人の雰囲気を漂わせるヴィンテージスタイル。
色褪せやくすみ、長年使い込まれてきた味わいのある佇まいは、周囲の空気をも美しく変えてしまうほど優美なものです。
ヴィンテージの風合いに必要なのは「長い年月」。
時間とともに培われる朽ちた風合いは、一朝一夕で生み出されるものではありませんが、今回はこのヴィンテージのもつ美しさを「ペイントだけ」で表現することに挑戦してみようと思います!
材料は「新品」の100均アイテム
最初に挑戦するのがこちらのフラワーアレンジメント。
飴色に染まったドライフラワーとザラリとくすんだフラワーポットが、味わい深いヴィンテージ感を醸しだしています。
実は、新品の100均アイテムをベースに使って作ったものなんです!
材料として使ったのがこちらの2つ。
100均の造花(紫陽花)とペットカラフェというプラスチック容器です。
これらにペイントを加えることによって、本物と見間違えるほどの美しいヴィンテージフラワーアレンジメントを作ることができます。
では、早速作ってみましょう!
プラスチック容器をヴィンテージペイント
プラスチック容器にヴィンテージペイントを施します。
使った塗料は、「ラストメディウム」「ミルクペイント(ヘンプベージュ)」「ダストメディウム」の3種です。
まず最初にヘンプベージュを容器の全面に塗り、スポンジに含ませたダストメディウムを上から叩くように乗せてザラリとした質感を加えます。
最後に容器の開口部や底周りなど、錆が付きそうなところにダストメディウムを塗れば完成。
元が100均のプラスチック容器だったとは思えないほど、リアルなヴィンテージポットに仕上がりました!
造花をペイントでドライフラワーに
造花をドライフラワー風にペイントアレンジしてみましょう。
水で薄めた「水性ウッドステイン」をビニール手袋に適量含ませ、造花の花房をそっと揉むようにするだけでOK。
鮮やかなホワイトの紫陽花が、あっという間に飴色の美しいドライフラワーに変身しました!
カラフェに造花を差し込めばご覧の通り。
ヴィンテージ感たっぷりのフラワーアレンジメントが完成です。
さらにアレンジ!グラスポットをヴィンテージペイント
さらに違ったテイストのヴィンテージペイントにも挑戦してみましょう♪
こちらで使うのは、「プラスチック製のグラス」と華やかなピンク色の「造花」。
どちらも100円ショップのアイテムです。
グラスにヴィンテージペイントを施します。
ベース色に「ミルクペイントforガーデン(モルタルグレー)」を使ってみました。
モルタルグレーを全面に塗り、上からダストメディウムをスポンジでポンポンと乗せていきます。
最後にラストメディウムを使ってアイアンの質感を加えれば、重厚なアイアンポットの完成です。
ピンク色の造花も、水性ウッドステインを使ってドライフラワーのようにアレンジ。
深さのない容器に挿す場合は茎の部分をニッパーでカットし、数本の茎を輪ゴムで束ねれば花房がばらつくこともありません。
アイアン調のポットに束ねた造花を挿せば、深い重厚感のあるフラワーアレンジの完成です!
フラワーアレンジをレイアウトしてみよう☆
インテリアに曲線のオブジェや花を取り入れることで、女性らしいエレガントなヴィンテージテイストに仕上がります。
上品でシックなフォルムと色合いが、落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれますね。
アイアンや錆といった無骨で重厚感のある色合わせのものには、レースやリボンなどフェミニンな要素を加えるのがおすすめです。
相反するテイストの組合せが、お互いの魅力をグンと引き立ててくれますよ♪
まとめ
100均のプラスチック容器と布でできた造花が、ペイントひとつで見違えるようなヴィンテージアイテムへと大変身しました。
材料費もわずか数百円でOK!
皆さんも、憧れのヴィンテージスタイルをペイントで実現させてみませんか?
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