ミニマリストの冷蔵庫をご紹介
生活のフットワークをよくするコツは物を持ち過ぎないこと。いわゆるミニマリストであれば、物を管理する時間が減るので、いろいろなことがスムーズに行えます。
冷蔵庫の中身もすっきりさせると、調理が捗るばかりでなく、冷蔵庫内に収納した食材の管理が楽になり、買い物や家計管理にも役に立つでしょう。
そこで、一人暮らしや家族暮らしの方のミニマリストの冷蔵庫の食材収納についてリサーチしてみました。ご参考にどうぞ。
ミニマリストの冷蔵庫《適量買い・使い切る》
ミニマリスト的収納のコツ「1週間が目安」
いきなりミニマリスト的な冷蔵庫収納にするというのはハードルが高いですよね。
現状から冷蔵庫の中身を減らして、すっきりさせるには、まず常備する食品と、使いきる食材に分けて収納。
使いきる食材は1週間を目安に買うようにしてみます。そのうち、自分なりの生活リズムから、適切な食材購入ルーチンが分かってきますよ。
ミニマリスト的収納のコツ「旅行はチャンス」
冷蔵庫収納を変えたいと思いながら、実際日常生活が続いていると、なかなか踏ん切りがつかないということもありますね。
年末年始や年度初めというきっかけも好機ですが、旅行や帰省時前もチャンス。
食材を入れっぱなしで行かず、中身を清算してから出かけると、中身を腐らせることもなく、お土産を入れるところにも困りません。
ミニマリスト的収納のコツ「使いかけ入れ」
ミニマリストに限らず、食材はできれば、きちんと使いきった方が経済的な生活を送れますよね。
とはいえ、冷蔵庫の中身をしっかり把握するというのは、結構大変。特に使いかけの野菜などの食材は行方不明になりがちですよね。
そこで、使いかけ専用のスペースを用意することで、使い忘れを防止します。無駄を省くのもミニマリスト。
ミニマリスト的収納のコツ「空いたら掃除」
中身がぎっしり詰まった冷蔵庫はなかなか掃除がしづらいですね。
すっきりした冷蔵庫なら、掃除もしやすく、きれいな状態をキープすることができて気持ちもすっきり。
空いたスペースを掃除する生活習慣が身に着くと、食材を溜め込んでしまうことが少なくなりますよ。
ジャムや調味料などの常備食材はトレーに入れて収納すると掃除が楽ちん。
ミニマリスト的収納のコツ「一手間で新鮮」
セリアの冷蔵庫整理ケースを利用した野菜室です。高さを生かした収納ができるので、立てて入れたい野菜もすっきり見やすく収納できますね。
一方、レタスは葉っぱを1枚ずつ50度の温水で洗い、しっかり水気を拭きとって、ジッパーバッグに入れて、空気を抜き、立てて収納。
こうすることで4~5日、新鮮に使えるそうです。家事貯金にもなりますね。
ミニマリストの冷蔵庫《小さい冷蔵庫を使う》
ミニマリスト的収納のコツ「買い過ぎない」
小さい冷蔵庫をあえて使うことで、必然的に保存できる量が少なくなるため、買い過ぎを防止できます。
ミニマリスト的生活をしようと思いながら、なかなか上手くいかないとすると、その原因の1つは「入れるところがあるから」。
無ければ、買い物する時に、自然と心にブレーキがかかります。小さい冷蔵庫なら、電気代も節約できますよ。
ミニマリスト的収納のコツ「定期的に点検」
冷蔵庫の中身というのは、気が付いたらいろいろ溜まっていることがありがち。
一見、きれいにキープできていても、意外と使わないで忘れてしまっている食材が入ったままということもあります。
だから、自分なりのスパンでいいので、定期的に点検するということが、すっきり収納をキープできるコツになります。特に家族で使う冷蔵庫は要チェックです。
ミニマリスト的収納のコツ「週末に買い物」
よく「買い溜めするから大きい冷蔵庫にした」という方がいますが、買い溜めする方にこそ、小さい冷蔵庫がおすすめ。
冷蔵庫が大きいと何でも入るからと思って、ついついたくさん買ってしまいますが、少し小さめの冷蔵庫なら買い過ぎに注意できます。
また、買い物は週末と決めておけば、週単位で中身をリセットできるところも便利。
ミニマリスト的収納のコツ「あるもので工夫」
自分の想定よりも少しコンパクトな冷蔵庫を選ぶと、確かに収納は贅沢ではないかもしれませんが、だからこそ、中身の管理や冷蔵庫のお手入れがしやすいとも言えます。
家族暮らしだと、つい大容量のものを選びがちですが、大きい冷蔵庫はそれだけ、手間や費用がかかります。
量より質の生活にシフトするのが、シンプルライフの心得。
ミニマリスト的収納のコツ「中もスマートに」
中身がスマートに整っている冷蔵庫は素敵ですよね。スリムなボトルやケースを使って、見た目にもすっきり収納すると、キッチンワークも気分良くできますね。
ただし注意したいポイントは、見た目にこだわり過ぎて、収納を多くし過ぎてしまうこと。
ミニマリストは生活感がないことではありません。機能的な収納であれば自ずと美しくなります。
ミニマリストの冷蔵庫《予備スペースを作る》
ミニマリスト的収納のコツ「収納箱も小さめ」
前章では小さい冷蔵庫を使うことで、冷蔵庫の中身をミニマルにするコツをご紹介しましたが、この章では、すでに大きい冷蔵庫を使っている方がミニマリスト的に冷蔵庫内を整理するコツをご紹介します。
大きい冷蔵庫では、スペースいっぱいいっぱいを使って食材を入れてしまいがちですが、容量の6~7割を常時保管のスペースと考えるのがポイント。
ミニマリスト的収納のコツ「空けておく棚」
使い勝手の悪い上部のポケットは無理に使わず、空けておくのもいいでしょう。
また、使いやすい棚は出し入れの頻繁な食材のみを置くようにして、あとは、残った総菜を入れたり、一時的に保管したい冷蔵品を入れたりできるように、意識的に空けておくと、やみくもに中身が増えてしまったり、忘れてしまう食材ができてしまうことを防げます。
ミニマリスト的収納のコツ「定位置を決める」
こちらも前出と同じですが、注目したいのは、自分なりの冷蔵庫保管品の定位置を決めていることです。
その位置に置くことができる分量が、必要量というように把握できるので、在庫管理や調理計画がしやすくなります。
そういったことは、結構時間をとられやすく、名もなき家事としてストレスになりがちですが、これならスムーズですね。
ミニマリスト的収納のコツ「鍋の収納空間」
キッチン関係の家事を効率化したい場合、移し替えの手間をなるべく省きたいですよね。
鍋に残ったものを違う器に入れて保管するよりも、鍋ごと冷蔵庫に入れることができたら、楽ちん。
だから、冷ました鍋をそのまま入れることができる空間を作っておくと、洗い物の手間も減り、衛生面でも安心。特に一人暮らしの方におすすめですよ。
ミニマリスト的収納のコツ「便利な鍋」
冷蔵庫に鍋を入れる空間を作っても、取っ手が邪魔ということがありますね。
そういう場合、取っ手のとれる鍋や、取っ手がコンパクトになっているこちらのような鍋を利用すると便利。
鍋の入るスペースがあれば、冷蔵庫に収めやすいので、冷蔵庫内を有効活用できます。スマートなアイテムがミニマリスト的生活をアップデートしてくれますよ。
ミニマリストの冷蔵庫《シーン別にまとめる》
ミニマリスト的収納のコツ「段を利用」
画像では分からないのですが、こちらの方は「3段目にその日使うもの、1段目と2段目に明日以降使うもの、4段目にデザート類」という規則性を作って、冷蔵庫の中身を管理しています。
調理する時、効率的に食材を準備することができ、便利ですね。収納時に少しだけ手間がかかりますが、家事貯金になります。家族暮らしの人におすすめ。
ミニマリスト的収納のコツ「器を利用」
真ん中の段に入っているガラスの器の食材は、毎晩のおつまみのオリーブとピクルスです。このまま、食卓テーブルに出すことができるおしゃれな器ですね。
ガラスのフタ付きなので、フタをすれば、またそのまま冷蔵庫にしまうことができるので、移し替えの必要がなく楽ちん。
保存容器と食器が兼ねられているので、ミニマリスト的収納でしょう。
ミニマリスト的収納のコツ「ケースを利用①」
一番右端のケースには、朝に使う調味料セットが、真ん中はジャム類が入っています。
このようにまとめて置けば、このケースをそのまま食卓に持っていくことができるので、テーブルセッティングも楽ですね。
こちらのケースはセリアのものですが、真っ白でシンプルなので、中身がカラフルな調味料でも、生活感を感じない冷蔵庫内にできます。
ミニマリスト的収納のコツ「ケースを利用②」
こちらは一人暮らしの方の冷蔵庫です。こちらにも朝食セットという分類のケースがありますね。
ただし、中身は朝食を作る時に使う材料となっていて、そのまま食卓に出す収納ではありません。
買い物に頻繁に行けない生活リズムのため、一人暮らし用としては少し大きめの冷蔵庫を使っていますが、ゆとりのあるミニマリスト的な収納になっていますね。
ミニマリスト的収納のコツ「トレーを利用」
一番上の段の左側のトレーに朝食セット、右側のトレーに味噌汁セットを収納。
朝の忙しい時、あれこれ食材を探さず、サッと取り出して、調理に取り掛かることができるので重宝しますね。
各段に少しずつフリースペースを設けているので、物が入っていない時は省エネになり、一時的に保存したいものを入れる時にも慌てずにすみます。
ミニマリストの冷蔵庫《ケースでまとめる》
ミニマリスト的収納のコツ「100均ケース」
こちらの冷蔵庫内で利用している収納ケースは100均アイテムです。
ミニマリスト的生活ではむやみに収納アイテムを増やさない方がベターではありますが、やはり、細かなものは、ケースを使って整理した方が冷蔵庫内がすっきりするでしょう。
ケースから溢れるほどの食材を買いこまないようにするのがミニマリスト的冷蔵庫収納のコツです。
ミニマリスト的収納のコツ「白で統一」
全部同じシリーズや種類のケースに入れると美しいように思いますが、冷蔵庫の場合、使い勝手を優先した方が、家事能率があがります。
それでも見た目をきれいにしたいという時には色を白で統一するといいでしょう。
家族で使う冷蔵庫の場合、収納する中身が分かるラベルを貼ると、家族みんなが使いやすく、収納のルールも守られます。
ミニマリスト的収納のコツ「使い分け①」
白い容器とクリアな容器を使って中身を分類収納しています。上段のクリアケースは無印良品のアイテム。
中身が見えるので、ラベルを貼る必要がなく、在庫も分かりやすいですね。
中身が見えない白い保存容器には調理したものや、半調理品などを入れると、すっきりして見えます。ミニマリスト的ポイントは、7割収納を心がけること。
ミニマリスト的収納のコツ「使い分け②」
こちらも中身によって、ケースの種類を変えています。冷蔵庫の上段に入れるものや粉類は取っ手付きのケースに入れると便利ですね。
また、下の段は、高さを揃えて引き出しのように使うと、美しく、かつ使いやすいでしょう。
薬味チューブカバーを着けたり、チルド室にリメイクシートを貼ったりすることで、生活感を薄めています。
ミニマリスト的収納のコツ「ポイポイ収納」
野菜室にダイソーのケースを入れて、野菜をポイポイ収納にしています。高さのある物と寝かせて入れてもいい物を分けて入れるところがポイントですね。
ケースを使うと、汚れてもケースを丸ごと洗うことができるので楽ちんです。見やすいので、在庫管理も簡単ですね。
また、ダイソーアイテムなので、お財布にも優しい所が試しやすいですね。
ミニマリストの冷蔵庫《便利グッズを使う》
ミニマリスト的収納のコツ「ラベルクリップ」
冷凍庫収納では、ジッパーバッグに入れて、立てて収納するのが、シンプルで効率的な方法の1つですね。
でも、引き出し式冷凍庫の場合、ジッパーバッグを上から見ると、その食材が何か分かりづらいのが難点。
そこで、このクリップを使うと、スマートに解決できますよ。このクリップが手に入らない場合には、ダブルクリップを使ってもOK。
ミニマリスト的収納のコツ「マスキングテープ」
クリップが面倒だなという方は、マスキングテープもおすすめ。少し斜めにすれば、見やすくなります。
ジッパーバッグに直接記入するという方法もありますが、そうすると、ジッパーバッグを使いまわしたい時に困りますね。
マスキングテープなら、簡単にカットできますし、コスパもgood♪テープとマジックを同じ場所に置いておくと便利ですよ。
ミニマリスト的収納のコツ「T字クリップ」
収納ケースをあまり増やしたくないという場合、クリップで袋を閉じて収納するというのも一案。ケースに出し入れする手間を省くこともできて便利ですよ。
統一したおしゃれなクリップを使えば、雑然とした雰囲気が緩和され、海外テイストな生活感になるでしょう。
一人暮らしなどで、冷蔵庫にたくさん食材を入れていないという方におすすめ。
ミニマリスト的収納のコツ「ブックスタンド」
ブックスタンドを使って野菜室を区切っています。ブックスタンドは、収納ケースと違って、収納するスペースの幅を変えることができて便利。
野菜はポリ袋に入れて収納することで、冷蔵庫内が汚れづらく、鮮度を保つことができます。
量の調整がきくので、一人暮らしの方などにおすすめ。ポリ袋に少し水も入れると鮮度がより保たれます。
ミニマリスト的収納のコツ「におい消シ〜ル」
冷蔵庫内に貼ってある可愛いシールは実はシールタイプの消臭剤。デザインはこれ以外にもたくさんあり、もっとシンプルなデザインや四角い形のものもあります。
スペース要らずなので、置き型の消臭剤を入れるよりも、冷蔵庫内を広く使うことができますね。
冷蔵庫内の壁以外にも、ポケットや収納ケースに貼ってもOK♪目隠しも兼ねることができるのでいいですね。
ミニマリストの冷蔵庫まとめ
ミニマリストの冷蔵庫収納のコツをリサーチしてご紹介しました。「持つ」ということは、それだけで管理するための作業が生じます。
必要以上に持たないミニマリストの精神を取り入れて冷蔵庫収納を見直すと、中身の出し入れが楽になる上に、食材の無駄も減らすことができ、エコで経済的な生活にシフトすることができるでしょう。
ぜひ、ミニマリスト的冷蔵庫収納のコツをお試しになってみてください。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物