洗濯機の掃除術を大公開!
毎日の生活の必需品ともいえる洗濯機ですが、定期的に掃除をしないとすぐに汚れがたまってしまいがちです。
外側から見えなくても、洗濯機の内部には衣類の汚れや洗剤の残りカスなどがいっぱいということも。洗濯機をきれいに掃除して、毎日着る衣類を清潔にしましょう!
洗濯機の掃除の仕方や頻度をご紹介しますので、是非チェックしてみてくださいね。
洗濯機の掃除頻度
洗濯機の掃除は3ヵ月に1回の頻度で行う
洗濯機の掃除の頻度は、定期的に2〜3ヵ月ごとに1回程度行うのがベストです。
洗濯機を購入してからほとんど掃除をしていなかった方や、汚れが多いと感じる場合は1ヵ月に1回の頻度で行いましょう。
洗濯機に汚れをためないように定期的な掃除が必要です。
特に、梅雨の時期や夏場は洗濯機にカビが発生してしまいがちです。塩素系やオキシクリーンの洗剤でしっかり掃除しましょう。
汚れがひどくないなら酸素系漂白剤で
普段から洗濯機の掃除の頻度が高く、1〜2ヵ月ごとに掃除を行っている方は、ナチュラルに汚れが落とせる酸素系の漂白剤がおすすめです。
塩素系の漂白剤のようにツーンと嫌なニオイがしないので、洗濯物へのニオイ移りが心配な方でも使えますよ。
過炭酸ナトリウムの強力な泡で、洗濯機の汚れやカビをしっかり落とすことが出来ます。
この漂白剤を使った掃除の仕方で気をつけることは、必ずお湯で粉末を溶かすということです。
洗濯機専用の商品でしっかり落とす
洗濯機専用の酸素系漂白剤の商品を使うと、よりしっかり汚れやカビを落とすことが可能です。
塩素系よりも環境にやさしいので、掃除の頻度を1〜2ヵ月に1回と多くしたい方にぴったり。
ステンレス槽でもプラスチック槽でも使用出来ますが、ドラム式には使えないので注意が必要です。
塩素系でも酸素系でも、洗剤を購入する前に今使っている洗濯機に使えるかどうか確認してから購入しましょう。
強力な塩素系漂白剤ですっきり
塩素系のクリーナーは、アルカリ性で強力に汚れやカビを落とせるのが魅力です。
これまで洗濯機の掃除をしたことがない方や、半年に1回程度しか掃除していない方は、塩素系のクリーナーを選びましょう。
普段の洗濯に粉石けんなどを使用いている場合は、石鹸カスやカビが付きやすいため、塩素系のアルカリ性で強力な洗剤がおすすめです。
また、洗濯に粉石けんを使用する場合は洗濯機の掃除頻度も多くしましょう。
クエン酸・重曹でも掃除できる
専用の洗剤がなくても洗濯機の掃除ができる裏ワザは、重曹やクエン酸を使うこと。
ただしクエン酸は塩素系のものよりも効果が弱いため、1ヵ月に1回程度の高い頻度で洗濯機を掃除するのがおすすめです。
長期間掃除していなかった場合は、アルカリ性で強力な塩素系やオキシクリーンなどでしっかり汚れを落としてからクエン酸を使用しましょう。
環境にやさしいエコ洗剤が使いたい方は、クエン酸を使った掃除の仕方がおすすめです。
オキシクリーンできれいに漂白
家中の掃除に使えると話題のオキシクリーンも洗濯機の掃除におすすめです。
弱アルカリ性のオキシクリーンは塩素系よりもニオイがなくて使いやすいので、1〜2ヵ月に1回の頻度で掃除したい方にぴったり。
オキシクリーンは消臭効果もあり、洗濯機のニオイが気になるときにも使えます。
お湯で粉を完全に溶かす掃除の仕方は、弱アルカリ性のオキシクリーンの効果が最大限発揮できます。
洗濯槽の掃除の仕方
洗濯槽の掃除の準備
ここからは、洗濯機の掃除の仕方をご紹介します。
洗濯機を掃除するときには、まずはじめにオキシクリーンや塩素系洗剤など使用するものと、手が荒れないようにゴム手袋を用意しましょう。
そして、洗濯機に水をためる前にごみ取りネットを外しておきます。
ごみ取りネットをつけたままだと、ネットにゴミがたまって掃除の妨げになってしまう可能性があります。ごみ取りネットは洗濯機とは別に洗いましょう。
洗濯槽に水またはお湯をためる
使用する洗剤の仕方に合わせて、お湯か水を洗濯槽にためます。
お湯を使用する場合は30度〜50度程度が目安で、オキシクリーンなど酸素系漂白剤は、お湯で泡が発生して洗えるしくみとなっています。
温度が違う仕方だと、泡立たず漂白剤の効果がしっかり出ない場合もあります。
洗濯機の場所とお湯を出せる場所が離れている場合は、ホースやバケツなどをあらかじめ用意しておくとスムーズに掃除が進みますよ。
水がたまったら洗剤を入れる
水がたまったら洗剤を入れましょう。オキシクリーンなどの粉末洗剤は、あらかじめ溶かしておく必要があります。
粉をサッと溶かせる裏ワザの仕方は、100均などで販売されている小さい泡立て器を使うこと。
この裏ワザだと、なかなか溶けづらい粉洗剤でも早く溶かせますよ。
オキシクリーンなどの洗剤を入れ終わったら、洗濯機を標準コースで少し運転してかき混ぜます。その後、酸素系漂白剤の場合は5〜6時間つけ置きします。
塩素系ならつけ置きしなくてもOK
オキシクリーンなど酸素系漂白剤の場合は長時間つけ置きしますが、塩素系漂白剤ならつけおきは省略できます。
洗剤を入れたあと標準コースで洗濯機を運転しましょう。ただし、洗剤によって仕方が変わるため説明書を確認しておきます。
酸素系漂白剤もつけ置きが終われば、浮いている汚れをネットですくい取ります。洗濯機に再びゴミつかないように丁寧にすくいましょう。
最後はすすぎと脱水できれいに
つけ置きが終われば、すすぎと脱水を行います。すすいでもまだ洗濯槽に汚れや泡がついていれば、汚れがなくなるまですすぎましょう。
汚れが残ったままだと、洗濯物についてしまうことがあり不衛生です。特に、掃除頻度が低い場合は汚れが多くなってしまいがちなので注意が必要です。
脱水が終われば、洗濯機のフタをあけたままにして中をしっかり乾燥させます。窓や換気扇で換気して通気性を良くしておきましょう。
洗濯機の掃除で運気アップ!
洗濯機の中をしっかり乾燥させれば掃除は終了です。
汚れた物が集まる洗濯機の周りは、陰の運気が集まりやすいと言われています。
洗濯物をきれいにすることはもちろん、洗濯機をきれいにすることでも運気が上がりますよ。
汚いままだと運気にダメージが与えられてしまいます。少しでも運気をアップさせたい方は、洗濯機の掃除を定期的な頻度で行って清潔に保ちましょう!
洗濯機の隙間・パーツ掃除の仕方
ゴムパッキンにはカビキラーがおすすめ
ドラム式洗濯機のパッキンのカビには、ゴムパッキン用の塩素系カビキラーがおすすめです。
チューブタイプで持ちやすく、細かい場所にもしっかり塗れる細い先端が使いやすいです。
掃除の仕方は、カビの部分に塗ってしばらく放置してからしっかり水拭きします。
濡れたままだとまたカビになる可能性があるので、裏ワザとしてサーキュレーターを使用。風をあててしっかり乾燥させましょう。
くず取りフィルター場所の簡単掃除
ドラム式の洗濯機のくずとりフィルターが入っている場所は、汚れがたまりやすい場所です。
フィルターのゴミを捨てるときに一緒に軽く掃除する習慣を付けておくとラクです。
割り箸にフローリングシートを挟んで、フィルターが入っている場所を拭き取るだけと簡単。
アルコールスプレーを洗濯機のフィルターが入っている場所に吹きかけると、さらに汚れが取れやすくなりますよ。
ウタマロでホースもきれいに
洗濯パンや洗濯ホースもウタマロクリーナーで掃除すれば、スッキリきれいになります。
ホースの細かい部分や傷つけたくない洗濯パンは、メラミンスポンジを使えば傷がつかず安心です。
洗濯パンにすぐホコリがたまるのが気になる方への裏ワザは、掃除をして乾燥させたあとに、上からラップをかけておくとホコリよけになるということです。
小さい子供がいて、なかなか頻繁に洗濯パンまで掃除が出来ない方におすすめの仕方です。
排水溝周りも分解して掃除
排水口のフタやカップも外せるところは外して、徹底的に掃除しましょう。掃除の頻度は洗濯機を掃除するときと同じで大丈夫です。
洗濯機とその周りを掃除する日を決めて、汚れをためないようにしましょう。
排水口の部品もウタマロクリーナーでスッキリきれいに。歯ブラシなどでカビや汚れをしっかりこすり洗いして落とします。
排水口は取り外してつけ置き洗い
排水口のパーツは汚れが目立ったら、洗濯槽同様オキシクリーンなどでつけ置き洗いがおすすめです。
洗濯槽をつけ置きするときと同じタイミングでつけ置きしておくと、効率的な掃除ができます。
つけ置き洗いすると汚れをブラシでこすらずに落とせて、パーツに傷がつきにくいのが嬉しいところ。臭いやぬめりが気になったらつけ置き洗いしてみましょう。
洗濯槽の中に一緒につけ置き
洗濯機をオキシクリーンなどでつけ置き洗いするときに、一緒にごみ取りネットなどをつけておく掃除の仕方もできます。
ただし、掃除頻度が高くてあまり汚れていない場合におすすめします。
洗濯槽の汚れがひどいとゴミが浮いてきてしまい、ネットにゴミがついて余計に汚れてしまう可能性があります。
汚れるのが心配な方は、別にバケツなどを用意してオキシクリーンなどでつけ置き洗いしましょう。
洗濯機の掃除におすすめの100均アイテム
水切りネットとハンガーでゴミがすくえる
洗濯槽をつけ置きしたあとに浮き出てくるゴミをすくうためのネットは、ご家庭にあるもので簡単に製作できます。
針金ハンガーを細長くして排水溝用のネットをかぶせて輪ゴムで留めるだけで完成。必要なときにサッと作れるのが嬉しいポイントです。
ゴミを取ったあとのネットは、取り外すだけで簡単に捨てられて便利。水切りネット以外でも、履けなくなってしまったストッキングでも細かいゴミが取れます。
100均綿棒で細かい部分をきれいに
100均の綿棒で、洗濯機のネジのへこみやパッキンのスキマなどの細かい隙間もしっかり拭き取りましょう。
細かい隙間は掃除を忘れてしまいがちですが、意外とホコリがたまってしまいます。
面倒でも、ひとつずつ丁寧にホコリを取り除くとすっきりして気持ちが良くなります。ブラシでは傷が付きそうで怖いという方には綿棒がおすすめです。
メラミンスポンジと爪楊枝が便利
水だけで汚れが落とせるメラミンスポンジは、洗濯機の掃除やその周辺の掃除にとても便利。
洗濯槽のゴミ受けネットの付近や、洗濯機の外側、排水口などあらゆる場所の掃除にぴったりです。100均なら使い捨てでたくさん使えておすすめ。
爪楊枝は細かい部分の汚れやカビ取りに使えますが、力を入れすぎると傷が付く可能性があり注意が必要です。
爪楊枝以外では、竹串や歯の隙間ブラシもおすすめです。
パッキンの隙間はフローリングシートで
ゴムパッキンの隙間などは、100均のフローリングシートが便利です。毛羽立ちにくいから繊維が洗濯機につきにくく、使いやすいアイテムです。
汚れたら使い捨てでき、フローリングシートなら床にも使えて活用範囲が広くて役立ちます。
洗濯機の近くに置いておくと、汚れに気づいたときにサッと拭きとれて便利ですよ。
歯ブラシはひとつあると便利
先が細くて柔らかい歯ブラシは、細かい汚れから少し広めの汚れまで使える範囲が広く役立ちます。
100均の歯ブラシなら汚れたら使い捨てできるので、汚れたブラシを洗わなくて済むのが嬉しいところです。
新しく購入しなくても使い古しの歯ブラシがあれば、それを捨てる前に活用するのがおすすめです。掃除道具はできるだけ使い捨てにするとストレスが減りますよ。
ごみ取りネットで細かいゴミもキャッチ
ごみ取りネットは自作ができると紹介しましたが、面倒な方は100均の商品がおすすめです。
細かいネットだから、洗濯槽のゴミやカビもしっかりキャッチできますよ。もしゴミが多くて汚れてしまっても、使い捨てしてしまえる値段の安さが魅力です。
枠にゴムが付いていて、ゴムを弾くとゴミが捨てられるところが便利なアイテムです。
洗濯機を掃除して清潔に!
洗濯機の掃除の仕方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
一見きれいに見える洗濯機でも、内側は洗濯の汚れやカビがたまっています。気持ちよく衣類を着るためにも、是非定期的に掃除をしましょう。これまでしたことがないという方も、一度掃除してみると汚れていたことを実感できますよ。
掃除頻度にあった洗剤で、きれいな洗濯機を保ちましょう!
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