テレビの配置のアイデア実例
一日の終わりや休日に、ゆったりとなごめるリビングを作るには、テレビは欠かせない存在。けれどもそのレイアウトを何となく決めていませんか。テレビやDVDを長時間見ていると疲れてしまうことも。
もしかしたら理想的な配置からかけ離れているかもしれません。こちらではグッと過ごしやすくなるソファやテーブル、窓との位置関係をご紹介。心ほぐれるアイデア実例がいっぱいです。
テレビ配置のアイデア《窓に直角①》
右窓から光が入るときのテレビの配置
右側に窓があるマンションのリビングの実例です。テレビを見ていて疲れることはありませんか。頭を上げ気味にしていると疲れやすくなります。
そんなときはテレビボードを低いものに変えて配置しましょう。適正な高さは、画面がソファに腰かけた目線より低くなる位置です。
お花やグリーンを飾るアイデアで、帰ってきたらホッと緊張がほぐれそうなリラックス空間になっています。
テレビを見やすくするなら窓から入る光を調節
テレビに向かって右側に窓があります。テレビとソファが二の字になるように対面していますね。
このように配置すると太陽の光が入り、見えにくくなる時間帯もあります。けれどもブラインドがあれば大丈夫です。
入り込む日差しを調節できるので、快適に見れられますよ。
テーブルの脚のデザインが繊細でおしゃれ。毛足の長いラグの手触りが、心地よさそうな実例です。
左から光が差し込むテレビの配置
左の窓から光が差し込んで、気持ちよさそうなリビングです。
テレビと窓との間には大きなキャビネットがあり、離れているので太陽の影響は少なそうな実例です。
大きなソファの左隣にはテーブルがピタッとくっついていて、コーヒーや本を置くのに最適。
すぐそばにある、ロッキングチェアに身をゆだねるのもいいですね。
食卓からもテレビをバッチリ見られる配置アイデア。これなら食事しながら会話も楽しめますね。
テレビ配置のアイデア《窓に直角②》
一層見やすいテレビの壁掛け配置
随所にブルーグレーが使われているリビングです。
ソファとテレビの間はあまり離れていませんが、テレビを壁掛けにするアイデアで見づらさが軽減されています。
ソファとテーブル、ラグが平行に配置されていますね。この実例のようにすると、室内が長細く伸びたように見えますよ。
通路の適正な幅は30~50cmですが、この写真では十分な幅がとられているので、動きやすそうです。
テーブルを外してテレビを操作しやすく配置
ブルーレイレコーダーにDVDをセットするときに低い位置のときは、テレビの前にある程度のスペースが必要。
テーブルを置いていない分、広さが十分にとれている実例です。
若草色がさわやかなチェック柄の3人掛けと1人掛けのソファが、大きな窓をバックにゆとりを持たせて配置されていますね。
カーテンが掛けてあるので、日差しが強くても、眩しさを緩和することができそうです。
左が明るいときのテレビの配置
半円と格子のデザインが素敵な窓ですね。それと垂直な関係でテレビがまっすぐ前を向いて置かれています。
この配置も意外とテレビが見やすいですよ。ふかふかなクッションがたくさんあるので、ゴロンと横になって見ることができますね。
リラックスタイムにうってつけな実例です。植物を多数飾るアイデアで、冬でも温かい地域のような開放感がある室内ですね。
テレビ配置のアイデア《窓を背にする》
カーテンを取り付け逆光でも見やすく配置
テレビを窓の前にセッティングしているので、逆光になります。
このような配置は、日中の日が出ている時間帯だと、テレビが見にくいかもしれません。
この実例では、カーテンをおろすことができるので、その心配はなさそうです。
左右対称になるようなインテリアは、新築で安定感と落ち着きを感じるリビングを作りたいときに、真似したいアイデアです。
逆光の配置ならブラインドが最適
逆光のデメリットをブラインドをチョイスして回避した実例です。室内に入る光の量を調節できるのがいいですね。
テレビが正面ではなく、少し斜めを向いているので、見やすさもアップしています。また外の景色も楽しむことができますね。
ソファやテーブル、ラグを細長い室内の形とリンクさせて配置。
このアイデアは狭いと感じられるときに、縦にググっと伸びているように見せることができるテクニックです。
日中に不在なら逆光の配置でも大丈夫
逆光でテレビが見にくいのは、太陽が燦々と降り注ぐ日中のことです。昼間にお仕事などで家にいない場合には、問題になりません。
不在がちで夕方以降にしかテレビを見ないご家庭に、提案したくなるのがこの配置です。
写真の手前には一人掛けソファが2つ横一列に並んであり、一人ひとりの指定席が欲しいときにぴったりなセッティングです。
背もたれやひじ掛け付きで、ゆったりとくつろげること間違いなしの実例ですね。
テレビ配置のアイデア《斜め》
どこからでも見やすいテレビの斜め配置
室内のなかでも角は活用しにくい場所。
そこにテレビをセッティングしている実例です。角に対して三角形の底辺になる位置に斜めに置いています。
奥にあるソファからでも、手前にあるダイニングテーブルからでも、無理せず自然体で、視聴やすい配置になっています。
壁に沿わせて設置しないアイデアで、どこからでも見やすくなりますよ。木製のインテリアが全体的に散りばめられ、シックで素敵ですね。
テレビが上下左右に動いて斜めになる配置
実はこのテレビ、上下左右に動くようになっています。
斜めに動かすことができ、ユーザーさんの「どの位置からも見やすくしたい」という思いが反映されています。
テレビの設置をアレコレと、どこにするかを決めるときに、まず考慮するのはコンセントの位置。
離れた所に配置せざるを得ないときには、延長コードなどの配線が室内をめぐることに。この実例ではシンプルであまり目立っていません。
ケーブルモールを使うアイデアなら、壁をつたってもほとんど気になりませんよ。
部屋に広がりができるテレビの斜め配置
室内の隅の上部に斜めにテレビが掛けられています。テレビボードを床に置いていないので、その分省スペースになっている実例ですね。
ダイニングテーブルの椅子の代わりに、ソファを組み込むアイデアで、さらに室内の広がりが存分に感じられます。
白だけでなく黒色の壁紙も採用されていますね。また大きなカレンダーやアートが壁を飾り、モダンで魅力的な室内です。
テレビ配置のアイデア《LDK》
LDKの左に窓があるテレビ配置
この角度からは見えにくいですか、壁掛けテレビに相対するようにソファがあります。
この2つの間の理想的な距離は、テレビの高さの3倍くらい離すのが適当とされています。こちらの実例では問題ありませんね。
もしその距離に満たないときには、テレビのサイズを小さいものに変えるといいですよ。
クリアなガラス製のボードを使ったテーブルをチョイスするアイデアで、室内に圧迫感が感じられなくなりました。
テレビの背後から日が差し込むLDKでの配置
大人の余裕を感じさせる素敵なLDKですね。テレビが上方部に設けられた窓を背にして置いてあります。
小さな窓なので眩しさの影響は少ないでしょう。ソファとの距離は申し分なく離されていますね。
すぐ隣に設けられているキッチンやダイニングを除くと、その他のインテリアは壁と平行して配置されています。
この三の字を描くようにセットするアイデアで、すっきりとした室内になりました。
テレビボードは低さを重視したロータイプをセレクトしているので、長時間見ていても疲れない実例です。
LDKの右から光が入るときのテレビ配置
ゆらりゆらりと音もなく静かに揺れるモービルが、穏やかな日々を感じさせます。北欧インテリアが散りばめられていますね。
窓に平行な関係でソファが、垂直な関係でテレビがあるLDKです。このレイアウトは、テレビの見やすさもバッチリな実例です。
ちなみに画像が美しい4Kテレビならば、座る地点との距離が画面の高さの1.5倍となるようにすると、丁度いい配置になります。
大小1ずつ窓がありますが、どちらもカーテを引くことができるので、テレビの視聴に大きく影響することはなさそうです。
テレビ配置のアイデア《その他》
窓の反対側にテレビを配置
日が降り注ぎ、明るい室内ですね。写真に写ってはいませんが、大きな窓の反対側にテレビがあると思われます。
太陽の位置によっては見にくいこともありますが、こちらならカーテンで調節することができそうです。
天井からかけられた布がおしゃれな演出ですね。
ナチュラルテイストですが、辛口なグレーの小物がいたるところに配置されて、インテリアをキュッと締めています。
窓と相対するようにテレビを配置
こちらも前と同じように、窓から3mほど離れている壁面にテレビがあります。テレビは壁づたいにピタッと置くのが理想的。
そういった壁が1面しかないときに試したい実例です。はめ込み式で凸凹が生じていないのもグッド。
この配置で、もともと縦に伸びた形状の室内ですが、さらにググっとキッチンが遠く離れて感じられます。
壁と同化するような白いソファをセレクトしたのもいいアイデア。
テレビを囲むように椅子を配置
室内にあるむき出しの配管を、インテリアの一つとして馴染ませてしまう柔軟なアイデアに脱帽です。
なくてはならないデイスプレイになりましたね。テレビをカタカナのコの字で取り囲むように椅子類が置かれています。
ダイニングの丸椅子に腰かけながら食事していても、ソファでくつろいでいてもテレビが視聴しやすくなっています。
話題に事欠かない会話に花が咲きそうな和やかな配置ですね。
テレビ配置のアイデア実例まとめ
テレビは生活の一部になっています。リビングを理想的な形である家族みんなの憩いの場としたいですよね。配置のツボは、光と距離や高さが適当かどうかです。
毎日見るテレビの時間は、年に換算すると相当な長さです。ご紹介した皆さんの実例は、機能性だけでなくおしゃれさにも申し分ありませんでした。あらゆるテイストありましたので、楽しんでくださいね。
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