はじめに
裁縫が昔から苦手な私ですが、最近、実は刺繍を始めました。と言っても初心者な上、不器用なので難しいものは作れません。
でもやってみて思ったのが、敷居が高そうに感じていた刺繍って、針と糸と布さえあれば、実は気軽に始められるということ。
また、刺繍は時間がかかるイメージがありましたが、デザインによっては意外と短時間で作れるということも知りました。
そこで今回は、私のような初心者さんにおすすめしたい刺繍の気軽な楽しみ方をご紹介します!
刺繍を簡単に楽しむ方法
道具や材料は全て100均で揃う
刺繍糸に針、布、刺繍枠、ありがたいことに必要な道具や材料は全て100均で揃います。
何かを始めようとすると、最初はどうしても色々揃えるのにお金がかかってしまうものですが、刺繍はその点、本当に気軽に始められます。
そして、簡単に刺繍を楽しみたい方におすすめしたいのがダイソーのこちらのシート。
刺繍用下地シートという商品です。
使い方はのちほど詳しくご説明しますが、面倒な図柄の写しを簡単にできちゃう便利グッズです。
さぁ、材料を揃えたら、早速作成スタートです♪
簡単に縫える図柄を選ぶ
何を刺繍するか、これは気軽に刺繍を楽しむ上でとっても大事なポイントです。
刺繍は、少しずつ丁寧にひとつの作品を作っていくからこそ完成の喜びが大きく、愛着のある作品が生まれるのだと思うのですが、逆にそこが初心者にとってハードルが高く感じてしまう部分でもあります。
そこで私は、まずシンプルなイラストや文字など線をなぞるだけで大丈夫なモチーフから挑戦することにしました。
図案に使ったのは、お気に入りの手をモチーフにしたシンプルなポストカード。
また刺繍や消しゴムハンコの本から文字や簡単なイラストの図案をチョイスしました。
もちろんこういったものがない場合は、フリー素材のものをダウンロードして使っても。
また自分で書いたり、お子さんに書いてもらったりしてもいいですね!
刺繍下地シートを活用する
さて刺繍したいモチーフを選んだら、これを先ほどご紹介した下地シートに印刷します。
まず下地シートと同じサイズの紙にコピーした図柄をまとめて貼りつけます。毎回印刷するより、まとめて印刷しちゃうのが断然楽チンです。
あとはこれをプリンターのコピー機能を使って下地シートに印刷します。印刷できたら使いたいものをカットして、これを布にペタリ。
シートはちゃんとシール状になっています。
もしプリンターがない場合は、図柄を水性ペンで写してもオッケー。
ただし、そのままだと図柄が見づらいので窓などに当てて光を通しながらの作業がよさそうです。
これで図柄の写しが完了!楽しい刺繍タイムの始まりです♪
基本のステッチだけでも大丈夫
さて刺繍には様々なステッチがあります。少しずつマスターしていきたいところですが、まずは基本のバックステッチさえできれば大丈夫!
バックステッチはこの繰り返しなので、初心者さんでも簡単に縫うことができます。
線をなぞるだけなので、それほど時間をかけずに縫えました♪
全て縫い終えたら、生地を水に5分ほど浸して、軽くもみ洗いして下地シートを溶かします。
あとはアイロンなどを使って布を乾かせば完成です!
できた作品はフレームに入れて壁に飾れば、シンプルですが、さりげなく存在感のあるインテリアに。
またイラスト以外に文字も、多少いびつな仕上がりでもそれが味になってくれます。
ぜひ気軽にチャレンジしてみてください!
番外編
プリント生地を活用する
ここまで、下地シートを使った方法について紹介してきましたが、最初からプリントされている布にポイントで刺繍をするのも、簡単に刺繍を楽しむのにおすすめの方法です。
用意するのは、好きな柄の布とその模様と同系色の刺繍糸。
縫いやすそうなところ、目立たせたいところなど好きな場所に刺繍をしていきます。
これなら難しいステッチができなくても大丈夫ですし、気が向いたところだけを縫えばいいので、気楽に時間をかけずに楽しめます。
多少縫い目がいびつでも、プリント生地であれば、さほど目立たないのも嬉しいポイントです♪
クロスステッチを楽しむ
刺繍を簡単に楽しみたいなら、クロスステッチもおすすめ!
クロスステッチ用の布を使えば、穴が開いているところに針を通していけばいいだけなので簡単♪
布は100均(写真のものはダイソー)でも購入可能です。
図柄は刺繍本以外にもPinterestなどで検索してみてもいろいろ出てくるので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?一見、敷居が高そうな刺繍も、やり方次第では初心者さんでも簡単に、しかも時間をかけなくても楽しめそうですよね!
次回は、刺繍作品の飾り方や活用法についてご紹介したいと思います。
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