憧れのパタパタ扉の棚をダイソー板だけで作る
買うと意外と高い、ふるいものやDIY作品にある、パタパタ棚。下から開く感じがとても趣があってかわいいですよね。
40cm四方くらいのものなら、ダイソー板で組み合わせるだけ。カットなしで作れますよ。それでは作ってみましょう!
材料
- ダイソー 工作材料 板材 120✕9✕400 8枚
- 90✕9✕400 2枚
- 丁番 セリアのものがおすすめ 6つ
- 取っ手 お好きなもの
- ビス 塗料(セリアの水性塗料がおすすめ)
以前は45cmで7mmの薄さで販売されていた板材ですが、ダイソーでは最近厚みを増やし、長さを短くする方向になっているようで、今は板の厚みが9mmというタイプと6mmというタイプに分かれました。
この2mmの差。たかが2mm、と思うかもしれませんが、この2mmはかなり大きいです。かなりビスが打ちやすくなり、桐材といえども強度もかなり違うと思います。
今回は、そんな9mm厚のダイソー板材を使って、パタパタ棚を作ってみたいと思います。
作り方
まず、本体を作ります。
9cmの幅のタイプは背板に使うので、本体はすべて12cm幅の方です。この字に板を組んでいきます。
接着剤や木工用ボンドでもよく接着できる桐材ですが今回は極細ビスでとめました。
上のビスが極細ビス。ホームセンターなどで手に入ります。27mmあたりをストックしておくと、100均DIYにはかなり役立ちます。
初めから外枠をすべて作ってしまうとゆがみなどが発生しやすいので、ここからは中段を作っていきます。
扉はこんな感じで3枚横に入っていくので・・・
両側に12cmの板を挟んで、2段目の板の位置を決めます。
測ってももちろん良いですが、測った通りにとめられることって少なくないですか?ガイドがあった方が、きっちりとまります。
これをダイソーのクランプ(洗濯ばさみタイプ)などでガイドを固定すると、よりしっかりします。この状態で横からビスをうっていきます。
第一段階の最終形態はこちらとのなります。曲がらずに3段止めることができました。同じサイズの板などを挟んでとめていく方法、おすすめです。
背板は9cmと12cmを2枚ずつ使うとちょうど40cmになり、だいたいぴったりです。
多少誤差が出たりしますが、それも古道具さが出る要素となるので、ご心配なく。
ガタガタしないように床につく部分はまっすぐになるように調節して下さいね。
背板をとめるとこんな感じになります。ここから塗装していきます。
前回同様、セリアの水性ニスを2色混ぜながらつくりました。
古道具は、均一な色のものは少ないです。塗ってメンテナンスされていたりするので、まちまちだったりもします。
ですので、逆にムラがあった方が雰囲気が出るものだと思っています。
扉用の板残り3枚と、本体を塗ります。塗ってから思ったのですが、背板は場所の余裕があれば組み立てる前に塗った方がとても楽です。
もし乾かす広い場所がとれるならば組み立て前の塗装をお勧めします。
丁番はちょうどよいものが見つからなかったので、セリアのものをアイアン塗装しました。
丁番の位置はいらない紙などでガイドを作っておくといちいち測らずに同じ場所につけることができます。
取っ手をつけたら完成です!
完成
我が家のカフェコーナーに設置してみました。古道具とも、陶器などの器とも相性がよくとても馴染んでいます。
ダイソーのガラスのマグもはいりました。12cmの高さというのはマグなどを収納するにもピッタリの高さです。
玄関にも置いてみました。いい雰囲気です!
はんこやペン、マスクなども収納できちょうどよいサイズになっています。ゆるく隠してあるので、取り出しやすさもありますね。
リビングのちょっとした小物収納なんかにもかなり役立つと思います。
大掃除のついでに収納も見直してみては?
今回は少し大きなものをつくりました。木材のカットがまったくないので、とても取り入れやすいDIYだと思います。扉をつけなくても十分いい雰囲気になるので、もし丁番などが苦手、という方でも扉なしでもチャレンジしてほしいです。
natsumeさんの連載一覧
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物