今、大人気の足場板
みなさん、いきなりですが「足場板」を知っていますか?足場板とは、建設現場で職人さんが歩くために使われる仮設材のことです。
当然、いろんな傷や欠けがあるので好みは別れるところですが、その使い込まれた味わいにハマりインテリアに取り入れる人が数年前から激増中!
そこで今回はそんな足場板の魅力とその取り入れ方をご紹介します。
足場板の人気の理由
足場板の魅力はやはりなんと言っても、その風合いにあります。
足場板には1枚1枚に傷、欠け、錆び跡といったリアルな痕跡、つまり時間が刻まれています。
それはとても存在感があり、空間の雰囲気をも変える力を持っています。
例えばこんな何気ない朝ごはんの写真。
足場板のアンティークな風合いが加わっただけでちょっぴりカフェのような雰囲気になるから不思議!
では肝心の足場板は、どこで手に入るのでしょうか。
ホームセンターなどでも販売されていますが、私が今回オススメするのはWOODPROという木製品メーカーの足場板で、こちらはネット注文することができます。
WOODPROの足場板をオススメする理由は
・サイズが選べる
・現役を引退した足場板を水洗い→天日乾燥→研磨までしてくれている
・希望すれば塗装も行ってくれる
つまり普段あまりDIYをしない方でも取り扱いやすいから♪
ではここから足場板の取り入れ方を我が家の実例写真とともにご紹介します!
家具として使う
テーブルの天板に使う
まずご紹介するのは、足場板をテーブルの天板として使う方法です(写真はOLD ASHIBAフリー板 厚さ35mm×幅200/210mm 3枚使用)
1点注意が必要なのは、先ほども書いた通り、足場板は平らではなくボコボコしているので、書き物をしたり、お子さまの机には不向きということ。
でもごはんを食べるテーブルとして使う分には何の問題もありません♪
足場板でテーブルを作る場合ですが、まず板を連結の上、鉄脚を取り付けて作るのが一般的です。
ですが、私はアウトドアでも使えるテーブルにしたかったので、こちらのキャンプ用テーブル(山善キャンパーズコレクション タフテーブル)をリメイクして作ることにしました。
アウトドア用の場合は運びやすさを考えると板は固定しない方がなにかと便利です。
そこで使ったのが、こちらのアイテムです!
強力マグネット(100均で購入 写真はミニサイズですが本来はもっと大きいサイズがオススメです)
板をただのせるだけでは不安定ですが、これなら板を固定できそう!
ちなみに最初、足場板のマグネットをつける場所に悩みましたが、以下の手順で簡単に付けられました。
1 マグネットを先にテーブルに付ける
※私は1枚の板に対して6箇所ほどつけましたが、板の大きさや磁石の大きさにより要調整。またこのテーブルのように磁石がつく素材ではない場合は最初にマグネットを接着剤でテーブルにつける必要があります
2 その上に瞬間接着剤をつける
3 板をのせる
あとは乾いたら板をはずすだけです。簡単ですね!
完全に固定されているわけではないので使用の際はある程度、注意が必要ですが、工具など一切使わず木のあたたかみが感じられるテーブルにリメイクすることができました♪
棚板として使う
足場板は棚板としても大活躍してくれます。うちではテレビ台に足場板を使うことにしました。
鉄脚(別のお店でオーダー)に足場板をのせただけですが、足場板の味わいのおかげで、無骨でカッコいい雰囲気に仕上がりました。
分かりにくいですが、写真の板は2枚の木材をつなぎ合わせた状態になっています。
先ほどのテーブルのように同じサイズの板を複数枚買って自分で連結してもいいですが、最初からWOODPROで1枚板に加工したものを購入することもできます。
また希望のサイズでオーダーできるので、テレビの大きさやおうちの広さに合わせたジャストサイズのテレビ台を作ることができます。
壁に貼って使う
次にご紹介するのは、足場板を壁やドアなどの建具に貼って使う方法です。
WOODPROでは厚さ5mmの足場板(T-5シリーズ)が販売されています。とっても軽いので強力両面テープで簡単に貼れるのが魅力。
我が家では、こちらを玄関で使うことにしました。
まずは犬にかまれてボロボロになってしまった玄関の上がりかまちに。
直接、両面テープで貼れない場合は、最初にマスキングテープを貼り、その上に両面テープを重ねて足場板を貼れば現状回復も可能です。
そして玄関でコートやバッグをかけておくスペースに。
当初はフックをそのまま壁につける予定でしたが、1枚足場板をプラスしたことによりメリハリのある壁面収納スペースができました。
番外編 「桟木」もオススメ
最後に番外編で足場板と同じ古材「桟木」をご紹介します。
桟木とは板を天日乾燥させる際に板と板の間に挟んで一定の隙間を作るために使用されていた木のこと。WOODPROでは足場板同様、ワックスなどを塗らなくてもそのままDIYに活用できる味のある桟木が販売されています。
我が家ではこの桟木でラダーを作ったり
壁付けフックなどを作って、インテリアに活用しています。
桟木はノコギリで簡単にカットできるので、DIY初心者さんでも扱いやすい木材です。欠けや反り、曲がりが生み出す味わいをぜひ楽しんでみてくださいね。
古材をもっと暮らしに取り入れよう
いかがでしたか?足場板や桟木といった「古材」の良さはなんと言っても、そのまま使うだけで味のある家具や雑貨が作れること。
皆さんもぜひ足場板を始めとする古材を暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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