一人暮らしさんのおしゃれな家具配置
部屋で過ごす時間は増えたのに、広さが限られた一人暮らしでは閉塞感を感じることも。
できればゆったりとしたいですよね。そんなときには模様替えをしてみませんか。理想的なのは長い時間を過ごしても苦にならないインテリア。
必要なアイテムは諦めずにおしゃれに仕上げている実例を集めました。居心地が改善する家具配置を4つに分類してご紹介します。
一人暮らしの家具配置《平行》
バランスの良い家具配置
部屋は無彩色と茶でまとめられ、家具を左右にピタリと沿わせて配置していますね。
中央部分を空けて、ラグをフロアと一体化したので広く見えます。ワークスペースはラグの色を変えて見えない仕切りにしています。
デスク上ではディスプレイし、下には隠して収納をセット。一人暮らしの知恵で省スペース化を実現しています。
奥のお気に入りを集めたおしゃれなコーナーを眺めればホッとするひとときに。明るくのんびりできそうな実例です。
片側に寄せた家具配置
テーブルや椅子などの家具を使わないときには、壁に寄せて配置しています。
7.5畳の8畳に満たない部屋ですが、大きな家具を右に寄せて左を空けているため広がりが感じられる実例です。
突き当りを身支度スポットとし、おうち時間でファッションに磨きが掛けられる配置ですね。
奥行きを出す効果がある鏡と、ゾーニングしながら見せて収納できるハンガーラックを置いています。どちらも一人暮らしの味方となるインテリアですよ。
空間を分割する家具配置
こちらの実例では奥を寝室、手前をくつろぎスポットに、部屋を分けています。約8畳ですが分割することで一人暮らしの生活にメリハリが出ますよ。
横長の収納力に優れた家具の上にはテレビを置いてゆったりと視聴できる環境に。テレビを囲むようにドライフラワーを飾りおしゃれです。
ディスプレイは家具上でしがちですが、一人暮らしの場合は壁にインテリアを飾ると幅を取りません。
奥行を揃えた家具配置
6畳のコンパクトな部屋ですが、天井が高い間取りをチョイスした開放感のある実例です。
一人暮らしの場合は奥行きを同じ収納家具にするとラインが揃ってすっきりします。
ベッド下を収納にすれば最低限の家具配置ですむため、6畳でもソファをゆったりと置けますね。
ベッドは友人が来たときのソファにもなります。おしゃれで何役もこなせるインテリアは重宝するため一人暮らし向きです。
一人暮らの家具配置《窓際にベッド》
コの字型の家具配置
一人暮らしでは両サイドが壁で、突き当りに窓がある間取りが多くなっています。こちらの実例も同様の作りで6畳より一回り大きな7畳です。
ソファに相対するようにテレビと収納がありますよ。この家具配置にすると一人暮らしに必要なインテリアをすべておしゃれに賄えます。
クッションを複数置くとラグジュアリーな部屋になるので、一人暮らしでも加えたいですね。
色味を揃えた家具配置
こちらの一人暮らしさんの住まいは、キッチンと別室になっている1Kの8畳です。ウッド、ブルー、無彩色に絞り統一感を出していますね。
テーブルは2つあるのにインテリアのウッドの色味で揃えたため、広がりのある実例です。
家具の脚は華奢なアイアン、椅子はスツールでシンプルに。おしゃれな上に窮屈になりません。
グリーンやお花を配置して、一人暮らしに彩りが加わっていますね。
広く見えるラグのレイアウト
部屋は韓国風のナチュラルインテリアになっています。家具の代わりにかごを使うと場所を取りませんよ。
蓋付きならば中身をおしゃれに隠せて便利です。必要な分だけ買い足せるので費用もかからず一人暮らしに合っていますよ。
この実例はラグ使いが上手で、ベッド、鏡、ダイニングそれぞれにラグを配置しています。
大きなものを一枚敷くよりも広く見えるメリットがありますよ。
ワンルームの家具配置
キッチンとの境がないワンルーム実例。部屋を遮るものがなく広く使えると一人暮らしさんに評判です。
ただ、水跳ねと油跳ねが気になる家具はキッチンから離しましょう。インテリアは白を主役にすると広々としておしゃれ。
一人暮らしに十分な大きさの2人用ダイニングをセレクトし、ベッドは低いタイプをチョイスされています。
余裕のあるゆったりとした配置で居心地の良さを実現していますね。
一人暮らしの家具配置《壁際にベッド》
ファブリックでイメージチェンジ
突き当りのおしゃれなファブリックが目を引きます。こちらの一人暮らしさんはファブリックでインテリアの変化を楽しんでいるそう。
抑えた費用で気分を変えられるので一人暮らしにぴったりですね。オレンジの淡い色味は部屋に広がりを与えます。
実例の大きさは6畳ですが、そうは見えないですね。
窓側に家具を置くと季節によっては結露が気になります。カビになるので壁側に配置できると安心ですね。
技ありの家具選び
部屋に家具をⅬ字型となるように配置しています。一人暮らしで使いやすいインテリアが、この実例には2つありますよ。
まず、窓際にある突き抜けた棚です。圧迫感がなく仕切りとして配置したときに両側から物が取れるので便利です。
もう一つは高さを変えられるテーブル。食事をとる場合は高く、テータイム時は低くなどシーンによって使い分けができます。
一人暮らしで活用できて両方ともおしゃれですね。
テーマを決めておしゃれに
おしゃれにしたいときには、テーマを決めると上手くいきます。テーマに沿って家具や色味を選びましょう。
この実例ではソファをブルーに揃え北欧風の部屋にしています。ガラスのテーブルは見通しが良いので広がりを感じる一人暮らしにおすすめのインテリア。
また、デスクやチェストに鏡を配置すればドレッサーとなりますよ。一人暮らしのアイデアが詰まっています。
複数の椅子を配置
部屋の右手に収納家具を置く他は気に入ったものをディスプレイしている実例です。作り付けの収納が豊富なときに向いていますよ。
こちらの一人暮らしで使用しているテーブルは2~3人ぐらいは囲めそうな大きさです。
椅子はサイドテーブルとして配置したものも合わせて3つあるので、一人暮らしで友人を呼びたいときに合うインテリアですね。
椅子はデザインが違っているのがおしゃれ。中央部分を開けた家具配置でゆったりと過ごせそうですね。
一人暮らしの家具配置《その他》
家具は小ぶりなものを配置
正方形の部屋には家具がたくさん配置されていますが、どれも背が低く広く見えるインテリアばかりです。
本やお皿を置くときに必要な奥行きは22㎝程度。収納するサイズにピタリと合うものを選ぶと一人暮らしでも狭くなりません。
実例では真ん中に家具を置いて仕切りにしています。一般的に壁伝いに配置すると広くなりますが、仕切りとしておしゃれな目隠しにもなりますよ。
家具は白を基調にして配置
全体的に白を基調にして低い家具でまとめたので、ゆったりとしていますね。座椅子は一人暮らしに適したアイテム。
イエローを差し込んだのでインテリアにメリハリが出ていますね。ソファの代わりなのでおしゃれなデザインにこだわりましょう。
一人暮らしのワークスペースは自然光が入る場所が理想的。実例では6畳から8畳の広さのある部屋の窓側に配置しています。
家具を5畳の部屋の配置
1LDK以上の部屋によくある5畳の寝室です。生活エリアは他にあるので、一人暮らしの住まいでもホテル仕様にベッドを真ん中に配置することも可能。
そんなときは実例のように面積は取らずに、高さのあるインテリアを選びましょう。
おしゃれな見た目の家具を選び、入り口近くに置くと部屋が広々とします。グリーンは一人暮らしにおいても癒しの存在として活用したいですね。
家具はアイアンを配置
こちらは1LDKの8畳のリビング。インテリアにラインの美しいアイアンを選ぶと開放的な部屋になります。
実例にあるテレビ横の飾り棚はもともとはベンチで、グリーンが配置されている棚はハンガーラックだと思われます。
1つで使い方を転用できるアイテムは一人暮らしの強い味方ですね。
ドライフラワーを壁に飾り、縦方向を活用すると一人暮らしでもさみしい印象になりません。
家具の配置で素敵な一人暮らし
おしゃれでゆったりとできる実例をご紹介しました。一人暮らしは限られた広さなので、配置の仕方が暮らしやすい部屋に直結します。
収めるアイテムとサイズが合わないインテリアはやめて、フリーなスポットを設けると広く見えますよ。
また、色々なパターンに使える家具を選んだりするとおしゃれで生活が豊かになります。配置に手を加えるだけならば、費用はかからないので是非お試しください。
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