モノトーンのお部屋作り実例集
大人っぽくクールなお部屋というイメージのモノトーンインテリア。一般的に白と黒を基調としたシンプルでモダンなコーディネートが思い浮かぶかもしれませんが、意外と幅広いテイストがあります。
今回はベーシックなモノトーンインテリアのお部屋の他、少しアレンジしたモノトーンインテリアのお部屋をご紹介します。家具レイアウトや上手なアクセントの取り入れ方など、おしゃれなお部屋作りをぜひ参考にしてみてください。
モノトーンのお部屋作り《リビングインテリア》
ベーシックレイアウトのモノトーンリビング
モノトーンインテリアにコーディネートするには、お部屋の印象を決める面積の大きな家具の色を白、黒、グレーにするのが簡単な方法。
リビングの場合、通常テレビを設置すると思います。
テレビは一般的に黒なので、そこにどういうレイアウトで白、黒、グレーを加えるかを考えてお部屋作りをするといいでしょう。
カーテン、テーブル、ソファがポイント。
ブラックをメインにしたモノトーンリビング
モノトーンインテリアと一言で言っても、白、黒、グレーの配分で、かなりテイストの違うお部屋になります。
お部屋の広さやレイアウトでも変わりますが、リビングの場合、黒い大画面テレビを置くと、その他の大きな家具を何か1つ黒にするだけで、黒勝ちな印象に。
黒は重厚感があってシックでラグジュアリーなイメージで、お部屋に落ち着きと品格を作ります。
ホワイトをメインにしたモノトーンリビング
床や壁、ソファやカーテンといったお部屋の面積の大部分を占める建具や家具に白を選ぶと、当然、白勝ちな印象になりますね。
そこで、小物なども白にすると、ホワイトインテリアというまた別のインテリアカテゴリーになりますが、照明やテーブルに少しずつ黒を混ぜることで、ライトな印象のモノトーンコーディネートを楽しむことができます。
グレーをメインにしたモノトーンリビング
白と黒のみで作りあげるモノトーンインテリアはシャープでモダンな印象になりますが、一方で柔らかさやリラクシーな雰囲気に欠けます。
ところが、そこに中間色のグレーを使うと、一気にとても優しく、くつろげる印象のお部屋に大変身。
今、リビングのモノトーンインテリアでは、グレーを使ったコーディネートのお部屋作りが主流となっています。
壁紙をアクセントにしたモノトーンリビング
白、黒、グレーのみで構成しながら、海外テイストでおしゃれなリビング。
モノトーンでありながらストライプやレンガ調の壁紙、ウォールステッカーを貼ることによってアクセントを作り、単調な印象を無くしています。
特にレンガ調など、質感を変化させると効果絶大。ベニワレン風の斜め格子パターンのラグもおしゃれなコーディネートに一役買っていますね。
テレビをアクセントにしたモノトーンリビング
大画面テレビは、そのままで黒のアイテムとして存在感がありますね。
テレビ以外の家具を白で揃えても、黒に近い床色とテレビの黒がアクセントとなって、モノトーンインテリアのお部屋作りが成り立ちます。
こちらのラグは夏用ですが、冬には無地のライトグレーのラグを使用。シンプルなコーディネートですっきりと清涼感のあるリビングです。
小物をアクセントにしたモノトーンリビング
白黒のバランスがとれたモノトーンインテリアの中、ライトベージュの床色とフラワーベースに挿したパンパスグラスが柔らかな印象のアクセントになっています。
シンプルでありながら、効果的なレイアウトで、お部屋にエレガントでリラクシーな雰囲気を作りだしていますね。
埋め込み照明もスタイリッシュでお部屋をスマートに見せるでしょう。
リラクシーな雰囲気のモノトーンリビング
モノトーンインテリアは、シック、モダン、シャープ、クール、無機質といった印象が通常強いですね。
でも、グレーを多めにして、柔らかな素材感のアイテムを多用することで、優しく、まろやかで、リラクシーなお部屋作りが可能。
モノトーンのクッションでも、素材やパターンの違うものをたくさん置いたり、ベージュ系の小物を少し入れたりしてみましょう。
ナチュラルな雰囲気のモノトーンリビング
モノトーンインテリアとナチュラルインテリアを合わせたようなコーディネートのリビング。
グレーとベージュをベースにした中にアクセント的に白黒の小物を使うことによって、柔らかなインパクトのお部屋になっています。
スタンダードなモノトーンインテリアとは印象が異なる個性的なお部屋ですね。白黒の細かなデザインのクッションがおしゃれ。
ブルックリンな雰囲気のモノトーンリビング
アイアンと木天板のテーブルや革張りソファなどを使ってコーディネートすると、重厚感のあるスタイリッシュな印象になり、ブルックリンスタイル風のモノトーンインテリアになります。
白い壁を背に黒い家具をレイアウトしているので、お部屋が広く見える作りになっていますね。
テレビ上の小窓にある黒いフレームがおしゃれなアクセントでしょう。
モノトーンのお部屋作り《寝室インテリア》
ブラックメインのモノトーンコーディネート
部屋を暗くして落ち着いた印象を出すというのが黒色の特長の1つです。
寝室は黒勝ちでコーディネートすると、ぐっすり安眠できる空間となるでしょう。
シンプルなレイアウトですが、ダークグレーの壁側にベッドヘッドを向けることで、より落ち着いた雰囲気になっていますね。
モノトーンインテリアはお部屋の壁や床の色も雰囲気作りに重要です。
ホワイトメインのモノトーンコーディネート
ホテルのような趣のあるリュクスな雰囲気の寝室。
床や寝具の白がアクセントクロスやサイドテーブル、フロアランプなどの黒によって引き立てられているモノトーンコーディネートです。
シンプルなレイアウトですが、黒と白の対比がはっきり分かるような配置で、スタイリッシュなお部屋作りとなっていますね。
シルバーグレーのベッドカバーがおしゃれ。
グレーメインのモノトーンコーディネート
グレーの壁紙やピローがお部屋全体の雰囲気を作っているモノトーンコーディネートの寝室。
黒のブラインドやダークグレーのベッドカバーが印象を引き締め、モノトーンインテリアを主張しています。
サイドテーブルの代わりとして置かれたステップやその上の洋書、アートフレームなどが海外テイストなおしゃれな空間を作り上げていますね。
北欧モダンなモノトーンコーディネート
白、黒、グレーの配色の中に、北欧デザイン風のペンダントライトやファブリックパネルがさりげなくレイアウトされ、モノトーンインテリアと北欧モダンインテリアの趣を併せ持つ寝室です。
ファブリックパネルと布団カバーのパターンが寄せられていて、センスが光るコーディネートですね。
グレーのアクセントクロスがお部屋を格上げしています。
英国テイストなモノトーンコーディネート
シンプルなレイアウトの寝室ですが、フラワーパターンのモノクロアクセントクロスがお部屋に個性を作り出していますね。
細かなフラワーパターンは、オールドイングランド風な趣で、シャープな印象になるモノトーンインテリアを甘く柔らかな雰囲気に転換してくれます。
細かい花柄は布団カバーのデザインとも被らず、意外とコーディネートしやすいでしょう。
男前テイストなモノトーンコーディネート
レンガ調壁紙やパレットベッドが男前な趣を放つモノトーンコーディネートの寝室。
シンプルなレイアウトですが、コンセプトがはっきりしたお部屋作りでスタイリッシュですね。
真っ黒なベッドカバーがクールである一方、柔らかな印象のライトグレーのサークルラグをコーディネートすることで、おしゃれな大人女子インテリアに仕上がっています。
コンテンポラリーなモノトーンコーディネート
シンプルなモノトーンコーディネートがコンテンポラリーな雰囲気を作り出している寝室。
太文字のモノトーンカレンダーや太いボーダーラインの布団カバーなど、現代的なデザインがメインの印象を作ります。
一方で細かな地模様の入ったダークグレーのアクセントクロスとアンティーク風のベッドランプが、さりげなくお部屋の雰囲気を落ち着かせていますね。
ホテルライクなモノトーンコーディネート
海外のモノトーンコーディネートの寝室。
シンプルながらリッチな趣のベッドに素材感の違う寝具をふんだんに使い、たくさんのクッションやピローを並べることによって、リゾートホテルのベッドルームのような雰囲気を作り出しています。
小物の使い方もおしゃれで、個性的な照明もお部屋をスタイリッシュに彩っていますね。ラグのレイアウトもクールです。
シンプルモダンなモノトーンコーディネート
シンプルモダンなインテリア作りをしたい場合、モノトーンコーディネートを意識すると実現しやすいでしょう。
モダンな印象作りには、カーテンではなくブラインド、オープンシェルフではなくコンポニビリのようなシンプルなフォルムの隠す収納がおすすめ。
各アイテムの色のレイアウトは、白をメインに黒をアクセントカラーにするのが簡単ですよ。
ナチュラルなモノトーンコーディネート
オリエンタルな雰囲気のモノトーンコーディネートは、リラクシーな上、おしゃれですね。
コーディネートのポイントは、カラーを白黒グレーに絞りつつ、エスニックなアイテムを取り入れること。
オフホワイトなアイテムや素材感の異なるものを使うことにより、マイルドな印象を作り出します。世界観をイメージしてレイアウトするといいでしょう。
モノトーンのお部屋作り《一人暮らしインテリア》
カジュアルなモノトーン一人暮らし部屋
こちらは一人暮らしではなく、二人暮らしの寝室なのですが、一人暮らしでも使えるお部屋作りなのでご紹介します。
白黒が半々のコーディネートでまさにモノトーンインテリアといったお部屋ですね。
黒いワイヤーネットを使って小物を飾ったり、ウィンドウペン柄のカーテンを掛けたりすることで、カジュアルでポップな雰囲気に仕上がっています。
ラグジュアリーなモノトーン一人暮らし部屋
ロフトがあるワンルームの一人暮らしリビング。
シンプルなレイアウトですが、3人掛けの袖付きソファがラグジュアリーで、壁にユニークな時計を付けたり、黄色いチェアを置いたりして、個性的なインテリアを楽しんでいます。
センターテーブルはニトリのもので、高さを調節できる機能があり、カフェテーブルにもダイニングテーブルにもできて便利。
スタイリッシュなモノトーン一人暮らし部屋
7畳1Kワンルームにベッド、テレビ、テーブル、デスク、そして贅沢な一人掛けのソファを機能的にレイアウトしたモノトーンコーディネートの一人暮らし部屋。
ダークグレーを中心にスタイリッシュにまとめられていて、まるでドラマに出てくるようなインテリアですね。
おしゃれなソファ、テレビボード、サイドテーブルなどはIKEAアイテム。
ブラックがクールなモノトーン一人暮らし部屋
真っ黒な壁が特色のあるインパクトを作り出している一人暮らしの寝室。
ベッドカバーや寝具類を真っ白にしてしまうと、明暗が際立ってしまい、緊張を強いられるシャープな印象になってしまいます。
そこでグレーを使い、落ち着いた雰囲気にコーディネート。コンパクトなレイアウトとともに大人の隠れ家的モノトーンインテリアに仕上がっています。
フェミニンなモノトーン一人暮らし部屋
グレーをメインにしたモノトーンインテリアに、アクセントにピンクのアイテムを加えてコーディネートしたお部屋。
モノトーンインテリアはどちらかというと、シャープでメンズライクなインテリアですが、白勝ちな配色のレイアウトで、ラグジュアリーなソファにファークッションを並べるなど、柔らかでフェミニンなお部屋作りになっています。
海外テイストなモノトーン一人暮らし部屋
グレーをベースカラーにしたモノトーンインテリアで、IKEAの家具を取り入れた海外テイストなお部屋。
シンプルながらも北欧モダンなデザインのソファ、シェルフ、ミラーなどをレイアウトして、おしゃれな印象を作り出しています。
さらにグレーのラグやファブリックアイテムをコーディネートすることで、ちょっとクールな大人女子の雰囲気に。
ファッショナブルなモノトーン一人暮らし部屋
お気に入りのファッション小物を飾ったり、好きなブランドのウォールステッカーを貼ったりして、お部屋をファッショナブルにコーディネート。
趣味のインテリアオブジェが、モノトーンでも個性的でチャーミングなお部屋を作ります。
また、ソファ横のデコレーションコーナーは、一人暮らしならではのレイアウトで素敵ですね。玄関などにも合いそうです。
ナチュラルなモノトーン一人暮らし部屋
ライトベージュと白を基調としたお部屋に黒アイテムをレイアウトしたモノトーンインテリア。
スタンダードなモノトーンインテリアより、グッとナチュラルな雰囲気ですね。
木のフレームのソファと掛け時計、アンティークの薪ストーブ型ストーブには、黒いアイテムでもどこか温もりや丸みがあり、ナチュラルな印象を作り出します。
リラクシーなモノトーン一人暮らし部屋
モノトーンでおしゃれにコーディネートしつつ、利便性を重視したレイアウトのお部屋。
お部屋の中心にベッドを置いたレイアウトは一見不便に見えますが、ベッドによるゾーニングで、空間にメリハリを作りながら、生活の流れをデザインできます。
玄関からキッチン、洗面所すべてモノトーンでコーディネートしていて、スタイリッシュな一人暮らし部屋です。
コンビニエンスなモノトーン一人暮らし部屋
こちらも家具を上手にゾーニングに使って便利な生活空間を作り出している一人暮らし部屋。
玄関から長く伸びる形のお部屋で、玄関、キッチン、書斎、ダイニング、リビング、ベッドスペースというレイアウトになっています。
全体にモノトーンを基調としたコーディネートですが、ところどころに色味のある雑貨を加えて、こなれ感のあるお部屋に。
モノトーンのお部屋作り実例まとめ
リビング、寝室、一人暮らしのお部屋をメインにモノトーンインテリアコーディネートをご紹介しました。
これからモノトーンインテリアにしたいという方は、まず手始めにトイレや玄関などの小さな部屋からデザインすると、コーディネートしやすいですよ。
また意外と、収納をモノトーンにするのも手掛けやすいです。これからモノトーンインテリアにコーディネートしたいという方は、是非、お試しください。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物