オキシクリーンは、アメリカ発の酵素系漂白剤です。コストコで販売されている万能洗剤で、SNSで「オキシ漬け」というワードが話題にあがるなど、洗濯や掃除でオキシクリーンを活用する人が増えてきました。
その使い勝手のよさで、コストコだけではなく、スーパーやドラッグストアでも販売されています。ここでは、子供の運動靴やスニーカーをオキシクリーンできれいにする方法を紹介します。
オキシクリーンとは
オキシクリーンの主成分は過酸化ナトリウムです。日本で流通しているオキシクリーンは、アメリカ製品と日本製品があります。
両方とも主成分に代わりはありませんが、アメリカ製品には界面活性剤と柔軟剤が含まれていて、洗浄力は強いです。
日本製品は界面活性剤などは含まれておらず、肌にも優しいシンプルな洗剤となっています。
洗濯槽汚れやお風呂掃除などにオキシクリーンを使う方も多いですが、オキシクリーンは素材を傷めないため様々な洗濯に使うことが可能です。
漂白成分が入っているため、靴の黒ずみや泥汚れも簡単に落とすことができます。汚れた靴は、オキシクリーンで手軽に洗浄をしましょう。
使用前の注意点
オキシクリーンは靴の洗浄に最適ですが、洗える素材と洗えない素材があります。上履きや綿、化繊のスニーカーは問題なく洗うことが可能です。
一方、革製、合成皮革、エナメルの素材は洗うことができません。事前に靴についている表示を確認した上で、オキシクリーンで洗うようにしましょう。
オキシクリーンの洗浄力は強いので、デリケートな素材に使ってしまうと靴を傷めてしまうことがあります。
ブラシなどでしっかり洗える素材の靴であればオキシクリーンの洗浄は最適です。力を入れて洗っていたスニーカーは、オキシクリーンを使うことで力要らずで洗浄できます。
オキシクリーンで靴を洗う方法
オキシクリーンは粉末状なので、パウダーをお湯に溶かして使うのが一般的な方法です。靴を洗うときには、オキシクリーンのほか、靴を洗うブラシや使い古しの歯ブラシ、バケツ、お湯を用意しましょう。
オキシクリーンは、手に触れても安全な素材でできていますが、手荒れが気になる方はゴム手袋を使うと安心です。
オキシクリーンの主成分である過酸化ナトリウムは、50℃以上で汚れを落とす酵素が発生します。そのため、50度以上のお湯を準備して、お湯1リットルに対してオキシクリーン小さじ2杯を溶かすことが重要です。
付属のスプーンを使うときには、スプーン1杯程度を入れましょう。汚れがひどい時や、まとめて何足かを洗うときには、倍量を入れるなど工夫してください。
冷たい水を使うと粉末が溶けず、漂白効果も半減してしまうので必ずお湯に溶かすようにしましょう。
粉末が溶けたら、その中に靴を入れて浸します。靴裏から表面までが全て液に浸るように沈めましょう。その状態で2時間から6時間ほどおきます。
過酸化ナトリウムの成分は時間とともに分解し、6時間ほど経過すると完全に分解されるので、効果を実感できる時間は最大でも6時間です。そのため、長時間のつけおきや、オキシクリーン溶液の保管は最適ではありません。
オキシクリーンに十分に浸した後は、ブラシを使って擦り洗いをします。液体そのものが洗剤なので、新しく石鹸を使う必要はありません。
すでに溶液に浸かり、汚れが取れやすくなっているので、軽くブラシでこするだけで簡単に汚れが落ちるでしょう。オキシクリーンの溶液は触るとぬめりがあります。
水でしっかりとすすぎ、汚れと溶液を落としてください。すすぎができたら、脱水し、干したら洗浄の終了です。つけおきから乾燥まで1日ほどかかるので、時間がある時に行いましょう。
靴を洗う時のポイント
オキシクリーンを使う時には、必ずお湯で洗うことと、しっかりと全体を浸すことが重要です。お湯は最高でも60℃くらいの温度にします。
沸騰したお湯を使うと酵素成分がすぐに分解されてしまうため、60℃未満のお湯を用意してください。お湯を使って洗うと細かい泡が発生し、その泡が汚れをしっかり落としてくれるのです。
子供用の上靴などは軽いため、たらいに入れても浮いてきてしまうことがあります。せっかくオキシ漬けをしていても汚れが落ちないという場合は、しっかり浸せていないことがあるのです。
そのような靴を浸す時には、不要な2リットルペットボトルに水を入れ、重しとして使うとよいでしょう。
オキシクリーンには漂白成分が含まれています。色落ちが心配なスニーカーはあらかじめ目立たない部分につけて色落ちしないか確認をした上でつけおき洗いをしましょう。
また、浸す時間を調整することで、繊維の傷みを防ぐことができます。特に白いスニーカーや上靴は真っ白を実感できるので、スニーカー汚れを落としたい方は是非オキシクリーンを使ってみてください。
オキシクリーンで、靴の汚れもスッキリ落ちる
オキシクリーンは、掃除だけでなく靴洗いにも力を発揮してくれます。洗浄する前には素材を確認して、50℃程度のお湯につけておくだけです。
浸しておいた後は、軽くこするだけで落ちなかった泥汚れや頑固な汚れもスッキリと落ちることでしょう。
汚れの度合いや洗う靴の数に応じて、溶液の濃さを変えることができます。オキシクリーンを使うと、より手軽に洗浄が可能です。
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