エッセイを書くならここから始めよう。上手な書き方のポイントやコツをご紹介

今回は初心者でも簡単にできる、面白いエッセイの書き方についてご紹介します。ちょっとした気分転換に、あるいは面白いブログにしたいからなど、エッセイを書いてみようとチャレンジしたことはありませんか?この記事を参考に読んでみてくださいね。

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エッセイを書くならここから始めよう。上手な書き方のポイントやコツをご紹介
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tomomy08

ライター

夫と猫一匹と暮らす30代の主婦ライターです。毎日をゆったりと過ごしたいので、家事が楽になる便利雑貨や、時短の家事術を常に取り入れています。生活にゆとりができるような役立つ情報をわかりやすくお届けしていきます。

エッセイの書き方をご紹介!

ちょっとした気分転換に、あるいは面白いブログにしたいからなど、エッセイを書いてみようとチャレンジしたことはありませんか?ですが、いざ書こうとすると書きたい気持ちはあるのに、全然筆が進まずあきらめてしまうなんて人が結構多くいらっしゃいますよ。

今回は初心者でも簡単にできる、面白いエッセイの書き方についてご紹介します。一度挫折してしまった方も、これから書いてみようという初心者の方も、とりあえずこの記事を読んでみてくださいね。

エッセイとは

エッセイ

エッセイの書き方について学ぶ前に、そもそもエッセイとはどんなものかを整理しておきましょう。

エッセイとは、書き手が思ったことや考えたことを、自由な形式で文章にしたものです。特に長さや文体、語り口などに指定が無く、自分の思いや考えが文章になっていれば、これがエッセイだといえてしまうということですね。

簡単そうにも思えますが、文章を書くことに慣れていない初心者にはその自由さが難易度を上げているのではないでしょうか。ここではそんなエッセイの特徴について3つおさえておきましょう。

 

 

エッセイの特徴①自分の経験を元にしている

エッセイは、自分の経験を元に書かれることが多いです。例えば美味しいものを食べた感動や育児の苦労など、自分に実際起きたこととそれについてどう考えたのか、どんな思いを抱いたのかを文章にしたものがエッセイというわけですね。

ですので、ドラマチックな事件や出来事でなくとも、それが事実であり自分の感じたことを一緒に書いたものはエッセイといえます。

反面多少の脚色は許されますが、事実に基づかないまったくの創作のものは、たとえ面白いものでもエッセイではないので、覚えておいてくださいね。

 

エッセイの特徴②人に読んでもらう文章

自分の経験を書いたもの、というと日記が思い浮かぶかもしれません。ですが日記は個人的なもので、ほとんどが自分が後で読むためのものです。それに対してエッセイは自分の経験や考えを、人に読んでもらうための文章になります。

ですので、例えば「今日は電車に乗って仕事に行き、帰りにお気に入りのカフェに寄れてうれしかった」というのは日記であってエッセイとはいえません。初心者には難しいかもしれませんが、出来事の流れを淡々と追うのではなく、読み手を意識した書き方が必要になるということですね。

 

エッセイの特徴③ただの感想だけではない

先ほども触れましたが、ただ自分の経験や日常の出来事に対して、嬉しかったや悲しかったという感想を簡単に書いただけではエッセイとはいえません。

その嬉しかったや悲しかったという感情の動きや、何故そんな考えにいたったのかという背景など、自分の心を深く掘り下げて文章として表現したものがエッセイです。

ですので、その経験をした時の自分の感想や思考を整理し、そのプロセスを明確にすることがエッセイの書き方には必要ということですね。

 

エッセイを書くポイント

エッセイを書くポイント

まず初心者の方に心がけて欲しいのは、いきなり「面白いエッセイを書くんだ」と気負って書き出してしまうのではなく、文章を書くこと自体の訓練をしていくことです。

まとまった文章の書き方としては、ある程度そのテーマについて整理し、構成を考える必要がありますが、エッセイも同じことです。何本も書いているうちに文章を書くことに慣れ、そして作品数を積み重ねることで人に面白いと思ってもらえるものがうまれるはずですよ。

ここでは初心者でも簡単にエッセイを書ける書き方についてご紹介しましょう。

 

エッセイの書き方①事実と感情を書き出す

エッセイの書き方の入口は、書きたいテーマやその出来事の流れや事実のみ書き、どう思ったのか、どんな感情になったのかを簡単にまとめることです。

美味しい食べ物を食べた経験をエッセイにするなら、それをいつ、どこで、どんなシチュエーションで食べたのかを書き、続いてどう感じたのかを書きます。

例えば食べる前には期待が高まり、実際その食べ物を見た時に「見た目が美しい」など感想を持つはずです。そしてもちろん食べた時の気持ちや感想がありますよね。そういった事実と心のプロセスをまとめたものがエッセイの骨格になります。

 

エッセイの書き方②簡単な文章で書く

先ほどまとめた骨格に肉付けしていくように、エッセイを書いていきましょう。書き方のポイントとしては、できるだけ簡単な文章にすることが重要になってきます。

先ほどもお伝えしましたが、エッセイとは人に読んでもらう文章です。ですので1文が長すぎたり、論文のように難解で硬い文章だと、いくらそのテーマや内容が面白いものでも読んでもらえません。

なにかよっぽどの意図がない限り、家族や友人など親しい人に話すようなやわらかい語り口と、誰でも理解できるような簡単な文章を心がけてくださいね。

 

エッセイの書き方③情報をちりばめる

読み手の知らない情報をちりばめる、というのも大切な書き方のポイントです。あなたについての情報やそのテーマについての基礎知識など、エッセイに興味を持ったり内容を理解したりするために、必要な説明を文章に足していきましょう。

先ほどの食べ物の例でいえば、あなたがその食べ物が好きで100件以上のお店を訪ねてきたというのは、エッセイの興味をひく情報です。また、そのお店についてやその食べ物に何が入っているのかというのも必要な情報でしょう。くどくなりすぎない程度に、そういった情報を書くようにしてくださいね。

 

上手なエッセイを書くコツ

上手なエッセイを書くコツ

基本的なエッセイの書き方を学んだところで、さらにレベルアップを目指して上手な面白いエッセイ書き方やコツについて見ておきましょう。

書き手自身が有名人ならどんな内容のエッセイであっても読んでもらえますが、そうでない場合がほとんどですよね。

ですので工夫して、読み手に興味をもってもらえる面白いエッセイを書く必要があるのです。ここでは初心者の方でも簡単にできる、読んでもらえるエッセイの書き方や、テーマのチョイスについて解説していきます。

 

上手な書き方のコツ①共感されることを書く

まず興味を持ってもらうには、テーマや内容に共感がもてるようなエッセイにしましょう。例えば子供がノロウィルスにかかって大変だった、など育児を経験したことがある人なら「あるある」と共感できることを書くというわけですね。

上手に書くコツは、読み手の記憶や経験を呼び起こすような書き方にすることです。誰でも経験したことがあるようなことなら、その場面をリアルに描写して、読み手がその経験を思い出せるように書くのがおすすめですよ。

 

上手な書き方のコツ②レアな出来事を書く

読み手の興味をひくという点では、一番簡単なのはあなたのレアな出来事や事件などを書くことかもしれません。自分の人生は普通だと思っている人でも、1つや2つめったに起きないようなことがあるものです。その経験とその時思ったことをエッセイにしてみてください。

テーマとしてはどちらかというと失敗談や、びっくりしたような出来事をチョイスすると面白いと思ってもらいやすいです。初心者の方は先ほどのエッセイの書き方を参考にしつつ、こちらからチャレンジしてみるのがおすすめですよ。

 

上手な書き方のコツ③独自の視点を持つ

面白いエッセイを書きたいのなら、独自の視点を持つということも大切です。同じようなテーマであっても自分が他人とは違う視点でエッセイを書いたのならそれは際立ったものになります。

ちょっと難しいことのように感じますが、初心者でも簡単に独自の視点を持つことはできますよ。例えば「30代女性が婚活してみた」というエッセイを書くなら、自分の経験や性格を掘り起こして、「10年間女子校だった奥手30代女性が婚活してみた」の方が独自性がありますよね。

自分をよく掘り返して独自の視点を探してみてくださいね。

 

エッセイの書き方を学ぶ方法

エッセイの書き方を学ぶ方法

ここまではエッセイの書き方の基本や、上手な面白いエッセイを書くコツについてご紹介しました。エッセイを書くためには自分の体験や感情、性格や人生の歩みなど、とにかく自分自身を総動員する必要があるということでしたね。

最後に、なんとなく自分の中でのテーマや視点が定まって、エッセイの骨格もできたけれど「まだいきなり書くのは不安」や「やっぱり筆が進まない…」という初心者の方のために、エッセイの書き方を学ぶ方法についても簡単にふれておきましょう。

 

エッセイの書き方を学ぶ①上質なエッセイを読む

エッセイの書き方を学びたいなら、まずは上質なエッセイを読んでみてはいかがでしょうか。作家さんなど、文章のプロの面白いエッセイをたくさん読んで、それを見本にして真似をし、エッセイを書く技術を向上させます。

もちろん「丸ごと写せ」というわけではなく、その語り口や構成などを学んで、自分のエッセイに活かしてみようというわけです。せっかくエッセイの骨格ができていても、肉付けに苦心しているという初心者の方におすすめの書き方を学ぶ方法ですよ。

 

エッセイの書き方を学ぶ②書き方の本を読む

エッセイの書き方の本を読むというのも方法の1つです。エッセイの書き方を理論や技術の面でまず理解するということですね。エッセイの書き方というテーマの本は何冊かあるので、読んでみてそれを実践するというのは王道でしょう。

もしエッセイに限らず文章を書くこと自体の初心者ならば、先に文章の書き方の本を読んでみるのもおすすめです。読みやすい文章を書く力は、エッセイだけでなく仕事や生活の分野でも役立つはずですよ。

 

エッセイの書き方を学ぶ③ひたすら書いてみる

エッセイの書き方を学ぶ上でもう1つおすすめしたいのが、ひたすらエッセイを書いてみるという方法です。1番お金もかからずに簡単にできることかもしれませんね。初心者のうちは書き出しから面白い文章にしたいと緻密に書くのではなく、先ほどご紹介した書き方を参考に、とにかく1作品書ききることを心がけましょう。

そして何作品か完成させたら、それを読み返してみてください。自分の文章の癖や反省点を見つけられるはずです。それを次に活かしていくことで、より面白いエッセイになっていきますよ。

 

エッセイの書き方まとめ

今回は初心者の方でも簡単にできるエッセイの書き方や面白いエッセイを書くコツについてご紹介しました。初心者がエッセイを書くなら、まず書くまでに自分の経験や心を整理して下準備をし、実際に書くときは簡単な親しみの持てる文章を心がけることが大切でしたね。

またエッセイの書き方を学ぶには、上質なエッセイを読んだり、書き方の本から学んだり、ひたすら書いてエッセイを完成させるという方法がありました。この記事を参考にして、ゆっくり自分と向き合って、あなただけのエッセイ作品を書き上げてくださいね。

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