イベントにも普段にも大活躍の薄い「木箱」
さて、イベントシーズンに入ってきましたね!ハロウィン、クリスマス、お正月。おおがかりな飾り付けは大変だけど、気分を楽しみたい。
でも物は増やしたくない。それなら、普段使いもできる木箱を作って、ディスプレイを楽しみましょう!
材料
- 木板 45×12…1枚
- 木製角材 3.8cm幅…3枚(2枚セット販売)
- 木製角材 1.5cm幅…3本(3本セット販売)
作り方(ベース)
同じ材料で違う形がいくつか作れるのですが、まずはベースの箱を作ります。
12cmの板の両脇に3.8cm幅の板をビスでとめます。接着剤などを使う際は、はみ出さないように気を付けてください。
ビスは、ミニビス、極細ビスと呼ばれるとても細いタイプを選んで下さい。
100円ショップの柔らかくて薄い板にも使えます。普通のスリムビスと比べるとサイズ感がわかると思います。
両脇に板をとめたところ。
次に3.8cmの板1枚と 1.5cmタイプの角材を上のようにカットします。
箱の側面に使う12cm+0.7×2=13.4cmを2枚。1.5cmタイプは13.4cmを3本、おおよそ半分22.3cmを2本。一番左は余りです。
先ほどの本体を箱に仕上げます。板を止める前に、先にこうしてビスを止めておくと組み立てるときにぐらぐらしにくいのでお勧めです。
同じ長さにカットした角材をさらにとめます。取っ手っぽく見えるようになります。
第一段階、完成。
色を塗らず、トレイだけでもナチュラルでかわいいです。北欧風のインテリアや、マクラメ編みのタペストリーなんかと相性が良いと思います。
脚付きにもできる
1.5cmタイプの角材で、もう少し短いものを4本用意します。
こちらは脚に使うことができます。ぴったりそろえず、上に少し出して取り付けるとちょっとこなれた感じが出ます。
テーブルの上でも脚をつけて高くすることで、ディスプレイやお菓子などを並べるのに便利です。
玄関などでもディスプレイを兼ねるとより◎。
色を塗るとぐっとビンテージ風に
色を塗るなら、セリアの水性ニスを2色混ぜてみましょう。メープルは明るいブラウンだけどちょっと黄味があり、ウォールナットは濃い目のブラウンで黄味が少な目。
混ぜるとちょうどよいアンティークブラウンになります。
適当な分量で混ぜた色がなくなっても大丈夫。新たに混ぜてちょっと違う色になっても、それがムラになり、かえってアンティーク感を出してくれます。
最後にウォールナットだけを一部に塗りこむとさらに濃淡が出て雰囲気が出ます。
初めにカットした長い角材と短いものを組み合わせて取っ手も作りました。取っ手が付くとまたイメージがぐんと変わります。
ニトリのキャンドルと庭のユーカリグニーを加えてみました。ぐっと大人っぽい印象になりますね。
かぼちゃを綿や野ばらの実にかえれば、クリスマスにも使えます。ポイントは「長くて薄い」こと。横に深さが無く横に広いことでディスプレイにバリエーションを作ることができます。
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季節を問わず使えるベーシックアイテムを
今回は塗装しないもの、なるべく少ない材料でできるものを考えてみました。シンプルな形なのでいろんなシーンで活躍すると思います。カットも少なく簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。
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