ミラーリングという言葉、聞いたことありますか?
恋愛においても効果的な心理テクニックの一つですが、実際にミラーリングをする男性の心理や、女性が気になる男性にすると効果的というミラーリングなどまとめてご紹介します。
ミラーリングとは
ミラーリングとは、相手の動作や言動を鏡のように真似することによって、相手に親近感や安心感を抱かせる心理テクニックです。
「ミラーリング効果」と呼ばれる程、ミラーリングは、恋愛テクニックの一つとしても大きい効果があります。
同性異性問わず好意的なサインなので、もし自分の動作や言動をさりげなく真似されているなと感じたら、その相手はあなたに好意を持っている可能性が高いでしょう。
イライラの原因を映し出す鏡でもある
また、ミラーリングは、イライラした時の自分でも気付かないイライラの原因を映し出してくれる効果もあります。
ほとんどの人が他人にイライラさせられることがあるかと思いますが、それは本当のイライラの原因が自分で気付いていないからです。
他人にイライラした時は、イライラした相手の行動を自分の行動として考えてみましょう。すると、実は自分も同じようなことを他人にしていてそれを自分で良く思っていない、ということに気付くと思います。
このように、自分でも気付いていない何かがあることに気付かせてくれるのも、ミラーリングの効果と言えます。
ミラーリングによる恋愛効果
恋愛対象になりやすい
ミラーリングによる恋愛効果1つ目は、恋愛対象になりやすいことです。
人の心理として、自分に似ている人を好きになりやすいということがあります。そのため、相手と同じような仕草や言動をして親近感を沸かせるミラーリングを活用することで、恋愛対象になる可能性が高くなります。
ただし、あくまでもさりげなく行う必要があります。あからさまに真似をすると、「ばかにされてるのかな」と不快な思いになることがあるので、さりげなさに気を付けましょう。
彼氏との愛情が深まる
ミラーリングによる恋愛効果2つ目は、彼氏との愛情が深まることです。
片思いの時だけではなく、両思いになって付き合ってからも恋愛におけるミラーリング効果は期待できます。
大好きだからこそ、同じことを感じて感情を共有したいという気持ちが出るのです。
彼氏と食事している時を想像すると分かりやすいですが、例えば彼氏がドリンク飲んでいたら自分もドリンクを飲む、彼氏が食べているものと同じ食べ物を食べる、など同じ行動をすることで「美味しいね」「ちょっと味濃いね」などと感想を言い合えて、さりげない瞬間も共有できるのです。
片思いから両思いになりやすい
ミラーリングによる恋愛効果3つ目は、片思いから両思いになりやすいことです。片思いの時というのはアピール方法に困るものです。
好意を直接的に伝えるのは恥ずかしいしそんな勇気はない、でも全く伝わらないのは悲しいなど複雑だったりもします。
そんな時に自然な感じでミラーリングできると、好意が伝わりやすい、心を開きやすい、という気持ちから、最終的に居心地の良さに行きつき、気付いたら両思いになっていたということもあります。
居心地の良さを感じさせられる
ミラーリングによる恋愛効果4つ目は、居心地の良さを感じさせられることです。ミラーリングは本体親近感や安心感をもたらす効果があります。
親近感や安心感から居心地の良さを感じることにより、恋愛感情に発展する可能性が高くなります。
流れからごく自然な形で恋愛感情を持つようになるので、片思いしている側も余計なアピールやモテテクを使わず振り向かせることができますし、相手側も「好かれてるから好きになった」のではなく自ら居心地の良さを感じることで好きになった形となるので、より深い愛情を感じることでしょう。
ミラーリングをする男性心理
好きな女性だから無意識にミラーリングしている
ミラーリングをする男性心理1つ目は、好きな女性だから無意識にミラーリングしているという心理です。
無意識のうちに好きな女性の仕草や動きは自然と追っている男性は多いです。
そして目に入った動作を自然と真似しているという、本能レベルな深層心理からくるミラーリングです。
この場合、好きな女性に対して自分の気持ちを気付いてもらいたい、両思いになりたいなどの欲はなく、シンプルに好きな女性に対する愛情の証であると言えます。
緊張している
ミラーリングをする男性心理2つ目は、緊張しているという心理です。緊張状態である場合、好意あるなしに関係なく、目の前にいる人の動作をとりあえず真似することもあります。
初対面であったり、自分がまだ心を開いていない相手や目上の人といる時に、どう過ごしたらいいか分からなくて気まずいという心理が働き、その場をやりきるために相手の動作を真似しているのです。
この場合も無意識なミラーリングであることが多いです。本能レベルで自分自身の緊張を落ち着かせようとしている行動と言えます。
好意をアピールしている
ミラーリングをする男性心理3つ目は、好意をアピールしているという心理です。好意を持っている相手に対して、自分の好意に気付いてもらいたいという心理が働いて、相手の仕草や動作を意識的に真似するのです。
恋愛に積極的なタイプがこの心理でミラーリングすることが多いです。また、ミラーリングするときも相手女性の目をしっかり見ていることも多いです。
恋愛に消極的な男性もこの心理でミラーリングすることもありますが、その場合、非常にさりげないため、相手にも気付かれにくいでしょう。
恋愛に消極的ながらも一生懸命なアピールであると言えます。
相手を安心させたい
ミラーリングをする男性心理4つ目は、相手を安心させたいという心理です。
人はミラーリングされることで、自分と動作やタイミングが似ているので「この人は敵じゃないな」「なんだか居心地良いな」などと感じます。
そして心を開くようになります。その心理を知っていて、相手を安心させたいと思う時にミラーリングを利用する人が多いです。
この心理の場合、恋愛の場面においては好意のあるなしはミラーリングだけでは判断できかねますが、男性が女性に対して安心させたいという心理が働く時というのは、ほとんどの場合が好意あると思っていいでしょう。
習慣になっているだけ
ミラーリングをする男性心理5つ目は、習慣になっているだけという心理です。特に狙っている考えはなく、無意識のうちに仕草や動作を真似しているというパターンです。
小さい頃からの習慣であることが多いです。このタイプの場合は相手に対する好意のあるなしなどの心理は全くないと言えます。
そのため好意のあるなしを見極めるには他の言動を見る必要があります。
気になる男性に対する効果的なミラーリング
仕草や話し方を真似する
気になる男性に対する効果的なミラーリング1つ目は、仕草や話し方を真似することです。
会話中や、社内恋愛であれば会議中など、気になる男性の仕草や話し方を自然と真似してみましょう。
具体的には、会話中気になる男性が腕組みをしたら自分も腕組みをする、声のトーンを真似する、などです。ここで重要なのはあくまでも「自然に」真似することです。
あからさまに真似したり、オーバーに真似してしまうと、相手は馬鹿にされる気がしたり、真似されることを不快に感じることがあります。
自然なミラーリングによって「なんとなくこの人とは気が合うな」と感じ、いつの間にか気になる存在になる心理を上手に使いましょう。
行動を共にする
気になる男性に対する効果的なミラーリング2つ目は、行動を共にすることです。
2人で会うようにするということでもありますが、まだ2人で会える関係性じゃないと言う場合は、団体行動の中でも彼と同じ行動をする、同じ場所に行くなど行動を共にすることを意識しましょう。
できることなら「あなたが行くなら私も行く」という積極的な言葉を伝えながら行動を共にするとなお効果的でしょう。
恥ずかしい、関係性的にそんな発言する勇気がないというような場合は、「私もちょうど行きたいと思ってた」などと、偶然同じことを考えてたというアピールをするといいでしょう。
同じことをして過ごす時間が多い相手のことは、いつの間にか意識するようになる心理を利用したミラーリングです。
言葉を繰り返す
気になる男性に対する効果的なミラーリング3つ目は、言葉繰り返すことです。「オウム返し」とも言いますが、相槌と同じような感覚で、相手の言った言葉を繰り替えすミラーリングも効果的です。
例えば、気になる彼が「この間サッカーしたんだよね」と言った場合、普通であれば「そうなんだ、どこでしたの?」などと会話を広げるところを、「サッカーしたんだ、どこでしたの?」というように、一度同じ言葉を繰り返してから、質問したり話を広げていくというテクニックです。
言葉を繰り返すことで、自分の話をちゃんと聞いてくれている、この人にもっと話したいという心理が働きます。
表情を真似する
気になる男性に対する効果的なミラーリング4つ目は、表情を真似することです。
彼が悲しい表情をしていたら自分も悲しい表情を、楽しそうな表情をしていたら自分の楽しそうな表情をすることで、気持ちを分かち合っている感覚になります。
女性は共感してほしい体質とよく言われいていますが、実は男性も同じで、男性も自分の気持や考えを共感してもらえれたら嬉しいのです。
その心理を上手に利用しましょう。彼の表情をよく観察して、その時の表情を真似することでまずは気持ちに寄り添うことができます。
飲食を真似する
気になる男性に対する効果的なミラーリング5つ目は、飲食を真似することです。
食事の場面で使うミラーリングで、相手がドリンクを飲んでいたら自分もドリンクを飲む、相手が食べていたら自分も食べるなど、飲食を同じタイミングでするようにしましょう。
食べ物についても、食卓の中で種類がある場合は、同じものを食べるようにします。
そうすることで自然な形でミラーリング効果が生まれますが、「これ美味しいね」などという会話も広がり、より食事を楽しむことができます。
この女性とは一緒に食事して楽しい、食べ物や飲み物についての感想を共感できて居心地が良いな、という心理にさせることができます。
要注意!逆効果になり得るミラーリング
なんでも真似する
逆効果になり得るミラーリング1つ目は、なんでも真似することです。いくら親近感や安心館をもたらうからと言って、なんでもかんでも真似するのは逆効果になる可能性があります。
というのも、本来のミラーリングは、「自分と似ているな」「なんか親近感沸くな」と感じさせることであり、「自分の真似されてるな」と感じさせることではありません。
なんでもかんでも真似すると、「人の真似をする人」というイメージがついてしまい、関係が発展することはなくなってしまいます。
相手を理解しないでミラーリングする
逆効果になり得るミラーリング2つ目は、相手を理解しないでミラーリングすることです。
上述した「なんでも真似する」ことと似ていますが、誰に対しても同じ行動でミラーリング効果を得ることは難しいです。
人によっては真似されるのを嫌がる人もいますし、自分と全く違うものを選んだり刺激を感じる女性を好きな人もいます。
誰彼かまわずミラーリングするのではなく、相手がどんな女性がタイプなのかを理解することが大事です。
その上で、居心地の良さを感じさせることと新鮮さを与えることのバランスを見てミラーリングしましょう。
ミラーリングをする男性心理を知ろう!
ミラーリングする男性の心理には様々なパターンがありますが、関係性やその男性の性格によって意味合いが違ってきます。
相手の表情など、ミラーリング以外の言動と合わせて見てみるとより判断しやすいです。
彼自信が無意識でしている場合もありますし、アピールしたくて意識的にしている場合もあります。
あなたの仕草や動作を真似するミラーリングという何気ない行動に気付いたら、ミラーリング以外の言動にも注目することで彼の心理が理解しやすくなるでしょう。
自分がミラーリングする場合は「さりげなさ」が一番のポイントになります。心地良さを自然と感じてもらえるようなミラーリングを意識しましょう。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物