物が捨てられない原因と捨て方のコツを紹介をご紹介
お部屋の中が捨てられない物で雑然としていませんか。実は、その8割が日々の暮らしで不要な物。溢れかえる物のせいで、集中力が削がれる、ゆったり落ち着けないなど、家が居心地の悪い空間になってしまうのです。
今回は、物に支配された生活を改善するための方法をご紹介。捨てられない原因と、物を捨てるおすすめのコツを詳しく解説していきます。捨てる物を見極めるテクニックで、「捨てられない」ジレンマから解放されましょう。
物が捨てられない原因って?
掃除をしてもなかなか片付かないのは、あなたが「捨てられない」人だからかもしれません。捨てるとスッキリすることは分かっているのに、なぜ一歩踏み出せないのか。
それには、いくつかの思い込みが関係しています。こちらでは、物が捨てられない主な原因をリサーチ。考え方をちょっと変えるだけで、物を気持ち良く手放すコツが掴めますよ。「もったいないから」が口癖の方は要注意。まずは、捨てられない考え方を一新し、捨てるための方法を身に付けましょう。
「いつか使う」から捨てられない思考
物が捨てられない原因は、「いつか使う」という思考がその多くを占めています。例えば、コンビニでもらった割り箸やイベントでもらったタオル。今すぐ使うわけではありませんが、いつか使うような気がしてなかなか捨てられないですよね。
ただ、使う予定が明確でない限り、その物はずっと家に居続けます。いつ使うか分からない物のために、わざわざ収納スペースを作る必要はありません。「今すぐ必要かどうか」を基準にするのが判断を鈍らせないコツです。
「もったいない」から捨てられない思考
こちらも物が捨てられない原因のひとつ。掃除のとき、「もったいないから」というのが口癖になっていませんか。サイズアウトした衣類や景品のぬいぐるみなどは、もったいなくて捨てるのを躊躇してしまいがちです。
ただ、これらはすでに役割を果たし終えている物。とくに使う予定がなければ、持ち続けても意味がないのです。迷って捨てられないときは、「狭い家に引っ越すことになったら持っていくかどうか」を自分に問いかける方法がおすすめですよ。
「思い出」だから捨てられない思考
もらった手紙や子供の作品、プレゼントなど、思い出が詰まった物はなかなか捨てられないですよね。ただ、今の暮らしに重点をおくならば、過去の物に縛られないよう手放すことがおすすめです。
思い出の物は、生きている以上どんどん増えていきます。3年おき、5年おきなど、あらかじめタイミングを設定し、溜まった思い出の物を見直す習慣を付けておくとよいでしょう。
また、どうしても捨てられない物は、写真やデータに残しておく方法もおすすめ。大切な思い出は心の中にしっかりしまい込み、気持ち良くお別れしましょう。
《物》が捨てられない
部屋を埋め尽くしている「物」。現在使っている物もそうでない物も、まずは全てを出して見直してみましょう。リビングや寝室、洗面所などで、あなたにとって本来必要のない物がたくさん見つかるはずですよ。
こちらでは、「物」が捨てられないときにおすすめの断捨離の方法をご紹介していきます。捨てるための基準をいくつか挙げているので、判断に迷ったら参考にしてみてくださいね。一緒に一つずつチェックしていきましょう。
壊れているもの・使えないもの
壊れてしまっている物や使えない物を、そのまま放置していませんか。例えば、動かなくなった時計や書けなくなったボールペン。この物たちはいわゆる不要な物に当てはまります。
捨てられないほど大切であれば、既にきちんと修理しているはず。そのまま放置されていたということは、その物が無くても生活が成り立つということです。少し胸が傷みますが、壊れて不要になった物はその場でお別れをするのが上手な断捨離のコツ。
次に迎え入れる物は、長く大切に使い続けられるものを選びたいですね。
1年間使っていないもの
「1年以上使っていない物は手放す」というのも、捨てられない人におすすめの判断基準。その代表的な例が、子供のおもちゃです。子供の興味や関心は日々移り変わるもの。
本人が気に入って買ったおもちゃでも、いつか飽きてしまうときがきます。1年以上おもちゃ箱の中に眠っているおもちゃは、子供と一緒に「ありがとう」の気持ちでお別れをしましょう。
また、ゲームや化粧品、掃除用具なども同じ。思い入れがあって捨てられない方は、1年という明確な期限を設けておく方法が分かりやすくておすすめです。
ストレスを感じるもの
「その物が好きかどうか」も基準のひとつ。持っていてストレスを感じる物は、すぐに手放す方法がおすすめです。
例えば、インテリアに合わない置物やサイズの合わない収納ボックスは、見るたび、使うたびにイライラしますよね。これらは、手元に残しておいてもプラスには働いてくれません。
手放すことで、心身共にスッキリリフレッシュできるはずですよ。捨てられないときは、「今後何十年も使い続けたいか」を自分に問いかけるのがコツ。生活のプチストレスを解消していきましょう。
《衣類》が捨てられない
捨てられない物といえば、「衣類」も悩みのタネですよね。コーデのバリエーションが増えるような気がして、着なくなった服もつい残したくなってしまいます。
でも、それは本当に必要な物ですか。こちらでは、衣類が捨てられない方におすすめの捨てるコツをピックアップしていきます。
どのような基準で手放せばよいのかをチェックしていきましょう。クローゼットのスペースは限られています。上手に見極めて、毎日のファッションを快適に楽しみましょう。
汚れているもの
シミやくすみ汚れが取れず、そのままになっている衣類。今後も落とせそうにない場合は、残念ですがお別れをしましょう。捨てられない方は、クリーニングに出すコストや手間を思い浮かべるのが判断のコツ。上
物のスーツやフォーマルドレスの場合はそれ相応の価値があるかもしれません。一方、Tシャツやパンツはどうでしょうか。
1着の服を大切に着続けることだけでなく、見切りを付けてあげることも大事。修復の方法が見つからない場合は、すっきり手放し新たな気持ちでスタートしましょう。
サイズが合わないもの
「痩せたからブカブカになった」「産後太ったから入らなくなった」など、身体のサイズはライフスタイルと共に大きく変化します。そんなとき、着られなくなった衣類が捨てられない方も多いはず。
でも、その服を着る日はいつ訪れるのでしょう。この先一度も着る機会がないかもしれません。過去や未来のために服を持ち続けることは、スペースと労力を無駄にします。
手元に残す衣類は、今着るものだけに絞ることがスマートな暮らしのコツ。今ある自分を意識することがおすすめです。
デザインが合わないもの
色のトーンやデザインが今の自分に合うかどうかも、捨てられない方におすすめの判断方法。年齢を重ねると共に、似合う服の色やデザインは変わっていきます。
鏡で見て「合わないな」と感じたら、その服とのお別れのサイン。思い切って手放しましょう。また、流行りの服も同様。シーズンが過ぎてしまったら、気持ち良く手放すのがおすすめです。
「流行りは巡る」と言いますが、その時期を待つのは大変なこと。今のファッションを集中して楽しむ方が、何倍も素敵ですよね。
《キッチン用品》が捨てられない
捨てられない人は、お部屋だけでなく「キッチン」でも捨てられない物が溢れているはず。できるなら、毎日使うスペースだからこそ、すっきりと整頓しておきたいですよね。
こちらでは、キッチン用品を捨てるためのコツや方法をいくつかご紹介していきます。食品や調理器具、カトラリーが必要以上にある方は、思い切って捨てることがおすすめ。
物が減るだけで、キッチンの使い勝手や掃除のしやすさが各段に上がりますよ。物を手放して、料理を快適に楽しみましょう。
賞味期限切れのもの
パントリーや戸棚にある食品ストック、定期的に見直していますか。物が捨てられない人の多くは、食品の管理が苦手。缶詰やインスタント食品など、賞味期限が切れてしまっている物は、その場ですぐに処分するのが捨て上手の方法です。
「もったいない」と思ってしまいますが、この断捨離を機に無駄買いの癖がなくなるはず。
「捨てることになるからストックし過ぎないようにしよう」という意識が生まれます。食品を整理することは、食費がかさんでいる家庭の節約方法としてもおすすめですよ。
2つ以上あるもの
物が捨てられない方は、おたまや菜箸、大きな鍋など、調理器具がいつの間にか増えてしまいがち。これらも、持ちすぎることでキッチンの使い勝手が悪くなる原因に繋がります。
捨てられない方は多くても2つ、それ以上持っている場合は手放しましょう。収納スペースに余白ができて、自然と気持ちにも余裕が生まれます。
また、思い立ったらすぐに捨てられるよう、鍋やフライパンの収集日前日に整理をするのがコツ。自治体によって捨てる方法が異なるので、事前に調べておきましょう。
ストレスを感じるもの
錆びた包丁や欠けてしまった食器をそのまま残していませんか。使えなくなった物や使っていてストレスを感じる物も、思い切って手放すのが捨てられない人におすすめのコツ。
毎日のプチストレスが解消されて、キッチンに立つ時間を気持ち良く過ごせますよ。捨てる物の中には、「高価だったのに」と捨てられない物もあるでしょう。
そんなときは、新たに迎え入れる物を少しレベルアップさせる方法がおすすめ。質の良い物に切り替えることで、お別れのけじめがつきやすくなります。
物が捨てられない原因と捨て方のコツのまとめ
捨てられないことで家の物が多い方は、上手な断捨離の方法や捨てるためのコツを身に付けることがおすすめ。捨てる習慣を付けると物に対する意識が変わり、衝動買いや無駄遣いがなくなるケースも多くあります。
また、捨てることの辛さを体感し、物を大切にする気持ちも芽生えるはず。家計の節約対策にも繋がるので、できることから実践してみましょう。
また、捨てられない方は、「いつか使う」「もったいない」の気持ちを取り払うことがコツ。今の自分に必要かどうかを見極め、物と向き合いましょう。
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