贈り物に添える手紙の文例をご紹介!
手渡しで贈り物を渡す場合でも手紙を添えることをおすすめします。手紙によって贈り物に意味を持たせることが大切です。
宅配で贈り物を贈るなら、なおさら何らかのメッセージを手紙にしたためて渡すべきでしょう。どんな手紙を添えるべきか、文面に悩む場合は、こちらの文例を参考にしてみましょう。
想定する相手とシチュエーションごとに、贈り物に添える手紙の文例をまとめました。丁寧な挨拶は今後のお付き合いにもかかわるので、添える手紙は大切にしましょう。
贈り物に添える手紙の文例【親族】
親族へ贈り物を渡す際、仲の良い間柄なら添える手紙は必要ないかもしれません。挨拶とともに言葉で贈り物の趣旨を説明するなどで済ませられますが、こんな時だからこそ「贈り物に添える手紙」で、その対象の相手にエールを送りませんか。
丁寧なメッセージは相手も喜びますよ。マナーとまではいきませんが、親族へ渡す贈り物に添える手紙の文例をピックアップしています。挨拶も添えてしたためてくださいね。
入学祝いの贈り物に添える手紙の文例
『ご入学おめでとう!ランドセルは大好きな空色と教えてくれたので、それに似合いそうなお洋服を買ったよ。学校にたくさん着てくれるとうれしいな。お名前が上手に書けるようになったら、おばちゃんにも見せてね』
文例のように入学祝いの贈り物に添える手紙は、親族である親ではなく入学式を迎える子どもに向けて書きましょう。
また、入学へのモチベーションを高めるような贈り物をセレクトすることや、「入学後にできるようになったことを知らせてね」とメッセージに織り込みましょう。それだけでも丁寧な挨拶文になるのでおすすめです。
出産祝いの贈り物に添える手紙の文例
『ご出産おめでとう。体の調子はいかがですか?おばさんの手を借りられるのは今のうちだけだから、ゆっくり体を休めてね。夜間授乳で体を冷やさないようストールを選んだよ。使ってね。』
文例のように、親族の出産祝いの贈り物に添える手紙には、母体への気遣いをつづりましょう。また、手紙を送る側が経産婦だったら、ちょっとしたアドバイスもプラスすると丁寧です。
母体はまだ疲れているので、挨拶等は避け文例のように短い文章がおすすめです。すぐに読めるメッセージカードに書いてくださいね。
還暦祝いの贈り物に添える手紙の文例
『還暦おめでとうございます。まだまだ働き盛りだけど、ご家族のためにも健康には気を付けて下さいね』
60歳の誕生祝いを「還暦」といいます。かつてはお祭りのような体で長寿を祝うことが一般的でしたが、今はまだまだ若くて元気ですよね。
親族が還暦祝いの宴を開くときには、時候の挨拶のほか、文例のような贈り物に添える手紙を丁寧な文字でしたためてください。60歳という年齢の受け止めは人それぞれです。だからこそ、当たり障りのないようなメッセージで構いません。
結婚祝いの贈り物に添える手紙の文例
『結婚おめでとう!これからわくわくの毎日が待っているね。家庭と仕事の両立は大変だけど、〇ちゃんなら大丈夫!優しい旦那様と末永くお幸せに』
親族の結婚祝いの贈り物に添える手紙も、一言で済ませられるようさらりと書くことをおすすめします。文例にあるように相手を励ます前向きなメッセージを丁寧にしたためてください。
新郎新婦は、回りくどい挨拶をこれからたくさんもらうことになるので、このくらいさっぱりとしたメッセージで構わないのです。
成人祝いの贈り物に添える手紙の文例
『成人おめでとうございます。これからは〇くんがお父さん・お母さんを支える番だね。これからに備え勉強をがんばろう!』
親族の成人祝いの場合、多くが大学生の時期です。大人になったことを認めるとともに、今頑張るべきことを成人祝いの贈り物に添える手紙にしたためましょう。
文例のような丁寧なメッセージは、これから大人の世界で揉まれると思われる相手への洗礼です。親族間だったら、少しプレッシャーをかけてあげてもいいですよ。
贈り物に添える手紙の文例【上司】
贈り物は直属の上司に渡すことが一般的です。またシチュエーションをきちんとわきまえて渡すことが必要になります。贈り物に添える手紙には、ビジネスに寄せた文面でしたためることがおすすめです。挨拶文をふくめた丁寧なメッセージは、これからも仕事を頑張ることを伝えるいいきっかけになるでしょう。
ただし、手紙が長くなると、思わぬ感情が入り混じってしまうことも考えられるので、手短に、かつ簡潔にまとめるのがセオリーです。
退職祝いの贈り物に添える手紙の文例
『ご勇退おめでとうございます。永きにわたる勤務お疲れさまでした。これからはゆっくりお過ごしください。チームで毎月業績賞目指して頑張ります。』
退職祝いの贈り物に添える手紙の文例のように、初めにこれまでの勤続に対するねぎらいを伝えましょう。メッセージには個人的なことは書かず、部下全員での意気込みを伝えると、上司も安心します。
個人的なことはオープンな寄せ書きにするといいですよ。元気な挨拶ととも退職祝いの贈り物を渡してくださいね。
お世話になった上司の贈り物に添える手紙の文例
『この度は○○に際し、ご尽力いただきありがとうございました。おかげさまで無事〇社との契約合意に至りました。些少ですが、お礼のお品物を準備いたしました。ご笑納いただけると幸いです。』
ビジネス面で仲介をうけた、上司や他社の担当者などにお礼の贈り物に添える手紙の文例です。文意としては感謝を伝える手紙にします。
丁寧な挨拶状にしたい場合は、「些少ですが」から始まる文章の前に、引き合わせてくれた感謝や、今後の見解などを書き添えるとよいでしょう。
内祝の贈り物に添える手紙の文例
『妻の出産に際し、過分なるお祝いをいただきありがとうございました。○○も今では保育器を卒業し、健やかに成長しております。長らくの育児休暇をいただきましたが、これからは家族を背負う責任を全うするためにも邁進いたします。』
妻の出産と同時に育児休暇を取得した部下が、上司へ内祝の贈り物に添える挨拶の手紙を想定した文例です。時候の挨拶等は省略していますが、家庭を支えるために仕事を休んだことと、仕事に戻ることも書き記しています。
お祝いの装飾として「過分なる」「丁重な」というような表現をつけると、上司の立場を立てることができます。
退職や転勤時の贈り物に添える手紙の文例
『在職中は公私にわたりお世話になりありがとうございました。新天地では○○を任ぜられ、新しいことへの挑戦に不安と期待が入り混じっている状態です。〇課長に褒めていただいた、〇〇という点を心に刻み精進する所存です。』
セオリー通りの時候の挨拶文のほか、丁寧な文字で新天地での生活のことにも触れてください。ここでは自分が職場を離れる立場にあるので、不安をにおわせてもかまいません。
また、上司にむけたお礼の贈り物に添える手紙には、共通の思い出となるようなことを織り込むとよいでしょう。
功績祝いの贈り物に添える手紙の文例
『〇年連続功績賞が得られたのは、部長のリードのおかげです!チーム一同感謝しています。これからも私たちのご指導をよろしくお願いします。』
企業内の売り上げやプロジェクトなどが認められ、そのチームが会社表彰を受けた場合、上司にお礼の品物を渡すこともあります。
できれば寄せ書きのようにチームのみんなで大きな手紙を添えるなど計画を立ててサプライズすることもよいですね。丁寧な挨拶状というよりも、コミュニケーションを深めるための手紙にしましょう。
贈り物に添える手紙の文例【後輩や友人】
後輩や友人は対等もしくは自分より下の存在になります。人生の先輩としてエールを送るほか、友情を保つために贈り物に添える手紙は欠かせません。メッセージ性が高く思いがあふれるものもよいですが、お互いにおしゃべりできる間柄であれば、言葉で思いを伝えるのが一番です。
贈り物に添える手紙には、言葉では面と向かって言えない気持ちを文例のように丁寧につづってみましょう。素敵な贈り物とともに、相手の心に響く手紙になりますよ。
結婚する友人へ贈り物に添える手紙の文例
『結婚おめでとう!〇子がお嫁さんになるのは自分のことのようにうれしいです。〇子がリクエストしてくれたお祝いを贈ります。結婚式では打掛姿の華やかな〇子を楽しみにしています。』
友人の結婚祝いの贈り物に添える手紙には、文例のようにお祝いの言葉や、自分がうれしいという気持ちなどを中心につづります。
また挙式について、本人から直接話を聞いているのなら、そういった情報を丁寧にメッセージに織り込むと、相手への興味がきちんと向いていることを示せます。喜びの中にいる友人を見守ってあげましょう。
出産した後輩の贈り物に添える手紙の文例
『出産おめでとう!出産報告と赤ちゃんの画像ありがとう!目元が〇ちゃんそっくりだから将来は美男子君だね。今は子育てに専念して、落ち着いたら戻っておいでね。陰ながら応援します!』
後輩からの出産報告を直接受けた場合は、出産祝いの贈り物を準備しましょう。できれば、生後1ヶ月を迎える前の時間にお祝いを贈るとよいでしょう。
贈り物に添える手紙の文例は、赤ちゃんへの感想が先です。また、育休を取得する場合は「待っているよ」といったニュアンスの言葉をメッセージに織り込んでください。
退職する後輩の贈り物に添える手紙の文例
『新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。ご自愛くださいね。』
退職というといろいろな理由が考えられます。転職や結婚、あるいは人間関係や体調を崩した結果なども考えられるでしょう。結婚退職であれば、結婚祝いを渡すのがマナーなので、事情が分かったうえでの退職の贈り物であれば、添える手紙は文例のようになるべくシンプルにしましょう。
メッセージカードに書くだけで構いません。その時には、メールアドレスなど直接の連絡先を書き添えて渡すと丁寧ですし、心遣いになる場合があります。
転機を迎えた人の贈り物に添える手紙の文例
『昇任試験合格おめでとう!これから研修が始まるね。厳しい3週間になるけど、丁寧な〇さんなら乗り切れる!早く同じ土俵に上ってきてね。』
後輩が昇任試験に合格し「自分と同じ立場として仕事ができそう」というときに渡す贈り物に添える手紙の文例です。
文例では励ましの一文と、先輩後輩としてではなく、昇任し成長して戻ってくることを期待し、待っていることを伝えてください。お世話になった先輩からの激励メッセージなら後輩も研修期間を乗り切れることでしょう。
誕生日の贈り物に添える手紙の文例
『誕生日おめでとう!いつもながら気の利いた挨拶ができずにごめんね。これからも三十路ライフをお互いに楽しもうね!』
気心が知れた友人なら、誕生日の贈り物に添える手紙やメッセージはほぼ不要です。しかし、しばらく会えていないなどという場合は、文例のようなメッセージを添えるのもよいでしょう。
カードにしたためると、丁寧な印象が伝わります。年を重ねてもいつも通り、平常運行で行こうねという気持ちを込めて手紙を渡すと、友情の再確認ができるでしょう。
贈り物に添える手紙の文例まとめ
贈り物には、いろいろなシチュエーションはあります。それぞれの状況に合わせ、贈り物に添える手紙が書けるようになると、マナー女子として一目置かれるようになります。
文例などを参考にしてもかまいません。相手の立場を思いやった文面がつづれるようになりましょう。
丁寧な文字と手書きを意識してください。そうすることで、ペンやインクの色にこだわりたくなったり、きれいな便せんやメッセージカードなどを選ぶのも楽しくなることでしょう。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物