食べすぎた翌日の対処法をご紹介
美味しい料理を目の前にすると、ついつい食べすぎてしまうことがありますよね。翌日には必ず後悔することが分かっていても、どうしても食べたくなる日はあります。
しかし、食べすぎても体内で脂肪に変わるまでには猶予期間があることをご存知ですか?脂肪として体に貯蓄する前に、食べすぎた翌日に食事や運動で調整することが大切です。
今回は、食べすぎた翌日に身体をリセットさせる対処法についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。
食べすぎた翌日に起こる不調は?
食べすぎた翌日は、体調不良を自覚することがよくあります。個人差はありますが、特に朝起きた時に感じることが多いです。
ひどい場合には1日中不調を感じる場合もあるため、注意が必要です。
ここでは食べすぎによって引き起こされる体の不調をまとめているので、つい食べすぎてしまう人はぜひ覚えておいてください。
不調が現れた場合の対処法についても紹介しているので、参考にしてくださいね。
食べすぎた翌日の不調①胃痛・胸やけ
食べすぎた翌日は、胃痛や胸やけなどの不快な症状が現れることがあります。
なぜなら食べたものを消化するために、胃の中で胃酸が過剰に分泌されるからです。胃酸の過剰分泌によって胃が荒れ、胃痛・胸やけなどの不快感につながります。
ストレス解消の目的で食べすぎてしまうこともありますが、食べすぎた翌日は不快感に悩まされてしまいます。大切な予定が入っている前日の暴飲暴食は避けた方が良いでしょう。
食べすぎた翌日の不調②肌荒れ
脂質や糖質の過剰摂取で皮脂の分泌量が増え、皮脂が増加して毛穴に詰まることでニキビができやすい環境が整ってしまいます。
また胃腸の調子が悪ければ、食事から得られる大切な栄養素がお肌にまで行き届きません。そのため肌のターンオーバーが乱れてしまい、肌荒れが起こる原因となります。
食べすぎた翌日に後悔しないためにも、食べる際は脂質や糖質に偏らず、野菜やキノコ類などもバランス良く摂取しましょう。
食べすぎた翌日の不調③むくみ
外出先で食べる料理はとても美味しいのですが、味付けの濃いものが多いですよね。
塩分の過剰摂取により、体内に水分が滞り血液・リンパの流れが悪くなってしまいます。その結果、食べすぎたり飲みすぎたりした翌日は、顔や目の周りにむくみが生じやすくなります。
食べすぎた翌日の朝は、目の周りや顎のラインをリンパの流れに沿って優しくマッサージしてください。朝に短時間行うだけでも顔のラインがスッキリしますよ。
食べすぎた翌日の不調④疲労感
食べすぎた翌日は、前日の食事を消化するために胃腸が活発に働きます。胃腸に血液が集中してしまうことで体全体への血流量が減少し、疲労感・怠さに繋がるのです。
あまりにも食べた量が多いと、消化・吸収に時間がかかり胃腸への負担はますます大きくなります。
たまに食べすぎてしまうことはあっても、習慣化してしまうことは危険です。身体への負担が大きいので、食べすぎてしまわないよう気をつけましょう。
食べすぎた翌日の対処法《食事編》
食べすぎた翌日に食事でできる対処法についてまとめました。
食べすぎた翌日は胃もたれなどの不調により、食欲が湧かない場合もあります。しかし、絶食をしたりさらに食べすぎるといった極端な食生活は避ける必要があります。
体に負担の少ない食材や、食べ方、調理方法まで詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
食事による対処法を実践することで、太りにくい体作りを実現することも可能なので要チェックです。
食事による対処法①消化の良い食材を選ぶ
食べすぎた翌日は胃腸に過度の負担がかかっている状態なので、消化・吸収の良い食材を選んで摂取するようにしましょう。
消化が良いとされる食材は、お粥やうどんなどの炭水化物、食物繊維の少ない野菜、バナナなどがあげられます。肉であれば脂身の少ない鶏ひき肉やささみ、魚は白身魚を積極的に摂取してください。
食材を加熱して煮物やスープとして調理すると、より消化はスムーズになりますよ。
食事による対処法②バランスの良い食事
食べすぎた翌日は食べる順番にも気をつけましょう。
まずは野菜やきのこ類から食べ始め、最後に糖質を多く含むご飯などの炭水化物を食べることで、血糖値の急上昇を抑制できます。
また糖質は過剰摂取することで脂肪に変わってしまうので、できるだけ控えてください。
糖質は三大栄養素の1つで、ご飯や野菜、果物にも含まれています。砂糖たっぷりのスイーツで糖質を取り入れる必要はありません。
食事による対処法③水分摂取
食べすぎた翌日は塩分の過剰摂取により、むくみが生じやすい状態です。しかし体内に水分が溜まっているからといって、水分摂取を控えてはいけません。
水分を摂ることで体に蓄積した不要な老廃物を排泄し、体をリセットさせてくれます。
冷えた水は胃腸に負担がかかるので、白湯や常温の水を摂取してください。ペパーミントティーなどのハーブティーには、消化・吸収を助けてくれる役割があるのでおすすめですよ。
食事による対処法④食事時間に気をつける
食べすぎた翌日でも、ダイエットのためと食事を控える必要はありません。ただし朝昼に比べると、22時以降の食事は脂肪として体内に蓄積されやすくなるため、夜間の暴飲暴食は控えましょう。
また食事の間隔をあけすぎないことも大切です。低血糖状態が長く続くと、体は脂肪を蓄えて低血糖を防ごうとします。食事がなかなかとれそうにない場合は、間食を取り入れて上手く調整してくださいね。
食べすぎた翌日の対処法《運動編》
食べすぎた翌日には運動を取り入れて、エネルギーを消費させましょう。効率よく体を元の状態に戻すためにも食事と運動、どちらもバランスよく行うことが必要不可欠です。
運動と聞くと苦手意識も持つ方もいますが、普段の生活に少しプラスするだけなので決して難しいことではありません。
運動習慣がない方でも、特別な場所や道具を必要としない方法を紹介しているので、ぜひチェックしてください。
運動による対処法①ウォーキング
食べすぎた翌日は余分な脂肪を燃焼させるために、ウォーキングのような軽い有酸素運動が効果的です。
普段運動をしない方でも、ウォーキングならお散歩感覚で楽しめますよね。体を動かすことで血流が良くなり、発汗することで老廃物の排出にも効果的です。
普段はエレベーターを使うところを階段に変えるだけで、立派な運動と呼べます。食事に気を配るだけでなく、体を動かすことを意識しましょう。
運動による対処法②筋トレ
食べすぎた翌日にエネルギーを消費させるためには、筋トレやストレッチなどの無酸素運動も有効です。
特別な道具を必要としないスクワットは特におすすめ。無理なく続けるために、最初は1セット10回×3セットを目安に取り組んでみてください。YouTubeなどで動画があがっているので、簡単なものから始めてみましょう。
食べすぎた翌日に後悔しないよう、日頃から筋トレやストレッチを習慣化させておくと良いですよ。
運動による対処法③マッサージ
食べすぎた翌日は胃腸に負担がかかり、消化機能が弱まります。全身の血液やリンパ液の流れが滞ることで、お腹の張りやむくみといった症状が出現することもあります。
そんな時はマッサージで血流を促進させましょう。お腹は時計周りに優しくなで、むくみやすい顔や足はリンパの流れに沿ってマッサージしましょう。
湯船に浸って行えば、ダイエットやリラックス効果が期待でき、ストレス軽減にもつながりますよ。
運動による対処法④ヨガ
ヨガは体全体を使うため、簡単な運動に見えてもヨガ未経験者が行うと、しんどく感じるかもしれません。
しかし代謝をアップさせるだけでなく、胃腸へアプローチして消化を促進させる効果もあります。
また全身が温まってヨガが終わる頃には、気分もリフレッシュしてストレス解消にも効果的です。
お腹いっぱいで苦しい時に運動をすると気分が悪くなることもあるので、食べすぎた翌日に実践してみてくださいね。
食べすぎた翌日にしてはいけないこと
食べすぎた翌日は、絶対に避けるべきNG行動があります。せっかく食事や運動に気をつけていても、間違った方法をとってしまうと逆に体調を悪化させるだけでなく、太りやすい体へ変化してしまう可能性もあります。
食べすぎた翌日の過ごし方で体にかかる負担が大きく変わるため、後悔しないためのNG行動を知っておいてくださいね。
食べすぎた翌日は、食事や運動編で紹介した対処法を参考にして過ごしましょう。
食べすぎた翌日のNG行動①暴飲暴食
食べすぎた翌日の暴飲暴食は、太りやすい体質へ変わる危険性があります。
前日の過剰摂取した食事は、翌日にすべて脂肪に変わるわけではありません。個人差はありますが、体内で脂肪に変わるにはおよそ24〜48時間かかると言われています。そのため食べすぎた翌日以降の過ごし方次第で、取り返しがきくのです。
「シンデレラタイム」と呼ばれるこの期間は、よく噛んで腹八分目に抑える努力をしましょう。
食べすぎた翌日のNG行動②無理な食事制限
食べすぎた翌日は、無理なダイエットで食事制限をかけがちですが、実はNG行動です。
朝はとくに胃もたれがひどく、何も食べたくない場合は無理しなくてもかまいません。食べられそうな場合は、果物やスムージーなど飲みやすいものを摂取してください。
朝ごはんを食べることで基礎代謝はアップしますよ。エネルギー消費しやすい体作りを心がけ、無理に食事量を減らす行為は避けましょう。
食べすぎた翌日のNG行動③偏った食事
朝はパン、昼にラーメンといった食生活では、栄養が脂質や糖質に偏り、太りやすい体質になってしまいます。
また朝食や昼食が少ないかわりに夜に食べすぎる行為は、血糖値が上がりやすくなり血管に負担がかかります。
食べすぎた翌日は意識的に野菜やキノコ類、高タンパクな卵や納豆、鶏むね肉を食べましょう。これらの食材はコンビニでも簡単に手に入るので、忙しい毎日でも取り入れやすいですよ。
食べすぎた翌日のNG行動④夜更かし
夜更かしをして、ついついお菓子やラーメンなど間食してしまうことはありませんか?夜間はエネルギー消費が少なくなり、脂肪が蓄積しやすい状態です。
また就寝時間が遅くなることで朝起きられず、朝食を抜けば基礎代謝は落ちてしまいます。朝食を抜いて、夜に間食する生活を繰り返せば、太りやすい体質になる危険性がありますよ。
食べすぎた翌日は食事や運動で体を調整し、規則正しい生活を心がけましょう。
食べすぎた翌日の対処法まとめ
食べすぎた翌日は食事の摂取方法に気をつけて、適度な運動を取り入れることが大切です。
食べすぎてしまったことに罪悪感を覚えるかもしれませんが、食べすぎた翌日の過ごし方さえ間違えなければ、取り返しはつきます。
たまには美味しい料理をたくさん食べてストレス発散させるのも良いですが、あまり高頻度にならないよう調整してくださいね。食べすぎた翌日は、紹介した対処法をぜひ試してみましょう。
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