彼のことが好きなのに、意中の彼を前にするとどうしても冷たい態度やそっけない返事をして避けてしまう……。この行動こそがいわゆる「好き避け」ですが、好き避けをしてしまう女性達は一体どうして好き避けをしてしまうのでしょう。
今まで普通の恋愛経験を重ねてきた女性達ならば、意中の人が目の前に現れたらここぞとばかりにガンガンアピールをするのではないでしょうか。
でもそれが、好き避け女性にとっては困難極まりないことなのです。
今回は、本人も悩んでいる「好き避け」をしてしまう女性の心理や特徴、好き避けを改善するために必要なポイントをご紹介します。
「好き避け」をしてしまう女性の心理
「好き避け」をしてしまう女性本人でさえも、なぜ自分が好きな男性を避けてしまうのか、その好き避けの理由に気づいていません。
自分でも分からない内に好きな男性に冷たい態度をとってしまったり、心にもないことを言ってしまうのです。
できることなら好きな男性とは仲良くなりたいですよね。男性とのお付き合いを望むのであれば「好き避け」なんてしている場合じゃないのです。
ここでは、自分でもなぜこのような態度をとるのか分からないという、好き避け女性の心理状態を詳しく解剖していきます。
あなたが好き避け女性であるならば、好き避けをしてしまう理由が見つかるといいですね。
接し方が分からず冷たい態度をとってしまう
「好き避け」をしてしまう女性の心理1つめは、接し方が分からずに戸惑っている内に終わってしまったという心理状態です。
好き避けをしてしまう一番の原因は、好きな男性を前にして「構える」接し方をしているからではないでしょうか。
例えば、仲の良い友人達とランチを食べている時に彼が寄ってきたとします。本当なら他の友人達のように楽しく会話をしたいけれど「どんな会話をすればいいんだろう」だとか「変なこと言ってしまって、気持ち悪がられたらどうしよう」というように、頭の中でああでもないこうでもないと考え会話をすることに構えてしまうのです。
このときの好き避け女性の心理状態は、途方もない緊張モードに突入しているので、表情や態度にまで気を使う余裕がありません。
もしも彼に会話を振られても好き避け女性は、心の動揺を隠したいがために「ああ、うん。」というようなそっけない返事を返してしまうのです。
「自分の心の動揺を見抜かれたくない」という平静を装いたい心理の表れが、女性を「好き避け」という行動に走らせてしまっているのです。
恋愛やデートに対して苦い思い出がある
「好き避け」をしてしまう女性の心理2つめは「過去の恋愛や過去のデートで失敗をした苦い思い出がある」ということです。
人は誰しも恋愛をして大人になるもの。幼少期から一度も人を好きにならずに生きてきた、という人はほとんどいないでしょう。
大抵の人は何かしらの苦い経験を経て大人になっているのです。
しかし、好き避けをしてしまう女性の多くが「過去の恋愛やデートに深いトラウマ」を抱えています。例えば「当時お付き合いをしていた彼氏に何の前触れもなく、理由すら言われずにフラレてしまった」だとか「初デートで思わずおならをしてしまい、引かれてしまった」というような苦い記憶があるのです。
大抵の人なら「昔話」として笑い話しにしてしまうようなことでも、好き避け女性にはまだ「昔話」では片付けられないのです。
なぜなら、恋愛経験の少ない内にこのような経験をしてしまうと、月日が経ってもその記憶は消えることなく好き避け女性を苦しめ続けるからです。
過去に恋愛で傷ついたことを思い返しては、また同じようなことを繰り返すのではないかと、男性に対して恐怖を感じてしまうのです。
「好き避け」をしてしまう女性の特徴
「好き避け」をしてしまう女性は、一見ごく普通の女性が多く見た目では見分けがつかないくらいでしょう。
しかし、いくら好き避け女性が特徴を隠そうとしても、好き避けオーラはなかなか隠せないのです。
実は、人のファッションや行動での特徴には、内面的要素が深く関係しています。例えば、気分が落ち込む日が続いている時って何かと暗くて露出の少ない服を選びがちになってしまいませんか?
逆に恋愛中のウキウキした時期でしたら、ピンクやオレンジなど明るくてフレッシュな服を選んで着てしまいますよね。
このように、内面的要素からついついファッションや行動にも「好き避け女性」の特徴がじわじわと滲み出てしまうのです。
自分には好き避け女性の特徴がどれほど当てはまるのか、チェックしてみても良いでしょう。
自意識が高めな性格の女性
「好き避け」をしてしまう女性の性格には、自意識がかなり高めの性格の女性が多いということです。
なぜこのように好き避け女性の自意識が過剰になってしまうかというと、男性の目を常に意識しているからです。
これは、男好きな女性がするようなものとはだいぶ違っています。好き避け女性は、男性が苦手だからこそ、いざという時の防衛本能で自意識が過剰になってしまっているのです。
人は誰しも、苦手なものってかなり意識してしまいませんか?だって苦手なものが、自分に危害を加える様子が見られたらいつでも逃げられる態勢でいなければいけませんよね。
悲しい事実ですが好き避けをしてしまう女性は、このようにいつでも男性から逃げる態勢をとってしまっているのです。例えそれが好きな男性であっても、です。
真面目で完璧主義な性格の女性
真面目で完璧主義な女性は「好き避け」をしてしまうタイプの女性だと言えます。なぜなら「好きな男性に、ダメな自分を見られたくないから」です。
その完璧主義と真面目さが原因で、好き避けを引き起こしてしまっているのですが、当の女性本人はその事実に気づいていない場合が多いです。
好き避けをしている女性本人的には、好きな男性に冷たい態度をとってしまっているのにも関わらず「今日も変なとこを見られないで良かった」だとか「今日も完璧で冷静な私で居られた」というようにポジティブに考えてしまっているから。
ですからこのタイプの性格の好き避け女性は、職場やイベントなどで男性と会う予定がある時に限って、長袖長ズボンというようなガード硬い女子をアピールしたファッションで挑むのも特徴のひとつです。
「好き避け」をする女性に対する男性心理
好きな男性に対して、露骨に冷たい態度やそっけない態度をとってしまう「好き避け女性」ですが、好き避け女性に好き避けをされた男性達は、どのような心理を抱いているのでしょうか。
もしも大学や同じ職場にいる女性に「好き避け」をされてしまったら、やっぱり寂しいですし何よりも動揺してしまいますよね。
当の本人である好き避け女性は、傷ついて動揺している男性に対して「そんなつもりはないのに」だとか「本当は好きなのに……」なんて思っていたとしても、そんな思いは好き避けをされた男性には届きません。
好き避けをされた男性の心理をきちんと受け止めることが大切です。あなたが彼を大切に思うのなら、好き避けをやめ彼と仲良くなりたいと望むのなら、ここらで自分を見つめ直してみませんか?
ここでは、同じ会社や仲間内で女性に「好き避け」をされた男性達の、好き避け女性に対する男性心理をご紹介します。
「好き避け」は嫌われているサイン?
同じ会社や同じ学校、もしくは趣味のサークル内で特定の女性に避けられているとしたら、まず第一に男性が感じること。
「俺って嫌われている……?」当たり前ですよね。だって男性からしてみれば、あなたが好き避けをしていることなんて検討もつかないでしょう。
ましてや、冷たい態度やそっけない返事、会話もしてくれないような態度をとられ続けているのに「この女性は自分のことが好きなのか?」なんて考えにはなりませんよね。
好きだから避けている、なんて「好き避け」の本当の理由はまかり通らないということをしっかりと肝に命じましょう。
大好きな男性に「女性にこんな態度をされるなんて、これは嫌われているサインなのかも」なんて思われてしまっては、関係は良くなるどころか悪くなる一方です。
冷たい態度をとる、自分を嫌っていると思う相手に寄り添える人なんていないでしょう。逆の立場に立つと、よく分かるのではないでしょうか。
好き避けを克服するのは、恋愛で深く傷ついた女性にとっては厳しいことかもしれません。
しかし「過去の恋愛」で今の「幸せになれるかもしれない状況」をぶち壊すなんて、あまりにも勿体無くはないですか?
避けられる理由が知りたい
特定の女性に対して「好き避け」をされる男性の心理には、避けられる理由を教えてほしいということです。
実際に好き避けをしている女性からすれば「好きだからつい避けてしまう」という明確な理由があり「好きのサイン」なのですが、男性にとっては「何かした覚えはないのになぜか避けられている」という状況なのです。
男性の心理からすると、もしも自分がその女性を怒らせるようなことをしたのならきちんと謝りたい、だからこそ理由を教えてほしい。というのが男性心理です。
男性は、女性が好きのサインで好き避けをしているなんて夢にも思っていないでしょう。ですから「このまま避け続けられると、周りの空気や雰囲気も悪くなってしまうので早めに解決したい」という心理も働いているのです。
職場での冷たい「好き避け」行動とは
女性には全くもって悪気はなくても「好き避け」をされる男性からしてみれば、女性のその好き避け行為は「冷たい」だとか「嫌われているんだろう」というようなネガティブな印象に捉えられてしまいます。
しかも同じ職場内でこのような「好き避け」行動をとられてしまっては、男性にとってはかなり窮屈で居心地が悪いでしょう。
もしかすると、女性の好き避けが原因で「会社に行きたくない」だとか「今日も嫌な思いを味わうのか……」という風に、メンタル面に疲弊を与えてしまうかもしれないのです。
そうなっては、女性の好き避け行為が原因で、好きな男性に嫌われてしまうという本末転倒な自体を引き起こしてしまいかねないのです。
自分は、職場でこのような好き避け行動をしてはいないかしっかりと見直してみましょう。
二人きりになると笑顔がなくなりそっけない
職場内で男性が不快に感じる「好き避け」行動1つめは「2人きりになると途端に笑顔がなくなり、そっけない態度に豹変する」ということです。
ミーティング中や、業務の過程で大勢の人と話す時は「仕事」ですので、真面目な好き避け女性も場をわきまえきちんと対応します。
ときには仕事仲間との会話で笑顔を見せることもあるでしょう。
しかし、ミーティングや業務が一段落し、好きな男性と二人きりになるとさっきまでの態度は嘘だったかのように冷たい態度に豹変するのです。
好き避け女性からすると、好きな男性と二人きりになれて喜ぶ気持ちに比例して、好き避け女性の脳内はパニックに陥っているのです。
会話中に距離をとるような行動をする
好き避け女性の「好き避け行為」が著しく出てしまう場面は、職場で好意を寄せる男性と会話をしなければいけなくなった時。
同じ職場の同じ部署内でしたら、もちろん業務連絡や仕事の進捗状況などを報告し合わなければなりませんよね。
そんなどうしても避けられない場面でも、好き避け女性は好き避け行為に走ってしまうのです。
例えば、好き避け女性が業務の報告のために好きな男性に話しかけたとします。
名前を呼ばれたので男性が振り返ると、好き避け女性はなぜか1、2歩後ろに後退してしまうのです。
これは人間の本能的な防衛本能で「構えが必要なもの」に対して、一定の距離をとろうとしてしまうのです。
このようになぜか身体的な距離をとられると、好き避けをされた男性もキョトンとしてしまいますよね。
「好き避け」をやめたい!男性と上手に距離を縮める方法
「好き避け」に悩んでいる女性はけっこう多いです。好きな男性に嫌われてしまいかねない行為をしたがる女性なんて、いませんよね。
本当だったら好き避けなんてやめて意中の彼と仲良くなりたい、彼との距離を縮めたい、と思うのが普通の感覚です。
では、身に染み付いてしまった「好き避け」をやめるには、一体どうしたら良いのでしょうか。
すぐには好き避けをやめられなくても、徐々に変わっていくことはきっとできるはず。
ここでは、好き避けをやめて意中の男性と上手に距離を縮めるために必要な心構えや方法をご紹介します。ぜひ参考にして「好き避け女性」を脱却しましょう!
「常に笑顔でいること」を意識づける
「好き避け女性」から抜け出すには「常に笑顔でいることを意識の中に組み込む」ということです。
自分の中に「私は誰の前でも、どんな状況の中でも笑顔でいる」ということをプログラミングするのです。
真面目で完璧主義のあなただからこそ、できる方法ではないでしょうか。人は「笑顔の女性」に魅力を感じます。
この方法を上手く身につけることができたら、あなたの人気はもっともっと上がります。そして意中の彼と仲良くなれる日もそう遠くはないでしょう。
少しずつでも男性に歩み寄る姿勢を心がける
「好き避け」をやめ意中の男性との距離を縮めたいのなら、少しずつでいいので男性に歩み寄ろうと、思考自体を変えてください。
言葉にすると難しく聞こえますが、意識や思考を変えるのって実はとっても簡単で手っ取り早い方法なのです。
毎朝鏡の前で「私は意中の彼と仲良くなる、仲良くなる」と、自分自身に言い聞かせましょう。
すると脳が勝手にそれを実現しようと働くので、自然に意中の男性に歩み寄れるようになっていくことでしょう。
「好き避け」をやめて男性と上手に距離を縮めよう♪
恋愛をしている女性にとって「好き避け」は本当に勿体無いことなのです。人を好きになるのって、そんなに簡単なことではありませんよね。
数ある出会いの中でたった1人の男性に心からの恋をするなんて、奇跡のような儚いことではないでしょうか。
せっかくそんな素敵な男性と出会えて恋をしたのですから、できる限りのことはしましょう。
未来のあなたが今のあなたのことで後悔しないためにも、早めに「好き避け女性」を卒業すべきです。
あなたならきっと、大丈夫ですよ。
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