しないことリストのおすすめの作り方をご紹介!
仕事や育児に家事と大人にはやらないといけないことがたくさんありますよね。忘れないように「To doリスト」を作って、それをなんとかこなす毎日。
そんな日々のやることに流されて、自分の本当にしたいことや自分の幸せを見失ってはいませんか?そんな時は発想を変えて「しないことリスト」を作り、タスクや心の負担を軽くするのがおすすめですよ。
今回は人生を豊かにしてくれる「しないことリスト」のメリットや、おすすめの作り方についてご紹介します。
しないことリストとは
しないことリストとは当たり前にやっている行動や考え方を見直して、必要のないことをリストにしたものです。世の中には「やらないといけない」「○○するのが普通」ということで溢れていますよね。それが本当に自分にとって無くてはならないものなのか、疑ってみるというわけです。
数年前に京大卒の元日本一有名なニート、phaさんが『しないことリスト』という本を出版され、話題になったので耳にしたことのある人も多いかもしれません。まずはそんな、しないことリストを作ることで、どんなメリットがあるのか確認しておきましょう。
しないことリストのメリット①時間ができる
まず、しないことリストを作るメリットとして考えられるのが時間ができるということです。人生は有限で、時間も限られています。「やることリスト」はそんな時間を使い、物事を達成するリストですよね。
これに対して「しないことリスト」は自分にとって必要のないことや、無駄なことをリストにしたものなのでリストの内容をやらないことで多くの時間を生み出すことができます。その時間を使って本当に自分のしたいことをやったり、あるいは何もしないということを選択したりできるのです。
しないことリストのメリット②ゆとりを持てる
心や人生にゆとりを持てるようになるのもメリットの一つです。悩みや嫉妬などネガティブな感情にとらわれると、心に余裕がなくなってしまいますよね。しないことリストを作って実行することであなたを悩ませたり、苦しめていることから解放され、心が軽くなります。
また、しないといけないというおもいこみで、できなかった時の自分を追い詰めてしまうこともよくあります。しないことリストを取り入れれば、そういった心の重荷を取り除くことができますよ。
しないことリストのメリット③価値観が定まる
しないことリストを作る時には自分の悩みや辛いと思うことに向き合って、本当にそれが自分にとって必要なのかを検討していきます。すると何が幸せなのか、何を重要とするのかというのが明確になっていくのです。
自分の事ってなんとなくはわかっていても、忙しいと無視したり我慢したりしてしまいがちです。しないことリストを作る過程でそういった自分と向き合い、自分の価値観を定めることができるというのもメリットの一つと言えます。
しないことリストのおすすめの作り方《心編》
ここからはしないことリストのおすすめの作り方と例についてまとめていきます。まず、当たり前にやっている習慣や考え方について整理してください。「手作りでないと」と思っている食事や「毎日やるものだから」とやっている家事などを、本当に必要なのか検討してみるのです。
自分の悩みや不安になことを考えるのも良いです。「ママ友や同僚が羨ましくて辛い」なら、「人と比較しない」をしないことリストに入れて実践すれば改善しますよね。このように不要なことや自分をネガティブにしていることを、しないことリストに入れてみましょう。
おすすめ例①人の意見に左右されない
自分のやりたいことや、やれる範囲をわかっているのに「社会人だから」「主婦なんだから」という他人の意見や世間の風潮に流されて無理をし、自分を追い詰めていませんか?
そんな他人の意見は正しいというよりも「自分はこうだったから、こうするべき」や「その人にとってその方が都合がいいから」なんてことが結構あるものですよ。自分の人生なのですから、本当に自分にとってためになる意見なのか検討して、不要な意見には流されないようにしましょう。
おすすめ例②情報を集めすぎない
昨今では、スマホ片手に検索すれば、ありとあらゆる情報が手に入ります。楽しんでそれができているのなら良いのですが、自分の不安から検索してあらゆるページを見てさらに心配になったり、他人への嫉妬からSNSに固執すると時間はあっという間にたってしまいますし、何より心が疲れてしまいます。
そういうことがよくあるのなら、しないことリストに「情報を集めすぎない」ことを入れてみましょう。本当に必要な時や楽しみで物を調べる時意外は、情報を集めすぎないようにしたほうが心穏やかに過ごせますよ。
おすすめ例③相手に期待しない
家族や同僚にイライラしているのが悩みなら、「期待しない」ことをしないことリストに入れるのがおすすめです。人へのイライラは「やってくれるだろう」という期待が裏切られたときに、感じやすいものです。
逆にしないことリストに期待しないことを入れて実践すれば、実際に相手がやってくれた時はうれしいですし、素直に感謝の気持ちも伝えられるでしょう。相手のありのままを受け入れ、期待しないことで日々のイライラを軽減してみてはいかがでしょうか。
しないことリストのおすすめの作り方《体編》
しないことリストには「本当にやらなくていいの?」と不安になったり、「やりたくないけれど、やらないと困る」なんてこともあるかもしれません。そんな時は、条件をつけてやらないことにしてみましょう。
例えば、辛くても毎日やっている家事をしないことリストに加えるのなら、「金曜日だけはしない」「夜9時以降になったらしない」などと付け加えます。まったくしないというわけでなく、うまくバランスをとってしないことリストに加えるというわけですね。これなら、取り入れられるという方も多いのではないでしょうか。
おすすめ例④体調の悪い時は無理をしない
「自分がやらないと」という使命感で、体調が悪くても無理をしていませんか?もちろん人生には社会人や主婦として踏ん張らないといけない場面はあるかもしれませんが、体調が悪いと感じたら無理をせず、周りに助けを求め、ちゃんと休みをとるべきです。
もしどうしても、という時は「ここまでやったら」「何日までがんばったら」という期限や目安を設けましょう。そしてそこまでやりきったら、もう大丈夫だと思っていてもしっかりと休んで無理はしないことをおすすめします。
おすすめ例⑤睡眠時間を削らない
身体を大切にしたいのなら、しないことリストに「睡眠時間を削らない」という項目を入れてみてはいかがでしょうか。睡眠の確保は健康の基本といっても、日々のタスクが膨らむと、人はどうしてもそこを削って時間を捻出してしまいがちです。
逆にしないことリストを作ることで、仕事や家事での必要のない作業を省けば、こちらは達成しやすい項目かもしれません。ぜひ睡眠時間を削るのをやめて、自分の体をいたわってあげてくださいね。
おすすめ例⑥人からのお誘いを受けすぎない
友人や同僚からの遊びや飲み会のお誘いはうれしいもの。ですが、無理して参加しているのならしないことリストに「人からのお誘いを受けすぎない」ことをプラスしてみましょう。行きたくもない飲み会や疲れている時の遊びのお誘いは、心身共に疲れてしまいますよね。しないことリストに入れて、思い切って断るのも悪くはありませんよ。
「嫌われたらどうしよう」や「誘われなくなるかも」というのが不安なら、「疲れている時はお誘いを受けない」や「夜9時以降の遊びのお誘いは受けない」など自分にあった条件を付けてみてくださいね。
しないことリストのおすすめの作り方《考え方編》
ここまで自分の価値観や感情に照らし合わせて、しないことリストを作成してきました。少し気持ちが楽になったり、時間にゆとりができたのではないでしょうか。
より人生を豊かにする、あるいはなりたい自分を目指すのなら「しないことリスト」に自分の考え方について、やらないことを付け加えるのもおすすめです。いきなり自分の考え方を変えるのは難しいものですが、リストとして明確にし繰り返し見ることで少しずつ変えていくことができますよ。
おすすめ例⑦物にとらわれない
この「物にとらわれない」というのは、ミニマリストの考え方が一般的に知られるようになったので、一度は耳にしたことがあるフレーズかもしれません。「持っていること」がステータスになる物を、見栄を張りたくて買ったりしていませんか。
あるいは「持っていないとおかしい」から流行を追いかけて、散財しているなんてこともよくあるでしょう。人生の時間も、お金も限られたものです。そういった物に依存したり、とらわれたりするのを辞め、本当に自分の必要としている事にリソースを使うことで、もっと人生は豊かになるはずですよ。
おすすめ例⑧人間関係に振り回されない
人生において、家族や友人、恋人など人間関係は重要な要素です。ですが、それを維持するために我慢したり自分を犠牲にしたりしすぎて、心が不安定になったり疲れたりしているのなら「人間関係に振り回されない」ことを、しないことリストに入れてみてください。
具体的には人に対して鈍感になる、あるいは自分の意見を通す、辛い時には距離を置くなどの手段があります。相手に振り回されず、自分を大切にして自分の人生をより良くしましょう。
おすすめ例⑨楽しむことをあきらめない
人生は辛いことや大変なことの連続です。また結婚したり子どもができたりと、ライフステージが変わって、自分の好きなことや楽しいことをやるのに罪悪感を覚えてしまうこともあるかもしれません。ですが人生は一度きりで、その主人公はあなたです。そんな自分の人生を生きるためには、楽しむことを忘れないのはとても大切でしょう。
ですのでぜひ、「楽しむことをあきらめない」をしないことリストに入れてみてください。誰かのために頑張ることは素晴らしいことですが、自分を犠牲にせず、好きなことや楽しみをあきらめないでくださいね。
しないことリストのおすすめの作り方まとめ
今回はしないことリストのおすすめの作り方や、おすすめ例についてまとめました。
しないことリストは自分にとって必要なことを見極め、いらないものを手放し、人生を豊かにしてくれるリストでしたね。大変かもしれませんが、やってみると物事を判断する基準が定まり、心が楽になることがわかるはずですよ。
ご紹介したしないことリストの作り方を参考にして、忙しさに流されるまま忘れてしまった自分の価値観を取り戻し、自分の人生の主人公になってくださいね。
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