マンションを断熱リノベーションして冬も夏も快適に

「寒い」「暑い」の影響を受けず、冬も夏も快適に暮らすにはどうすればいいのか?そこでおすすめなのが【断熱リノベーション】です。

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マンションを断熱リノベーションして冬も夏も快適に
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ゼロリノベ

ライター

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マンションを断熱リノベーションして冬も夏も快適に

マンションを断熱リノベーション1

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1.断熱するならマンションの1階、最上階、角部屋は要注意

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東京都代々木上原55㎡のリノベーション事例。

「冬は戸建てだと寒いけど、マンションなら暖かくていいよね」

「マンションはコンクリの塊だから、最上階だと夏は地獄かも」

こんな風に思っている方は少なくありませんが、何階に住むか、どの位置に住むかにより、マンションでも冬も夏も快適に過ごすことができます。

・冬が寒い―1階、最下階、北側の部屋

・夏が暑い―最上階、南西の部屋

■角部屋は「寒さ」「暑さ」のどちらも影響

階数や位置による違い。そのポイントは「外気」の影響をどう受けるか、です。壁の面積が広ければ広いほど熱が伝わりやすく、「暑い」「寒い」が影響します。

角部屋は外気と接する壁が多く、面積も広くなる分、寒さも暑さも感じやすくなります。窓が二方向にある場合だと、さらに外気の影響は大きくなります。

それ以外の部屋であれば、両隣に部屋があるため比較的、外気の影響を受けず快適に過ごしやすくなりますので、「1階」「最上階」「角部屋」のマンションを購入される場合は、これらの点に注意しましょう。

 

2.断熱や結露の基本、コンクリートの蓄熱性が暑さ寒さを増長

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神奈川県相模原66㎡のリノベーション事例。

「寒い」「暑い」の影響を受けず、冬も夏も快適に暮らすにはどうすればいいのか?そこでおすすめなのが【断熱リノベーション】です。

「マンションはコンクリートなのに断熱が必要なの?」

コンクリートの特性は「断熱」ではなく『蓄熱』です。土よりも熱を蓄えることができ、その能力は1.5倍になります。ただし、その蓄熱性が外気の影響をより増長させてしまうのも事実です。

冬であれば、夜中から朝に蓄えられた冷熱を日中に部屋の中に放出。夏は夏で、昼間にジリジリと暖められた熱を、日が沈んでから室内に放出するため、暑さ寒さを感じやすくなります。

 

3.壁、窓、天井を断熱する

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解体後のマンション内部。

コンクリートは蓄熱性だけでなく、機密性にも優れているため熱の逃げ場がありません。とくに冬場は、その機密性ゆえに結露に悩まされるお宅も多いですよね。その悩みを解決するには、「壁」「窓」「天井」を断熱するのが効果的です。

1. 窓を二重サッシにする。

2. 外気に触れる壁に断熱材を入れる。

3. 天井に断熱材を入れる。

二重サッシは、冷たい外気を外側の窓ガラスが遮断し、室内の暖かな空気を内側のガラスが逃げないようにしてくれます。防音にもなりますので、線路や交通量の多い道路に面していて騒音が気になるお宅にはとくにおすすめです。

断熱材を入れることで、空間が少し狭くなってしまうというデメリットはありますので、それが気になる方は、上下左右に部屋があることで断熱効果のある物件を選ぶようにしましょう。

 

4.「空気の流れ」を作る間取りで結露対策を

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東京都南砂町64㎡のリノベーション事例。

結露を防ぐには、間取りで工夫することもできます。部屋と部屋の温度差や密封された個室が多いと結露が発生しやすくなりますので、「空気の流れ」を作ってあげましょう。

例えば、3DKから1LDにして個室を少なくしたり、ドアを外してカーテンやブラインドにしたり。扇風機や部屋の温度ムラをなくすサーキュレーターで、「空気の流れ」を作ってあげるのも手軽にできる結露対策としておすすめです。

 

5.マンションの断熱や結露対策のリノベーションは専門の不動産業者へ

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「でも、断熱リノベーションってどこの業者に頼めばいいの?」

これからマンションを購入してリノベーションをするのであれば、不動産の仲介とリノベーションのどちらにも対応できる業者を選ぶのがおすすめです。

その理由は、リノベーションに必要な建築の知識だけでなく、配管や配線などの知識も含め仲介のノウハウだけでは、適した物件かどうかを判断するのが難しいからです。

■築20年以上の持ち家ならスケルトンリノベ

持ち家(マンション)の方でリノベーションを考えているのなら、ゼロから間取りを考えていく「スケルトンリノベーション」がおすすめです。

とくに築20年以上経った住宅は、配管や配線も劣化し漏水や漏電の心配がつきもの。小規模なリフォームでは手が出しにくいものの、スケルトン状態に戻すリノベーションなら、古くなった配管や配線を新しくチャンスです。

いずれにせよ、リノベーションにかけられる予算はそれぞれ違います。まずは住まいにどのぐらいの予算をかけられるのかを計算することから始めてみませんか?

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