部屋を広く見せるインテリアのコツをご紹介!
ワンルームや賃貸マンションに住んでいて、部屋が狭い…。今回はそんな方に向けて、狭い部屋を広く見せるコツをご紹介します!
家具の配置を変えたり、インテリアの配色に統一感を持たせるなど、少しの工夫を凝らすだけで広い空間を演出することができますよ。
リビングの模様替えや引越しのタイミングでインテリアを変えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
部屋を広く見せるコツ《配置》
窓際に空間を作る配置
家具を配置するときは、窓際に配置することを避けましょう。
窓際に空間があることで、外の景色が見えるばかりでなく、日光が入ることで部屋全体が明るくなり開放感を感じられます。
また生活動線も確保できるので、ストレスもなくなります。
ソファに座りながら外の景色を眺めたい場合は、視線の高さを考慮してソファと窓の間に配置する家具は100cm以下にするといいですよ。
床面や壁の露出面積を増やす配置
家具が多いと部屋が狭い印象になってしまうのは、床面や壁の露出面積が減るためです。
露出面積を増やし、狭い部屋でも広く見せるコツは2つあります。
1つは設置する家具を減らすか、体積の小さいものを使用することです。
そしてもう1つのコツは家具の脚が細いものを選ぶことです。
脚のフレームが細いと床が見える面積を増やすことができるので、部屋を広く見せるのに有効な方法ですよ。
背の高い家具を入り口付近に配置するアイデア
家具の配置で狭い部屋を広く見せるコツは、背の高い家具を入り口付近に置くことです。
部屋の入り口から奥に向かって家具の高さが低くなるよう配置することで、遠近法で奥行きを見せることができます。
例えばワンルームであれば、手前に棚を置き、部屋の奥にベッドを置くことで遠近感が生まれます。
リビングであれば、入り口付近に本棚をおき、部屋の奥にソファを配置してみましょう。今よりも部屋が広く見えますよ。
空間を広く見せる鏡の配置
飲食店や家電量販店などで壁面が鏡になっているのを見たことがある方は多いでしょう。
鏡に部屋の景観を映すことも、狭い空間を広く見せることができるコツです。
家に鏡を置く場合は、リビングや寝室などの居住空間に設置しましょう。
スタンドミラーの形は、横幅にゆとりがあるものほど、狭い部屋やリビングを広く見せる効果が期待できますよ。
部屋を広く見せるコツ《家具》
ロースタイルの家具
狭い部屋やリビングを広く見せる場合は、高さが低い家具を選ぶのがおすすめです。
目安は立った時の目線より低い高さになることです。
テーブルやテレビボードの家具の高さを低くすることで、部屋全体に抜け感が生まれてすっきりした印象になります。
さらに家具の高さをできるだけ揃えると、さらに広く見せることが可能ですよ。
コンパクトなサイズの家具
狭い部屋を広く見せる家具を選ぶコツは背の低いものを選ぶこと、そして同時に奥行きの浅いコンパクトなものを選ぶことです。
テーブルやテレビボードなどの家具は、奥行きのあるものを選ぶと床が見える面積が狭くなり、圧迫した印象を与えてしまいます。
特にテーブルは円形のものよりも、奥行きの浅い長方形のものの方が抜け感が生まれ、広く見えますよ。
家具デザインの統一
家具のテイストを揃えることも、部屋を広く見せるコツです。
家具を選ぶ場合は、家具のデザインをインテリアのテイストに揃えてみましょう。
色味や素材がバラバラになると、散らかっていて狭い印象や圧迫感が生まれてしまいます。
コンクリート打ちっ放しのような「インダストリアル」、木のぬくもりを感じる「ナチュラルテイスト」、また最近メディアでもよく取り上げられる「北欧風」など、あらかじめインテリアのテーマを決めておくと探しやすいですよ。
ローテーブルを置かない部屋
ソファやテレビの前にローテーブルを置くことが多いですが、狭い部屋を広く見せたいときにはあえて置かないという方法も有効です。
部屋の中央に空間が生まれ、部屋の入り口から窓にかけて開放的な印象になります。
タンスや棚など、収納家具を減らせないときには是非参考にしてみてくださいね。
もし生活上ローテーブルが必要な場合は、折りたたみ可能なテーブルに変えるのもいいですね。
部屋を広く見せるコツ《収納》
壁面収納の活用
最近では見栄えの良さから、壁面を利用した「見せる収納」がインスタグラムなどで話題となっています。
狭い部屋でも、壁面にはスペースが余っていることは多いですよね。
壁に穴を空けられる場合は有孔ボードや棚を設置することで収納スペースを作れます。
壁に穴を空けられない場合は、突っ張り棒を活用しましょう。見せる収納が可能になりますよ。
インテリアに合わせて飾れば、より馴染んで見えて部屋も広く見せられますよ。
押入れ・クローゼットのフル活用
部屋を広く見せるには、部屋にあるモノを減らすことも重要なポイント。
収納を工夫する場合、押入れやクローゼットの収納をもっと活用できないか見直してみましょう。
例えばクローゼットなら、ジャケットを吊るしている床の空間がデッドスペースになっていませんか?
扉が畳まれる部分が余っていませんか?その場合、カラーボックスや突っ張り棒を使うなどの工夫で、収納空間を増やすことができますよ。
空間に適したDIY収納スペース
収納スペースを拡大したいけど、ちょうどいいサイズの家具やインテリアに合う家具が見つからない。
そんな時は収納スペースDIYするのも部屋を広く見せるためのひとつの方法です。
例えばカラーボックスを横置きにして扉を設置すれば、高さの低い棚が完成します。
カラーは部屋のベースカラーとなる床・壁の色と同系色を選び、中間となるトーンにしましょう。
グラデーションになり、部屋に奥行きがあるように見せられますよ。
テーブルやソファ下に隠す収納
リモコンやティッシュなどの小物が、インテリアの景観を阻害してしまうことがありますよね。
こうした小物はなるべく隠して収納するようにすることで、部屋を広く見せられます。
今ある家具を有効活用するには、収納スペースを作ってしまうのが得策です。
テーブルの下やソファの下などのデッドスペースに注目して、引き出しを作ってみましょう。
部屋を広く見せるコツ《色》
明るい色で統一したインテリア
ベースカラーにあたるフローリングの色が、白・グレー・ベージュなど明るい色である場合、インテリアは明るい色で統一すると部屋を広く見せられます。
明るい色は膨張色とも呼ばれるように、広がりを持たせてくれます。
特に、部屋の面積を大きく占めるラグ、棚、ベッドなどの色を統一するとインテリアにまとまりができて、効果が期待できますよ。
広がり効果のある色で統一
配色を工夫して狭い部屋を広く見せるなら、広がり効果のある色で統一してみましょう。
具体的には白・グレー・黒・緑が例に挙がります。
具体的には、床や天井、壁(ベースカラー)、大きな家具やカーテン(メインカラー)そして小物雑貨(アクセントカラー)に広がり効果のある色を取り入れてみましょう。
更に、カーテンと壁を同系色で統一すると奥行きが生まれ、より広く見せられますよ。
床から天井にかけてのグラデーション
フローリングの色味が暗く、明るい色でコーディネートができない…。
そんな方は床から天井にかけて明るい色になるよう配色を揃えてみましょう。
グラデーションにすることにより、部屋に奥行きが生まれるので部屋を広く見せられます。
カーテンや家具の色を選ぶコツは、床と壁の色を観察して中間のトーンになる明るさに揃えることです。
コーディネートに寒色系を加えるアクセント
部屋に統一感をもたらすには、色に統一感を持たせることが大切です。
狭い部屋を広く見せたいときは、寒色を採用しましょう。寒色は後退色とも呼ばれ、視覚的に遠くにあるように感じさせます。
その特性を利用して、部屋を広く見せることが可能です。
ソファやラグなど、面積を大きく占めるアイテムを寒色系に統一することで、コーディネートのアクセントとなりますよ。
部屋を広く見せるインテリアのコツを取り入れよう!
狭い部屋を広く見せるコツやテクニックをご紹介しましたが、いかがでしたか?
部屋の間取りやベースカラー、インテリアを基準に、家具の配置・高さ・色に着目し、工夫することで部屋を広く見せられます。
家具を改めて買い直さなくても、DIYで収納スペースを確保することも可能です。
リビングの模様替えや引越しでインテリアを考える際は、ぜひ今回ご紹介したコツを参考にしてみてください。
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