大掃除!の前に掃除したくなるお掃除コーナーを作りませんか?
大掃除の時期がやってきましたね!寒くなってきたし、掃除、ちょっと面倒だわ、と思うのも無理はありません。
少しでも掃除したい!と思えるのはどんな時でしょうか?素敵な道具が並んでいる姿、気分が上がりませんか?
というわけで、今回は気分の上がる掃除アイテムコーナーをDIYしてみました!
少しの壁があればOK!DIYで気分が上がるお掃除コーナーを作ろう
お掃除アイテムの置き場所というのは、生活の仕方によっていろいろあるかと思います。
我が家はキッチン奥のパントリーの壁に作ることにしました。
パントリーは階段下スペースを利用していて変形していますが、それをうまく活用して、隅になっている部分を掃除コーナーにしようと考えました。
冷蔵庫や電子レンジも設置するキッチンの奥、とても出入りする場所なのでここにまとまっていれば負担も少ないです。
壁を塗装しよう
一部分であればアクセントカラーとして壁の色を変えるのも、見栄えを変える大事なポイント。
今回はグレーに塗ることにしました。壁紙や本舗さんのグレイトーンシリーズ、カラーは薄めのグレイでティンロボット。
ローラーはダイソーさんのものです。ローラー部分が2本で110円、持ち手が110円というお値打ち商品。
もちろん持ち手は再利用可です。細くて小さいので、狭い範囲にちょうどよく、またペンキがたくさんつかないのがたれにくく使いやすいと思います。
もともとペンキ仕上げの壁。
マスキングテープとマスカー(マスキングテープにビニールがついているもの)で養生をしたら、端をはけで塗り、中をローラーで塗ります。塗り絵の要領です。
溝などがあったら先に塗っておくときれいに仕上がります。
4歳の三女と一緒に塗りました。
はけを持たせたら目をキラキラさせて塗ってました。はみ出したりするのもご愛敬でしょうか。
2度塗りするととてもきれいに仕上がるこちらのペンキ、壁紙にも直接塗れますのでおすすめですよ。
棚やフックを設置する
壁がつくれたら、次は収納するための棚やフックの設置です!
フックや棚受けは一部のアンティークを除き、すべてセリアのものを使いました。
つるつるの質感が気になるときは、塗るだけで鉄の雰囲気になるアイアンペイントと
スポンジでたたくだけで、サビのような雰囲気が作れるラストメディウムを使って塗るとアンティークな質感を出すことができます。
今回棚板は1枚、フックを取り付けるための木材(45mm×15mm×必要な長さ)を2本使いました。
杉や赤松材という材料で「胴縁」と呼ばれる下地材として売っている木材です。
2mで200~300円程度の安価な木材でよく使わせてもらっています。
いよいよ壁に取り付けていきます。通常、住宅の壁というのは石膏ボードというビスが固定しにくい材質のものになっています。
その場合、専用のビスがあるのですがサイズが合わなかったり、色が好みでなかったり。いちいちそれを使うのは大変です。
お掃除コーナーは収納アイテムが変わったりしますので、対応可能なように今回は木材を壁にとめました。
こうすることで、この木材の上にはビスが打てる仕様になります。アクセントにもなりますよ。
木材や棚受けを壁にとめる際には、石膏ボード部分ではなく、木軸(石膏ボードを止めている木材)へとめる必要があります。
通常ですと表からは分かりにくいので、軸探しセンサーなどを使うと確実です。
1000円ちょっとで購入できると思います。自宅のDIYをするならおすすめのアイテムです。
棚板、アイアンバー、フックが設置できました。(金具はほぼセリア)
飾り窓枠の簡単DIY
お掃除コーナーの横には窓があり、イメージより少しさっぱりした印象だったので、接着もしない窓枠を作りました。
窓枠の縦の長さに合わせた木材2本
横幅ー木材の幅×2のサイズ8本(1mm程度気持ち大き目だと調整しやすい)
今回木材の幅は9mm角にしました。
縦110cm、横25cmの細い窓だったので、細い木材の方がスタイリッシュに作ることができます。
窓が大きい場合などは強度もありますのでもう少し太くてもよいと思います。
ワトコオイルのウォールナット色で塗装し、乾かします。
後は、縦の木材→横の木材の順にはめるだけ。ピッタリサイズで作ると落ちないんです。
もし少し小さくなってしまったときは、両面テープを使ってくださいね。
(オイルが残っているとテープがつきにくいので、よく乾かしてください)
ちょっときついくらいで切って、やすりで調整しながらはめるのがコツです。
完成!!
壁を塗装し、棚板や窓枠を付けたらパントリーとは思えない場所になりました。
掃除道具を収納してみました
大好きな掃除道具を考えながら作ったフックなどに吊り下げてみました。
ほぼすべてを引っ掛ける収納にしたので、どれを取り出す時もワンアクション!
スプレーボトルなども引っ掛けたりウエスなどもかけられるようにアイアンバーも設置しています。
お掃除コーナーの下もかなり掃除しやすくなりました。
ダイニングからの眺め。
掃除道具が見えることでむしろテンションが上がります!さー掃除しよう!って気持ちになります。
のぞくたびににやにやしてしまう、そんなお掃除コーナーができました!
苦手意識があるなら「形から入る」のも一つの手
DIYで作る北欧アンティークテイストのお掃除アイテムコーナー。
ひとつ、好きだと思えるお掃除アイテムをちょっと頑張って手に入れて。
その大好きなアイテムの定位置を大好きな雰囲気で作れたら、きっと苦手と思っているお掃除のハードルも下がるはず!
廊下の一角や、玄関の一部など行動の動線上にあると目につきやすく、より掃除しよう!という気になります。ぜひお試しください!
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