カトレアの花言葉をご紹介!
カトレアと言えば「ランの女王」とも呼ばれる豪華な花ですよね。時おり胡蝶蘭と混同されることもありますが、胡蝶蘭とは別の花です。
華やかで気品がある姿が人気で、近年では様々な種類が花市場を賑わせています。切り花やアレンジメントの主役としてもよく利用されていますよね。
でも、巷では「怖い花言葉がある」という噂もあるようです。本当にカトレアの花言葉は怖いのでしょうか。
この記事では、そんなカトレアの生態や花言葉を大特集します!
カトレアについて
カトレアの学名は「Cattleya」ラン科カトレア属に属しています。
原産地は中南米で、野生のカトレアは40種から80種に及ぶと言われています。
だいたい通年お花屋さんで扱ってはいますが本来の開花時期は10月から2月のちょっと寒い季節となっています。
モノによっては18cmにも及ぶ大輪になるカトレア。ですが、最近ではミニカトレアやミディカトレアなどもでてきています。
近縁種を交配することで、扱いやすく小さな花を咲かすことに成功したようです。少し小さめの種もでき、家庭でも育てやすくなりました。
種類にもよりますが、日本では冬から春頃の季節にかけて花が咲きます。中南米出身のせいか基本的に日当たりの良いところを好む花です。
カトレアの花の色は多種にわたり、赤・ピンク・白・黄色・オレンジ・青・紫・緑といった単色の他に白と紫の複色などがあります。
それぞれの色別にも花言葉がついています。
フォーマルフラワーとして人気
豪華絢爛な雰囲気と、後述するステキな花言葉からカトレアはフォーマルフラワーとしても人気があります。
パーティ会場を華やかに彩ったり、女性のコサージュや髪飾りのモチーフとしても用いられています。
また、新郎新婦を祝福する結婚式のブーケとしても人気が高いんです。
一輪だけでも豪華に見えるカトレアですから、様々な色を取り揃えられたブーケは次の花嫁も祝福してくれそうですね。
カトレアクローバー
カトレアはその豪華な印象から、ほかの植物の名前に使われていることもあります。
こちらのカトレアクローバーもそのうちの一つです。
カトレアクローバーはマメ科の植物で、カトレアとは名前だけの繋がりです。
しかしクローバーの中でもエレガントな花が咲くことからこの名前になったと言われています。
カトレアクローバーの花言葉は「堅実」「幸福」「約束」となっています。
花言葉はカトレアの花言葉とはことなり、クローバーよりのものとなっています。
カトレアの名前の由来
カトレアの花名は、初めて収拾・栽培に成功したWilliam Cattely(ウィリアム・カトレー)氏にちなんでつけられたと言われています。
また、和名というわけではありませんが日本ではあまりの花の美しさから日の出に例えられ、ヒノデランと呼ばれることもあります。
カトレアまたはカトレヤとも呼ばれ、その優美な雰囲気から「ランの女王」と呼ばれることも。
四大洋ランのトップとして君臨しており、もっとも有名な洋ランといって差し支えありません。
カトレアの特徴
カトレアの特徴はなんといっても、その豪華な花にあります。通常花の大きさは10cm以上のものが多く、花びらの色も品種改良によって様々なものが生まれています。
大輪を咲かせる通常のカトレアの他に、中型のミディカトレア・小型のミニカトレアと品種改良されたものも多く出回っています。
通常のラン科の植物に比べて、開花時期が比較的短くなっているため注意が必要です。
また、大変香りが良いことも特徴です。ですが、カトレアから香料をとることは難しいため、天然の香料を使った香水は大変貴重なものになっています。
中南米出身の花なので、あまり寒さに強くはありません。ですが、 高山の樹木に着生しているので、それほど高温でなくても育ってくれます。
日本に来たのは明治末期で、イギリスから輸入されました。
カトレアのマメ知識
こちらでは花言葉とは別にカトレアに対するマメ知識をご紹介します。花言葉以外にも使えるカトレアマメ知識とはどんなものでしょうか。
カトレアの誕生花
誕生花というのをご存じですか?誕生花は、生まれた日にちなんだ花のことです。
誕生日に花言葉の思いもこもった誕生花をもらうとちょっと嬉しくなりますよね。
そんなカトレアの誕生花は1月13日・11月24日などが該当します。
カトレアを国花にしている国
カトレアは品種も多いため、カトレアを国花としている国は意外と多く存在します。
まず険しい熱帯雨林が多い中央アメリカの国、コスタリカ。
次に、国名の由来がコロンブスで有名なコロンビア。その他にもブラジルやベネズエラなどがカトレアを国花としてあげています。
これらの国の共通点は、いずれもカトレアの故郷ということです。もともと中南米では野生で生えていた花なので、納得ですね。
カトレアの花言葉
「魔力」「魅惑的」「高貴」など、絢爛豪華なカトレアにふさわしい花言葉が多いですね。
こんな花言葉を持つカトレアをデートのときに送られたら、女の子はドキドキしちゃいそうですよね。
カトレアはカワイイというよりも、キレイという花言葉が似合う花です。
花の印象にふさわしく「魔力」という花言葉もあります。しかし、カトレアの花言葉は少し怖いという印象もあるようです。
確かに見方を変えると「魔力」や「魅惑的」という言葉は人を惑わすなど悪い印象があるので、カトレアには怖い花言葉があると思った人がいるのではないでしょうか。
次は色別に、カトレアの花言葉を見ていきましょう。
赤色のカトレアの花言葉
厳密に言うと、バラの様に真っ赤なカトレアというのはあまり多くはありません。
濃いピンクや赤みが強い紫色のカトレアが多いようです。
そんな赤のカトレアの花言葉は「成熟した大人の魅力」です。
絢爛豪華なカトレアにふさわしい女性に送りたくなる花言葉ですね。
黄色のカトレアの花言葉
黄色のカトレアの花言葉は「気品ある優しさ」となっています。
絢爛豪華なカトレアの中でも、親しみやすい印象があるのでそこが「気品ある優しさ」という花言葉の由来になったのかもしれません。
どんな場面の贈り物にもピッタリな花言葉です。
白のカトレアの花言葉
白のカトレアの花言葉は「魔力」です。
花言葉の通り思わず引き込まれてしまうような力が感じられますね。ちょっと危うい魅力も感じられる花言葉です。
白という色だけを見ると、とても清潔で爽やかな印象を持つ人が多いでしょう。
そんな爽やかな印象から人々が自然と手を伸ばす、というのが白いカトレアの「魔力」という花言葉の意味なのかもしれませんね。
紫のカトレアの花言葉
紫のカトレアの花言葉は「優美な女性」です。
花というと女性的なイメージがありますが、紫のカトレアの花言葉はズバリ女性という言葉を使っています。
紫のカトレアを誰かに贈る際には、花言葉を意識して男性に贈るのは控えた方がよさそうです。
自分の周りに、この花言葉の印象にピッタリな方はいらっしゃいますか?
もしその方にお世話になっているのであれば、日頃の感謝を込めて花言葉とともに贈るのも良いかもしれません。
また、女性であればこの花言葉が送られるのにふさわしい女性でありたいですよね。
花言葉通りの優美さがあり、カトレアに負けない女性を目指しちゃいましょう。
カトレアの花言葉まとめ
カトレアの花言葉をご紹介しました。
あまりの美しさや豪華さから、少し怖いという印象を持たれがちなカトレアの花言葉。
ですが、どの色のカトレアの花言葉を見ても怖い印象はありませんでしたね。
フォーマルフラワーとしても利用されることが多いカトレアですので、花言葉が怖いというただの思い込みだということがわかりましたね。
もしどなたかに贈る場合は適切な花言葉を調べるとより喜ばれるかもしれませんよ。
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