子どもが独立後、夫婦2人でコンパクトに暮らせる間取りへとリノベーション
テレビ掛けをパーテーションとして仕切った奥に新たに書斎を設置。リビングにいる家族の気配を感じながら作業できるスペースになっています。
子育てがひと段落した施主夫妻が、2人でもコンパクトに暮らせる住まいにリノベーションをしました。玄関を起点に各部屋へと回遊できる間取りになっています。
■DATA
所在地:大阪府
延床面積:67㎡
施工面積:67㎡
工事費:850万円(設計料込み)
家族構成:夫婦
築年数:21年
間取り:2LDK → 3LDK
設計:アートリフォーム
施工:アートリフォーム
改修範囲:フルリノベーション (リビング/ダイニング/キッチン/和室/寝室/ウォークインクロゼット/ワークスペース/洗面スペース/バスルーム/トイレ/玄関)
子どもの独立を機にリノベーションを決意
子どもが独立したらリノベーションをしようと以前から話していた施主夫妻。
実際にリノベーションをする決意をしたときに、会社の規模や施工実績の多さ、リフォーム専門の会社であることやアフターフォローが充実しているかということに重点を置いて依頼する会社を探しました。
その中でも担当スタッフの親身な対応に好感を持ったアートリフォームにリノベーションを依頼することに。
夫妻それぞれのスペースが欲しいということと、子どもの家族が帰省したときに寝泊まりできる空間が欲しいという希望に沿うようにプランニングしました。
2週に1度の打ち合わせの中で、間取りはもちろんのことデザインもアートリフォームと一緒に考えプランに取り入れたため、しっかりと夫妻の好みが反映された住まいになっています。
アーチ開口内は、妻の趣味空間。ここのデスクや本棚はDIYでつくりました。
回遊性のある間取りでコンパクトに暮らす
夫妻の要望を叶えるとともにこだわったのが、間取りや動線の工夫。今までの住まいよりコンパクトに生活動線が描けるよう、玄関からLDK、書斎とウォークスルークローゼットから寝室、玄関収納へとつながる間取りにしました。
対面式だったキッチンは壁付けセミオープンに変更し、玄関から直接キッチンに入ることができるように。すべての部屋がリビングにつながっており、コンパクトに暮らせる間取りになっています。
夫妻それぞれが使える独立した空間として、新たに設置した書斎を夫専用スペースとし、リビング一角にあるアーチ開口の中を妻の趣味部屋としました。
また、子ども家族が帰省時に寝泊まりできるように、リビング隣に小上がりの和室を設置。4枚の折り畳み戸で仕切ることができるので、子どもたちも気兼ねすることなく滞在できるようになっています。
4枚戸で仕切ることのできる小上がり和室は、子どもが帰省したときのために新たにつくりました。
和室下が収納になっているので、たくさんのものを片づけておくことができます。
右手のブルーの扉はリビング、左手前はキッチン、奥は寝室へとつながっています。
玄関から各部屋を通ってリビングへと向かうことができる間取りです。
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ウォークスルークローゼットから寝室、玄関へとつながっている書斎。壁にはマグネットボードを設置しました。
寝室と書斎をつなぐ場所にあるウォークスルークローゼット。寝室から玄関に抜けられるので、ここで着替えてそのまま出かけることができます。
対面を壁付きに変更したキッチンでは、背面収納を充実させました。玄関につながっているので、買い物後の荷物をすぐキッチンに運べて便利。
夫妻がこだわった各部屋の壁。寝室には濃いブルーのアクセントクロスを選んで、鮮やかでインパクトのある空間に。
洗面台は、使いやすいオープンキャビネットが付いているものを選択。洗濯機上にも棚を設置して、収納にも困らないようになっています。
浴室乾燥機がついたユニットバスに、ピンクの大理石調パネルを張って明るさをプラス。
「トイレはちょっと冒険したい」と大胆な柄の壁紙を採用。ジャングルパターンのアクセントクロスで、トロピカルな雰囲気に。
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