美術館デートと聞くと、ちょっと敷居が高いような、大人デートのような印象を持つ方も多いのではないでしょうか。
映画館デート、ショッピングデート、遊園地デート、公園デートなどいろいろなデートの中でも、意外と会話を楽しめる実はおしゃれなデート先です。
美術館デートの楽しみ方や盛り上がる会話のコツ、そして彼の性格の見極め方も紹介します。
美術館デートの楽しみ方
お互い興味が持てそうな展示を選ぶ
美術館といっても展示物は様々ありますが、付き合う前のカップルであれば古典美術よりは現代アートがお勧めです。
現代アートは、絵画だけではなく、オブジェや映像作品、または漫画作品や映画で使用した作品だったりと幅広いです。そしてお互いの興味が持てそうな展示を選びましょう。あまり興味のないものを見て回るのは苦痛の時間となってしまいます。
一番注意したいのはバラバラで離れて鑑賞することです。せっかく彼氏になりそうな時期に、つまらないデートとなってはあなたへの告白したい気持ちも盛り下がってしまいます。
体験型ミュージアムで楽しむ
美術品を見て回るのはちょっと…と思ったカップルは、体験型のミュージアムへ行くのも美術館デートの楽しみ方です。
例えば映像作品に触れたり、実際に作品を作ったりできる美術館もあります。一緒に作品を作ったらその日のデートの思い出にもなりますね。
一番楽しめるのが、トリックアートです。不思議なアートを見ることでお互い笑顔になりますし、写真を撮り合ったりして距離も縮めることができます。
時間をかけて周辺も楽しむ
美術館といっても作品を鑑賞するばかりが楽しみ方ではありません。美術館は知的でリラックスできる空間を提供してくれますので、併設している施設も楽しむことができます。
図書館や関連グッズを売っているショップやカフェや公園などです。散歩道などが作られている場合が多いですので、2人でゆっくり会話しながら時間をかけて巡るのも楽しいですよ。
併設カフェで寛ぐ
美術館には必ず、おしゃれなカフェが併設しています。カフェで美味しいコーヒーやスィーツを飲みながら余韻に浸ったり、感想を話し合ったりするのも美術館デートの楽しみ方です。
美術品に関連したスイーツ等も用意しているカフェが多いので話題のネタは尽きないです。また、街中のカフェと違って、静かで広々としてリラックスできる作りになっているところが多いので開放的な心理になれそうです。
2人の距離を縮める
美術館は展示物にもよりますが、大体作りがゆったりとしていて、しんと静かな空間です。静かですので、あまり大きな声で話すことができません。
耳元で小さい声で話さないと聞こえませんので、必然的に相手の体温を感じるぐらい距離が近くなります。美術館というゆったり広い空間の中でお互いの距離を縮めるのも楽しみ方の一つでもあります。距離の縮め方がわからない付き合う前のカップルにはよいきっかけ作りです。
もしかしたら距離が近すぎて、肩が触れてドキドキしたりそっと手を繋いだりしてしまう展開に発展するかも…。脈ありかどうかの心理も見極めることもできそうです。
価値観を知る
美術館デートは作品を鑑賞したり、デートを楽しむだけではなく、お互いをよく知ることもできます。
例えば展示している絵画が100万円であれば「この絵画が100万なんだ」とお互いが同じように驚けば、同じような価値観を持っているということになります。
「この20万は安いね」や「この作品は面白いね」「怖いね」など相手の心理や価値観を知ることができます。婚活をしている女性は相手の価値観を知ることが重要ですね。
美術館デートで盛り上がる会話のコツ
デート前にアーティストの情報を調べておく
展示されている美術品の情報を調べるのは大変ですので、せめてアーティストや作家の情報は事前に調べておくとデート中に会話が弾みます。
「●●だったんだって」「●●に住んでいたみたいだよ」など親近感がわく情報から、ウィキペディアに掲載されている小ネタを話すと、彼が面白がったり、興味を持ってくれます。調べる時間もデートの準備と思えばドキドキの時間になります。
今まで行ったことある美術館トーク
美術館繋がりで、今まで行ったことのある美術館はどこかを聞いてみるのも盛り上がる会話のコツです。
有名なところならお互い行ったことあるかもしれませんし、学生時代に授業の一環で行ったことがあればそれもネタに盛り上がることができそうです。
美術館トークで盛り上がってきたら「次は●●にいかない?」と思い切って自分から美術館デートに誘うのもいいかもしれません。
その後のプランを練る
美術館デートはのんびり時間が流れます。会話も弾んで離れがたいので、「このあとどうする?」とゆっくりその後のプランをあれこれ話し合うのもドキドキします。
車があればドライブデートしたり、夜であれば一緒に食事デートするとますます仲を深めることができそうですね。
お互いの好みを当てっこする
「この絵、好きそうだね!」とお互いの好みの絵やデザインを当てるのも盛り上がります。お互いの好みを知るチャンスにもなりますね。
「このデザイン好きそう」なんていわれたら、自分の好みをわかってくれているという心理になって胸キュンしてしまいそうです。好みを当て合うことは、相手のことを理解している、という脈ありのサインともなるでしょう。
ただし、全く相手の好みではないものを「好きそうだね」と言ってしますと、相手から本当に自分のことをわかっているのかなと逆に不信感になってしまいますので気を付けましょう。
美術館デートのおすすめプラン
美術館内のショップでお買い物
美術館の出入り口には必ずお土産ショップが置かれています。そこには、展示物にちなんだマグカップやハンカチ、マグネットなどが置いてあります。美術館を鑑賞し終わった後は、2人でお買い物デートを楽しみましょう。お揃いのものを買うとデートの記念になりますし、両想いである脈ありのサインともなります。
注意したいのは、買い物に真剣になってバラバラで見ないことです。女性は買い物をゆっくり楽しむ傾向がありますが、男性は買い物に時間をかけすぎるとつまらないと感じてしまいます。バラバラにならないよう美術館デートの延長のつもりで会話を楽しみながらお買い物をしましょう。
カフェでお茶をする
美術館内ではショップの他に、カフェも併設されています。美術館の中ですからアーティスティックでとてもおしゃれな空間であったり、展示物にちなんだスイーツを用意しているところもあります。
お値段が張るものが多いですが、せっかくのデートですしそこでしか食べられないものですから、是非オーダーしてみましょう。インスタ映えする写真を撮り合ったり、会話もさらに盛りあがります。ショップで買ったものを2人で見るのもいいですね。
近隣公園を散歩する
美術館は公園内に設置されていることが多いです。お天気が良ければ、外に出て散歩をすることもお勧めのその後のデートプランです。
都会の喧騒を離れてゆっくりマイナスイオンを浴びながら散歩するとリラックスできます。美術館と公園で非日常気分を味わって気持ちが解放的になったら、どちらからともなく手を繋ぎたくなる心理になるかもしれません。
美術館デートでの注意点・ポイント
館内では静かにする
美術館はデートしているカップルだけではありません。専門に勉強している人や純粋にアートに触れたくて美術館に来ている人もいます。鑑賞している人に邪魔にならないように大きな声を出したり、笑い声をあげてはいけません。
携帯電話話すのも、携帯画面ばかり見るのもマナー違反です。ゆったりとした空間ですので、走ったりするのも迷惑になります。美術館内で話すときは小声で話しましょう。デートは2人だけで会話を楽しむものなので、ある意味美術館は最適な場所とも言えます。
マナーを守る
多くの美術館では貴重なものを取り扱っていますので、写真撮影禁止、飲食禁止、携帯電話使用禁止やなど、様々な禁止事項があります。掲げている一般的なマナーは必ず守ることが美術館デートの鉄則です。
体験型のミュージアムは写真を撮ったり、触れたりすることが可能です。守るべきマナーを守って、たくさん笑って思いっきり楽しみましょう。
否定的な感想はNG
美術品を見終わった後は感想を話す流れになります。もちろん自分の意見を述べることはいいことですが、展示物やアーティストをけなすような否定的な感想はマナー違反になりますので言ってはいけません。
あなたの好みに合わなかっただけで、他の誰かに取っては価値のある作品です。「嫌い」「つまんない」「疲れた」このような表現は避けましょう。一緒にデートした相手にとっても失礼なことです。
否定的な感想を話して暗い雰囲気にするよりは「あの作品よかったね」「あれが一番すきだな」など、プラスの感想でデートを盛り上げましょう。
ふさわしい服装
美術館デートといえども、美術館の主役は展示物です。美術館の雰囲気や鑑賞の邪魔にならない服装を心がけましょう。柄のないシックな服装がお勧めです。
美術館には貴重なものを展示してしますので、作品を守るために温度設定は低めです。肌寒く感じますので、露出もできるだけ避けて羽織ものがあると便利です。
美術館内はたくさん歩きますので、高めのヒールは避けたほうが無難です。あまり派手でオシャレすぎる格好をしていると、彼からも「何が目的なんだろう?」と常識を疑われてしまいます。知的で上品に見える服装が美術館デートにはお勧めです。
美術館デートで相手の性格を知る方法
誘いに応じるかどうか
美術館デートは、映画や遊園地でするデートと違って男性の好みがはっきりと別れる場所です。誘った時点で「この子とは趣味が合わない」と断られてしまったら終わりです。
浮き合う前の彼ならば初デートで美術館へ誘うよりは、何回かデートを重ねた後に美術館デートに誘ってみましょう。
興味がないのに誘いに応じてくれたら、あなたと一緒にいたいためにOKしたのですから、あなたへの愛の深さを感じますね。
展示物を見ている時の態度
美術館内の展示物を見ている時の彼の態度からも性格を読み解くことができます。美術館内は場所柄、マナーや禁止事項が多くモラルが問われます。もし彼が美術館内で大きな声で話したり、触れてはいけない作品に触れたり、ふざけて写真を撮ったりすれば、彼のモラルの低さが分かります。そういった彼とはすぐに別れを決意したほうがいいかもしれません。
映画や遊園地デートではわからない部分ですが、美術館デートであればモラルを知ることができます。美術館デートは奥が深いのです。ただ、彼がちょっとつまらなそうにしてる位であれば、あなたと一緒にいたくて美術館デートに来てくれたので、許してあげてくださいね。
バラバラで見るのは脈なし?脈あり?
美術館の目的は作品を見ることなので、もちろん1人で来ている人もいます。友達同士でいても一つの作品を見る時間はバラバラですので、一緒に見ている人よりはバラバラになってみている人が多いです。
ではカップルの場合、バラバラで見るのはアリなのでしょうか。それともやはりバラバラで見るのは脈なしなのでしょうか。付き合いの長いカップルや夫婦であればバラバラに見るのもお互いを理解し合っているので自然な流れですが、付き合う前のカップルにとってはデートですので、一緒に見て回るのがベターです。
もし彼が1人でスタスタと歩いてしまってバラバラになってしまうようでは、あなたを友達程度にしか見ていないと脈なしのサインかもしれません。もしくは、脈ありでも俺のペースについてこい、という亭主関白なタイプかもしれません。もし美術館デートでバラバラになってしまったら、彼の心理を見極める必要がありそうです。
鑑賞中に手を繋いでくる心理
作品を鑑賞している時は同じペースでゆっくりと見ながら歩きます。もしかしたらじっと作品を見ている時に、彼からそっと手を繋いでくるかもしれません。
手を繋ぐことはスキンシップの一つです。人が手を繋ぎたいと思うのは、自分の恋人か、もしくは恋人にしたい相手に対してと言われています。鑑賞中に手を繋いでくるのは、あなたと一歩進んだ関係に進みたいと思っている心理の表れです。脈ありかどうかを試したいという気持ちもありますので、大好きな彼であればぎゅっと握り返して、脈ありのサインを伝えましょう。
また、恥ずかしがり屋の彼でなかなか手を繋いでくれない時は、次の作品に行こうとするときに「次のに行こうよ」と次の作品に誘導する振りをして、あなたからさりげなく手を繋いでみて下さい。彼がキュンとすること間違いなしです。美術館は薄暗く静かでお互いの距離も近いので、手を繋ぐには最適な空間です。
見終わったあとの反応
作品を見終わった後の彼の発言からも性格を判断できます。もし彼が終始つまらないという態度だったとしても、見終わった後に感想を述べてくるようであれば、あなたへ気遣いをしてくれる優しい性格の彼だと言えます。
嫌われたくないから感想を述べてくれたのであなたへの愛の深さもありますね。「よくわからなかったなぁ」と否定的ではなく正直に言ってくれるようであれば、嘘がつけない性格です。
もし「つまらなかった」「何が楽しいの?」「値段が高すぎる」など否定的な感想を言ってくるような彼とは、今後のお付き合いを考えたほうがいいかもしれません。
美術館デートを楽しもう♡
美術館デートの楽しみ方はいかがだったでしょうか。美術館という非日常の空間では、お互いに違った姿を見ることができます。作品を2人だけで共有した後はさらに仲も深まっていることでしょう。
美術館デートの楽しみ方を見つけて、充実したデートをたくさん楽しんで下さいね。
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