和食のおかず特集!和食は日本人の伝統的な食文化なので、だし、しょうゆ、味噌などを使っているのが特徴です。
季節は春、3月から5月は気候が大きく変わります。「花冷えの日は、ちょっぴり温かいおかずもいいかな」、「5月は暑いからさっぱりと食べたいわ」という声が聞こえてきます。
また、お花見や入学、就職などのイベントも目白押し。春の気候やイベント、旬の食材などを意識しながら、和食のおかずをご紹介します。
和食のおかず①煮物
塩こうじのコクがたまらない豚汁
塩こうじは、米こうじと塩、水を発酵させてつくった和風の調味料で、肉や魚のうま味をぐんとアップしてくれます。
塩こうじを使ったコクのある豚汁を作りましょう。
一口食べればやみつきになりますよ。
《和食のおかずレシピ》
人数…3~4人分
〈材料〉
大根……………1/2本
豚バラ肉………150g
エノキ…………1/2個
シイタケ………2個
長ネギ…………1/2本
油揚げ…………1枚
だし汁…………1200ml
液体塩こうじリ辛の牛もつ………大さじ2
しょうゆ………大さじ1
みそ……………大さじ2
ごま油、七味はお好みでどうぞ。
〈作り方〉
1) 大根は皮をむき、いちょう切りにして電子レンジ600Wで3~4分加熱する。エノキは半分に、シイタケは4つに切る。長ネギは小口切り、油揚げは細切りにする。豚バラ肉は薄切りにして塩をふっておく。※ハサミで切ってもOK
2) 鍋にだし汁を入れ、沸騰させ、豚バラ肉、エノキ、シイタケ、油揚げを入れ柔らかくなるまで煮込む。大根を加える。
3) 塩こうじ、しょうゆ、みそを加え、長ネギを入れる。
4) ごま油と七味はお好みで。
ピリ辛の牛もつ鍋
夕食に牛もつ鍋はいかがですか?ほっぺたが落ちるほどの美味しさです。
牛もつは低カロリーなうえ、お肌がプルプルになるコラーゲンがたっぷり含まれているので、女性におすすめです。
サツマイモとレーズンのレモン煮
「サツマイモとレーズンのレモン煮」は、サツマイモとレーズンが絶妙にマッチしたおしゃれなスイーツのような味わい。
甘味と酸味のバランスがいい。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
サツマイモ……200g
砂糖……………大さじ2
レーズン………大さじ1
レモン汁………小さじ2
水………………適量
〈作り方〉
1) サツマイモは厚さ1cmのいちょう切りにする。15分ほど水にさらす。
2) 鍋に入れて、サツマイモがちょうどかぶるくらいに水をはり、火にかける。
3) 2)が煮立ったら、砂糖、レーズン、レモン汁を加え、落し蓋をし、弱火で20~30分煮込む。
4) 鍋の火を消し、冷ます。
鶏もも肉と野菜のさっぱり煮
「鶏もも肉と野菜のさっぱり煮」は、定番の煮物よりも酢のさっぱり感が特徴。
鶏もも肉がたっぷり入っているので、メインのポジション。ご飯によく合います。
《和食のおかずレシピ》
人数…2~3人分
〈材料〉
鶏もも肉………250~280g
ニンジン………1/3本
ゴボウ…………100g
レンコン………100g
酒………………80ml
砂糖……………小さじ2
みりん…………大さじ1と1/2
酢………………大さじ2
しょうゆ……………大さじ2
水………………150ml
〈作り方〉
1) ニンジンとレンコンは皮をむき、乱切り。ゴボウは長さ5cmに切り、縦半分にする。レンコンとゴボウは水にさらし、アク抜きする。
2) フライパンを熱し、サラダ油をしき、鶏もも肉を炒める。1)の野菜を加え、炒める。酒と砂糖を加え、中火で3分煮る。
3) 2)にみりん、酢、しょうゆ、水を加え、弱めの中火で15分煮る。
4) 器に盛る。インゲンマメと糸唐辛子はお好みで。
旬を食べる!タケノコの煮物
春の野菜といえば、タケノコ。タケノコの煮物をつくりましょう。
タケノコは選び方とアク抜きがポイント。頭の先が黄色く根元はボツボツが少しで、赤くないものを選びます。
外の皮を2~3枚むいて、鍋に入れます。水、米ぬか、唐辛子を加え、1時間ほどゆでアク抜きをします。
アク抜きしたタケノコとコンニャクを調味料で煮ればでき上がり。
ゆず香る鶏レバー煮
レバーは鉄分を多く含むので貧血を予防します。
ゆずはビタミンCが豊富なので肌荒れを防ぎます。
春は生活が大きく変わる季節。ご飯と栄養のあるおかずをしっかり食べたいものですね。
アサリと春キャベツの酒蒸し
アサリの旬は3~6月。アサリと春キャベツをおかずにして、旬の味を楽しみましょう。
アサリを買ったら、すぐアサリの砂抜きを始めます。
バットに塩分濃度3%の水をつくりアサリを入れます。
暗所に3~4時間。アサリが砂をはいたら、貝をこすり洗いし汚れを取ります。
春の魚!メバルの煮つけ
「眼張」と書いてメバル。大きな目が出張っているのでこの名がつきました。旬は春から夏。
また、煮魚の歴史は古く、縄文人が土器で魚を煮ていた記録があります。
メバルの煮つけができたら器に盛って、針ショウガをたっぷり載せます。
すると料亭の一品になりますよ。
世界で有名な日本のすき焼き
「今日は何かのお祝い?」牛肉がたっぷりのすき焼きは豪華な夕食。
有名な日本料理で人気があります。
砂糖としょうゆの甘辛いタレの味わいが特徴で、タレのしみ込んだ牛肉を生卵につけて食べます。
飾り包丁の入ったニンジンは高級感をアップ。市販のすき焼き用のタレを使ってもOK。
大きな豚の角煮
豚の角煮は和食のおかずの定番。
豚バラ肉を角切りにし、砂糖、みりん、しょうゆを加え、長時間弱火でコトコト煮込みます。
お料理上手をアピールできる一品。
郷土料理の味!くぎ煮
兵庫県の郷土料理のくぎ煮。イカナゴの稚魚を砂糖、しょうゆ、ショウガで佃煮にしたもので、折れた釘に似ているのでそう呼ばれます。
春の訪れを感じさせる一品。白いご飯がパクパク食べられますよ。
サバの味噌煮
青魚が苦手なら、「サバの味噌煮」にチャレンジしてみませんか?
味噌に含まれるタンパク質が魚の生臭さを消してくれます。
さらに、味噌の香りとうま味がサバを絶品に仕上げます。
赤味噌を使うと辛めに、白味噌を使うと甘めになります。
和食のおかず②炒め物
ご飯との相性バツグン!豚バラとレンコンの炒め物
ご飯をたっぷり食べたいという人におすすめなのがコレ!
みりんの照りが食欲をそそります。
オイスターソースのこってりとした甘さが、「おかわり」の一言を生みますよ。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
豚バラ肉………150g
レンコン………180~200g
ショウガ………スライス2枚
青ネギ…………少々
バター…………15g
オイスターソース…大さじ1
酒………………50ml
砂糖……………小さじ2
みりん…………大さじ1
しょうゆ………小さじ1と1/2
水………………200ml
〈作り方〉
1) 豚バラ肉を3mmにスライスし、下ゆでする。
2) レンコンは半月切りにし、さっと水にさらして水気を切る。
3) フライパンを中火で熱し、バターでレンコンを炒め、豚バラ肉を混ぜ合わせる。
4) 3)のフライパンに酒、砂糖、みりんを加え、中火で2分ほど煮る。
5) 4)にオイスターソース、しょうゆ、ショウガ、水を加えて蓋をする。強火で煮て、沸騰したら、弱めの中火で15分。
6) 蓋を開けて、煮汁を飛ばす。
7) 器に盛る。青ネギを小口切りにし、ふりかける。
ブリのしょうゆこうじ焼き
魚の味つけに便利なしょうゆこうじを使ったレシピです。
簡単なのに、本格的な焼き魚の味わいです。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
ブリ……………2切れ
しょうゆこうじ…適量
〈作り方〉
1) ブリをフリーザーバッグに入れ、しょうゆこうじを加え、漬け込む。
2) 1)のブリを出し、しょうゆこうじをぬぐう。
3) フライパンを熱し、クッキングシートをしき、ブリを焼く。
エビとスナップエンドウの卵とじ
スーパーにスナップエンドウが並んでいます。春ですね。
そこで、スナップエンドウを使った「エビとスナップエンドウの卵とじ」をつくりましょう。
食感は、エビはプリプリ、豆はコリコリ。
味わいはオイスターソースとごま油の風味がよく、食欲をそそります。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
スナップエンドウ…1パック
エビ……………130g
卵………………2個
ショウガ………1片
酒………………大さじ1
しょうゆ………小さじ1
オイスターソース…小さじ1
ごま油…………小さじ1
塩………………少々
〈作り方〉
1) スナップエンドウは筋を取り、塩で軽くゆでる。
2) エビは殻をむき、背ワタを取る。
3) ショウガはみじん切りにする。卵はボールに割って、塩を加える。
4) フライパンを熱し、ごま油でショウガを炒め、スナップエンドウとエビを加える。
5) 4)の具材に火が通ったら、酒、しょうゆ、オイスターソースを入れ、味をつける。
6) 5)に卵を流し入れ、全体に絡める。
メインを飾る!和風のローストチキン
「和風のローストチキン」はいかがですか?
春は入学や就職など、お祝いごとが多いので、祝杯をあげる日は是非メインにローストチキンをつくってみてください。
楽しい夕飯になりそうです。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
手羽元…………10~12本
酒………………大さじ1と1/2
ハチミツ………大さじ3
しょうゆ………大さじ3
塩・コショウ…少々
〈作り方〉
1) 手羽元の全体に塩とコショウをふりかける。
2) フリーザーバッグに1)の手羽元を入れ、酒、ハチミツ、しょうゆを加え、もみ込む。しばらくおく。
3) オーブンを230℃に熱し、2)の手羽元を35~40分焼く。
ちょっぴり豪華な焼うどん
焼きうどんは和食です。肉と野菜を炒め、調味料で味つけしたもので、北九州市の小倉が発祥。
「ちょっぴり豪華な焼うどん」の場合、肉は豚肉、野菜はキャベツ、ニンジン、ピーマン、タマネギです。
目玉焼きとカツオ節のトッピングは、焼うどんの味にコクをプラス。
紅ショウガは口の中をさっぱりとさせる役割があります。
ホタテとアスパラのバターソテー
春野菜のアスパラガスを使った「ホタテとアスパラのバターソテー」です。
アスパラガスは緑色が鮮やかで、穂先がピンと立ち、開いていないものを選びましょう。
大量に購入し、余った場合は鮮度が落ちないようにビニールで包んで、穂先を立てて冷蔵庫に入れましょう。
ピリ辛こんにゃく炒め
「ピリ辛こんにゃく炒め」は、角切りのこんにゃくを小口切りの唐辛子と一緒に炒めたもの。
こんにゃくは約97%が水。ほとんどカロリーがなく食べると満腹感が得られるので、ダイエットに効果的です。
食物繊維が豊富で便秘を解消してくれるのもうれしい。
豚ロース肉のショウガ焼き
「豚ロース肉のショウガ焼き」は定食屋さんの定番メニュー。
豚肉とショウガがあればすぐにできます。ショウガはタンパク質を分解するので、豚肉を柔らかくします。
すーっとした香りとピリリとした辛さがクセになりそう。
和食のおかず③揚げ物
砂肝の唐揚げ焼酎と共に
焼酎によく合う砂肝の唐揚げをご紹介します。
砂肝のコリコリとした食感とさっぱりとした味つけが人気です。
レモンを絞れば、油のこってり感がなくなります。焼酎を片手に今宵は上機嫌。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
砂肝……………220g
ショウガ………1片
鶏ガラスープの素…小さじ1/2
酒………………小さじ2
しょうゆ………小さじ1/2
塩………………少々
片栗粉…………大さじ1と1/2
レモン…………1/3個
揚げ油…………適量
〈作り方〉
1) 砂肝はスジを切り落とし、ひと口大にする。
2) ショウガをおろし、ボウルに入れる。ボウルに1)の砂肝を加え、鶏ガラスープの素、酒、しょうゆ、塩を加え、よく混ぜる。ラップをし、冷蔵庫に入れ、30分おく。
3) 2)に片栗粉を加え、まぶす。
4) 揚げ油を170℃に熱し、3)の砂肝を入れ、カリッと揚げる。
5) 器に盛る。レモンは半分に切って添える。
甘エビのパリパリ唐揚げ
甘エビをパリパリに揚げてビールで乾杯!
夫婦と、友だちと、楽しいひとときが過ごせます。
殻ごと食べるのでカルシウムが採れますよ。
《和食のおかずレシピ》
人数…3人分
〈レシピ〉
甘エビ…………10~15尾
塩こうじ………小さじ2
片栗粉…………適量
レモン…………適量
揚げ油…………適量
〈作り方〉
1) 甘エビはハサミでヒゲを切り、キッチンペーパーで水気を取る。
2) フリーザーバッグに1)の甘エビを入れ、塩こうじを加え、10分おく。
3) 2)に片栗粉を入れ、甘エビ全体にまぶす。
4) 揚げ油を170℃に熱し、甘エビをパリパリに揚げる。
5) 器に盛る。レモンをカットし、添える。
里芋のゴロっと唐揚げ
里芋を丸ごと唐揚げにします。
ゴロっと大きな里芋の唐揚げは、食べ応えバツグン。
野菜なのでヘルシーでさっぱりしています。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
里芋……………数個
砂糖・ごま油…少々
酒・しょうゆ…適量
片栗粉…………適量
揚げ油…………適量
〈作り方〉
1) 里芋は皮をむいて、電子レンジで加熱する。
2) フリーザーバッグに1)の里芋を入れ、砂糖、酒、しょうゆ、ごま油を加え、もみ込む。半日~1日おく。
3) 2)に片栗粉を加え、まぶす。
4) 揚げ油を熱し、3)の里芋を揚げる。
鶏もも肉のめんつゆ唐揚げ
「鶏モモ肉のめんつゆ唐揚げ」とご飯をガッツリ食べれば元気いっぱい!
鶏肉にフォークで穴を開けると、味がよく染み込んで美味しいですよ。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
鶏モモ肉………250g
ナス……………適量
めんつゆ(4倍濃縮)…大さじ2
片栗粉…………適量
揚げ油…………適量
青ネギはお好みでどうぞ。
〈作り方〉
1) 鶏モモ肉をひと口大に切り、フォークで穴を開ける。フリーザーバッグに入れ、めんつゆ大さじ1を加え、もみ込む。15分おく。
2) ナスをひと口大に切る。フライパンに油を入れ、熱し、素揚げする。
3) 1)に片栗粉を入れ、全体にまぶす。
4) フライパンに油を入れ、熱し、3)の鶏もも肉を揚げ焼きにする。
5) ナスと鶏もも肉を器に盛り、めんつゆ大さじ1を回しかける。
6) 青ネギはお好みで。
名古屋の味!味噌カツ丼
味噌カツといえば名古屋。
味噌カツの味噌ダレは、江戸時代から続く名古屋の赤味噌「八丁味噌」でつくります。
ご飯、サクサクに揚げたトンカツ、甘辛い味噌ダレが、口の中でひとつになって至福の喜びになります。
つけ合わせはキャベツとトマト。ゴマは味のアクセントになります。
黒ゴマがおちゃめな大学いも
大学いもはサツマイモを乱切りにし、油で揚げて蜜を絡ませ黒ゴマをかけたもの。
大正のころには東京の学生街で売っていました。東大生がよく食べていたそうです。
照りが出てピカピカなので、美味しそうに見えます。子どもにも人気。
甘酢がうまい!ささみの揚げ物
鶏のささみは脂肪が少ないので、揚げ物にしてもさっぱりしていますが、甘酢のタレがしっかり絡んでいるのでご飯がガッツリ食べられます。
夕食のメインにおすすめ。リピートしたくなる味わいです。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
ささみ………適量
片栗粉……………適量
砂糖・みりん・酢・しょうゆ…大さじ3
青ネギはお好みでどうぞ。
〈作り方〉
1) ささみをひと口大に切る。
2) 1)のささみに片栗粉をまぶし、熱したフライパンで揚げ焼きにする。バットに取り出す。
3) 2)の空のフライパンに砂糖、みりん、酢、しょうゆを入れ、ひと煮立ちさせる。
4) 3)のタレの中に、2)のささみを入れて、絡める。
5) 器に盛る。青ネギはお好みで。
ちくわの磯部揚げ
「磯部揚げ」とは、のりを衣にした揚げ物のことです。今回の具材はちくわ。
ちくわに小麦粉、卵、のりをつけて、油で揚げます。子どもも大喜びでほお張るでしょう。
のりは日本の伝統的な食材で、701年には、文献に登場します。
大葉の春巻き
春巻きは、ひき肉と野菜のあんを小麦粉の皮で包み、油で揚げる中華料理ですが、大葉を入れて和風にアレンジ。
日本で古くから栽培されている大葉は、さわやかな香りで油のこってり感をぬぐいます。
パリパリの食感が揚げ物好きを虜にします。
東京生まれ?のエビフライ
エビフライは、殻をむいたエビに小麦粉、卵、パン粉をつけて、油で揚げたものです。
東京で考案されたという説が有力。
レモンを絞ってさっぱりと食べたり、マヨネーズのタルタルソースでこってりと食べたりします。
和食のおかず④作り置き
ヘルシーなひじきの煮物
ひじきは海藻の一種で、女性にうれしい栄養素がいっぱい。
骨を強くするカルシウムやお通じをよくする食物繊維、肌を美しく保つビタミンA。
カロリーが少ないのでとってもヘルシーです。
ひじきの煮物は作り置きすれば、卵にまぜて卵焼きにしたり、ご飯にまぜておにぎりにしたりと色々楽しめます。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
ひじき…………150g(水で戻したもの)
大豆の水煮……100g
ニンジン………1/2本
しらたき………130g
だし汁…………400ml
砂糖……………大さじ2
みりん…………大さじ1
しょうゆ………大さじ4
ごま油…………小さじ1
〈作り方〉
1) ニンジンは皮をむいて、拍子切りにする。しらたきはハサミで短くカットする。
2) 底の深いフライパンにごま油をしき、1)のニンジンを炒める。ひじきと1)のしらたきを加え、火を軽く通す。
3) 2)のフライパンにだし汁と砂糖、みりん、しょうゆ、大豆を加え、落し蓋をして、10分煮る。
まる~いおにぎり
「まる~いおにぎり」はとても簡単なので、是非トライしてみてください。
アレンジしてオリジナルのおにぎりをつくるのもgood!
つくり過ぎたら、お花見のお弁当にして春の桜を楽しむのもいいですね。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
白米……………適量
ご飯にかける用のカツオ節・ゴマ・シソのふりかけ「ゆかり」…適量
〈作り方〉
1) 白米を炊く。
2) 1)のご飯を冷まし、カツオ節、ゴマ、シソのふりかけ「ゆかり」を加え、さっくりと混ぜ合わせる。
3) 2)を丸くにぎって、おにぎりにする。
いろいろな野菜の副菜
圧巻!これだけ野菜の副菜が作り置きしてあれば、かなり豪華なお弁当ができます。自慢の妻、自慢のママって言われること間違いなし!
野菜の副菜は次の通り。ブロッコリーの塩ゆで、レンコンとニンジンのきんぴら、大根の梅肉和え、サツマイモの甘露煮、大根の塩コンブ和え、ほうれん草のお浸し、ひじきと大豆の煮物、ピーマンとツナのめんつゆ炒め、ニンジンと小松菜のナムル、コーンの水煮。
野菜のぬか漬け
日本の味「ぬか漬け」。たったの90分で昔ながらの懐かしいぬか漬けができます。
野菜だけでなく、ハムや刺身のぬか漬けなど一風変わった漬物も楽しめますよ。
まるごと鯛めし
「まるごと鯛めし」は、旬の桜鯛をまるごと鯛めしにしたものです。主食が豪華!
臭みが出るのを防ぐため、鯛は焼いてからお米と炊きます。
ゆでたニンジンとさやえんどうを添えると彩りが豊か。
和の情緒あふれる卯の花
卯の花とはおからのこと。おからは豆腐をつくる工程で、豆乳を絞り出した後に残る大豆のカスです。
和の情緒を感じますね。お豆腐屋さんで購入し、野菜を加えてだしと調味料で煮てください。
カロリーが低いので太りにくいですよ。冷蔵庫で保存しましょう。
日本の保存食!イカの塩辛
塩辛は、イカやタコなどの魚介類の身と内臓を塩漬けにし、発酵させたものです。
昔から日本で食べられている保存食。
うま味があるので、日本酒のおつまみ、お茶漬けの具、白いご飯のお供として人気が高いです。
調味料になることもありますよ。
和食のおかず⑤アイデア料理
セレブ風あんかけだし巻き玉子
旦那さまに「まるでおしゃれな定食屋さんみたいだね」って褒められたいなら、「セレブ風あんかけだし巻き玉子」はいかがでしょうか。
サツマイモのご飯、みそ汁、ひじきの煮物の小鉢・・・完璧ですね。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
卵………………3個
大根……………適量
小ネギ…………少々
水………………200ml(50ml・150ml)
白だし…………大さじ1/2
だしの素………小さじ1/2
酒・みりん・しょうゆ…大さじ1/2強
片栗粉…………少々
〈作り方〉
1) ボールに卵、水50ml、白だしを入れ、混ぜ合わせる。
2) 卵焼き用のフライパンを熱し、サラダ油をしき、だし巻玉子をつくる。
3) 鍋に水150mlと酒、みりん、しょうゆ、だしの素を入れ、ひと煮立ちさせ、水で溶いた片栗粉を加える。
4) 2)のだし巻玉子を切って、器に盛りつける。3)のあんをかける。大根はおろし、小ネギは小口切りにし、だし巻き玉子の上にのせる。
朝食の名脇役は自家製の佃煮
朝食の名脇役は白いご飯の上が似合うもの。
ここでは佃煮のレシピをご紹介します。「えっ、自分でつくったの?」と驚かれますよ。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
コンブ…………適量
ポン酢・オリーブオイル…適量
〈作り方〉
1) コンブを小さく刻み、ミキサーに入れる。
2) 1)に、ポン酢とオリーブオイルを加える。割合は、コンブ:ポン酢:オリーブオイル=1:2:1/2
3) ミキサーのスイッチをオンにする。トロトロになったら、スイッチを切って、器に入れる。
まるでプロみたい!マグロのレアカツ
漬けマグロをカツレツにしたアイデアあふれるレシピをご紹介します。
まるでプロのシェフみたい。ソースは3種類。マヨネーズソースは子どもたちが喜びます。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
マグロの短冊…適量
薄力粉・卵・パン粉(細目)…適量
揚げ油…………適量
みりん・しょうゆ・ワサビ…適量
ポン酢・岩のりの佃煮・ゆずコショウ・マヨネーズ…適量
〈作り方〉
1) マグロの短冊に、みりん、しょうゆ、ワサビを加え、1~2時間おく。
2) 1)のマグロを取り出し、キッチンペーパーで水気をふく。
3) マグロに薄力粉→卵→パン粉をつける。
4) 揚げ油を180℃に熱し、3)のマグロを揚げる。
5) マグロを切って、器に盛る。
6) ソースを3種類つくる。①ポン酢、②岩のりの佃煮とマヨネーズ、③ゆずコショウとマヨネーズ
サバの竜田揚げカレー風味
サバの竜田揚げは和食のおかずの定番ですが、カレー粉を加えてひと工夫。
ひと口大に切ったサバに、酒、しょうゆ、ショウガの絞り汁、青ネギ、カレー粉で下味を付け、片栗粉をまぶし油で揚げます。
お好みでレモンを絞ると美味しい。
シイタケの天ぷら丼
天ぷらは和食の代表的なおかず。江戸時代は屋台のファーストフードでした。
「シイタケの天ぷら丼」はシイタケの天ぷらがいっぱい。
半熟の煮卵が添えられているので、黄味と絡めて食べるのがおすすめです。
和食のおかず⑥簡単なスピード料理
レンジでチン!月見ぶっかけうどん
小腹がすいたときにおすすめのレシピが、「レンジでチン!月見ぶっかけうどん」です。
どんぶりを用意してから「いただきます」までおよそ10分。
見た目も味もあなどれない一品です。
《和食のおかずレシピ》
人数…1人分
〈材料〉
冷凍うどん……1個
卵………………1個
めんつゆ………大さじ1と1/2
ごま油…………少々
ゴマ、長ネギはお好みでどうぞ。
〈作り方〉
1) どんぶりに冷凍うどんを入れ、めんつゆとごま油を加える。
2) 1)のどんぶりにラップをして、電子レンジで4分、加熱する。
3) ラップをはずし、よく混ぜてから、卵を落とす。
4) ゴマと長ネギはお好みで。
電子レンジでチンする前に、キャベツやベーコンなど、好きな具材を入れてもO.K。卵の上にカツオ節をふわっとのせると、いっそう本格的な味に近づく。
びっくりするほど簡単なレシピ!ツナじゃが
和食の定番といえば肉じゃがですよね。ここでは、肉じゃがではなくツナじゃがのレシピをご紹介します。
豚肉の代わりにツナの缶詰を使うのですが、味付けは肉じゃがそっくり。ご飯のお供にピッタリです。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
ジャガイモ……適量
タマネギ………適量
ツナの缶詰……適量
砂糖……………大さじ1
みりん…………大さじ1
しょうゆ………大さじ1
〈作り方〉
1) ジャガイモをひと口大に切る。タマネギは薄切りにする。
2) 耐熱容器の中に1)のジャガイモを入れ、その上に1)のタマネギとツナをのせる。
3) 2)に砂糖、みりん、しょうゆを加え、ラップをして、電子レンジで7~8分加熱する。
4) 3)をざっくりと混ぜて、器に盛る。
つぶつぶの食感が楽しい!雑穀ごはん
「つぶつぶの食感が楽しい!雑穀ごはん」は、赤米や黒米、ひえ、あわ、小豆など、十六種類の穀類がブレンドされている「やずやの発芽十六雑穀」を白米と一緒に炊き上げたものです。
雑穀の歯ごたえがいいだけでなく、ビタミンやミネラルが豊富で味わい深いのが人気。
赤、黒、黄色など彩りが華やかな上、冷めても美味しいので子どものお弁当におすすめです。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
白米……………2合の場合
「やずやの発芽十六雑穀」…1袋
〈「やずやの発芽十六雑穀」の炊き方〉
1) お米を水で研ぐ。
2) お釜に米と水を入れる。
3) 白米2合に対して、「やずやの発芽十六雑穀」を1袋入れ、混ぜ合わせる。
4) 水を大さじ2~3加える。
5) 炊飯する。
木の芽のさわやかそうめん
木の芽が食卓を彩ると春を感じます。
そうめんの上に木の芽を飾って、一緒に食べましょう。
口いっぱいにフレッシュな香りと味わいが広がります。
牛のヒレステーキ和風ソースがけ
お肉をガッツリ食べたい日は、牛のヒレステーキがおすすめです。
焼く前に牛肉を常温に戻し、焼いた後に牛肉をアルミホイルで包んで休ませるのがポイント。
《和食のおかずレシピ》
〈材料〉
牛のヒレ肉……1枚
塩・コショウ…少々
市販の和風ドレッシング…適量
つけ合わせはお好みでどうぞ。
〈作り方〉
1) 牛のヒレ肉に塩とコショウをふる。
2) 鉄板を熱し、サラダ油をしき、牛肉を焼く。片面を強火→弱火、ひっくり返して、強火→弱火。
3) 2)の牛肉を鉄板からおろし、アルミホイルで包み、3分待つ。
4) 3)の牛肉を鉄板にのせる。和風ドレッシングをかける。つけ合わせはお好みで。
ごまごまのネギごはん
「ごまごまのネギごはん」は、青ネギをいりごま、ごま油、塩で味つけし、白いご飯の上にのせたものです。
青ネギの辛味とごまのコクがご飯に絡まって絶品!
簡単なので朝の忙しいときに便利です。
焼きそら豆
春が旬のそら豆。美味しいのは収穫してから3日間だけ。購入したらすぐに調理しましょう。
「焼きそら豆」は「やめられないとまらない」一品です。
ゆでる場合は、豆の黒いツメに切り込みを入れるとシワシワになりません。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
そら豆…………1パック
塩………………大さじ1
〈作り方〉
1) そら豆を皮ごと水で洗い、多めに塩をふりかける。
2) 1)のそら豆をグリルに並べ、中火で皮に焦げ目がつくまで焼く。
春キャベツと干し桜エビの酢の物
春色のレシピをご紹介。「春キャベツと干し桜エビの酢の物」です。簡単にできます。
小鉢に盛ると品があっておしゃれ。干し桜エビは空煎りすると香ばしくなります。
《和食のおかずレシピ》
人数…2人分
〈材料〉
春キャベツ……150g
干し桜エビ……5g
「べんりで酢」…大さじ3
塩………………少々
ごま油…………大さじ1
〈作り方〉
1) 春キャベツはひと口大に手でちぎる。
2) 鍋に塩を入れ、1)の春キャベツを加え、さっとゆでる。冷まして、水気を絞る。
3) ボールに「べんりで酢」とごま油 を入れ、混ぜる。
4) 3)のボールに2)の春キャベツと干し桜エビを加え、軽く混ぜる。
美味しい和食のおかずでご飯をいっぱい食べよう!
和食のおかずを、春の気候、イベント、旬の食材を意識したものから50品ご紹介しました。
自分と家族の健康と味覚に合ったおかずを無理せず、楽しんで料理してください。
ご飯がとびっきり美味しく食べられるはず。きっとみんな笑顔になりますよ。
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