ベッド配置のおすすめレイアウト実例
ベッドは部屋の中でも大きな家具になるのでどこに配置するかを慎重に考えたいところです。配置によっては邪魔になるばかりか睡眠が浅くなってしまうこともあり健康にまで影響します。
今回は実例を交えてベッドの配置を様々な視点から解説し、それぞれの配置のメリット・デメリットを明らかにしていきます。ぜひみなさんのベッドルームレイアウトの参考にしていただきたいです!
ベッドの配置実例①基本的レイアウト
真ん中にベッドを置くインテリア配置実例
ベッドを使う上で一番理想的な配置はこちらの実例のように部屋の中央です。
中央に配置すると感覚的にもゆったりしますが、それだけではなく刺激が和らぎます。
窓からの光や風、壁やドアからの音や振動の刺激もマイルドになるのです。
また部屋の中央だとベッドの湿気を放散しやすい点もメリット。ただ十分な広さのある部屋でないと他のインテリアを配置しにくくなるでしょう。
窓際にベッドを置くインテリア配置実例
窓際にベッドを置くと光や風や温度を感じやすくなるので、季節や日昇日没に沿った自然な目覚めと眠りが得やすくなります。
ただ夜勤などで昼夜が逆転している場合は眠りにくくなってしまう恐れがありますが、その場合は等級の高い遮光カーテンで光をシャットアウトするといいでしょう。
窓が近いと目覚めたらすぐにカーテンを開けられ心身を覚醒させられます。
壁際にベッドを置くインテリア配置実例
心理的に端や狭い場所に安心感を覚える方も多く、壁際にベッドを配置するとリラックスして眠れたりします。
壁際だと外の光や風の影響も受けにくくなるので休日にベッドでまったりと過ごしたいという方にもおすすめ。
また壁際にベッドを配置すると他のデスクやドレッサー等のインテリアの配置もしやすくなります。
ただ壁との間に湿気がこもりやすくなる場合もあるのでカビに注意が必要です。
ベッドの配置実例②窓の位置
ベッド頭上に窓があるインテリアの配置実例
窓の大きさや位置はベッドの配置にも影響を与えます。
例えばこちらの実例のように天井近くに窓がある場合や、腰よりも高い位置に小ぶりの窓がある場合は、ベッドの頭側をそちらに向けて配置できますね。
窓が大きすぎたりたりちょうど日が差し込む方角にある場合は、直接寝ている顔に光が差す恐れがありますので、カーテン等で対応すると◎です。
ベッド横に窓があるインテリアの配置実例
大きな掃き出し窓が部屋にある場合は、こちらの実例のように掃き出し窓と適度に間隔をとってベッドを配置するといいでしょう。
人は年中一晩でコップ一杯分の寝汗をかくと言われており、ベッドにはたくさんの湿気がたまります。
窓も季節によっては毎日のように結露することがあり、掃き出し窓にベッドを近づけるとジトジトしてしまってカビが繁殖しやすくなるのです。
複数個所に窓があるインテリアの配置実例
こちらの実例のように寝室に1個所以上の窓が設置されている場合もあります。
この場合もやはり掃き出し窓にはぴったりとベッドを配置するのは避けて、腰より上にある窓か壁側に配置するといいでしょう。
複数箇所に窓がある場合はベッドの配置に少し配慮が必要ですが、窓が多いと空気の循環は良くなるので湿気のたまりやすいベッドには好都合でもあります。
ベッドの配置実例③入り口の位置
ベッド足側に入り口があるインテリアの配置実例
こちらの実例ではベッドの足側に寝室の入り口ドアがあり、入り口から見るとベッドに沿ってL字型の2本の動線があります。
このように動線を遮らないようにベッドを配置すると、ベッドメイキングも楽になりますし、大きいベッドで家族で寝ている場合も夜中のトイレにも行きやすくなります。
特に大きいベッドを使う時はこのように入り口からの動線に配慮すると良いですね。
入り口すぐにベッドがあるインテリアの配置実例
こちらは部屋の端にある入り口の正面にベッドが配置されている実例です。
入り口の周辺というのは家具が置きにくくデッドスペースになりやすいのですが、思い切って大きなベッドを配置すると他のインテリア家具も部屋に置きやすくなります。
特に子供部屋や狭いワンルームのように、ベッドだけでなくたくさんの家具を置く必要がある時に便利な配置です。
クローゼットに注意したいインテリアの配置実例
部屋の入り口だけでなくクローゼットの入り口にも注意が必要です。
クローゼットのドアを開けるとこちらの実例のように部屋の方に出っ張る構造のものが多いので、クローゼットの入り口の周辺には間隔を設けてベッドを配置する必要があります。
しかしどうしても間隔が確保できない場合は、クローゼットのドアを外してカーテンに替えるなどするといいでしょう。
ベッドの配置実例④エアコンの位置
足側に吹かせるエアコン配置のインテリア実例
エアコンの位置もベッドの配置を決めるのに重要です。
こちらの実例のようにベッドを配置すると、直接エアコンの風を浴びることなく快適に眠れるでしょう。
ベッドの足側の上部にエアコンがあり正面には風を遮るようなものが何も置かれていません。
風向きを真っ直ぐにしておくと足元の空間を中心にエアコンの風が循環し体に直接当たりにくくなります。
足から頭に吹かせるエアコン配置のインテリア実例
こちらの実例では足側の上部にあるエアコンの風が頭方向に向かって吹きますが、ベッドが壁から間隔を空けて配置されているので、エアコンの風の通り道にはスペースが空いています。
こちらの実例では「エアーウィング風よけ」というエアコンの気流を調節できるグッズも取り付けられており、エアコンの風が苦手な人や風が当たるところにしかベッドを配置できない人にも便利です。
最大限エアコンを活かしたインテリアの配置実例
ベッドには高さのある二段ベッドやロフトベッドなどもあります。
冷たい空気は下に温かい空気は上に向かう性質があるので、高いベッドは配置によって冷房をつけていても暑い場合があります。
こちらの実例のようにハイベッドをエアコン付近に配置すると、しっかり涼しさを感じることができますよ。
上の段のベッドとエアコンが近すぎると身体が冷えてしまう恐れもありますので、ご注意ください。
ベッドの配置実例⑤ベッドの高さ
普通の高さのベッドを配置したインテリア実例
こちらの実例のベッドはよくある普通の高さのベッド。高すぎるわけでも低すぎるわけでもなくバランスのいい高さで大変配置しやすいベッドです。
ちょうど腰掛けやすい高さでもあり足腰が弱い人でもベッドからスムーズに立ち上がれます。
また狭いワンルームの部屋ではベッドはソファをも兼ねて使われることもありますが、そういった使い方にも向く高さです。
低いベッドを配置した開放感のあるインテリア実例
こちらの実例ではすのこにマットレスが設置されています。
低いベッドを配置すると圧迫感が少なくなるので部屋が広く見えますし、ベッドに寝転んでも天井が高く開放感を感じながら眠れます。
また転落に対しても比較的安心なので子供と一緒に寝るのに適しています。
ただ低いベッドは立ち上がりにくいので、足腰が弱い方は手すりになる壁や家具の近くに配置するといいでしょう。
寝心地◎!高めベッドを配置したインテリア実例
こちらの実例で配置されているのはIKEAのやや高さのあるベッドです。
最近は薄型のマットレスでも高性能なものも多いですが、一般的には厚みがある方が性能は良くなり寝心地もアップします。
ただやはり高いことによる部屋への圧迫感と転落の危険はあるので注意しましょう。
圧迫感の気にならない広い主寝室に配置し、ベッド周囲に衝撃吸収できるマットを敷くなどすると◎です。
ベッドの配置実例⑥家具の位置
ベッド頭上に棚を配置したインテリア実例
ベッドにはヘッドボードのような棚が付いているものもあるのですが、こちらの実例のような飾り棚も便利に使えるでしょう。
基本的に背の高いタンスや鏡の付いたドレッサーなどの家具の近くにベッドを配置するのは地震のことを考えると避けたいですが、軽いインテリアやティッシュやメガネなどを置くだけなら、こちらのような飾り棚を少し高い位置に設けると便利に使えます。
転落防止に用家具を配置したインテリア実例
こちらの実例ではベッドの横にぴったりと沿って家具が置かれています。
この家具はベッドからの転落防止のために設置されているそうで便利に役割を果たしています。
やはり地震を考えると背の高いタンスや大きな鏡の付いたドレッサーなどをベッド周辺に置くのは危険ですが、これくらいの高さでしっかりとした地震対策がされている家具なら横にベッドを配置しても問題ないでしょう。
ベッド横に家具を配置したインテリア実例
ベッド横にはナイトテーブルやドレッサーなどが設置されることも多いですが、やはりいずれもそれほど背が高くないものを少し間隔を空けて配置します。
ベッドの配置としてはこちらの実例が理想的です。この配置だとたとえ家具が倒れてもベッドに倒れません。
万が一の時の家具が倒れる方向をあらかじめ想定し、安全な場所にベッドを配置すると安心して眠れるでしょう。
ベッドの配置実例⑦テレビの位置
ベッド前に壁掛けテレビを配置したインテリア実例
こちらの実例ではベッドの足側の壁にテレビが取り付けられています。
こういった配置にすると大きなソファのような感覚で、ベッドの頭側の壁やヘッドボードにもたれながらテレビが見られます。
もちろん横になってウトウトしながら見ることもでき、ベッドルームでリラックスした至福の時間を過ごしながら眠りにつけるでしょう。
テレビを見ながら眠る習慣の人におすすめです。
小さめのテレビを配置したインテリア実例
こちらの実例ではベッドの横の低い棚にテレビが置かれています。
あまり大きくないテレビだとちょっとした棚にも置けるので、ベッドの配置にもそれほど神経質にならなくても済みます。
先ほどは日常的にテレビを見ながら眠る習慣のある方に向く配置でしたが、こちらはたまにテレビを見ながら寝るというような方におすすめのテテレビ配置です。
ワンルーム仕様のインテリア配置実例
こちらは狭いワンルームのお部屋の参考になる実例。
狭いワンルームの場合はたくさんの大型家具が置けないので、ベッドはソファをも兼ねることも多いです。
テレビとベッドの配置は、こちらの実例のようにテレビとソファのような配置の仕方にすると大変省スペースで合理的になります。
狭いワンルームの他に、子供部屋でもこういった配置だと便利でしょう。
ベッドのおすすめ配置実例まとめ
ベッドはやはり大きいので頻繁に模様替えするのは大変です。ですからあらかじめどこにベッドを配置するかというのをよく考える必要がありますね。
順番としてまずは窓、ドア、クローゼット、エアコン等の変えられない要素の兼ね合いからベッドの配置をだいたい決めます。それを踏まえベッド高さも考慮しながらドレッサーなどの家具やテレビ等の配置と調整するといいでしょう。
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