乳幼児の子ども部屋はポイントをおさえて使いやすく
生れたばかりの赤ちゃんから就学前の年齢の乳幼児に子ども部屋は必要でしょうか。
個室として子ども部屋を作るかどうかは、それぞれのご家族のライフスタイルや家族構成、暮らしているお家のスペースや間取りにもよるでしょう。
けれど、ケアアイテムや洋服、おもちゃや本といった乳幼児のための諸々を収納するためのスペースはマスト。
そこで今回は、使いやすい乳幼児向けの子ども部屋や子どもスペースの作り方を紹介していきます。
乳幼児の子ども部屋作り3つのポイント
1.モノをしまう場所を決める
乳幼児の子どもにとって、遊んだおもちゃを片付けるという作業は遊びにもなります。
何をどこに片付けるのか、定位置を決めておくと子ども自身が場所を覚えて片付けしやすくなるでしょう。
ボックスや引き出しに、収納するモノの絵を描いたラベルを貼る方法もあります。
おもちゃを入れる場所をおもちゃの「お家」と説明し、おもちゃを家に帰そう!と声掛けするアイデアも人気です。
2.収納はざっくりと
おもちゃや本を片付ける場所を覚えたとしても、収納方法が複雑だと子どもは自分で片付けなくなります。
収納ボックスやバスケット、バッグなどを活用し、大まかな種類別にざっくりとした収納をするようにしましょう。
中に何が入っているのか見えない引き出し収納や細かな分類収納よりも、簡単な方法がおすすめです。
ハードルを下げると、お片づけを苦にしないようになります。
3.家具は低いものを選ぶ
乳幼児の子どもの手が届きやすいように、背の低い家具を選ぶ方法もあります。
引き出しや取っ手を低い位置にしてあげるだけでも、使い勝手がよくなるでしょう。
子どもが自分で片付けたい、自分で取り出したいといった意欲を見せた時、その気持ちを尊重することは大切なポイントです。
自立心を養う事にもつながります。こちらのような三段チェストは、一番下の段をおもちゃの収納にあてると使いやすくなります。
乳幼児の子ども部屋インテリア
白でまとめたベビールームインテリア
ベビーベッドの置かれた子ども部屋です。
白をベースに、淡いパステルブルーの壁がアクセントになった優しい雰囲気のインテリアが魅力的。
壁の高い位置に棚板シェルフを設置し、ぬいぐるみを並べています。
もう少し大きくなって、ぬいぐるみで遊ぶようになったらシェルフから降ろして使えるようにするとよいでしょう。
白×スモーキーカラーでまとめたインテリア
こちらも白いベビーベッドがある子ども部屋です。
淡いグレーのキャノピーや、ダークトーンのファブリックで作られたフラッグガーランドが、おしゃれな印象を盛り上げます。
床に敷いたラグも、落ち着きのあるスモーキーカラーを背景にパンダがあしらわれているデザイン。
コーナーに置かれたファブリック製の収納バスケットもおしゃれです。
遊び心が刺激されるボールプールもあるので、お部屋の中でも楽しい時間が過ごせそうです。
ピンクの壁がある子ども部屋のインテリア
こちらはスモーキーピンクのアクセントウォールがある子ども部屋です。
低いタイプの白いベッドには、オフホワイトのキャノピーが設置されています。
その隣にある引き出しチェストの天板には、おむつ替えのスペースを確保。
さらに、引き出しには小さな子どもが一人で開けないようにベビーロックが付いています。
乳幼児のお部屋では、指を挟んだりしないように安全対策をとることも大切です。
2段ベッドのある乳幼児のお部屋のインテリア
こちらは、北欧風インテリアでまとめられた子ども部屋です。
壁面いっぱいにデザインされた雪山の白×ブラウンの組み合わせは、そのままチェストの前面の幾何学模様にも踏襲されています。
シンプルでナチュラルな二段ベッドの下段にも、いろいろな幾何学デザインのクッションがずらり。
床のラグにも、雪山やモミの木が描かれているなど、テイストをそろえたインテリアです。
ウォールシェルフのある子ども部屋のインテリア
子どもが自分で手を伸ばせば届く高さに設置されたウォールシェルフ。
こまごまとしたフィギュア類をきれいに収納しています。左側はハウス型のウォールシェルフ。
お部屋のように仕切りがあるので、レイアウトも楽しめるでしょう。
シンプルな三角形のウォールシェルフは、シェルフがフレームのような役割を果たしています。
ダークブルーの壁面を背景に、カラフルなアイテムがおしゃれに映えていますね。
バスケット収納のある子ども部屋のインテリア
こちらのお部屋では、大人が管理するアイテムと子どもが自分でタッチできるアイテムをスペースで分類しています。
おしゃれな雑貨やベビーウェアは大人が管理。使われているのは、高い位置に設置した棚板シェルフや流木バーを活用した吊り上げ収納です。
毎日遊ぶおもちゃ類は、子どもが自分で片付けられるように床置きした持ち手つきバッグを採用しています。
プレイハウスのある子ども部屋のインテリア
こちらはお部屋の中にもう1つお家がある、夢のような子ども部屋。
大きなプレイハウスは、胸が躍る秘密基地のようです。
おもちゃ類はフタが付いているボックスや、ユニークな顔デザインはあしらわれた大型の紙袋を利用してざっくりと収納しています。
子ども部屋のインテリアカラーをそろえている場合は、見せたくない色柄のものはフタ付きの収納アイテムを使うと良いでしょう。
プレイキッチンが置かれたインテリア
こちらも人気が高いプレイキッチン。
白×白木のナチュラルなミニキッチンに合わせて、キッチンツールや収納、家具なども同じトーンでそろえています。
ミニキッチンの株は扉式の収納スペースになっていますが、ほかに天然素材を編んで作ったリンゴ型のバスケットがおしゃれで可愛いアクセントです。
フタ付きなので、色やデザインが合わないおもちゃ類は見せない収納が可能です。
乳幼児の子ども部屋もおしゃれにしつらえよう
乳幼児のための子ども部屋インテリアを海外の実例を中心にピックアップしてみました。
乳幼児の成長に合わせてベッドのタイプやサイズが変わるように、子ども部屋のインテリアや収納方法も変化していきます。
カラートーンをそろえたインテリアにすると、統一感が出ておしゃれ度がアップするでしょう。乳幼児の子ども部屋も、おしゃれにしつらえてみませんか。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物