公務員は、昨今変わらず女性からみた結婚相手の職業として人気高い職業です。公務員と出会いたいと希望しながら婚活している女性も多いです。
「公務員と結婚したら勝ち組」という言葉も耳にしたことがあるのではないでしょうか。公務員と結婚したい理由と「安定」以外のメリット、そしてデメリットも解説していきます。
結婚相手に公務員が人気の理由
年収が安定している
「公務員」と聞いて誰もがイメージするのはまずは安定です。数年前に起きたリーマンショックの時は多くの民間企業のサラリーマンがリストラされたり、給料がカットされたり脅かされました。
そんな大不況の中でも公務員はリストラされることはありません。結婚して子供を作って、安定した生活を送りたいと願う女性は多いです。
給料が安定していることに加えて、年功序列なので年収もどんどん上がります。年金問題が騒がれていますが、ゆとりのある老後を過ごすことができます。
安定していて、ライフプランが立てやすいことが結婚相手として人気の理由です。
転勤が少ない
子供が成長するにつれて学校へ行くようになったら、父親が転勤ばかりで転校を繰り返すと子供が新しい環境に馴染めるのか心配になります。
かといって、子供が小さいうちから父親だけ単身赴任をしても、子供が寂しい思いをしてしまいます。できれば地域に根付いて安定した子育てと生活をしたいと思う女性は多いです。
地方公務員だと転勤があっても、通える範囲が多いですし、そもそも転勤の可能性が少ないので結婚相手として人気あります。
ただ、国家公務員になるとカバーするエリアが広くなりますので、逆に転勤が多い職業もあるようです。公務員だから、と結婚してそのあとで後悔しないようにあらかじめ調べて知っておく必要があります。
転職のリスクが少ない
テレビCMや雑誌などでは転職が騒がれていますが、公務員から民間企業へ転職するというケースはあまり耳にする話しではありません。
公務員になったほとんどの人がそのまま公務員として定年まで働くと言われています。妻としては夫が転職したいと言い出したら、生活費や年収はどうなるのか、今までの生活が脅かされますので、できるだけ転職はしてもらいたくはありません。
一度公務員の職に着いたら安泰と言われるので、公務員と結婚すると周囲から嫉妬されるのもわかりますね。
社会的信用度が高い
公務員との結婚が人気の理由に、年収や雇用の安定だけではなく、社会的信用度が高いという部分もあります。
住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードを作るときなど、年収が安定していますのでローン審査が通りやすいです。
公務員であれば、倒産したりリストラされる心配がありませんので、ローン会社も安心して契約できるからです。将来は持ち家が欲しいという願望がある女性は公務員と結婚すると安心です。
親を安心させることができる
娘をお嫁に出す親の気持ちになれば、大事に育てた娘に苦労はさせたくありません。出来るだけ誠意があって、安定した年収を得ている男性の元へお嫁に出したいのは親心です。
公務員は国の仕事をして国民から見られているという意識もありますので、民間企業のサラリーマンほど派手に遊ぶことはありませんし、そもそもコツコツと真面目な性格な男性が多いです。
社会的信用が高く、年収も安定している公務員は親から見ても理想の結婚相手となりますね。公務員と結婚することは、親を幸せにすることにもなるのです。
職場が子育てに理解がある
子育てしていると子供が病気になったり、預け先で発熱したりと何かと心配は尽きないものです。共働きであればなおさらですし、たとえ専業主婦の家庭でも子供が2、3人いたら子育てを手伝ってあげたくなります。
公務員は、国の意志として子育て支援を推奨したいという姿勢を反映していますので、職場全体で子育てについて理解があるのです。
半休を取って子供を病院に連れて行ってから出勤したり、子育てを理由に有給を取ることが比較的可能です。
時間に融通が利いて、フレキシブルに有給を取って子育てができるのであれば、子育てするのにはいい環境です。
共働きを希望している妻にとっては夫の協力は必要不可欠ですのでなおさら最高の職場だと言えます。
公務員の中でも人気の職業は?
県庁、市役所勤務の男性が人気
公務員の中では、やはり県庁や市役所勤務のような役所での事務作業勤務の男性が人気のようです。
国家公務員だとハードな業務や残業、何より全国転勤の問題がありますし、警察官や消防官だと土日祝関係ない不規則なシフト制の勤務となります。
不規則な勤務だとその分手当が増え、収入が多くなる一面もありますが、やはり子供が生まれて長い目で見たら、決まった時間に終わる職業を理想とする女性が多いようです。
公務員と結婚するメリット
安定した雇用と年収
公務員の男性と結婚するメリットは安定した雇用と年収です。どんな不況があってもリストラされることはありませんし、平均年収は民間のサラリーマンより高い金額です。
自分から辞めない限りは安定が約束されていますので、老後までのライフプランが立てやすいというメリットがあります。
福利厚生が充実している
公務員は育児休暇だけでなく、配偶者出産休暇という休暇があります。女性であれば出産のとき夫がいてくれたら心強いし、他の子どもを見てもらえますので助かります。
また、夏季休暇、介護休暇、結婚休暇など福利厚生が充実しているのが公務員の男性と結婚するメリットと言えます。
民間企業にもいろいろな休暇や福利厚生がありますが、形だけであり、実際のところは社員が利用できないことが多いのですが、このような福利厚生が充実していると家庭を築いていく上で安心感がありますね。
信用されやすい
公務員は国の仕事をしています。やはり国の仕事をしている公人となるとクリーンなイメージを持たれやすいのも公務員と結婚するメリットと言えます。
相手に夫の職業を聞かれたときに「公務員です」と返すとそれだけでも信用度が高まります。コミュニティや地域社会からも信用度が高くなるでしょう。
ローンを組みやすい
住宅や自動車など高い金額の買い物をするときにローンを組みますが、ローンはその人の収入や信用度によって借りられる額が決まります。
公務員であれば、安定していますので、かなりの金額のローンが通ります。若いうちからマイホームが欲しいと思っている人にとっては公務員との結婚はかなりのメリットと言えます。
真面目な人が多い
公務員のイメージは「真面目」「誠実」「堅実」「几帳面」などですが、働いている男性も真面目な性格のイメージ通りの人が多いです。
そもそも安定を重視している人が多いのと見られているという意識もありますので、賭け事やギャンブルをしません。優しくて真面目という女性の理想を備えた男性が多いのもメリットです。
公務員と結婚するデメリット
残業が全くないわけではない
公務員の仕事は朝9時から夕方5時までと定時で終わるイメージがありますが、帰宅できる時間は部署によって大きく違うようです。
例えば役所内の窓口業務であれば定時で終わりますが、役所外での仕事が多くなると残業も増える傾向にあります。
また、国家公務員の残業はかなり深刻で社会問題にもなっています。残業が全くないわけではないことを理解して公務員と結婚する必要があります。
職業によっては不規則な勤務体制
公務員だからと言って必ず土日休みではありません。警察官や消防官など不規則な勤務体制の職種もあります。
公務員と結婚したいからと言って、公務員を一括りにするのではなく、その職業がどんな勤務体制を取っているのかを前もって調べる必要がありそうです。
人事異動が多すぎる
市役所勤務の公務員は、3、4年ペースで異動があります。幅広い分野の仕事を経験させるためと言われています。
ただし、せっかく人間関係や仕事に慣れた矢先に異動となりますので、また一から、と考えたときにストレスを抱えてしまうようです。とはいっても、いつまでも仕事に慣れないままだと出世にも響いてしまいます。
役所内で頻繁にある人事異動によって、ストレスを抱える人も多いです。やはりストレスを抱えたままだと家庭も暗くなりますし、体調も崩してしまいます。
このストレスをどう癒してあげるか公務員の妻としての役割となりそうです。
副業はNG
公務員法により、公務員は副業ができないこともデメリットです。公務員は年功序列なので、年齢が上がれば給料は上がりますが、新人の時の給料は、安く少し苦しいかもしれません。
そんな時でもバイトをすることはできませんので、若いうちは辛抱した生活が必要になります。また民間のサラリーマンであれば不動産収入を得たり、ちょっとした副業を行うことが可能ですが、公務員はできません。
安定した収入はありますが、さらに副収入を得るなどの規定額以上の年収を得る高望みはできません。
全国転勤がある
市役所などの地方公務員であれば転勤の心配はあまりありませんが、国家公務員になると全国転勤の可能性もあります。自衛隊等であれば離島や僻地の可能性も否めません。
結婚後は、持つ家を持って安定して永住したいと思う人にとっては全国転勤の可能性の高い国家公務員との結婚はデメリットに感じます。
ストレス要素が多い
リストラや安定した収入があって悩みなんてなさそうに見える公務員ですが、実はストレスを抱えやすい職業ともいわれています。
公人として地域の人たちと関わりを持ちますので、知り合いも多くなります。よってプライベートでも見られているという気を張っておかなくてはなりません。
また、住んでいる地域の集会や町内会なども公務員であればお願いをされやすいのも現実です。職業柄断れない部分もあるので、引き受けざるをえないでしょう。
ルールや規律が多いので、ストレスを抱えやすいのです。
公務員と結婚するポイント
真面目な女性に好意を持ちやすい
公務員の男性は職業柄、真面目で堅実な性格の人が多いです。そして結婚相手にも同じような真面目さを求める男性が多いです。
また、親の期待に添うために公務員になる人も多く、親孝行なタイプも多いです。親に紹介しやすい女性かどうかも、選ばれるポイントとなります。
似た価値観を持っているかどうか
公務員の男性は公人として見られているという意識が常にありますので、一緒に歩く女性が自分に釣り合うかどうかを気にする傾向にあります。
常に見られていることも意識していますので、すごく派手な女性と街を歩くことなどを嫌います。また、安定した収入があるとは言え堅実な彼らは浪費を好みません。
公務員と結婚したいのであれば、同じように堅実的な価値観を持つ女性になりましょう。
安心感を与えてくれる女性
これはどの男性にも言えることかもしれませんが、やはり家に帰ってきたときに安心感を与えてくれる女性を結婚相手として求めています。
安定した公務員といえども、人間関係や上下関係、地域の関わり合いなどストレスを多く抱えています。疲れて帰ってきたときに、嫌な顔をせずにどれだけ受け入れてくれるかも結婚する重要なポイントになります。
公務員と出会う方法
同じ職場で働く
公務員の結婚は、社内恋愛が圧倒的に多いです。やはり同じ職場で働いていると毎日顔を合わせて親しみやすくなりますし、堅実さを求める彼らにとって同じ職場で働いていると同じ価値観を持っているという安心感があります。
正社員として仕事に就くことなんてもうできないし…なんて諦めないでくださいね。臨時の職員募集をしていたり、契約社員、派遣社員としてでも公務員と同じ職場で働くことができます。
同じ職場で出会い、結婚のチャンスを掴む女性が意外と多いです。
公務員の友人に紹介してもらう
公務員の世界は狭いですので、独身の公務員の男性と出会うには、同じく公務員の友人に合コンをセッティングしてもらったり、紹介してもらうのが良いでしょう。
同じ職場の同僚の友人であれば、価値観や人物像がある程度想定できますので、公務員の男性も会う気になってくれるはずです。
公務員と出会える婚活パーティーに参加
公務員男性は結婚相手として人気ですので、公務員と出会える婚活パーティーが定期的に開催されています。
普段は安い女性のパーティーの会費も、公務員男性との婚活パーティーの時は高いようです。高い値段を払ってでも参加して出会いたいという女性が多い証拠です。
男性が公務員であるかどうかは、開催側が参加前に「公務員証」を確認しているようですので安心して参加できますね。
公務員と結婚しよう!
公務員男性との結婚が人気の理由がよくわかりましたね。ただ、やはり結婚は相手があっての結婚ですので、結婚前にどんな家庭にしていきたいのか、どんな夫婦関係でありたいのかをよくよく話し合って、お互いを尊重し合うことが幸せな結婚生活の秘訣です。
メリットがたくさんの公務員男性との結婚は女性にとって魅力的ですね。もし公務員男性と結婚出来たら、あなたが思い描く将来像がきっと実現できますよ。
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