プロが教える8畳部屋のレイアウト!家具の選び方やおしゃれに見せるコツって?
Q1.8畳の部屋はどのぐらいの広さ?
A.一人暮らしなら問題なく暮らせる広さ
15㎡前後ある8畳の部屋は、一人暮らしの生活スペースとしては問題ない広さ。洋室なのか畳の部屋なのかによっても雰囲気が変わります。
広々と見えるよう家具のコーディネートや収納を工夫して、レイアウトを楽しんでみましょう。
1K8畳のお部屋は、一人暮らしであれば問題なく暮らせる広さです。一人暮らしに最低限必要な居住空間は、居室やお風呂・トイレなどを含めて25㎡前後だと言われています。8畳を平米数に換算すると13〜15㎡前後なので、これに水回りや玄関などを含めると全体で25㎡程になります。
Q2. 8畳の部屋の基本的なレイアウトって?
A. 大きな家具は壁に寄せて広々使うのが基本
ベッドやソファなどの大きな家具は、壁に寄せてレイアウトするのが基本。部屋の中心が広々と使えます。
8畳の部屋なら基本的な家具のほか、コンパクトなデスクやシェルフなどでレイアウトを楽しむのもおすすめです。
具体的な配置方法は間取りの形で変わりますが、配置する家具はシングルベッド・2人掛けソファ・リビングテーブル・テレビ台で、このうち大きな家具を壁に寄せるレイアウトが基本です。これでも余裕がありますので、小型のデスクまたはドレッサーも配置できます。部屋の入り口以外の四隅に家具をレイアウトすると、部屋が広く見えておすすめです。
Q3. 8畳の部屋で失敗しない家具選びのコツって?
A. 生活動線を妨げないサイズ選びが大切!
スムーズな生活動線を確保できるよう、8畳部屋に適したサイズの家具を選びましょう。
またロータイプの家具を多く取り入れると、8畳のワンルームでもより広々とした印象を与えられます。
まずは部屋の寸法を確認し、動線を妨げないサイズの家具を選ぶことです。イメージしにくい時は家具屋さんで相談するか、シミュレーションできるアプリなどを使うとよいでしょう。それから、8畳は比較的広いと言っても背の高い家具ばかり置くと圧迫感が出ますので、できるだけ背の低い家具で揃えることをおすすめします。
《縦長》8畳部屋のレイアウト
Q. 長方形(縦長・横長)の8畳部屋のレイアウトのコツって?
A. ライフスタイルに合わせて家具をレイアウトするのがコツ
スペースを仕切りやすい長方形の8畳の部屋は、ライフスタイルに合わせて家具をレイアウトするのがおすすめ。
どのように過ごす時間が多いのかを浮かべ、使いやすい動線を確保しましょう。暮らしながらどんどん模様替えをしていくのもよいですね。
長方形の間取りは、部屋の過ごし方に合わせてゾーニングするのがコツです。例えば、暮らしにメリハリをつけたいなら、ベッドとソファの間に大きなラックを置いて仕切るという方法があります。また、自宅で仕事に集中したい場合、ベッドとデスクの距離を遠くして間にソファを挟むと効果的です。まずは自宅でどう過ごしたいのかを考えてみてくださいね。
ベッドと平行したテレビスペースレイアウト
まずご紹介するのは、ベッドと並行してテレビスペースをレイアウトした8畳の縦長の部屋の実例です。大型のインテリアを置かず一人掛け用の椅子を置くことで、スッキリとしたお部屋作りが叶っていますね。
ベッドの足元にはシンプルな机を配置。8畳のワンルームを広々と使えるおしゃれなコーディネートです。
縦長な奥行きを活用したベッドレイアウト
グレーのアクセントクロスがおしゃれな縦長1Kのレイアウト。ベッドを右側奥の壁付けに置いて、余ったスペースにデスクとソファを配置しています。
大きな観葉植物を置くだけで、グッとおしゃれな印象に。
照明にこだわることで、ほかの部屋にはないシックで落ち着いた雰囲気を演出。真似したくなるような8畳ワンルームのレイアウトです。
▼こちらもおすすめ
入り口横を使ったPCスペースレイアウト
長方形の間取りを生かし、入り口のすぐ横をPCスペースにしたレイアウト。
シンプルな家具をコーディネートしたインテリアが、8畳の部屋全体の圧迫感を軽減しています。
ソファを中心に、テーブルやPCデスク、ベッドなどへのスムーズな導線も確保。
おしゃれなだけでなく、実用性も兼ねた1K8畳のインテリア実例です。
ベッド周りを使った机とハンガーラックレイアウト
横長や縦長の8畳ワンルームには、インテリアを使って空間分けをするテクニックもおすすめ。こちらの実例では、ベッドの周りにハンガーラックを置いて収納スペースを確保しています。
部屋の中央にはテレビ台を配置してくつろぎスペースに。部屋全体を淡い色のコーディネートでまとめ、圧迫感なく過ごせるよう工夫がされていますね。
《横長》8畳部屋のレイアウト
配置を変更できるテーブルレイアウト
長方形の8畳1Kには、動かしやすいシンプルな作りの家具を取り入れるのもおすすめ。
子どもの成長やライフスタイルに合わせてレイアウトを変えられ、8畳スペースを有効に使えます。
こちらの実例の部屋では、気分によってテーブルの配置を変えているそう。
限られたスペースだからこそ、簡単な模様替えでインテリアを楽しみたいですね。
ミニサイズのソファとテーブルレイアウト
壁に直角に置かれたテレビ台とソファ。ミニサイズのインテリアで揃え、コンパクトなくつろぎスペースを作っています。
壁に張られた花柄の壁紙もおしゃれですね。壁紙を変えることも、空間分けに役立つテクニックのひとつ。貼ってはがせる壁紙を使えば、賃貸でも気軽にトライできます。
ベッドサイドとソファサイドで違う壁紙を貼れば、8畳の限られたスペースでも空間の印象が変わりおすすめです。
テレビ背面に仕切りを作ったラックレイアウト
上の実例の全体像がこちら。テレビ背面には定番の3段ラックを配置しています。家具を上手にコーディネートし、長方形の8畳スペースを有効活用していますね。
ラックの収納部分を部屋の奥向きにレイアウトし、リビングスペースから中身が見えないよう工夫されています。
8畳ワンルームならぜひとも取り入れたい、上手なインテリアコーディネートですね。
▼こちらもおすすめ
おしゃれな雑貨の壁面レイアウト
「お気に入りのインテリアで個性を出したい!」そんな縦長や横長の8畳部屋は、壁面を最大限に活用するのがおすすめ。
こちらはテレビの周りに好きなキャラクターのアイテムやポストカードなどを飾った、おしゃれなインテリアの実例です。
シンプルなテレビ台をチョイスしているので、テレビ周りのインテリアも省スペースでスッキリ。壁面インテリアを楽しめるおすすめのレイアウト実例です。
入り口の扉横の収納レイアウト
入り口の扉横の空き収納スペースは、ラックを置いて活用。シンプルなデザインのラックには、コスメや生活雑貨を収納しています。
ラック横は雑誌や本のスペースに。ポストカードを貼っておしゃれな雰囲気になっています。部屋の雰囲気に合わせた木目調のラックで、おしゃれにまとめた8畳のインテリアレイアウトです。
《正方形》8畳部屋のレイアウト
Q. 正方形の8畳部屋のレイアウトのコツって?
A. 4隅のエリアを用途ごとに分けて使うのがおすすめ
正方形の部屋は、4隅のスペースにそれぞれの用途を決めて家具を配置するのがコツです。
レイアウトが偏りすぎず、部屋全体の印象がまとまって見えておすすめ。正方形の間取りならではのレイアウトを楽しみましょう。
部屋を右上・右下・左上・左下の4エリアに分け、それぞれをどんなスペースにするのか考えましょう。正方形の間取りは壁に長い部分がないため、家具を壁に寄せると部屋の中央が空きがちです。エリアごとに用途を決めると、配置を考えやすくなります。テレビとソファを斜めに置くなど、冒険してみるのもよいでしょう。
窓際を使ったベッドレイアウト
空間分けを上手に行うことで、8畳のスペースを最大限に活用できます。
こちらの実例では、ベッドを窓際に沿わせて配置。残りのスペースをリビング空間として使っています。
はっきりと空間分けをすることで、スッキリと整った印象になっていますね。
8畳を上手に使った、お手本にしたいインテリアです。
ベッドとテレビの間を使ったラックレイアウト
テレビ横のスペースに、おしゃれなマガジンラックを配置しています。
ひとつだけ背の高いインテリアをチョイスすることで、部屋の空間分けの役割も果たしていますね。
圧迫感を与えさせないシンプルなマガジンラックは、8畳のワンルームにもおすすめ。
部屋の雰囲気ともマッチしたインテリアです。
テレビ周りを使った収納レイアウト
収納スペースをテレビ周辺にまとめたこちらのレイアウト。
ベッド周りやソファ周りにものを置く必要がなくなり、スッキリと整った印象です。
インテリアの色を黒や白などモノトーンで統一することで、モダンでおしゃれな空間に。
男女問わずお手本にしたい8畳のレイアウト実例です。
ベッドとソファの間の棚レイアウト
こちらの実例では、ベッドとソファなどの家具の間に収納棚を配置して、空間分けをしています。
空間分けをすることで、単調になりがちな正方形の部屋がおしゃれな印象に。
また、リビングスペースとベッドスペースとを仕切れば、8畳を有効活用できますよ。
ソファの左側に置いた薄型ラックはディスプレイスペースとして活用。間接照明や壁面インテリアにこだわった、おしゃれなワンルームの実例です。
テレビ周りを使った背の高い収納レイアウト
ソファ正面のテレビ周りを活用したこだわりのインテリア実例。
テレビ台下をたっぷりの収納スペースに、テレビ背面をお気に入りのディスプレイスペースに活用しています。
観葉植物を使った、カフェのような空間作りもおしゃれですね。
テレビ横にはPCスペースも確保。機能性とデザイン性を両立させた、真似したくなるレイアウトです。
おしゃれな照明器具レイアウト
8畳の部屋を有効活用したい場合には、家具だけでなく照明にこだわるのもおすすめです。
こちらの実例では、人気のダクトレールを取り付けてデザイン照明をレイアウト。上からぶら下げた観葉植物が、部屋のアクセントになっています。
間接照明なども駆使して、光の当て方や陰影にまでこだわったセンスあふれるインテリア。男性にもおすすめの8畳レイアウトです。
8畳部屋をおしゃれにレイアウトしよう
今回はプロの意見を参考に、8畳部屋のレイアウトを特集しました。部屋を広く見せるには、縦長・横長・正方形などそれぞれの部屋タイプに合った家具選びやレイアウトが大切。
また壁面を活用して好きなインテリアを飾ったり、おしゃれに空間分けをしたりするのもおすすめです。
レイアウトのコツを掴んで、8畳のスペースを最大限に有効活用してみてくださいね!
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物