店舗併用住宅が居心地のよいマイホームに!古い建具を蘇らせた戸建て
「好きなスローライフの雑誌を見せて、イメージを伝えました」とYさん。よく行く雑貨ショップもインテリアイメージを固めるのに役立ちました。
老朽化が目立った店舗併用住宅を、古い風情を残しながら今の暮らしに合う空間に。趣味を楽しむアトリエやタイル張りにこだわったバスルームなど、思い描いていたイメージを形にしました。DIYを駆使してコストダウンも叶えています。
■DATA
所在地:大阪府
施工面積:76㎡
工事費:660万円
家族構成:単身
築年数:60年
設計:a.design(エーデザイン)
施工:a.design(エーデザイン)
改修範囲:部分
大きな開口は塞いでテラコッタのアトリエを増設
築60年の店舗併用住宅を引き継ぐことになったYさん。アンティークなど古くて素敵なものが好きだったことから、でも経年変化の趣きや古い建具を活かしたいと考えていたのだそう。
建物は隣と壁や屋根を共有する連棟式で、ここ数年は空き家状態。内部の傷みも進行していたため、構造部分以外はほぼ解体して今の暮らしに合う空間に仕立て直しました。
もともとは、道路に面した大きな開口と奥まで続く通り土間が特徴的な店舗併用住宅。住み心地を第一に、前面には壁を立て、和室・土間・廊下をまとめてワンルームとしました。
また車庫だった場所を趣味のアトリエに改修し、テラコッタタイルを敷き詰めています。
玄関入ってすぐのアトリエには、Yさんが購入したステンドグラス入りのアンティークドアを設置。
玄関・アトリエから見るLDK。古い引き戸を修繕して再利用しています。
自然素材を使ったクラフト感あふれるインテリア
床は無垢のパイン材、壁は珪藻土と内装材には自然素材をふんだんに使用。良い素材はそれなりに値が張りますが、Yさん自身と家族、友人たちによるDIYで、コストダウンを実現しました。
またドアをペイントしたり取っ手を選んだりなどディテールもとことん追求。無垢材のドアからステンレスキッチンまでオーダーメイドを楽しみ、クラフト感のあるインテリアをつくり上げています。
さらに水まわりはタイル張りにこだわり、洗面室は白+テラコッタで仕上げ、浴室はユニット式ではなく在来工法に。古い風情を壊すことなく現代の生活に必要な機能を追加して、暮らしの快適性を高めました。
6畳の和室、通り土間、廊下をまとめたワンルームのLDK。押入れの襖はパイン集成材の扉に、床はパイン無垢材にそれぞれ変更。色や素材で、どこか懐かしい佇まいを演出しています。
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収納性とデザイン性が両立したオーダーメイドのステンレスキッチン。調理器具もおしゃれに収まりカフェのような雰囲気です。
掃き出し窓にはサッシを追加して気密性や防犯面に配慮しました。
白いタイルと白い陶器ボウルが清潔感を醸す、シンプルな洗面室。
窓があり換気がしやすい浴室。タイルはYさん自ら選んでいます。
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