使う道具は「糸ノコ」だけ!
木材の曲線カットや細かいカットに必要不可欠な「糸ノコ」。糸ノコのもつカットの正確さと細工の細かさを活かして、デザインオブジェを作ってみましょう!
糸ノコ1本で、簡単にデコラティブなデザインを施すことができますよ。
ハイセンスな空間作りにぴったりのウッドオブジェ
コーナーに添えておくだけで、ハイセンスな空間を演出してくれるウッドアンティーク雑貨。
ミニサイズのものをいくつか並べて、世界観や存在感をアピールするのもレイアウトのポイントです。
まるでフタの付いたミニボトルのようなウッドケースに見えますが、実はこれ、ただの丸&角材をデザインアレンジしたものなんです。
使った道具は「糸ノコ」だけ!
フェイクながらもリアル感抜群のおしゃれな「ウッドケース風オブジェ」を、糸ノコを使った簡単リメイクで作ってみましょう。
材料は丸&角材だけでOK!
材料として使ったのがこちらの木材です。
太さ3cmの丸形と角形材を使いました。どちらもホームセンターで購入することができます。
これを各々5cm程度の長さになるよう、糸ノコを使ってカットします。
カットした木材の端に、1.5cm幅のマスキングテープをぐるりと一周巻き付けます。
巻き付けたマスキングテープをガイドラインの目印にして、糸ノコで溝を掘っていきます。
深さ2mmほどの切り込みを一周入れていくようなイメージで溝を作っていきましょう。
溝を掘り終わったら、巻き付けていたマスキングテープを剥がします。
掘った溝をきれいに整えます。
細先のキリや厚みの薄い鉄尺を使い、溝にたまった木くずをきれいに掻き出していきます。
仕上げに紙やすりを使って切り口や角を滑らかに整えれば、ウッドケース本体が完成です。
キャップのようなフタが付いたように見える、四角&丸型のオブジェができあがりました。
できあがったオブジェをペイントします。
今回は水性のステイン塗料を使い、木目を活かしたウッディーブラウンにペイントしてみました。
水性ステインは水で希釈することで、好みに合わせて色の濃度を調整することもできます。
ペイントした木材にラベルを貼って、デザインアクセントを加えれば完成。
フタ付きのボトルのような、愛らしい「ウッドケース風オブジェ」ができました!
ウッドケース風オブジェをインテリアアレンジ
太さ3cm、高さ5cmほどの小さなウッドオブジェ。
コンパクトなので、空いたスペースがあればスッと入り込むように馴染みます。
お気に入りのディスプレイに、木のぬくもりをプラスしてくれます。
複数個まとめたボックスレイアウトもおすすめ。
いくつかまとめてディスプレイすることで存在感がふくらみ、独特の世界観を演出することができます。
道具の使い方はアイデア次第
アンティーク感たっぷりのウッドケース風オブジェの作り方をご紹介してみました。
糸ノコの持つカットの正確さと細工の細かさを活かして「溝を掘る」ことで、本来の使い方では出し得なかったデザイン性を生み出すことができました。
道具の使い方はアイデア次第。道具本来の用途にとらわれなければ、まだまだ色々なデザイン性を創出することができるかもしれませんね。
みなさんもぜひ作ってみて下さい。
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