そのままじゃ使いにくい押入れの深い奥行
日本の住宅ではおなじみの押入れですが、昔と違い今はベッドで寝る方も多く、家族全員分の布団を畳んで押入れにしまうという生活はあまり見かけなくなりました。
それでも押入れは多くのご家庭にありますよね。そこで今回は、使い勝手が悪くなりがちな押入れの上手な活用例をご紹介☆
押入れ収納に困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
奥行を活かした押入れの活用実例集
衣装ケースを並べて収納
だだっ広い押入れは、収納ケースがなければデッドスペースだらけになってしまいます。布団をしまう目的がないのなら、クローゼットとして使うのが一番。
衣装ケースは押入れの奥行に合ったロングタイプがあるので、それを使えばたくさんの服がしまえますよ。
ハンガーバーがついていれば、上段には服を吊るすこともできますね。
収納棚を置いてデッドスペースをなくす収納
押入れの奥行をムダなく活かせる収納ラックや収納棚を置くと、ウォークインクローゼットのように有意義にスペースを使えますよ。
シーズンオフの布団袋や書類箱、小物入れやハンガーラックと、上下左右くまなく使えて便利ですね。
ロールスクリーンやカーテンで全開収納
押入れが襖の場合、片面ずつ開けないといけないのがネックです。右の襖を開けて、閉じて、次に左…という動作がプチストレスに。
いっそ襖を取り払ってロールスクリーンに替えれば、広い押入れを全開にできますよ!通気性も良くなるので一石二鳥ですね。
こちらは、同じ押入れのロールスクリーンを上げた写真です。
襖だったら片面ずつしか開けられなかったのが、一気に見渡せてレイアウトのアイデアも豊富に湧いてきますね。
下段は子供のおもちゃ収納で、子供も自分で出し入れできるのでより使い勝手が良くなりました。
お気に入りの布を目隠しカーテンにすれば、一気に北欧風のあたたかなお部屋に早変わり!
下段の衣装ケースは目隠しシートを統一することで、カーテンは上段のみ隠せばOK。
引き出しの邪魔にもならず、見た目もすっきりして襖よりずっと使いやすくなっていますね。
子供専用の秘密基地やおもちゃ収納
子供のおもちゃや服を一か所に集めた、子供専用押入れ。カラーボックスやおもちゃ箱も男前なカラーでヴィンテージ感があり、とても渋いですね。
モノクロインテリアでよく見かけるプレンティボックスも、男前インテリアと相性ばっちりでおしゃれです。
こちらは押入れの上段をキッズスペースにして、子供の持ち物を置いたり上で遊べたりできるようになっています。
押入れの秘密基地は子供にとって最高の遊び場!
ブルーのタペストリーやオーナメントが、さわやかなビーチ風インテリアとマッチしておしゃれですね。
こちらは下段をキッズスペースにしています。リメイクシートの板壁やデスクやカーテン、窓といった家具もあり、小さなおうちがとてもかわいいですね。
自分だけの空間が嬉しくて、おもちゃもちゃんと片付けるようになってくれるかも!?
棚やボックスを追加した大容量収納
収納棚やボックスをうまく組み合わせることで、押入れを最高に使い勝手の良い大容量収納にしてみませんか?
こちらは下段を子供のおもちゃ収納、上段をプリンタや書類といったリビング収納として使っています。
子供の目線、大人の目線どちらにも合わせたとても上手な収納法ですね。
北欧インテリアやモノトーンインテリアに合いにくい押入れ。和風の押入れをペンキで真っ白にDIYすることでこんなにもシックでおしゃれな空間になります。
衣装ケースやファイルボックス、収納ケースなども白で統一すればとても押入れとは思えません。
稼働棚をつけることで高さも有意義に使えていますね。
押入れを改造してスペース拡大
こちらは階段下の押入れを改造して、小部屋にしています。
使い勝手の悪い収納スペースをなくすことでお部屋が広くなり、荷物も置きやすくなるという逆転の発想に脱帽!
エレクトーン置き場にしたり、ラックなどを入れてオープンな収納スペースにしたり、ソファを置いてちょっとした隠れ家的なスペースにしたりするのも良いですね。
使い方次第で有効利用できる押入れの広いスペース
押入れ=布団をしまうところ、という先入観は捨ててしまいましょう!ライフスタイルに合わせて押入れを活用できれば、こんなに優秀で大容量な収納スペースはありません。
奥行があってもしまい込んでしまっては元も子もないので、収納家具を使ったり見渡せるスペースを作ったりして、風通しの良い素敵な収納を心がけてくださいね。
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