簡単!手作りハーバリウムの作り方&実例集
ハーバリウムは手軽に花を飾れるおしゃれなインテリア雑貨。手間いらずで、SNS映えもするので未だに人気が衰えないですね。
今回はハーバリウムを手作りしてみたいという方のために、初心者さんでも簡単にできるおしゃれなハーバリウムの基本の作り方をご紹介します。
作り方は簡単ですが、ちょっとしたコツもありますので初心者さんのみならず、興味のある方はぜひご覧ください。
おしゃれなハーバリウムの基本的な作り方
おしゃれなオイル漬けハーバリウム
今「ハーバリウム」というと、花やグリーンを容器に詰めてオイル漬けしたインテリア雑貨を指しますが、元々は「植物標本集」という意味で押し花なども含む言葉でした。
インテリア雑貨としてのハーバリウムは2015年頃に現れ、2017年頃にブームに。
100均などの身近なお店でもハーバリウムの材料が入手しやすくなってハンドメイドの作り方が広まり、さらに人気が高まりました。
詳しい作り方はこちら
材料その1:透明容器
ハーバリウムの魅力は、美しい世界が小さな容器に封じ込まれているところ。
中が見える透明な入れ物であれば、基本的にOK。とはいえ中の液体がこぼれ出ないようにフタがしっかり閉まるタイプの容器がベストです。
初心者さんが手始めに簡単に作るには、オーソドックスなスクリューキャップのガラス瓶がお手頃でしょう。
また、初心者さんはまず小さい瓶から始めるとやりやすいでしょう。
材料その2:注入オイル
ハーバリウム用とされるオイルは、主にミネラル(流動パラフィン)オイルか、シリコンオイルのどちらかです。
ミネラルオイルは安価で花材が浮きにくいなどの利点があり、シリコンオイルは、引火しづらく安全、花材の色持ちがいいなどの利点があります。
両者を混ぜて使うことはできず、どちらがいいかは作り方や他の材料などによりますが、初心者さんにはミネラルオイルがおすすめです。
材料その3:封入素材
ハーバリウムの世界を構成する封入物の花材はドライフラワーやプリザーブドフラワーがポピュラーですが、造花やフェイクグリーンなども使えます。
でも生花はNG。生花には水分があるのでカビたり変質したりすることがあるからです。
生花を使いたい時は、シリカゲルなどを使ってドライフラワーにしたり、プリザーブドフラワー液に漬けてプリザーブドフラワーにしたりしてから使います。
初心者におすすめの手作りキット
お手軽に始めたいという初心者さんにおすすめなのはハーバリウム手作りキット。
豊富な種類の花材やおしゃれな瓶、ハーバリウム専用オイルがワンセットになっているので、簡単にゴージャスなハーバリウムを作れます。
注意点は、材料と作り方の説明書は入っていますが、道具は自分で揃える必要があること。
とはいえ、使うものはハサミ、割り箸(ピンセット)、作業用の敷物くらいです。
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おしゃれなハーバリウムの作り方《注意点》
材料を揃える時の注意点
ハーバリウムの準備や作り方の手順は、いたってシンプルで簡単。
平らな作業台に敷物を敷き、ハーバリウムの材料と道具を並べ、洗って乾かした容器に花材を詰めていき、オイルを注いでフタをするという流れです。
準備で大事なポイントは、花材を詰める容器を洗浄後よく乾かすこと。
水気が残っているとオイルの濁りや花材の変質、カビの原因となります。初心者さんは慌てずに。
花材を詰める時の注意点
準備が整ったら、いよいよハーバリウムを作りはじめます。容器が乾いていたら、作業時間そのものは初心者さんでも小1時間もあれば完成するでしょう。
ハーバリウムを失敗無くセンス良く仕上げるコツは、完成のイメージを作業開始前に描いておくこと。
イメージできたら花材をカットし、ピンセットや割り箸を使って順番に詰めていきます。注意点は瓶の内側に指が触れないようにすること。
オイルを注ぐ時の注意点
容器に花材を詰めたら、次にオイルを静かに注ぎ入れます。
最初ハーバリウムの容器を傾けて、容器の内壁にオイルを伝わせながら少しずつ入れ、容器の1/3ぐらいまで注いだら、容器を立てて入れるのがコツです。
入れる量は容器の首まで。オイルを入れ終わったら気泡が出ているので、5分ぐらい時間を置いて気泡を抜いてからフタをすることもハーバリウムの作り方の大事な注意点です。
仕上げのポイント
ハーバリウムの瓶のフタをしっかり閉めたら、瓶の外側に付いてしまった油分などをアルコール入りのウェットティッシュできれいに拭き取ります。
これで一応完成ですが、お好みで瓶の首にリボンを結んだり、封印シールやラベルなどを付けたりしてもおしゃれ。
オリジナルカスタマイズできるのは手作りならではの楽しさでしょう。簡単とはいえ、注意点を守ることが上手にできるコツですよ。
メンテナンスのポイント
お手入れが簡単で長持ちすると人気のハーバリウムですが、ハーバリウムの扱い方には少し注意点があります。
ハーバリウムを窓辺に長時間置きっぱなしにすると火災になる危険が。また、中の花材の退色にもつながります。
光に当たって美しい様子を鑑賞し終えたら、日陰で保管するのがポイントです。
ハーバリウムの鑑賞期限は約1年。オイルは新聞などに沁み込ませごみとして処理します。
おしゃれなハーバリウムの作り方《応用編》
花材以外の素材とコラボする楽しい作り方
セリアのミニボトルに海を閉じ込めたシーグラスハーバリウム。
サランラップであえて気泡を作り、クラゲを漂わせて海の中の世界を再現しています。
花材だけで作るハーバリウムとはまた違った印象のオブジェですね。
発想を変えると、いろいろな作り方を楽しめるのもハーバリウムの魅力です。
初心者でも簡単におしゃれなものを作れる一方、作り方が簡単だからこそ工夫の余地がありそうです。
ライトアップでグレードアップする作り方
作り方の説明が要らないくらい簡単なアップグレード方法がこちら。
ハーバリウムの下にLEDのミニライトを置いて、ライトアップさせたインテリアオブジェです。
幻想的なハーバリウムがいっそう不思議な印象を作り出し、お部屋に神秘的な時間が漂うことでしょう。
LEDライトは100均にもラインナップされているので、初心者の方をはじめ誰でもお手軽にお試しいただけますよ。
レトロでおしゃれな試験管を使った作り方
ハーバリウムがもともと「植物標本」という意味であったことを想起させるような試験管入りハーバリウム。
1本だけを単独で封入することで、その花を隅々まで堪能することができ、また違った趣があります。
レトロな味わいの事務ラベルもひそかに風情を出していて、不思議な可愛さがありますね。
飾り方は、こうして器に立てかけても面白いですし、試験管スタンドを使うのも一興でしょう。
ハーバリウムペンダントキットを使った作り方
ハーバリウムペンダントパーツを使ったおしゃれなペンダント。光を集めて輝く様は宝石にも劣らない艶やかな美しさがありますね。
封入するモチーフによって、エレガントにもロマンチックにも仕上がりが変わります。
とても細かな作業になるので、初心者さんにはやや難しいかもしれませんが、アクセサリーが好きな方はぜひトライしてみてください。
初心者卒業記念に作るのもいいですね。
ハーバリウムボールペンキットを使った作り方
ハーバリウム容器が付いているボールペンキットも人気です。
瓶に詰めるよりも細かい作業なので、初心者さんには少し簡単ではないかもしれませんが、完成するとオリジナルのエレガントでおしゃれなボールペンになります。
キットは通販などで手に入りますが、セリアにもあります。
こちらを作る際はスポイト&細いピンセットも用意すると、初心者さんのみならず作業しやすいでしょう。
簡単で楽しいハーバリウムの作り方&コツ
初心者さんにも簡単にできるおしゃれなハーバリウムの作り方をご紹介しました。
ボトルの中に小宇宙を閉じ込めたかのようなハーバリウムは、おしゃれなだけでなく、何だか心がワクワクしますね。
手作りのハーバリウムなら自分の世界観を表現することもできて、いっそう楽しめるのではないでしょうか。
ぜひ、ハーバリウムを手作りしてオリジナルの小宇宙を楽しんでみてください。
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