DIYと収納アイデアで住み心地の良い空間に。24.79㎡のワンルーム・インテリア
福岡県は中心地から少し離れた郊外でのワンルームで一人暮らし。特徴的な間取りも自分の居心地の良さを考え、自らの手で変えてみる。
新天地でこれまで使っていたアイテムを活かしながら、DIYで住み良いお部屋を作られているzakisan_miiさんにお話を伺ってきました。
text & photo : Tsubottlee
フローリングで雰囲気を変える。
仕事の関係で佐賀から福岡へ。知人が近くに住んでいたことから、遊びに来ていたことで生活のイメージがわきやすかったエリアにて物件探しを行われたそう。
「職場までが車通勤だったこともあり、駐車場付きで予算と広さを見ながら絞り込んで行きました。今の住まいは日当たりも良くて納得出来る物件だったのですが、気になってしまったのがフローリングの色合いでした。」
「自分で出来る限り住みやすい空間にしたいという思いがありましたね。もともとは明るい黄身がかった色で、落ち着いた雰囲気にしたかったのでダークな木目のフローリングシートを購入し、2階部分は全て上から張りました。」
水回りがまとまっている1階部分と比較すると、確かに色が違うことが分かります。
フローリングシートを張るのは今回が初めてだったと話すzakisan_miiさん。先輩の手も借りながら入居のタイミングで一新。室内の印象を大きく変えています。
フローリングのお話の中で、合わせてお気に入りだと話されていたのがオリエンタルラグ。
「最初は全く別の絨毯にしようと考えていました。悩んでいた時に、SNSで可愛いなと思っていたラグを、たまたま友達が画像で送ってくれて。それが今のラグなんですけど、全然飽きが来なくて、今思えばこれにして本当に良かったなって思っています。」
またキッチンには別のシートを使用されていました。サンプルを取り寄せながら決めた現在のデザインは料理へのモチベーションにも繋がっているのだとか。
「キッチンの床をモノトーンの六角形のタイル柄にして空間を見た目で分けました。料理自体あまり得意ではないので、まずはキッチンに立つ楽しみを作ろうと思いフローリングシートを変えようと決めましたがデザインもいくつか見ながら選んだものなので、とても気に入っています。」
フローリングとセットで空間作りのために意識されたのがカーテン。シンプルにまとめられるため、柄物ではなく、色合いもお部屋の色数を増やされないように考えられていました。
「インテリアなどのアイテムを増やしてお部屋の雰囲気を変えるというよりは、カーテンやシーツなどで印象を変えて楽しんで行けたらと思っています。」
自分好みのシンプルな空間を作られたからこそ、その空間が崩れないように。細々としたアイテムは収納と移動のどちらも行い易いものを意識されていました。植物やポーチ類はワゴンを使ってお部屋の中でもレイアウトし易いように。
より小さな小物類はカゴ収納も活用。
「ごちゃごちゃしたのが苦手なので、生活感はありながらシンプルに、そして掃除はしやすいように気をつけています。床もせっかく張り替えたので、なるべく物を置かないように綺麗な空間が保たれるよう意識をしています。」
悩みだったクローゼットから考えた空間作り。
zakisan_miiさんのお部屋の間取りはワンルームでありながら、段差で区切られたロフトスペースが印象的。このスペースの使い方から、収納にも工夫が生まれていました。
「階段2段だけ上がったロフトは、入居当初は何度も頭をぶつけた思い出のある空間です。今は物はあまり置かずに寝室としてシンプルに使っています。」
ロフトスペースの奥にあったのが収納スペース、ただ奥まったレイアウトもあり、活用が難しかったそう。
「クローゼットの広さと位置には悩みました。丈のある洋服は収納できず、コーディネートするにも一旦、ロフトを出ないと全身が見えずで今では、日常的には使わないものを入れるスペースになっています。」
以前はアパレル関係の仕事をされていたzakisan_miiさん。衣類の収納には、店舗での経験も活かされながらの工夫がありました。
「今住んでいるお部屋は収納の使い勝手がうまくできなかったので早めに諦めて、洋服は見せる収納にしました。前の仕事の経験も活かしながら見た目も使い勝手も良いようにしています。」
「ハンガーラックと棚を後ろと前に並べて見えるように置き、その中でコーディネートができるようにしました。部屋に合わせて臨機応変にパズルみたいに組み合わせるのが好きです。」
一目でコーディネート出来て、そのまま出かけられるのも良いですね。
ラックは無印良品で購入されたもの、以前の住まいではキッチンで使われていたのだそう。住まいや用途に合わせて使い勝手が良さそうです。
ロフトにある寝室スペースと仕切りの役割も果たしているのが楽天で購入されたソファ。お部屋の中でも滞在時間の長い、お気に入りのインテリアです。
「キャンバス地で可愛らしすぎず、カジュアル過ぎないところが気に入って買いました。ソファーは大きいので存在感が出そうですが色も部屋になじんで圧迫感なかったのも良かったですね。」
新天地の福岡で新しいお住まい。少しずつ、楽しみながら気に入った物だけを増やしたり変えたりできればなと話すzakisan_miiさん。
周辺環境が変わる中で、暮らしと合わせてお部屋がどのように変わっていくのか、とても楽しみです。
zakisan_mii さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/zakisan_mii/
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