体調を崩した時に一時的に飲む処方薬や、家庭に備えておきたい常備薬など、いざという時に薬はさっと使いたいですよね。
家族と共有するからこそ、みんなが使いやすい収納を心がけたいもの。
そこで今回は、ストレスなく管理できる薬の収納アイデアについて、ご紹介します。
毎日飲む薬の管理
しばらく毎日薬を飲む必要があるときは、うっかり飲み忘れたり飲んだかどうか記憶が曖昧なことも。
それを回避するためには、カレンダー式の収納にするのが一番です。1週間分が並んでいたら忘れることもありませんね。
実例のアイテムはセリアで購入したもので、プチプラなのもいいですよね。
こちらは、朝晩と仕切りで分けて収納している実例です。薬の一つ一つに日付を書き込んで、飲み忘れを防止しています。
1回分ずつ分けられない塗り薬もあるので、こうして一つのボックスに収納しておけばコンパクトですね。
お子さんでもわかりやすいようなタグの付け方も参考になります。
飲み忘れないようにするには、目につく場所に保管しておくのが一番です。電子レンジ横のスペースを利用して、セリアのマグネット付きボックスで収納。
粉薬がちょうど入る大きさで、しっかり目に付くから飲み忘れることもなさそうですね。
また、サイズが小さめの貼り薬は一緒に入れると埋もれてしまうため、あえてフック付きクリップで引っ掛けるという工夫も参考になります。
無印良品のマグネットバーとファイルボックス用のポケットで薬を管理するのも、スッキリしていいですね。
いつも通る動線上に設置しておけば、飲み忘れも防げそうです。
体調管理を記録する場合のペンも側にあるので、全てワンセットにして習慣化できます。
薬の量が少なかったり、あとわずかな場合はシンプルにマグネットクリップで留めるだけ、というアイデアも。
冷蔵庫の目につく高さにぺたりと貼り付けておけばいいですし、残量が目に見えてわかります。
飲み終えた後はクリップだけが残るので、片付ける必要もありません。
チューブ薬の収納
冷蔵庫内でチューブ調味料の収納に役立つ専用ホルダーですが、薬の収納にも使えるようです。
薬によっては、開封後冷蔵庫で保管を推奨されているものもありますよね。ただ小さいサイズの薬が多く、冷蔵庫内で埋もれてしまう心配もあります。
けれどチューブ専用ホルダーなら、そんな小さな薬にも定位置ができるので安心です。
こちらの実例では、チューブ調味料専用ホルダーを冷蔵庫内ではなくリビングに収納して使っています。
引っ掛けられるようになっているので、他の収納ボックスにくっ付けて収納することもできますね。
マス目が分かれていてチューブ薬を種類別に分けておけるから、管理もしやすそうです。
1回飲みきりの薬のように数が減ることはないチューブ薬は、使い終えても中身がある間はしばらく保管しますよね。
チューブの細長い形状を生かして、ダイソーの積み重ねられる仕切りボックスに収納を。用途別に仕分けておけるから、とても使いやすそうです。
残しておきたい処方薬の保管
とんぷくなど、飲み切らなくてもいいけれどいざという時のためにとっておきたい、病院の処方薬。
それを無印良品のファイルボックスに収納している実例です。それぞれを処方袋ごとEVAケースに分けて保管しているから、すぐに取り出せます。
また、中をスチール仕切り板で仕切って母子手帳やお薬手帳も一緒に収納できる工夫もいいですね。
常備薬の収納
絆創膏や頭痛薬など、家庭に常備しておきたい薬はそれぞれケース別にして収納すると、使いやすく見栄えもいいですね。
セリアのカードケースなら薬の収納にちょうどいい薄型で、数種類を仕分けて収納できます。
外箱のままだとサイズがまちまちでかさばりますが、ケースに移し替えることでスマートな収納が可能に。
こちらの収納では、薬の形状に応じて整理しています。
詰め替えられる薬はケースに詰め替えて収まり良くし、詰め替えられない塗り薬や瓶詰めの薬は、そのまま収納しています。
全てを詰め替えれば見た目スッキリしますし、こちらはパッケージの特徴から薬を判別できるというメリットがあります。
無印のPP小物収納ボックス6段の仕切りパーツを利用して、錠剤を収納している実例です。
詰め替えるといってもパッケージの箱から出すだけですし、使いたい時も引き出しを開けるだけという最小限のアクション数で済むのがいいですね。
シンプルで使いやすそうな収納です。
常備薬は、仕分けをしないざっくり収納でもOK。100均の工具箱を薬箱として使い、パッケージのまま収納するというアイデアもあります。
これならラベリングや詰め替えの必要もありませんし、視覚的に選べるからこの収納のほうが向いているご家庭もあると思います。
収納場所がコンパクトで済むというのも魅力的です。
キッチンに収納
IH横の引き出しを薬収納に利用している実例です。
意外と使い方に困る引き出しですが、薬のような小さめのものを収納するのにはちょうどいいサイズ感ですね。
そして引き出しにピタリと収まっているのは、モノトーン雑貨を扱う「mon・o・tone」のケース。シンデレラフィットしているのも気持ちがいいですね。
こちらの実例でも同じくIH横の引き出しに、薬を収納しています。薬を飲むときは水が必要なので、飲む場所に収納するというのは理にかなっています。
ダイソーのシガレットケースが、細々した錠剤を入れるのにちょうどいいですね。蓋はつけていませんが、引き出しは常に閉めているので問題ありません。
まとめ
ストレスなく管理できる薬の収納アイデアについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
家族みんなが使いやすい薬収納を心がけていきたいですね。
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