お庭やベランダで何を育てようかなと考えると、丈夫で虫の付きにくいハーブ!とお考えの方も多いと思います。
でも、どうせ育てるなら一年中緑を保ってくれる常緑樹だったり、来年も元気に育ってくれる多年草のハーブが手間もかからず経済的。
そこで今回は、ナチュラルなハーブガーデンを演出でき、インテリアにも楽しく活用できるおすすめのハーブをご紹介します。
1.常緑で強健!活用法も色々の「月桂樹(ローリエ)」
一年中濃い緑の葉をつける月桂樹は、とても丈夫な常緑樹。
庭で育てると年月をかけて大きく育ちますが、ベランダで育てる場合は、下の方を刈り込んでトピアリー仕立てなどおしゃれな見た目にすることも可能です。
収穫し乾燥させ保存しておくと、ピクルスなどを作るときの防腐剤や、煮込み料理の臭み消しにもなるのでとても重宝しますよ。
葉は風通しの良い日陰で1~2週間乾燥させ、乾燥材を入れた保存容器で保存します。
お料理以外にも、プレゼントや手作りのお菓子をラッピングする際などに、ちょっとしたアクセントとしても使えますよ。
2.花もかわいい!常緑ハーブ「ローズマリー」
一年中青々と爽やかな香りを放つローズマリー。
お料理やお菓子、アロマオイルやお茶などにも使える「若返りのハーブ」と言われ、暑さ寒さにも強いため育てやすいハーブです。
春から秋にかけて、小さなピンクやパープルの花をさせてくれるのも嬉しい魅力。
ラベンダーと一緒に植えれば、ちょっとしたナチュラルガーデンを演出できますね。
常緑のローズマリーは、緑の寂しい冬のリースや他のお花やハーブと組み合わせてのスワッグも素敵。
また、お花のボリュームや色どりを足すための、脇役的存在としても活躍してくれます。
とても香りが良いので、アレンジするときも幸せな気分になりますよ。
3.ユラユラ揺れるハート型の葉「ユーカリ・ポポラス」
ブーケのアレンジにも良く見られ、マットな質感の葉を持つユーカリ。
色んな種類がある中でも、ハート型の葉っぱがかわいいと人気なのが「ユーカリ・ポポラス」です。
生育が早めなので、お庭ならシンボルツリーにするのもおすすめ。
青空にユラユラと揺れるやわらかなハートの葉を見るたびに、ハッピーな気持ちにさせてくれます。
葉の形がかわいいユーカリ・ポポラスは、花びんにそれだけ飾っても素敵ですが、リースやスワッグにしてナチュラル感いっぱいインテリアアクセサリーにも。
すっきりと爽やかな香りは清涼感があって、気分もシャキッとさせてくれますよ。
4.足元から広がる爽やかな香り「クリーピングタイム」
芝生やグラウンドカバー代わりに使う方も多い「クリーピングタイム」。
香りも良く、種類によりますが春には小さなお花をたくさん咲かせてくれます。
耐寒性もあるので冬は表面上枯れたようになりますが、春には目を出し花を咲かせてくれるのも楽しみ。
ただ繁殖力がとても強いので、お気に入りのお花を植えている場所は避け、むき出しの土が気になる部分に植えるのがおすすめです。
丸くリースのように形作ったものを、壁掛けにしたりキャンドルホルダーの飾りに使っても素敵。
フレンチシックや、ナチュラルなスタイルのインテリアにとても良く似合います。
丈夫で育て方として手間のかからないタイムですが、肥料をあげないで育てた方がより香りの良いタイムに育ちます。
5.多年草として毎年楽しみたい「ラベンダー」
高温多湿の日本では、多年草として育てるのが難しいと言われるラベンダー。
最近では、日本の暑さにも耐えられる品種改良のされたラバンジン系の「アロマティコ」と呼ばれる品種や、長崎県オリジナルの「長崎ラベンダー」が人気です。
近くを通るだけでフワッと広がる優しい香りと、かわいらしい紫色のお花はお庭やベランダに一つは持っておきたいハーブですね。
ラベンダーを多年草として何年も楽しみたいなら、株を充実させるため、花が咲いたらバッサリと剪定するのもひとつの方法。
切ったお花は乾燥させて、最近人気の植物標本(ハーバリウム)として楽しむのもおすすめです。
ビンの中で透き通った植物がとてもキレイで、インテリアのアクセントにもなりますよ。
まとめ
お料理に使用するだけでなく、様々な活用法が楽しめる丈夫なハーブをご紹介しました。
枯らせてしまって毎年買い求めるのではなく、始めから丈夫で長持ちしてくれるハーブを選べば、色々な楽しみ方に挑戦することもできますね。
是非。お庭やベランダを彩るハーブを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
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