シンクとコンロを二列のキャビネットに分けたセパレートキッチンは、お料理好きの方におすすめの間取りです。
今回はリノベーションで実際につくった、おしゃれで使いやすいセパレートキッチンの実例を集めました。
セパレートキッチンのメリットとデメリットも両方解説しますので、しっかり把握して後悔のないキッチン作りに役立てて下さい♪
■お料理本格派ならセパレートキッチン♪
コンロやシンクの位置、ワークトップの広さなどを自由にカスタマイズできるセパレートキッチンは、お料理好きの方にぴったりのレイアウト。
二列型キッチンとも呼ばれるように、振り返りながら複数の作業を同時にこなせる効率性も大きな魅力です♪
広めのスペースが必要になるちょっとぜいたくなキッチンですが、毎日使う場所ですからこだわる価値は大きいです。
使いやすいセパレートキッチンでレパートリーを増やして、自宅お料理教室を開くなんて夢も広がります♪
本格的なお料理作りを目指すなら、ぜひ選択肢の一つとしてセパレートキッチンも検討してみてください。
■おしゃれで使いやすいセパレートキッチン実例
リノベーションでつくったセパレートキッチンのレイアウト例を、写真を見ながらチェックしていきましょう。
キッチン自体の配置にくわえて、リビング・ダイニングとのつながりや動線などにも注目してみて下さい。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
コンクリートむき出しのスケルトン天井とマッチする、ステンレスシンクのスタイリッシュな二列型キッチンです。
横並びのダイニングテーブルと正面のカウンター、気分に合わせてどちらでも食事を摂れるレイアウトになっています。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
コンロ・シンク・冷蔵庫のワークトライアングルのバランスが良く、必要な物をギュッと凝縮した理想的なキッチンに仕上がりました。
事例を見る:Case58「ぐるり一周」
大きなカウンターをダイニングテーブル替わりにして、居住スペースと両立したセパレートキッチン実例です。
事例を見る:Case58「ぐるり一周」
キャビネット収納にくわえてキッチン奥にミニパントリーも設置し、たっぷり収納力のある使いやすい空間に♪
シンク下のオープンスペースやビルトイン食洗器など、便利なアイデアも盛りだくさんです。
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■セパレートキッチンのメリット
・作業スペースが広い
前後にワークスペースがあるセパレートキッチンは、一般的なI型キッチンよりひろびろ作業できるのが大きなメリット。
下ごしらえ中の材料や揚げ物を置くバットなどをたくさん並べることができるため、効率良く複数の作業を同時進行できます。
前菜・主菜・おつまみなど複数のお料理を同時に作る方や食べ盛りのお子さんが居る方も、お料理の負担を軽減しやすいです。
・作業動線を短くできる
振り返るだけで複数の作業をこなせるセパレートキッチンは、左右の移動が少なく動線が短くなるのも特徴です。
同じ作業でも移動距離が短くなるので、体の負担を軽減しながら時間を短縮することができます。
・複数人調理しやすい
広いワークスペースが前後に分かれているため、ご家族や友人などみんなでお料理できるのもセパレートキッチンの強みです。
シンクとコンロの位置をずらせば、調理と下ごしらえを2人で同時にこなしても体が邪魔になりません。
ホームパーティーやおうちでのお料理教室など、複数人でキッチンを使うシーンで活躍するレイアウトです。
・収納をたっぷり作れる
キャビネットが二つになるので、使いやすい位置にたっぷり収納ができるのもセパレートキッチンの魅力♪
高い位置にある吊戸棚は「使わない物入れ」になってしまいますが、手が届くキャビネット収納はサッと物が取り出せて使いやすいですよね。
キャビネット容量があるので、家事ラクにつながる人気設備のビルトイン食洗機を設置しやすいのもうれしいポイントです。
・開放的でおしゃれ
二列分の収納力で吊戸棚をなくせるので、視界が広く開放的なキッチンをつくりやすいのも大きなメリットです。
収納がたっぷりあれば物が散らかりにくいので、オープンにしてもスッキリおしゃれに見せることができます。
・レイアウトの自由度が高い
壁付けと対面それぞれの特徴を持つセパレートキッチンは、使い勝手に合わせてカスタマイズしやすいのも大きな魅力です。
例えばコンロ側のキャビネットは壁付けにしてシンク側はアイランド配置にするなど、いろいろなレイアウトの良いとこ取りができちゃうんです♪
ワークトップの幅や奥行、シンクとコンロの位置なども使いやすくカスタマイズすれば、自分だけのオリジナルキッチンに仕上がります。
I型やL形など一般的なキッチンレイアウトがしっくりこないときは、二列に分けて自由に考えてみましょう。
■セパレートキッチンのデメリットと対策
・広いスペースが必要
二つのキャビネットを置くスペースと十分な通路幅が必要になるセパレートキッチンは、ほかのレイアウトより広い場所を使います。
LDKの床面積に余裕がないと、キッチンのせいで居住空間が狭く感じてしまうケースも考えられます。
【対策】⇒間取りの工夫でスペースを生み出す
セパレートキッチンを選ぶとリビングが狭くなってしまうときは、間取りのアイデアで床面積を確保してみましょう。
例えばキッチンカウンターを延長してダイニングカウンターと兼用できれば、かなりの床面積を節約できます。
リビングを回廊のように設計して廊下をなくすのも、間取りによってはかなり床面積を稼げるアイデアです。
・床に水滴や油が垂れやすい
振り返りながらお料理する二列型キッチンは、キャビネット間の移動時に食材の水滴や油が床に垂れやすい点も注意すべきデメリットです。
毎日の積み重ねで汚れが蓄積すると、せっかくのおしゃれなキッチンが残念な印象になってしまうケースも…。
【対策】⇒タイルなど汚れに強い床材を選ぶ
セパレートキッチンの床面は一般的なフローリングではなく、タイルやクッションフロアなど水分や汚れに強い素材を選びましょう。
水や油が染み込まない床材なら、お料理後にサッとお掃除するだけできれいな状態をキープできます。
マンションなら、上の写真のように土間コンクリートにするのもおしゃれです♪
防水性能のあるフローリングなどもありますが、汚れが蓄積しやすいのでセパレートキッチンの場合は基本的に避けましょう。
■使いやすいセパレートキッチンをつくるコツ
・LDK全体の動線を考える
二つのキャビネットの配置も大切ですが、ダイニングテーブルやリビングへスムーズな動線をつくるのも使いやすく仕上げるコツです。
例えばリビングから見て縦向きにキッチンを配置すれば、回り込むことなく直線的に出入りすることができます。
横向きに配置する場合も、テーブルの位置と合わせて大きく回り込むような動線にならないよう気を付けましょう。
配膳するとき、リビングから飲み物を冷蔵庫に取りに行くとき、買い物から帰ってきたときなど、キッチンへの出入り動線を意識してみてください。
・コンロとシンクの配置
二列のキャビネットのシンクとコンロの配置は、使い勝手に大きく影響するポイントです。
炒め物や煮物などコンロ作業が多いスタイルなら、リビング側をコンロにするとお子さんを見守りながらお料理しやすいですね。
揚げ物が多く油はねが心配な方は、シンクをリビング側にしてコンロは壁側にした方がお掃除の手間が省けます。
お料理のスタイルやお子さん、ご家族の状況に合わせて、使いやすいコンロとシンクの位置を考えてみましょう。
・使いやすい通路幅を確認する
セパレートキッチンの通路幅は、広すぎても狭すぎても使いにくくなってしまいます。
よく「使いやすい通路幅は〇センチ」といった情報もありますが、適切な幅は体のサイズやお料理スタイルによって変わります。
なるべく実際のキッチンに近い状況をつくって、リアルにお料理作業をシミュレーションして考えてみましょう。
もちろん私たちプランナーも今までの経験をもとにアドバイスさせていただきますので、気兼ねなく相談してくださいね♪
■まとめ:効率的なセパレートキッチンで理想のお料理空間♪
おしゃれで効率的なセパレートキッチンレイアウトは、お料理にこだわりたい本格派の方におすすめです。
少し広めのスペースが必要になりますが、間取りの工夫でムリなく設置できることもあるので、積極的に検討してみましょう。
お料理スタイルにピッタリの使いやすいキッチンは、毎日のお料理時間を楽しく彩ってくれますよ♪
私たちSHUKEN Reは、自由なリノベーションプランで理想のキッチン作りをお手伝いしています。
ここでご紹介した以外にもたくさんのキッチンリノベ事例を掲載していますので、こちらもチェックしてみてくださいね♪
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