フリーター彼氏と結婚しても大丈夫?
結婚を決意出来るほど愛せる男性に出会えたのはとても素敵な事です。ですが結婚を考える男性がフリーター彼氏だった時、今の状況のまま結婚に踏み切っても後悔しないと言えますか?
夢を追うために定職に就かない彼氏や、自由である為に就職しない『フリーターの彼氏』と結婚をしたいと申し出た時、彼女の両親は一体どのような反応を見せるのでしょう。
今回は、フリーター彼氏との結婚に踏み切っても将来的に後悔しないのか、フリーター彼氏との結婚の実態をお伝えします。
フリーター彼氏と結婚したい理由
フリーター彼氏との結婚を決意する決め手は女性によってさまざま。大抵の場合、フリーターだから結婚を決めたのではなく、たまたま『彼氏がフリーターである』という方が正解ですよね。
ですが、中には『相手がフリーターなので結婚を決意した』という、あえてフリーター男性を狙う女性も存在するのです。定職に就かないフリーター男性との結婚を考える女性達は、一体どんな理由や心理を持ってフリーター男性との結婚を求めるのか気になりますよね。
フリーター彼氏との結婚を決意した決め手や動機を3つご紹介します。
彼氏を愛しているから
結婚の決め手となったのは、もちろんフリーター彼氏を心から愛しているからです。夢を追う彼氏の『夢に向かって頑張っている姿』が好き。自由を求めて就職しない彼氏をダメンズだと分かっていても、それでも離したくないほど好き。
女性が『彼氏と結婚出来るなら、例えフリーターでも構わない』と決意するには、男性に対する大きな愛情があってこそ。彼氏への深い愛情から、例え彼氏が仕事に対して後ろ向きであろうと受け入れてしまうのです。
人の気持ちというのは、年月が経過したりその時々の状況で変わるもの。根っからのフリーター気質を持つ彼氏に対して『一生変わらずに愛していける』と盲目状態になって結婚に踏み切ると、5年後10年後に後悔してしまうかもしれません。
夢を応援してあげたい
彼氏がフリーターでも『結婚』を強く望む理由に、彼氏の夢を応援してあげたい思いがあります。大きな夢や目標に向かっている彼氏は、彼女の目にはキラキラと眩しく映るはず。
もちろん、努力を続ける事で将来的に夢を叶えるかもしれません。ですが、夢追い人である男性を好きになり結婚をすると、女性側に大きな負荷がかかる事を覚悟しなければなりません。
夢追い人の彼氏は、自分の事で精一杯。結婚後、経済的に苦しくてもチャンスがあれば夢のためにお金を使う可能性だってあります。夢を追うためにフリーターでいる彼氏との結婚は、10年後、20年後の自分のためによく考えて慎重にならなければいけません。
主夫が欲しい
結婚して主夫になってくれる男性を欲している理由から、フリーター彼氏との結婚を望む女性もいます。主夫を求める理由は、正社員としてバリバリ仕事に打ち込みたいキャリアウーマンタイプの女性が多いのが特徴。
自分が仕事に打ち込めるように、フリーター彼氏と結婚することで家の事や子育てを任せたいという計算があるのです。
経済的自立していて、妊娠期間中も安心して暮らせる見込みのある女性なら、主夫を求めてフリーター彼氏との結婚に踏み切るのもアリですね。意外にも主夫になりたがるフリーター男性って多いのです。
フリーター彼氏の結婚観
『彼氏と結婚したい!』と強く望んでも、相手が就職を拒否するフリーターだとしたら、彼女としては少し不安がチラつくもの。
『いつまでもフリーターでいるなんて、私との結婚はどうするつもり?』『もういっそ、ずっとフリーターでも構わないかも』そう考える女性も少なくないのです。
女性にとっては、結婚適齢期や子育てにかける年齢はどうしても気になるところ。フリーター彼氏との結婚を本気で考えているなら、フリーター彼氏の結婚観を知って今後の対策に努めましょう。
自由も彼女も手に入れたい
フリーター彼氏は、案外結婚に前向きな男性が多いです。なぜならフリーター彼氏は人生や将来について楽観的だからです。
自由を求めるタイプのフリーター彼氏だと、自由である事を何より重視しますので一生フリーターのままだという人も珍しくないです。
フリーター彼氏は、自由も彼女も両方手に入れたいと望む男性が多いのが特徴。結婚をしても定職に縛られる事なく自由でありたい、尚且愛する彼女との家庭も欲しいと思っているのです。
『結婚=男の責任』よりも『結婚後の責任は彼女6、自分4』という割合を求める傾向にあります。
お金よりその他の事が大切
フリーターの彼氏の結婚観は、夢見がちなものが多いです。とくに夢追い人のフリーター男性に多いのが『愛さえあれば何とかなる』という考え方。
『愛情はお金で買えない』と口癖のように言っているフリーター男性も多いですが、そう言えるのは結婚の現実を知らないからこそ。経済的に苦しい状況が続くと、次第に愛情も冷めていくもの。
とくに子供が生まれると、女性は何よりも子供を守る事が優先になりがちです。お金が無い事で夫婦間の喧嘩が増えたり、お互いの価値観にズレがあ生じる事をよく考えなくてはいけません。
彼女に頼って生きたい
フリーターでいる事を強く望む男性が、結婚を意識した時に思い浮かべるのは『彼女に頼って生きていけたら幸せだなぁ』という甘い考え。自分が妻や子供を養っていくという決意があって結婚に望む男性は、フリーターを卒業するために就職活動に取り組むはずです。
フリーターのまま結婚に踏み切るのは『責任感の無さが著しいから』だと言えます。フリーターのまま家庭を持とうとする男性は、結婚後も彼女の経済力や彼女自身に頼って生きていきたいと望んでいる場合が多いです。
彼女もそれを受け入れられるのであれば良いですが、アテにされるのが嫌なら結婚は慎重に考えるべきです。
フリーター彼氏との結婚に対する親の反応
フリーター彼氏との結婚を決意した時、最初の難関となるのが『両親への報告』ではないでしょうか。フリーター彼氏との結婚を両親に申し出た時、どんな反応をされるのかと考えると憂鬱な気分になるもの。
反対をされるのではないか、もしも反対された時どう説得すればいいのか、例え反対されたとしても結婚した気持ちは変わらない…。両親に反対される事をアレコレと想定しては気を揉んでしまうでしょう。
ここでは、フリーター彼氏との結婚に対する両親の本音をご紹介します。
親として反対
大事に育ててきた娘がフリーター彼氏と結婚したいと言い出した時、親の本音は『親として反対』というものです。娘の結婚は喜ばしいもの。しかし、相手の男性がフリーターだとどこの親も『ちょっと待て』と結婚に直接反対しないまでもストップをかけるでしょう。
反対と言えば角がついて、フリーター彼氏と駆け落ちでもされたら困る、かと言って反対なものは反対。フリーター彼氏との結婚への対応を巡って、親を悩ませる原因となってしまいます。
目に見えて苦労するであろう男性の元へほいほい娘を嫁がせる事など、親としては出来ないというのが本音なのです。
男性を受け入れられない
フリーター彼氏との結婚を認めて欲しいと言う娘に憤りを感じ、つい反対したくなるのが親心です。そしてそれと同時に、フリーター男性に対しても『受け入れられない』と大きな不信感やわだかまりを抱いてしまうもの。
就職する事を拒否し『自由でいたいけれど結婚もする』と主張する男性にどうすれば責任感を感じられるのでしょう。男性の結婚に対する責任感のない考えに『理解出来ない』と結婚を反対してしまう親の意見も汲むべきです。
とくに娘がまだ30代前半なら親は『他の男性を探すべき』と、結婚に反対するのも自然な事なのです。
きちんと就職して欲しい
フリーター彼氏との結婚に対して、女性側の親は真っ先に『今後就職する意思はあるのか』を問うはずです。『可愛い娘の選んだ相手だからやみくもに反対も出来ない、就職さえしてくれれば…』と、娘の意思を尊重したい親心です。
フリーター彼氏が今後、結婚するにあたりきちんと就職をするなら女性側の親も反対をせず結婚を前向きに検討出来るでしょう。ですが、一生フリーターである事を男性が望んだ場合『結婚は認められない』と反対されるのが関の山です。
親に反対される覚悟を持って『結婚を認めてください』と挑む必要がある事を心得ておきましょう。
フリーター彼氏との結婚生活の現実
フリーター彼氏との結婚を周りの人達が反対するのには、やはり『フリーター彼氏との結婚後の生活』を危惧するからです。
結婚生活は愛情だけでやっていけるほど簡単ではないのです。フリーター彼氏との結婚を本気で考えているなら、まずは既婚者の友達に相談をするべきです。
フリーター彼氏との結婚を後悔しないためにも、結婚に反対している親や周りの友達の意見に耳を傾けてみましょう。
できない事へのストレス
フリーター彼氏と結婚をすると、結婚後に女性側が『できない事へのストレス』が増えてしまいそうです。とくに30代に達していない若い内にフリーター彼氏と結婚をしてしまうと、さらに『できない事へのストレス』は募りやすくなります。
例えば、周りの同世代の友達はある程度お金があって自由にしているのに、フリーター彼氏と結婚してしまったばかりに経済的にカツカツでお洒落をするどころかランチに出掛けることさえ躊躇う…。
生半可な覚悟でフリーター彼氏との結婚へ踏み切ると、後々後悔する事になるでしょう。
30代フリーター男性に対する世間の目
彼氏が30代フリーター男性だと、親や友達といった周囲の目は更に辛辣なものへとなるでしょう。一般的な30代男性と言えば、ある程度仕事でも責任感のあるポジションに就いて家庭を築くものというイメージが強いです。
だからこそ『30代でフリーターなのに結婚しちゃうんだ』と、周りの人達は綺麗事抜きで引いてしまうでしょう。もちろん本人同士が自分達の結婚生活に納得して幸せならそれで良いのです。
30代を超えたフリーター彼氏との結婚は、親の反対や周囲の人に傷つく事も多いでしょう。ですが、大切なのは本人達が幸せかどうかです。
彼女が正社員でいることへのプレッシャー
フリーター彼氏との結婚は、彼女に大きな負担がのしかかってしまうでしょう。自由や夢を求めるフリーター彼氏との結婚生活を維持するには、彼女が正社員としてバリバリ働き『家庭の経済力』とならなければなりませんよね。
そろそろ子供を持って落ち着きたいと思っても、フリーター彼氏は就職に後ろ向きでしょう。『結婚生活を安定させるために、私は一生正社員を辞められない』というプレッシャーに彼女の心理状態は参ってしまうかもしれません。
その時になって『結婚に対する両親の反対を聞いておけば良かった』と後悔しても遅いのです。
フリーター彼氏との結婚後のトラブル
フリーター彼氏との結婚を親が反対するには、もちろん明確な理由があります。やみくもに娘の結婚を反対している訳ではないのです。フリーター彼氏との結婚を反対するのは『結婚後のトラブル』を危惧しているから。
結婚は人生で最大の選択だと言える大きな分岐点。ここで親の反対にも耳を貸さず判断を誤ってしまうと、5年後、10年後にトラブルが生じた時に後悔している可能性があります。
結婚式を諦める
フリーター彼氏と結婚すると、結婚式を諦める覚悟が必要です。とくにお互いが30代同士だと、親に結婚式費用を出してもらおうなんて甘い考えにもなりませんよね。
自分達で結婚式費用を準備出来れば良いですが、フリーター彼氏との結婚生活を考えると貯金を多く残しておきたいのが本音でしょう。女性にとっては一生に一度のウエディングドレスと結婚式。
人生最大のイベントとも言える結婚式を諦める覚悟は、なかなか踏ん切りがつかないものです。
住宅ローンでトラブル
フリーター彼氏との結婚でトラブルになりやすいのが、マイホームを欲しいと思った時です。マイホームを持つ時に必要な住宅ローンは、夫がフリーターで妻の収入もそこそこだと、審査に通るのは難しいでしょう。
周りの反対を押し切って結婚したにも関わらず、周囲がマイホームを持ち始めた時期に『あなたがフリーターだからマイホームの夢も叶わない』という理由で夫婦間に亀裂が入るかもしれません。
親の反対を押し切ってフリーター彼氏と結婚する場合は、一般的な家庭のゆとりを諦める覚悟が必要でしょう。
子供が出来た時に後悔
フリーター彼氏との結婚後に待ち受けているトラブルは、子供が出来た時に痛感しやすいです。子供が出来て産休・育休に入らなければいけなくなった時、フリーター彼氏だけの収入でやっていけますか?
産休・育休はどんなに短くても数ヶ月間働けない期間があります。また、その間補える程の貯金は確保しているのか。出産にかかる費用や乳児期の子育てにかかる費用はどう捻出するのか。
子供が出来ても就職に後ろ向きな男性の態度がキッカケでトラブルとなる事は十分考えられる事です。
フリーター彼氏との結婚生活の現実まとめ
フリーター彼氏との結婚は、よほど大きな愛情がなければ踏み切るべきではありません。親や周りの友達が反対しているなら、その『反対理由』にきちんと耳を傾けるべきです。
周囲にどんなに反対されてもそれでも結婚を諦められないのであれば、今後の人生をかけてフリーター彼氏をサポートしていく覚悟を持つ必要があります。
フリーター彼氏との結婚を意識した時は、無理に夢を描くのではなく結婚生活の現実を深く考え慎重になるべきなのです。
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