「フィットする」家具を選び、つくれるものはつくる。二人暮らしのインテリア
お部屋のサイズに合う家具を厳選し、つくれるものはつくる。そんな風にして「自分たちにフィットする暮らし」をつくっている、素敵な二人暮らしのお部屋を拝見しました。
text : Miha Tamura / photo : @2rskrsk
「ジャストサイズ」を選んで暮らす、12畳のLDK
西口さんご夫妻が暮らすのは、50㎡ほどの2LDKのお部屋。二人暮らしのスタートに選ばれたお部屋は、実はちょっとした掘り出し物。
築30年で古い状態だったお部屋をたまたま見せてもらう機会があり、入居を条件にリノベーションしてもらったものだそう。
「立地のわりに家賃が安く、満足しています。繁華街にも徒歩圏内だし、ほとんど自転車で行動ができるので。休みの日には近所のカフェや、おしゃれなお店に行くのが楽しいです」
縦長12畳のLDKに合わせた家具は、きっちり採寸してベストなサイズのものをチョイス。ダイニングの椅子は、それぞれ別々のお部屋で吟味して選んだもの。
京都の70B、ANTRY、CRASH GATE、niko andなど、様々なお店に足を運んだそう。
ソファの後ろにはプロジェクタが置ける棚をDIYで設置。大画面で映画などを楽しみます。
窓際には、ブロックと板を使って、本棚とパソコン作業ができるスペースを用意。
こちらは和室。落ち着いた雰囲気の空間ですね。
廊下には、お二人の雰囲気によくマッチするアートと、グリーン。
「極力、つくる」がマイルール
ナチュラルスタイル、ヴィンテージスタイルなど決まった形にとらわれるのではなく、なるべく自分たちの好きなものを詰め込んで、ミックスしてお部屋をつくっているという西口さん。
リビングはウォルナット、玄関や洗面所はメープル、というように、「木の色を揃える」ということもポイントのひとつです。そして、「つくれるものは、極力つくる」がルール。
リビングにあるプロジェクタの棚、本棚兼テーブルなども、お店で売られているものを参考にしながら、自分でぴったりのものを作りました。
DIYを始めるきっかけとなったのは、こちらのキッチン前のカウンターをつくったこと。
3段のカラーボックスを土台に壁をたて、奥には冷蔵庫&パントリーのスペースも作りました。
作業台や収納スペースが増え、とても便利になったそう。
レンガ風壁紙に、有孔ボードを使ったディスプレイウォール。カフェみたいな素敵な雰囲気になってますよね。
これも素敵だな!と思ったのは、洗面所にある小さな棚。扉があることで、スッキリした見た目になっていますね。
ベッドルームにあるおしゃれなスタンディングライトも、なんと手作り!単管パイプの中に電源コードが隠されています。
夜も素敵な雰囲気ですね。ひとつひとつ、自分たちの暮らしに必要なものを吟味して選び、ぴったりのものを自分でつくる。
そんな風にしてできた二人暮らしのお部屋。必要なものにすぐ手が届き、それぞれ居心地の良い場所がある。
そんな「自分たちにフィットする」暮らしのありかたが、とても素敵だなぁと感じました。
西口さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/2rskrsk/
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