古民家風インテリアとは?
古民家風インテリアとは、日本情緒が味わえる根強い人気のあるスタイル。ただ、当時のまま生活するのではなく、現代のライフスタイルに合わせるのが主流。畳や縁側など趣を残しながらも、無理なく暮らしを楽しみましょう。
古民家といえば、「座る暮らし」のイメージですね。ちゃぶ台や畳、座布団、そんな「座る和の暮らし」が古民家風インテリアで楽しめるコーデをご紹介しています。現代の和風暮らしにぜひご活用ください。
ちゃぶ台を取り入れた古民家風インテリア実例
丸ちゃぶ台
昔ながらの丸ちゃぶ台
昔ながらの丸ちゃぶ台です。 畳も家具もすべて四角。そこには「丸ちゃぶ台」がぴったりです。こちらは新宿の本物の古民家【HOUSE STUDIO 古木庵】。色あいが目に心地よいのは、壁とタタミのカラーが薄く、インテリア・建具は濃いブラウンで穏やかに引き立つからですね。古民家風インテリアで参考にしたい配色ですね。
古民家カフェの丸ちゃぶ台
大小の丸ちゃぶ台がとても可愛いですね。こちらは鎌倉の古民家カフェ「手ぬぐいカフェ一花屋」。ご自宅にもリビング、縁側、サイドテーブルなどサイズ違いの丸ちゃぶを置かれると、リズム感のあるキュートな和の風景が楽しめます。
和モダンの丸ちゃぶ台
こちらは和モダンな明るいブラウンが特徴的なお部屋です。丸ちゃぶ台に合わせた赤系の丸いラグもとても相性がいいですね。
こちらは本物の古民家です。丸ちゃぶ台も建具も、古民家らしく濃いブラウン。無印ソファは白くモダンな雰囲気で、2つがブレンドされ、レトロな和モダンコーデになっています。アジアンなクッションもニクいアクセントに☆
昭和レトロな丸ちゃぶ台
古民家でしょ?と思っちゃう昭和レトロなお部屋ですが、なんと賃貸の一室なんです。こちらもカクカクした古民家風インテリアに、丸ちゃぶ台がちょうどよくバランスをとっています。
角ちゃぶ台
昔ながらの角ちゃぶ台
昔ながらの角ちゃぶ台です。何かほっとする光景ですよね。角ちゃぶ台は1人の座る領域が決まっているので、❝自分はここに居ていいんだ❞という安心感がありますね。
和モダンの角ちゃぶ台
和モダンコーデです。広い部屋には、どっしりした角ちゃぶ台がよく似合います。和モダンの床の明るさで、ちゃぶ台と梁のブラウンの濃さは引き締め役になり重く見せません。
和モダン+アジアンの角ちゃぶ台
アジアン家具による和モダンコーデです。素材にエキゾチックなウォーターヒヤシンス(ホテイアオイ)などを持ってくることで、重くなりがちな古民家風に南国の刺激が加わります。
角ちゃぶ台の楽しみ方を、古民家カフェから教わっちゃおう☆
ちゃぶ台か、なければこたつテーブルを自宅の縁側や廊下に出したら、古民家カフェになっちゃいます。夏なら蚊遣りを灯して縁台気分に。春秋冬は花や紅葉、雪景色などを楽しみながらのご飯やお茶ができます。
アイアン脚のちゃぶ台で和モダンカフェ気分に
ちゃぶ台は木製とはかぎりません。アイアン脚なら座る邪魔にならず、野暮ったい雰囲気になる危険もなく、和カフェふうが楽しめます。
レトロなライトや和風スタンドで、古民家風の雰囲気を盛り上げましょう!ほの灯りの角ちゃぶ台が怪談めき、ごはん時のテンションが上がっちゃいます☆
豆ちゃぶ台
すでにテーブルがある時は、豆ちゃぶ台で楽しまれるのはいかがですか。「豆ちゃぶ」と呼ばれ親しまれる小さいちゃぶ台のことなんですが、形は丸・四角ともあり、置物台やサイドテーブルにも使えるので何かと便利です。
ひとり暮らしの方などは、リビングのローテーブルに。狭いからこそ、コンパクトな机で空間が引き締まり、ぜんたいがおしゃれなコーデに見えます。
和暮らしのひとり用カフェテーブルにも便利です。ほんの小さいスペースしか取らないので、どこでもちょこっと読書やお茶できます。
文机を取り入れた古民家風インテリア実例
無印のテーブルを文机に
無垢材ローテーブルを昭和レトロふう文机に
こちらも無印の「無垢材ローテーブル」を文机に。引き出し付きのこちらも、和室に置くと見た目はバッチリ文机。色の濃いものならこんなふうに昭和レトロや古民家風に。
昭和レトロコーデの文机
昭和30年代インテリアで統一されたというコーデです。貸スタジオ等でなく、ほんとに人が住まれている現代和室の四畳半なんです。文机があまりにも似合いすぎ☆
文机は1~2人暮らしのテーブルにも
文机はふつうのテーブルより小さく持ち運びもカンタンなので、1~2人暮らしのお部屋の和情緒のあるテーブルとして便利です。骨董屋さんの古物から、和モダンの物、このように現在の作りでレトロ仕上げの物まで色々あります。ご興味を持たれたらぜひ検索されてみてください。
縁側を取り入れた古民家風インテリア実例
古民家風インテリアで外せない場所のひとつと言えば縁側です。ご近所が気軽に訪れ、日当たりの良いくつろぎの場だったそこは、現代ではどんな楽しみ方があるのでしょうか。
縁側・こんな楽しみ方も
床紅葉
床緑の紅葉バージョンの「床紅葉(ゆかもみじ)」です。緑は爽やかですが、紅葉はかれんですね。畳でもあるていど色が映り込むので、磨かれた縁側や庭沿いの和室がありましたらぜひ見てみてください。
階段箪笥(箱階段)がある古民家風インテリア実例
江戸期の狭い町屋ならではのアイデア、階段ダンス(箱階段)です。階段と収納で一石二鳥の小道具です。
外せない場合もありますが、外せる場合はこのように階段だけにできます。だいたい3パーツくらいに分解して運びます。
ディスプレイにも
段上には収納以外にディスプレイもできます。ショップふうのおしゃれなディスプレイは真似したいですね。
囲炉裏を取り入れた古民家風インテリア実例
昔ながらの囲炉裏
昔ながらの囲炉裏です。自在鉤に釣りさがる鉄瓶にはいつでも熱いお湯が沸いています。
冬の朝、はんてんを着てこんな囲炉裏であったまりながら、熱いお茶を飲んでみたいですね。
改装で和モダンに変身
コンロ&ストーブ+ダイニングテーブルの機能を持つ囲炉裏はいま人気。現代の和モダンの囲炉裏もたくさんあり、テーブル代わりに枠の幅を広くした物も多いです。
テーブルを取り入れた古民家風インテリア実例
古民家再生住宅の男前リビング
ここからは「腰掛ける」コーデをご紹介します。洋風の現代では古民家にも「腰掛ける」生活がバンバン入ってきています。こちらは古民家を再生しているお宅。壁も塗り直されていますがホンモノの漆喰、古民家独特の濃いブラウン、ダークなカリモク60Kチェアとアイアン脚テーブルがとてもよく似合っていますね。
ナチュラルな古民家カフェ
古民家カフェです。文机タイプのシンプルなローテーブルに、木製フレームのレトロソファがマッチしています。
古民家のレトロな縁側
古民家のお宅です。濃いブラウンと深いグリーンの取り合わせと、パッチワークのカラーアクセントが、古民家に似合う落ち着いてステキな配色です。
古民家のベランダも楽しめます
こちらは築53年の古民家をセルフリノベされているお宅。いかにも「もと物干し台」のこのベランダ、ふつうのベランダより幅があるので、テーブルとチェアを置いてもこんなにゆったりした感じに。古いからと壊してしまわないで、ちょっと視点を変えると、昔の物干し台がこんなステキな場所にも。
まとめ
「座る暮らし」が楽しめる古民家風インテリアはいかがでしたか?現代の古民家風インテリアでは、人が家のしつらえに我慢して合わせるのでなく、「人として暮らしやすいよう造作する」方向に変わってきていると思います。古くて良い物は残し、生活に合わない物は変えていく、新旧を共存させる暮らしへの憧れが、古民家人気を熱くしているのではないかと思います。洋風暮らしでも、お気に入りの古民家風のインテリアがありましたら、ぜひお部屋やご自宅に取り入れられてみてください。毎日の暮らしがもっと好きになれるかもしれません。
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