世の中にはたくさんの夫婦がいますが、仲良しの夫婦と仲良しではない夫婦がいます。お互いに惹かれ合い愛を誓い合って結婚し、最初は仲がよかったのに気持ちがどんどん離れて相手に思いやりを持てなくなって離婚…という話は珍しい話しではなく、今やあるあるの話しです。
結婚相手とは、離婚や死別がなければ、人生の3分の2以上を一緒に過ごすと言われています。人生の伴侶となるわけですから、いがみ合って生活するよりはできる限り仲良く過ごしたいと大半の夫婦は考えているはずなのに、どうして違いが出てくるのでしょうか。
仲良し夫婦の特徴・共通点
仲良し夫婦だと毎日が楽しいので、精神状態もリラックスし自然と人生も充実します。また仲良し夫婦だと家庭円満なイメージもあります。
せっかく結婚をして家庭を持ったのですから、仲良し夫婦として人生を充実させたいですよね。では、仲良し夫婦と仲良しではない夫婦の違いは一体何なのでしょうか。まずは仲良し夫婦の特徴・共通点を解説していきます。
①お互いを尊重し合っている
まず何よりも第一に、仲良し夫婦の最大の特徴はお互いを人として「尊重」し合っていることです。仲良し夫婦は年の差があっても上下関係はありません。尊重し合っているので精神的には対等です。
上下関係があると下に見られている方はストレスが生まれます。一方的にストレスを感じていると愛する気持ちも冷めてしまうでしょう。
お互いを尊重し合っていると相手に気に入らないところがあっても、相手を理解しようと努めます。よって仲良し夫婦の関係が続くのです。
②マメに連絡を取り合う
仲良し夫婦は「何時に帰ります」「今日は遅くなります」「明日は晩御飯いりません」など、ささいなことでも頻繁に連絡しあいます。一緒に生活する相手に対する思いやりや気遣う気持ちがあるからです。
連絡事項だけではなく、日常で面白いことがあるとすぐにLINEし合ったりします。連絡しあうのが束縛ではなく、楽しいことを共有したいと思う気持ちを持っているのが仲良し夫婦の共通点とも言えます。
③情報共有をしている
仲良し夫婦だからといって四六時中、一緒にいるわけではありません。お互いを尊重しているので依存しあうのではなく、相手の趣味や時間にも理解があります。
ただ、放置しているのではなく相手がどこにいて何をしているのかを把握しているのも仲良し夫婦の共通点です。
行動を把握しているのは、どんな緊急なことがあってもお互いが連絡を取り合うことができるようにという理由であり、束縛したいアピールをしているわけではありません。お互いがいい距離を保ちつつも、必ずどこかで繋がっているのが仲良し夫婦の共通点です。
④会話が途切れない
仲良し夫婦は連絡がマメで情報も共有しあっているので、毎日話題が豊富で会話が途切れないのもあるあるです。毎日会話しているとお互いをよく理解できますので、喧嘩や誤解が生まれにくく楽しく幸せも感じやすいです。
より一層相手を愛おしく感じて、仲良し夫婦となるのです。
⑤名前で呼び合う
最初は名前で呼び合っていた夫婦でも時間がたつと照れや恥ずかしさもあって「おい」や「お前」、もしくはお子さんがいる家庭であれば「お父さん」「お母さん」などと呼ぶようになってしまうのもあるあるですね。
でもいくら長い年月一緒にいても名前やニックネームで呼び合うのは仲良し夫婦の共通点です。仲良し夫婦は、たとえ長い時間一緒にいて家族となっても、相手のことを一個人としてきちんと尊重しているので名前で呼びあうのです。
⑥好きなものや趣味を共有している
好きなものや趣味を共有しているのも仲良し夫婦の共通点です。好きなものを共有しているので一緒に外出する頻度も高くなりますし、会話もまた弾みます。
好きなものを共有してそれについて話していると幸せも感じやすいので、仲良し夫婦がますます仲良しとなる理由ともなるのです。
⑦イベントを大切にする
仲良し夫婦は、お互いのお誕生日はもちろん、結婚記念日やクリスマス、お正月などイベントを大切にしています。イベントを祝うとなるとイベントの用意が必要になります。
相手へのプレゼントやレストランを探したり、準備する時間はドキドキワクワクしますよね。仲良し夫婦はそういったワクワクドキドキも共有し、一緒に楽しむことができるのです。
ただ、毎月ごとになど細かい記念日までお祝いするとお互いしんどくなってしまうので、メインイベントをお祝いすることをお勧めします。
⑧喧嘩してもすぐに仲直りする
仲良し夫婦でも喧嘩をします。やはり一個人ですので、考え方や捉え方の相違はどうしてもあるからです。ただ、仲良し夫婦は喧嘩しても、すぐに仲直りします。相手を尊重しているので、いい意味で割り切ることができ、理解できるからです。
そして喧嘩を長々と持ち出して引きずりません。喧嘩は悪いことではありません。お互いに意見を言い合うことも時には必要だからです。こういう意見の交換ができないと、我慢してばかりではストレスとなってしまい離婚の原因ともなってしまいます。
⑨感謝や愛情表現を言葉にできる
「ありがとう」の気持ちや「大好きだよ」「愛してる」の気持ちを言葉にできるのも仲良し夫婦の共通点です。以心伝心という言葉がありますが、やはり言葉にして伝えると言われた方は嬉しいですし、相手が喜んでいるのを感じると言った方も嬉しくなりますね。
結婚何十年もたって「愛してる」とか「ありがとう」なんて恥ずかしいという方もいると思いますが、言葉は「言霊」です。仲良し夫婦は、愛を込めた言葉をたくさん発して自分の素直な気持ちを伝えあっています。
⑩スキンシップを大切にしている
仲良し夫婦はスキンシップを大切にしているのも大きな共通点です。日本では子供がいるような成人男女が公衆の面前でいちゃいちゃとすることは恥ずかしいとされる傾向がみられますが、海外では年齢は関係なく手を繋いだりキスしたりいちゃいちゃとしていますね。
もちろん公衆の面前でいちゃいちゃすることを推奨しているわけではありません。仲良し夫婦は家にいる時でも近くに座ったり、手を繋いで寝たり、いってらっしゃいのキスをしたり、毎日ちょっとしたスキンシップを大切にしています。
仲良し夫婦のルール
仲良し夫婦の特徴や共通点を解説してきましたが、仲良し夫婦はよりよく過ごすために家庭内のルールが自然と出来上がっているようです。どんなルールがあるのか解説していきます。
①挨拶は必ずする
近所や会社ではきちんと挨拶ができるのに、家庭では挨拶をしない人も時々います。自分から挨拶はしないのはもちろん、相手から挨拶をされても「あぁ」や「うん」で終わらせたりしていませんか?
挨拶してもどうせかえってこない、と思うと挨拶をしなくなります。挨拶をしないと、どうでもいい存在となります。そういったすれ違いが離婚の原因ともなっていきます。
仲良し夫婦は必ず「おはよう」「おやすみ」「行ってきます」など、無意識のうちに日々の挨拶を徹底しています。
②相手のプライバシーを重んじる
いくら夫婦だからといって、相手の携帯やLINEを見たり、日記を勝手に見たり過干渉過ぎてはいけません。仲良し夫婦は相手を尊重しているので、きちんとプライバシーを重んじます。
プライバシーの侵害はいくら夫婦とは言え、ルールに反します。仲良し夫婦でいるためには相手を信じ切ることが大切です。
③隠し事をしない
仲良し夫婦は過干渉しない、プライバシーを重んじることがルールとしてありますが、隠し事をしないこともルールの一つです。相手を信じているからこそ、隠し事なくすべてを打ち明けてありのままの自分でいられるのです。
相手がすべて自分を受け入れてくれている、という信頼関係があっての仲良し夫婦と言えます。
④一緒に食べて、一緒に寝る
共働きであったり、どちらかが残業で遅かったり、一緒の食卓で食べる時間がなかったり。不規則な勤務で一緒の時間に就寝することができず、それからすれ違いとなり離婚に発展するというのもあるあるの話です。
一緒の時間に食卓を囲んで食べ、一緒に寝るという行為がどれだけ重要かがわかりますね。仲良し夫婦は可能な限り、一緒に食べて、一緒に寝て、できるだけ同じ時間を過ごす努力をしています。
仲良し夫婦になるためのコツ
相手を信頼し合っている仲良し夫婦は楽しげで幸せそうで、羨ましいですよね。ぜひ自分たちも仲良し夫婦になりたい!と考えているご夫婦のために、仲良し夫婦になるための秘訣を紹介していきます。
①夫婦とて、まずは「他人」であることを忘れない
長年連れ添っていると家族のように思えますが、夫婦とはいえ元々は他人同士です。価値観や意見に食い違いがあっても、「どうして理解してくれないの!?」と躍起になるのでなく、所詮は他人と割り切ると、無理やり理解させようとか、無理強いしようという考えはおきないでしょう。
「相手は相手、自分は自分」といったスタンスは夫婦関係だけではなく、人間関係においても良好な関係を築けます。お互いを一個人として尊重し合うことが仲良し夫婦の秘訣です。
②たくさん話す
仲良し夫婦であり続ける秘訣は、たくさん会話をすることです。たくさん会話をすることでお互いの情報共有もできます。情報共有することで、お互いが帰宅してからまた質問することができ、会話が循環して仲良しの流れに繋がります。
プライベートを尊重しつつも、たくさん会話して情報共有することが仲良し夫婦の秘訣です。
③相手に依存しすぎない
仲良し夫婦といえども、依存しあってずっと「一緒の時間」を過ごすのも疲れますし、またお互いが「別々の時間」ばかりを過ごしていると結婚している意味があるのかな、という考えに発展してしまいます。
「別々の時間」を持つことで、他の人と交流を持って色々な考えに触れれば経験知識が増えますし、それだけ会話の話題もまたふくらみます。
やっぱりパートナーといる時間が最高だ、と再認識することもあるでしょう。仲良し夫婦でいる秘訣は、「一緒の時間」と「別々の時間」を適度に持つことです。
④同じ目標を持って貯金をする
独身であれば好き勝手に使っていたお金ですが、結婚するとお金を独断で使うわけにはいかなくなります。お金が理由で離婚に至るのもあるあるのケースです。お金の管理は得意な方が管理しましょう。
一般的な夫婦はお互いがお小遣いを決めてその中でやりくりをしていますが、やはり付き合いなどもあり、少なすぎると喧嘩や不満の理由となってしまうので、きちんと話し合う必要があります。
さらに仲良し夫婦の秘訣は、何の目標に向かってお金を貯金しているのかを共有し、納得し合っていることです。なぜお小遣いがこの金額なのか、目標があれば納得もできます。
ただ、お互いにストイックすぎると日常生活を楽しめませんので、ルールを決めつつ余裕を持つのが重要です。
⑤月に1回はデートをする
月に1回はデートをすることも、仲良し夫婦の秘訣です。子供がいない、もしくは子供の手が離れた夫婦にお勧めなのが、待ち合わせをしてデートすることです。
相手を待つ時間は、ドキドキワクワクを味わえますし、いつも家庭で見慣れた相手でも、やはり外で会うと違った印象となりときめいたりします。
とはいえ、子供がまだ小さいうちは育児で忙しく、2人っきりでデートする時間を取ることは難しいですよね。それでもやはり仲良し夫婦は2人だけの時間を確保しようと努力します。
例えば、ご実家や親戚がお近くにお住まいであれば少しの時間でも見てもらったり、公共の施設を利用したり、もしくは、お友達同士、交代で面倒を見る夫婦もいたりします。
もし見てもらうことが本当に難しければ、お子さんが寝ている時間にキャンドルを灯してちょっと優雅に食事したり、2人で映画を見たりしてデート感覚を味わうこともできます。育児で時間がないから、なんて諦めないでできる限りの努力をすることが仲良し夫婦の秘訣です。
⑥寝室は同じ部屋にする
寝る時に寝室を分けて寝る夫婦も多いですが、寝室を同じにすることも仲良し夫婦の秘訣です。眠るまでのひと時の間も会話することができますし、腕枕や手を繋いでお互いの体温を感じながら眠ると満ち足りた気分になります。
寝室を分けてしまうと会話もそれだけ減りますし、何より夫婦の営みの機会を失ってしまいセックスレスに陥ってしまう夫婦が多いです。
仲良し夫婦だからといって夜の営みが多い少ないなど頻度は無関係ですが、仲良し夫婦であり続ける秘訣は同じ部屋でお互いを感じながら就寝することです。
⑦相手を思いやる気持ちを持つ
夫婦は人生の長い期間を寄り添ってともに生きるので、相手のことを考えながら生きなくてはいけません。相手のことを思いやる気持ちがあって、すべてが成立している、とも言えるでしょう。
自分のことだけを考えていてはうまくいきません。相手のことを幸せにしたいと思いやる気持ちがあって仲良し夫婦となるのです。
仲良し夫婦になろう♡
仲良し夫婦の特徴・共通点から、仲良し夫婦になる秘訣を解説してきましたが、ご自身の夫婦関係と比べていかがだったでしょうか。
仲良し夫婦は幸せで人生が充実します。「こんな旦那だし…」などと諦めないでください。仲良し夫婦だって、お互いが努力しあって仲良し夫婦となっているのです。
あなたが変わることによって、パートナーの気持ちが刺激され、きっと変化があるはずです。せっかく出会って結婚した人生の伴侶です。愛しあってよりより人生を歩みましょう。
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