すのこを使った簡単DIYで本棚を作ろう
押入れ収納で活躍する「すのこ」。ホームセンターなどで手軽に購入でき加工が簡単なため、DIY資材としても人気が高いアイテムです。今回はそんなすのこを使った、本棚のDIYアイデアを集めました。
すのこの形を上手に使ったものや解体して板材として使うなど、目から鱗のアイデアばかりです。散らかりがちな絵本や雑誌をおしゃれに収納できる本棚ばかりですので、ぜひご覧ください。
本棚を作る前にすのこDIYの基本を確認
すのこの種類
すのこは素材で大きく分けて2種類あります。
ホームセンターなどで取り扱いも多くお手頃な値段で購入できる「桐(きり)」と丈夫で防虫効果が期待できる「檜(ひのき)」。
檜は価格が高めなので、DIYに使用するなら手軽に購入できる桐のすのこがおすすめです。
サイズは豊富にあるため、作りたい本棚に合わせてしっかりと確認するとよいでしょう。小さな本棚ならダイソーなど100均のすのこを活用するのもおすすめです。
すのこの特徴
すのこに使われている板は、それほど厚くなく幅もないため、ノコギリで簡単にカットできます。電動工具をお持ちでない方でも気軽にサイズ調整ができますよ。
接着剤との相性もよく、ボンドを使った仮止めも簡単です。特に桐のすのこは加工しやすいことから、DIYの素材として人気の高いアイテムになっています。
DIY初心者でも扱いやすいので、本棚の制作にもどんどん活用していきましょう。
すのこの塗装は組み立て前
すのこは1枚の板とは異なり、たくさんの細い板を角材を組み合わせて作られています。そのため、塗装する場所も広くなっています。
DIYでは組み立てた後に塗装することが多いですが、すのこを使って本棚を完成させた後からではとても大変です。
楽しく本棚をDIYするためにも、組み立て前に塗装するのがよいでしょう。塗装前にヤスリ掛けをすると仕上がりがワンランクアップしますよ。
すのこを解体すると板材になる
そのままでもDIY素材として使い勝手の良いすのこですが、解体することによりさらに幅広い作品作りに活用できるようになります。
解体方法は実は簡単。ほとんどのすのこは接着剤と釘で組み立てられているため、裏側からトンカチで叩くと板が外れます。
板が外れたら釘をペンチで抜けば解体完了です。解体した材料を使って、いろいろな形の本棚作り挑戦してみましょう。
すのこを使った本棚DIY《壁掛け》
本をおしゃれに収納できるラダーシェルフ
ついつい置きっぱなしにしてしまう雑誌の収納にぴったりなラダーシェルフ。雑誌をインテリアの一部としておしゃれな見せる収納にできます。
材料はセリアのすのことホームセンターで購入した木材です。ポイントはすのこを解体して板材にしているところ。
このひと手間で簡単に組み立てられるのに、すのこであることを感じさせない完成度になりますよ。大きな本棚を置くほどでもない場所におすすめのアイデアです。
すのこ1枚で作る簡単マガジンラック
すのこを1枚だけを使ってDIYしたマガジンラック。壁に固定すれば子供の絵本を収納する本棚にも変身します。
大きな本棚に比べ移動が簡単で、模様替えが楽にできるところも魅力的です。裏返したすのこにアイアンバーを固定するだけなので、とっても簡単に作れますよ。
お部屋のインテリアに馴染むように塗装してもいいですね。DIYに初めて挑戦する方におすすめのアイデアです。
詳しい作り方はこちら
壁掛けもできるブックシェルフ
ナチュラルな雰囲気がおしゃれな本棚は、すのこ2枚を材料にDIYしています。壁に固定して壁面収納できる本棚にしても素敵ですね。
すのこの裏側どうしを貼り付けることにより、裏側の角材が本を収納するスペースに変身。雑誌を数冊入れるのにぴったりの幅になります。
構造上内側が狭くなるので、塗装は組み立てる前にすると作業がスムーズに進みますよ。100均の小さなすのこを使うとレターラックにもなるDIYアイデアです。
収納力抜群のブックシェルフ
仕切りにSPF材を使用して、奥行きが出るようにDIYされた壁掛けシェルフ。
背面にすのこを加工せずに使うことにより、スリムながら収納力は抜群の本棚です。仕切りの板を斜めにカットしてデザイン性にもこだわっていて素敵ですね。
収納力が高い分やや重いため左右と真ん中の3か所で壁に固定すると、シェルフが安定して使いやすくなります。
リビングのごちゃつき解消にもつながるアイデアですね。
すのこを使った本棚DIY《ボックス》
すのこだけで作れる簡単本棚
すのこリメイクの定番ともいえるのが、こちらの本棚。すのこについている角材に棚板を乗せるの簡単DIYで作れます。
棚板もすのこで作れるため、すごく軽くて持ち運びにも便利です。棚板の長さでサイズを変えられる点も嬉しいポイント。
本をたくさん収納したい場合は、背面に板をつけるなど補強してあげると安定感が増すのでおすすめです。
隙間収納や押入れ収納に活用してもいいでしょう。使い勝手の良いDIYアイデアです。
軽くて持ち運びにも便利な本棚
スリムな本棚が欲しい方におすすめなのが、すのこを半分にカットしてDIYした本棚です。とってもコンパクトなので狭い場所でも気軽に置けますよ。
一般的なすのこと同じ桐材を棚板として使用しているため、本体が軽いところが特徴です。女性でも簡単に移動でき、掃除をするときも楽にできますよ。
リビングに置いて、本と一緒に雑貨をディスプレイしても素敵ですね。おしゃれで使いやすいDIYアイデアです。
キャスター付きの本棚にもなるテーブル
収納付きすのこテーブルは、本棚にしても使い勝手が抜群です。キャスター付きなので移動も楽ちん。コーヒーを飲みながらの読書にもぴったりですね。
材料は全て100均で揃えられるため、お手頃な値段でDIYできるアイデアです。作り方はすのこと板を箱型に組み立て、キャスターをネジで止めれば完成。
キャスターは一見難しそうですが、コツをつかめば簡単にDIYできます。気軽に挑戦してみましょう。
詳しい作り方はこちら
子供部屋にぴったりの収納ラック
お子さんのおもちゃや本をすっきり収納できる収納ラック、とても便利ですよね。こちらはすのこを使った収納ラックに本棚の機能もプラス。
よく読む本を外側のラックに収納できるため、お子さんでも使いやすい仕組みです。
本の冊数が少なく、本棚を用意するほどでもないという方にもおすすめのDIYアイデアですよ。
セリアのすのこは端が丸くなっており、見た目も可愛いのが特徴。DIYの素材として使いやすいアイテムです。
すのこを使った本棚DIY《その他》
100均すのこで作るマガジンラック
素敵なお部屋を演出してくれそうなマガジンラック。本棚に置くほどでもない読みかけの本の収納におすすめのアイデアです。
おしゃれなこちらのマガジンラックも、すのこを活用したDIYで作れます。材料はすのこと角材だけ。
すのこの両端に角材を付けたものを作り、斜めに組み合わせてDIYしています。難しそうな見た目ですが、すのこを使っているので意外と簡単です。
ステンシルなどでロゴを入れてもおしゃれですよ。
すのこ×塩ビパイプで作る本棚
塩ビパイプとすのこを組み合わせた本棚のアイデア。インダストリアルな雰囲気の収納ラックは本棚にぴったりです。お部屋のかっこよさを演出してくれますよ。
塩ビパイプは加工が簡単でDIYでも人気の高いアイテム。加工が簡単で接着剤を使って組み立てられるところが人気の理由です。
すのこは特に加工せずに使用し、組み立てた塩ビパイプを「サドルバンド」と呼ばれるものを使って取り付けます。カッコいい本棚を作ってみてください。
詳しい作り方はこちら
楽に移動できるロータイプの本棚
重いものの移動に便利なキャスターを活用した本棚は、すのこを2枚使用して簡単にDIYできます。
裏同士を組み合わせ、キャスターをネジで固定したら完成。運搬用のパレットみたいなすのこと、キャスターの組み合わせがインダストリアル風でおしゃれですね。
すのこの隙間に本を収納しますが、たくさんお持ちの方は上に収納してもよいでしょう。
移動が楽なため、光を必要とする植物のディスプレイにもおすすめのアイデアです。
すのこで世界に1つの本棚をDIYしよう
本棚は難しいイメージがありますが、すのこを使用すると簡単にDIYできます。本格的な工具が不要なうえ、短時間で作れる点もすのこDIYの魅力です。
DIY初心者の方は、より簡単に作れるすのこをそのまま活用するアイデアから挑戦してみましょう。
ペイントを工夫したり、他のアイテムを組み合わせたりとアレンジのバリエーションは無限大。今回ご紹介したアイデアを使って、世界に1つだけのオリジナル本棚を作ってくださいね。
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