ダイニングテーブルの配置の方法
家族全員が顔を合わせるダイニングテーブルは、何といっても主役級のインテリアです。けれどもなんとなく配置していませんか。
リビングダイニングやⅬDKのような多機能を持った間取りが増えている今、ワンパターンなレイアウトになりがちです。
結構なスペースをとるため、置き方には家事動線を邪魔しない使い勝手の良さが求められます。そして外せないのは、おしゃれであること。模様替えのヒントもいっぱいです。
ダイニングテーブルの配置《一体化》
間取りに関わらずゆったりする配置
ダイニングとリビングの生活圏がしっかり分かれています。キッチンと垂直になるように、2人掛けダイニングテーブルをピタリとくっつけて配置。
食事している気配を感じつつも、ゆったりする時間をきちんと設けたい方に向いています。リビングスペースとの距離感が十分にとれたレイアウトです。
小さなお子様が一人増えたとしても対応できます。ここでパソコン作業もできますよ。
ダイニングキッチンの間取りでの配置
調理スポットのキッチンの奥行きと同じサイズのダイニングテーブルを、延長上にピタリと接して配置しています。
テーブルには両側で最大6人も腰掛けられますが、狭い印象は一切ありません。
横一直線にレイアウトされているので、買い物してきた品々を一時的に置けますし、作業台としても活用できます。
壁や床に同じ白色をチョイスしたので、さらに圧迫感が削がれました。それが省スペース化に一役買っています。
ダイニングキッチンの間取りに合った配置
キッチン横に丸テーブルが配置されています。ラウンド型のベンチと背もたれのない椅子がレイアウトされていて、5人は座れそうですね。
使わない時はテーブルの下へしまえるので、背もたれのある椅子よりもスペースをとりません。
ダイニングをキッチンに接触させてピタッと配置しているので、調理していても家族と話ができるのがメリット。
横移動するだけで、出来立てのお料理もすぐに出せますね。
間取りを問わない垂直な配置
キッチンに垂直な関係で、ダイニングテーブルをピタリと接触させて配置しています。
邪魔にならずに食事をするには、一人当たり奥行き0.4m×幅0.6m程が必要です。
こちらは奥行きが少し足りなめですが、たっぷりと幅があるので問題ありません。
ダイニングテーブルが一体化しているので、キッチンにいながらホカホカのお料理手渡ししたり、お皿を下げたりできていいですね。
お子様が自然にササっとお手伝いをしてしまう置き方です。
狭い間取りでもゆったりリビングな配置
ダイニングテーブルは必須で必ず配置したいけれども、小さい面積で収めたい時に、選択肢に加えたいのがこの配置です。
写真ではわかりませんが、キッチンにテーブルの長い辺の方をくっつけていると思われます。コンパクトな置き方で、大きいソファを置いても狭くなりません。
こちらでは狭い感じはありませんが、もし窮屈に感じる場合は、リビングとダイニングのどちらに重点を置いてレイアウトするかを、決めるといいですね。
ダイニングテーブルの配置《分離》
ソファとダイニングテーブルを平行に配置
縦長の間取りの室内を生かしたいならこの配置です。ダイニングテーブルとソファをパラレルな関係でレイアウトしていますね。
そのため、縦にグーンと伸びているように体感できます。
ダイニングテーブルは写真の左半分に収まった端の方に少し近づけた置き方で、通路も十分に余裕を持たせて用意できました。
テレビボードのような家具を置かず、テレビをピタッと壁に掛けるとグッとゆったりしますよ。
家具を三の字になるように配置
調理するキッチン、食事を摂るダイニングテーブル、ゆったりのんびりするソファを三の字になるように配置しています。
各スポットは独立しているように見えますね。
キッチンからは全体を見渡せますが、それ以外のスポットなら、他のスポットのことが気になりにくいレイアウトです。
リビングにいてもソファとダイニングテーブルの幅がほぼ同じで、家具を端の壁側に寄せずに中心部分に置いているので、各スポットからの移動がしやすいです。
ダイニングテーブルを窓側に配置
賃貸の縦にグーンと伸びた間取りをしています。窓側にダイニングテーブルが配置されています。写真では確認できませんが、ベランダがあると仮定します。
するとこのレイアウトなら、リビングにいてもダイニングにいても、ベランダへの移動がラクですね。
洗濯物を干したり、取り込んだりすることがイージーです。細かいことですが、家事動線を考えておくと日常生活で困りません。
家具で各スペースを分離する配置
ソファの背もたれとオープン棚を一直線になるように配置していますね。
各スポットを家具を使って、食事をするダイニングとゆったりするリビングに分割しています。一続きになった間取りでも透明な壁を感じます。
空間の広がりはそのままに、各スポットの役割をハッキリさせたいときに、このレイアウトは真似したいですね。
テーブルとソファ・棚がパラレルになっているので、室内にまとまりが出ました。
キッチン前にダイニングテーブルを配置
キッチンカウンター前にテーブルが配置させています。ラウンド型のテーブルは角がないため面積をとらず、移動もラクになる家具です。
こういった狭まったスポットでも余裕ではまります。間取りを生かした賢いレイアウトになりますよ。
リビングとダイニングを兼ねた形で、気になるのは食べこぼしです。そういった汚れをリビングに持ち込むことがないのでいいですね。
室内の形を活用して各スポットを分離することができます。
ダイニングテーブルの配置《その他》
皆がテレビを見られるダイニングテーブル配置
16畳以上はありそうな間取りですね。
写真には映っていませんが、テレビが写真の手前に配置されていると、室内各所からどこでもテレビを見ることができるレイアウトになっています。
ソファダイニングをチョイスしているので、ソファスポットからでもテーブルスポットからでも、テレビを視聴しながらゆったりと談笑することが可能です。
会話の絶えない家族になりそうな置き方ですね。フレキシブルに両スポットを行き来できるのが魅力です。
部屋の突き当りにダイニングテーブルを配置
窓から差し込む光で明るい室内ですね。ダイニングテーブルを室内の突き当りにはめるように配置しています。
ダイニングとリビングの使い方を一つにまとめたレイアウトです。ソファが室内の幅にぴったりとフィットしているため無駄がありません。
壁面収納の家具を活用しているため、凸凹が生まれず一枚の壁のようになります。背の高い家具ですが、圧迫感が感じられないので真似したいですね。
ダイニングテーブルをキッチン横に配置
詳しい間取りはわかりませんが、キッチンカウンターから離して、ダイニングテーブルを垂直になるような形で配置しています。
そばにはテレビもあり誰からも見えますね。テーブルは調理スポットの一部になっているように見えます。
その分リビングをメインに大きい面積に取れますね。椅子は向こうが見えるタイプで圧迫感を避けることができました。
行き来がしやすいので、テーブルで作業しながら煮込みを調理していても安心なレイアウトです。
長細いダイニングテーブルを配置
Ⅼ字型のような少し複雑な形の間取りに見えるお部屋です。カウンターがないためキッチンとの境界線があいまいですね。
あえて設けないことでゆったりとしました。幅がグーンとあるダイニングテーブルを食器などを収める家具とパラレルになるようにスキっとレイアウト。
横に室内が伸びたように感じます。ベンチと丸椅子をチョイスして配置していますね。
食事以外のときはテーブルの下にしまって置けるので、両側に十分な通路を用意できました。
ダイニングテーブルの配置《カウンター》
間取りに関わらず広々するカウンターを配置
カラフルなカラーが目を引くカウンターですね。ダイニングテーブルとしてカウンターを選ぶのも一つの案です。
このレイアウトならリビングスポットをたっぷりとれるので、狭さを感じる室内におすすめです。
肘がゴツンと接触しないほどの幅があると、食べていても窮屈さは全くありません。
ササっと食事を済ませて、リビングで長時間和むライフスタイルの方に合っています。日が燦々と降り注ぐ明るい室内ですね。
コの字型カウンターを配置
このカウンターは奥行きが十分にあり、普通のダイニングテーブルとサイズ感は同じぐらいあります。ショップにあるような素敵な空間に仕上がっています。
広めの間取りの室内ですが、キッチンと一体化して配置されているので、さらに広々としたリビングスペースになりました。
大きめのソファが壁に沿う形でレイアウトされていて、これも広くたっぷりに感じさせる技法の一つです。
ダイニングテーブルをカウンターのように配置
壁にくっついたキッチンのカウンターのように、ダイニングテーブルをパラレルになるようにスキっと配置しています。
テーブルの向こう側には椅子をレイアウトしていないので、調理するときの作業台としても使えますね。
カウンターキッチンを選択肢から外したことにより、間取りを活用できました。
カウンターで食事すると落ち着かないイメージがありますが、この置き方ならそんな心配はいりません。
キッチンから離してカウンターを配置
壁づたいのカウンターは、ドッキングされています。顔を右にちょっと傾ければ、忙しい朝でもテレビからの情報を逃さず捉えてことができますね。
ソファも壁づたいに縦方向に合わせて配置しているので、細長い間取りが、さらに伸びて見えるレイアウトです。
この場所からなら、リビングへの向かうのもラクラク。木肌のインテリアが多く、開放感が半端なく感じられますね。
ダイニングテーブルの配置の方法まとめ
キッチン込みのⅬDKやリビングダイニングで、存在感がグーンと抜きんでているダイニングテーブル。レイアウト次第でガラリと雰囲気も一転しますよ。
リビングに力を入れるのか、それとも両方に重点を置きたいのかで配置の方法も変わります。家事動線やテレビの見え方などを基に考えていくと、おのずとどんな置き方が皆さんにとって快適なのか現れてきますよ。
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